もし一夏が最強だったら   作:猫林13世

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他の人とも相談しアンチ箒タグを追加しましたが、若干は作者の感じ方です。
皆さんが如何感じているかは別ですので、その点のツッコミは受け付けません。



鈴と簪と侵入者

クラス対抗戦、俺の初戦の相手はなんと鈴だった。

 

「いきなり一夏とか、少しは楽しませてくれるんでしょうね?」

 

 

かなり自信があるのだろう。

そう言えば、鈴の奴は俺とやたら勝負したがってたっけか。

 

「それはこっちのセリフだ、鈴。簡単に落ちてくれるなよ。」

 

 

言葉だけ聞けば険悪な感じだが、俺たちは笑いながら言っている。

これは昔から何か賭け事をする時の俺たち悪友の決まり文句だ。

互いに挑発し、そして勝負をする。

俺と鈴は基本負け無し。

何時もなら負けるのは弾か数馬だったが、今ここにその二人は居ない。

つまりは正真正銘鈴との一対一だ。

前から決着をつけたがってた鈴のことだ。

今回のクラス対抗戦は絶好のチャンスなのだろう。

 

「大丈夫、鈴?一夏、凄く強いよ?」

 

 

俺たち悪友の中での決まりごとなので、当然簪はこの事を知らない。

だから本気で鈴の事を心配している。

・・・この一週間で随分と仲良くなったものだ。

 

「(一夏様、なんだか保護者みたいですよ。)」

 

 

・・・ほっとけ。

でもあの簪がこんなにも簡単に友達を作れるなんてな・・・。

人見知りで引っ込み思案の簪がこんなにも早く仲良くなれたのは、鈴のあの根っからの明るさと物怖じしない態度が原因だろうな。

 

「だいじょ~ぶよ。別に本気で挑発している訳じゃないし、本気の一夏と戦える機会なんてめったに無いもの。だから一夏、手加減なんてしたら容赦しないんだからね!」

 

「・・・お見通しか。だが何時もみたいに周りを巻き込むのは止めろよ。楽をしようとして、かえって疲れるのは御免だからな。」

 

「じゃあ最初から本気でやりなさいよ。アンタ偶にわざとあたしに負けるでしょ。それが何かムカつくのよ!」

 

「わざとじゃない時も在ったんだがな・・・。中華の食べ比べなど、中華嫌いの俺が勝てる訳ないだろうが。」

 

「うるさい!それ以外にもあったでしょうが。犬かき50メートル競走とか、後ろ向き幅跳びとか、トントンしないトントン相撲とか・・・。」

 

 

・・・今思うとろくな事してないな。

 

「ねえ、一夏。トントンしないトントン相撲って何?」

 

 

そりゃ分からないよな。

トントンするからトントン相撲って言うんだからトントンしなかったらそれはもはやトントン相撲ではない。

 

「えーと確か・・・弾と数馬が考えた耐久レースだっけか。トントン相撲を前にどれだけトントンせずに我慢できるかを競う遊びだ。」

 

「正直、何であんなにトントンしたくなったのか謎だわ。」

 

 

中学に入ってすぐにやったのだが、あの時は無性にトントンしたくなってたな。

そんな事を考えながらモニターを見る。

モニターには、すでに始まっている一回戦第一試合が映し出されている。

 

「あら?もう始まってたのね。」

 

 

鈴も同じタイミングでモニター見たのだろう。

随分と話し込んでいたみたいだ。

他の人の試合も戦術の参考になるからな。

俺たちはモニターに映し出されている試合に集中する事にした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「随分と拮抗した試合だったわね。」

 

「そうだな。どちらも相手の実力を知っていたのだろう。無闇に突っ込まず、じっくりと気を待つ、相当な実力者なんだろう。当たるのが楽しみだ。」

 

 

この対抗戦は総当り戦だ。

俺は何時か当たるだろう相手に心を弾ませた。

 

「楽しみにしてるとこ悪いけど、次はあたし達よ。」

 

 

おっと、そうだったな。

俺たちは互いにピットに移動した。

 

 

 

 

「ではこれより第一回戦第二試合、一組織斑一夏君対二組凰鈴音さんの試合を始めます。両者開始位置に移動してください。」

 

 

アナウンスの山田先生の指示に従い移動をする俺と鈴。

 

「一夏、行くわよ!」

 

「ああ、来い!」

 

 

互いに気合十分だ。

 

「では、試合開始!!」

 

 

山田先生の合図と同時に圧縮された空気が俺に向かってくる。

 

「っ!」

 

 

俺は咄嗟に避け、鈴の方を見る。

 

「へー、やっぱり避けられたか。この龍咆は砲身も砲弾も見えないのが特徴なのに。」

 

「随分と親切だな。武装の特徴を教えてくれるなんて。」

 

「これくらい、一夏なら一回見ただけで理解してるでしょうが。」

 

 

・・・否定はしない。

 

「(一夏様の理解力は凄まじいですからね。)」

 

 

須佐乃男に話しかけられ、俺は苦笑いをする。

試合中だと言うのに随分と余裕だな。

 

「(だって、一夏様が負けるわけないですもの。ですよね?)」

 

 

さあな。

俺だって負けるときは負ける。

さて、反撃しますか。

 

「いまのが挨拶代わりか、鈴。なら、これが俺の返事だ!」

 

 

(しろがね)を展開し斬撃を飛ばす。

 

「うわ、危ないわね!」

 

 

・・・攻撃したんだから危なくて当然だろうが。

俺は呆れながら鈴に接近する。

 

「この甲龍は近距離だって強いのよ!」

 

 

そういって鈴は二本の刀を展開した。

 

「二刀か、面白い。」

 

 

俺は銀ともう一本(くろがね)を展開し二刀の構えをとる。

これは刀ではなく剣だが、今は気にしないでおこう。

接触と同時に強い反動を感じた。

 

「くっ、重い。でも一夏、それ本気?」

 

 

やはりバレたか。

 

「いや、今からが本気だ!」

 

 

俺は雪月(ゆきづき)を展開し零落白夜を甲龍にあてる。

 

「何よ、その馬鹿げた威力の攻撃は!」

 

「ん?今の攻撃で決まったと思ったのだがな。やるな、鈴!」

 

 

クリーンヒットしなかったみたいだ。

やはりやるな、鈴。

 

「半分もエネルギーを持ってかれるなんて、一夏。アンタやっぱ凄いわ!」

 

 

向こうも想像以上だったみたいで、目を輝かしている。

 

「感動しているところ悪いが、これで終わりだ!」

 

 

今度は外さないように慎重に狙いを定め零落白夜を発動する。

 

「簡単には負けられないのよ!」

 

 

二刀の武装、双天牙月を雪月にぶつけようとする鈴。

その反応はさすがだが、行動が単純だ。

俺は雪月の軌道を強引に変え、甲龍にあてる。

 

「ぐっ・・・ダメか。」

 

「試合終了、勝者織斑一夏!」

 

 

アナウンスが流れ、試合が終わった事を告げる。

チョッと苦戦したかな?

 

「(十分の結果だと思いますよ。まだまだこれくらいではないでしょうけど、第四世代ということを隠している以上は威力もスピードもこれが限界ですよ。)」

 

 

・・・そうだな。

いつかは言わなきゃいけないだろうが、今言ったら混乱するだろうしな。

 

「さすがね一夏。今のは本気だったみたいね。」

 

「ああ、(今だせる)本気だったぞ。お前も十分強かったな、今度また試合しよう。」

 

「当然よ!負けっぱなしじゃ気がすまないもん。今以上に強くなってやるんだから!」

 

 

負けず嫌いに火が点いたようだな。

これなら鈴はまだまだ強くなるだろろう。

 

 

 

 

 

 

 

第二試合俺はあっさりと勝ちを収めた。

そして、第二試合注目の一戦。

 

「二組凰鈴音対四組更識簪」

 

 

モニターに出ている次の試合情報。

鈴と簪の試合か・・・。

正直どっちが勝つか分からん。

 

「(一夏様同様、実力を隠しての試合ですからね・・・。簪様も強いですが、さっき戦った感じでは鈴さんはセシリアさん以上の実力を有していますね。)」

 

 

今はそうでも、セシリアも変わったからな・・・。

次に戦う事があるのなら、前回のように遊んでる余裕が無くなってるかもしれないからな。

俺も精進しなければな。

 

 

 

「簪、此処で負けるわけにはいかないのよ!だから本気で勝ちに行くから。」

 

「私も、今出せる全力で相手する。簡単に勝てるとは思わないで。」

 

 

読唇術で会話を拾い、俺は驚いた。

あの簪が勝ちに行くなんてな・・・刀奈さんが居たら感動したんだろうがな。

ちなみに・・・

 

「あーん、何でこんなに書類があるのよ!折角の簪ちゃんの試合が見れると思ってたのに。」

 

「お嬢様が散々サボったつけですよ。期限が今日までなのですから、終わるまでは何処にも行かせませんよ。」

 

「う、虚ちゃん怖いよ?」

 

「怒ってるのですから当然です!」

 

 

刀奈は生徒会室で虚に捕まって書類の山と格闘していた。

 

 

 

 

「それでは、試合開始!」

 

 

合図とともに大津波を発動する簪。

一気に決める気か。

 

「ちょ、ちょっとなによこのふざけた数は!」

 

 

実力を隠すために全力ではないが、同時に60発のミサイルは十分脅威だ。

 

「だから簡単に勝てないって言った。」

 

 

ミサイルから逃げている鈴に向かって夢現を展開した簪が襲い掛かる。

 

「ええい、こうなったら。」

 

 

鈴はなにやら覚悟を決めたらしく・・・

 

「ヤケクソだーーーーーーーーーーー!!」

 

 

違った、自棄になっているだけか。

ミサイルに龍咆を放ち、簪に双天牙月で対抗する鈴。

だがどちらも中途半端でとめられる攻撃ではなかった。

ミサイルは半数以上打ち落とせず甲龍に当たり、その衝撃で双天牙月の軌道も逸れ、簪に斬られる。

 

「反応は良かったけど、そんなんじゃ私は止められない!」

 

 

言葉通り止まらない簪の攻撃に鈴のシールドエネルギーは減っていき・・・

 

「試合終了、勝者更識簪!」

 

 

試合が終わった。

 

「グッ、ああーーークソ、負けたーーーーーー。」

 

「・・・鈴、言葉が汚いよ?」

 

「何よ!?そんなの気にしないわよ!」

 

「きゃっ。」

 

 

鈴の癇癪に驚いてる簪。

普段からあんな感じだが、癇癪を起こすと勢いが増すからな、鈴のヤツは。

 

「(よっぽど悔しかったんでしょうね。)」

 

 

負ければ誰でも悔しいと思うがな。

それが完敗なら尚更だろう。

だが鈴はそれをばねに出来るヤツだからな、俺との試合と合わせて今回の負けを糧に精進するだろうな。

 

「(それはそれで楽しみです。私も鈴さんとの試合は楽しかったですからね。)」

 

そうだな、俺も楽しめた。

だが、まだ簪との試合が残ってるからな。

俺は気を緩めることなく残りの試合に臨むことにした。

簪以外もそれなりに実力を持った相手だ。

鈴ほどでは無いだろうが、それなりに楽しめるだろうな。

 

「(悪い事考えてますね。相手は本気で勝ちに来ているんですから、ちゃんと相手してあげないとダメですよ。)」

 

 

・・・お前も楽しんでるだろ。

何で俺だけ。

 

「(だって私の事はISとしか思われてませんし、そもそも思考を持っていること知られてませんからね。一夏様さえ我慢すれば問題ないのですよ。)」

 

 

・・・くそう。

俺はこの時だけ姿を持たない須佐之男を羨んだ。

 

 

 

 

 

控え室に戻ってきた簪と鈴と一緒にモニターで試合を見る。

やはりクラス代表になるだけあってどの試合も拮抗したものになっている。

 

「なんか、簡単に負けてる私が弱いみたい・・・。」

 

 

二回連続であっさり負けてしまった鈴が呟く。

相手が悪かっただけで、鈴は十分強い。

 

「(あっさり負かした相手が言っても説得力無いですよ。)」

 

 

・・・五月蝿いな。

本気で相手しろって言われたんだから仕方ないだろ。

 

「(でも一夏様、本気でしたけど全力ではなかったんですから慰めにもなりませんよ。)」

 

 

俺にも隠さなきゃいけないことがあるんだから、仕方ないだろ。

俺は須佐之男に言い訳じみた事を言った。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そしてあっという間に最終決戦。

ここまで俺と簪は負け無しだ。

そして鈴も俺達に負けただけで、他の試合は程度の差はあれど完勝している。

 

「やっぱり、アンタ達は桁違いだったわね。どっちが勝つか楽しみにしてるわよ。」

 

 

互いにピットに移動する前に戻ってきた鈴に声を掛けられ、俺たちは苦笑いをした。

 

「それでは最終戦、一組織斑一夏君対四組更識簪さんの試合を始めたいと思います。両者開始位置まで移動してください。」

 

 

さて、簪相手だ、これは楽を出来そうにないな。

 

「一夏、本気で行くからね。」

 

「ああ、俺も本気で行く。」

 

「それでは試合かい・・・」

 

 

ズドーン。

試合開始の合図が掛けられる直前に空から何かが降って来た。

 

「織斑、更識、試合は中止だ。いますぐピットに戻れ。」

 

 

プライベート・チャネルに織斑先生からの交信があった。

だが・・・

 

「何・・・これ・・・。」

 

 

俺たちはすでに侵入者にロックオンされていた。

 

「織斑先生、俺たちはすでに敵に狙われています。何があるか分かりませんので生徒たちを避難させてください。」

 

「無理だ、システムもハッキングされていて、こちらではすぐに出来ん。」

 

「なら、どれくらいの時間がかかる?」

 

「15分から20分くらいだ。」

 

「分かった、それくらいの時間は稼ぐ。」

 

 

俺は侵入者に斬撃を飛ばしたが・・・

 

「避けた!?」

 

 

簪が驚いたように侵入者は斬撃から避けて見せた。

その反撃にレーザー光線で攻撃してくる侵入者、もといIS。

・・・なるほどな。

 

「織斑先生、今回りに人は居ますか?」

 

「ああ、山田先生が居るが・・・それがどうした?」

 

 

山田先生なら問題ないか。

 

「他には居ないな、千冬姉。」

 

「居ないが・・・一夏、何か分かったのか?」

 

 

俺は生徒としてはなく弟として話しかける。

俺の態度に何かを感じ取った千冬姉も教師としてではなく姉として話を聞く。

 

「おそらくだが、このISの目的は俺と簪だ。あのISは束さんが俺たちの経験のために作ったんだろう。」

 

「束か・・・ありえそうだな。」

 

「ねえ一夏、あのISこっちが会話してる間は攻撃してこないね。」

 

 

簪の指摘の通り、こっちが会話しているときは攻撃してこない。

随分とお利口なんだな。

 

「そうだ、千冬姉。篠ノ乃は今何処に居る!」

 

「篠ノ乃?奴なら観客席に居るはずだが・・・何かあるのか?」

 

 

人の考えなどそう簡単には変わらない。

いままでの篠ノ乃の行動から推測するに、何か無茶をしかねない。

 

「千冬姉、システムの復旧は山田先生に任せて篠ノ乃を確保してくれ。」

 

「何だいったい?」

 

 

こちらの声が聞こえなくなるとレーザーを撃ってくる侵入者IS、随分と機械染みているな。

・・・まさか!

おい須佐乃男、あのISから人間の反応はあるか?

 

「(何を言ってるんですか、ISは人間が乗らないと・・・あれ?反応ありませんよ。)」

 

 

やはりか。

束さん、やりすぎですよ。

 

「簪、あれは無人機だ。」

 

「無人機?人が乗ってないの?」

 

「そうだ。須佐乃男に確認させた。人の反応は無い。」

 

 

俺と簪がレーザーから避けながら会話をしていたら

 

「一夏!男ならその程度の相手に勝てないでなんとする!!」

 

 

やっぱりか。

俺は何か嫌な感じがしていたのだ。

篠ノ乃の行動は自殺志願者のような行為だ。

俺の予想通りに侵入者ISは篠ノ乃に向かってレーザーを放とうとしていた。

まだ他の生徒の避難は済んでいないんだぞ。

 

「(一夏様、単一仕様能力(ワンオフ・アビリティー)です。)」

 

 

そうだったな。

俺はレーザーに向けて加速し天叢雲剣を展開し単一仕様能力を発動させる。

 

「草薙!!」

 

 

俺の単一仕様能力で、レーザーは消え隙が出来る。

 

「簪!」

 

 

俺の声に簪が大津波を発動させる。

80発のミサイルが無人機に襲い掛かる。

 

「・・・え?」

 

 

だがそのミサイルからも逃げて見せた無人機。

だが・・・

 

「後ろががら空きだ。」

 

 

一瞬で肉薄していた俺の零落白夜が無人機に襲い掛かる。

 

「!?」

 

 

無人機がそんな反応をした気がした。

さすがに至近距離で零落白夜をくらった無人機は停止した。

 

「さてと、織斑先生終わりました。」

 

 

俺は織斑先生へ報告をする。

 

「ああ、見てたぞ。さすがだ一夏。お前の勇姿を見てお姉ちゃんは感動したぞ。」

 

 

・・・久しぶりの残姉モードか。

 

「簪、ピットに戻ろうか。」

 

 

俺は一気に襲い掛かってきた疲労感に耐え切れずピットに戻ることにした。

 

「うん、一夏・・・。」

 

「何だ?」

 

 

不自然に切られた簪の言葉に俺は続きを促した。

 

「えっと・・・カッコよかったよ!」

 

 

顔を真っ赤にして言った後すぐにピットに向かう簪。

それだけで疲れが少しは回復した気になった。

 

 




改心の兆しが見えたのにこの行動・・・。
箒はしばらく迷走します。
次回は久しぶりに束を登場させようと思ってます。
ではまた次回

p.s.
もう開き直りました。
随分と攻撃的なコメントもありますが、気にしません。
そんなに攻撃するなら読まなくても結構ですよ。
所詮素人の作品ですので気に入らない点は多々あるのでしょう。
ちなみに須佐乃男の容姿が西洋風なのは活動報告で聞いた皆さんの想像しているすがたが純日本風ではなかったからですし、元々擬人化させるために造ったキャラでもないですからね。名前が感じで日本の神の名前だから日本風にしろなんて固定概念は興味ありません。そもそも今のアニメや漫画って奇抜な髪色の日本人キャラいっぱい居ますよね?



意外と反響がよかったので本編でも擬人化を検討させていただきます。
最後に愚痴を書いてしまった事を謝らせていただきます。
見るに耐えない事を書いてどうもすみませんでした。

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