最後の方若干駆け足になってますがご容赦ください。
ではどうぞ。
風呂から部屋に戻り、俺達は夕飯を食べる事にした。
さっき刀奈さんが言っていたが、今この旅館には俺達しかいない。
つまり従業員もいないらしい・・・なんでいないんだ?
少し考え、俺は閃いた。
この旅行は刀奈さんが、俺と4人の仲を進展させるために計画したものだ。
更識家当主の権限でこの旅館を無人にしたのだろう。
そこまでしなくても言ってくれれば俺も勇気を出したのにな・・・。
「(一夏様は肝心なところでヘタレそうですけどね。)」
・・・なんとなく否定出来ないのが悔しい。
確かに今までは俺が踏み出せずに4人につらい思いをさせたが、これからは俺も4人との時間をもっと持ちたいと思ってる。
訓練やISの勉強ばかりだったが、これからは何処か出かけたりしたい。
「(所謂ハーレムデートってやつですね。)」
わざわざ言わないでおいたのに・・・なんで言うかな。
その単語を口に出すのは若干恥ずかしい。
てかハーレム言うな。
「(十分ハーレムですよ。自覚を持ってください一夏様。傍から見たら女たらしのいけ好かない少年ですよ。リア充と言うやつですね、リア充爆発しろーって言われますよ。)」
・・・何処で覚えた、そんな言葉。
ひょっとして自立進化型ISと言うのは言葉も勝手に覚えるのか?
俺の疑問はあっさりと解決した。
「(違いますよ、これは束様のプログラミングによるものです。)」
・・・あの人何やってるんだ。
世間に興味ないくせにそんな言葉ばっか覚えて、何時使うんだよ。
「(自分で使わないので、私にプログラミングしたようですよ?)」
・・・本当に何してるんだ、束さんよ・・・。
俺はどこかでほくそ笑んでいるウサ耳お姉さんにツッコミを入れたくなったが、どうせ無駄なので次に在ったら一発殴る事にした。
ちなみに一夏が決意したこの時、とある場所で、
「はっ、いっくんが私のことを考えてる。それも飛び切り嫌な予感がするよ~。」
この人はいろんな意味で規格外だった。
「ところで刀奈さん。従業員がいないなら、誰が夕飯を作るんですか?」
俺の問いかけに、
「そりゃー一夏君でしょ。この中で一番料理が上手いのは一夏君なんだから・・・悔しいけど。」
最後の独白は聞こえない事にしておこう・・・。
「分かりましたけど、食材や調理器具はちゃんとあるんですよね?」
俺のこの質問に刀奈さんが固まる。
・・・まさか
「確認してないんですか?」
「・・・大丈夫よ、たぶんだけど・・・。」
相変わらずの見切り発車だった。
計画を立てるのは良いですが、細部の確認までちゃんとしてくださいよ。
「とりあえず、見てきます。虚さん、刀奈さんのことお願いします。」
「ちょ、ちょっと一夏君。まっ・・・」
「楯無様、ちょっとよろしいですか?」
虚さんの笑顔に戦慄を覚える本音、そして泣きそうな刀奈さん。
どれだけ怒られてるんだ。
俺は心の中で手を合わせ厨房に向かう・・・後ろから刀奈さんの悲鳴が聞こえたような気もするが、一先ずおいておこう。
「ちゃんと食材はあるみたいだな。」
厨房について冷蔵庫を確認して俺は安心した。
流石に何も無い、なんて状況はないだろと思っていたが万が一と言うこともあるからな。
「(当主様が来るのにそれは無いんじゃないですか?)」
だから万が一って言ったろ。
だが二泊三日だよな・・・微妙に足りないかも知れない。
近くのスーパーでってわけにもいかないよな・・・まず近くにスーパーなんて無いし。
一旦部屋に戻って相談するか。
俺は部屋に向かう・・・そこで見たものはグッタリとしている刀奈さんと何処か疲れている虚さんを慰めている妹達だった。
「とりあえず食材はありましたが、二泊三日分としたら少し足りないかもしれませんよ?」
俺は厨房で見てきた状況を伝える。
「そうなの?じゃあ、買出し組を作って後で買い足しておきましょ、少し遠いけどスーパーあるし。」
俺の一声でグッタリしていた刀奈さんが復活した。
・・・てか、スーパーあるのか。
「分かりました、とりあえず夕飯作りますので、誰か手伝ってください。」
基本的な調理は俺がやるが、具材を切ったり盛り付けなど手伝いが欲しい。
だから言ったのだが・・・
「私がやる~。」
「わ、私だって少しなら手伝える・・・。」
「おりむ~、私が手伝ってあげるよ~。」
虚さん以外の面々がやりたがっている。
・・・そんなに張り切らなくてもいいんだが。
「じゃあ交代で手伝ってくれ、順番はそっちで決めてください。」
「了解だよ、じゃあジャンケンだね。」
俺は張り切っている3人を一先ずおいておき、虚さんに話しかける。
「(今度また教えますから、そんなに落ち込まないでください。)」
料理が苦手な虚さんは今回手伝う事が出来ずにへこんでいたので、フォローしておかなければ。
そう思い、声をかけたら・・・
「(約束ですよ、一夏さん。)」
予想以上に効果があったようだ。
うつむき若干涙目だった虚さんに笑顔が戻る。
うん、やっぱり虚さんは可愛いな。
普段のキリッとしている感じも好きだが、このギャップがたまらない。
「(惚気ですか?妬いちゃいますよ~。)」
・・・五月蝿いぞ。
須佐之男に冷やかされ、俺は冷静さを取り戻す。
「とりあえず、今回は簪ちゃんに決まったよ・・・どうしたの、一夏君?」
おっと、刀奈さんが話しかけてきた。
「なんでもないですよ、それじゃあ簪、行こうか。」
「うん!」
そんなに気合入れなくても良いんじゃないか?
そんな事を考えてたが・・・
「(もしかして、俺と二人きりなのが嬉しいのか?)」
「(もしかしなくてもそうだと思いますよ。)」
簪の方を見ると、何処か浮かれている気がする。
「簪?どうした。」
「な、なんでもないよ。うん、なんでもない。」
「そ、そうか。」
明らかに浮かれていた。
嬉しい限りだが、少しは気を引き締めて欲しい。
「それじゃあ、調理を開始するか。」
誰に言うでもなく呟き、俺は調理を開始する。
「「「「「いただきます。」」」」」
作り終えすぐに部屋に運び食事を開始する。
簪は少し慌てていたが、基本的には問題はなかった。
「うん、おいしいよ一夏君。」
一口食べ、刀奈さんが感想を言う。
「ありがとうございます。ですが、食べながらしゃべるのは行儀が悪いですよ。」
俺の注意に虚さんが頷き同意する。
「ごめんなさい・・・。」
さっき怒られたばかりなので、素直に反省してくれた。
・・・そこまでへこまれると、こっちが困ります。
「別に怒っているわけではないですよ。ですからそこまでへこまないでください、刀奈さん。」
うつむいていた刀奈さんの頭を撫でる。
「うん、ありがとう。一夏君♪」
随分と落差の激しい感じがするが、ここにいる4人は頭を撫でると非常に喜んでくれる。
これくらいならいくらでもしてあげたいが、あまり撫ですぎるとこっちも恥ずかしいのでほどほどにしか撫でていないのだ。
だから1人撫でると他の3人がうらやましそうに見ているのだ。
「お姉ちゃん・・・ズルイ。」
「うらやましいです・・・」
「おりむ~私も撫でて~。」
・・・ほら、こうなった。
「後で撫でてあげますから、今は食事に集中してください。ほら本音、こぼしてる。虚さんもご飯粒ついてますよ。」
本音のこぼしたものを拭き、虚さんの口元についたご飯粒をとる。
・・・なんだかお母さんみたいだな・・・俺は母親なんて知らないが、きっとこんな感じなのだろう。
虚さんの口元からとったご飯粒を食べ、俺も自分の食事に戻ろうとすると・・・
「一夏さん、今・・・」
ん?なぜ顔を赤らめてるんだ?
「一夏、今の間接キス・・・。」
ああ、そう言えばそうか・・・え?
確かに虚さんの使っている箸によって口元に運ばれたご飯粒だが・・・え?
俺は混乱しているようだ。
どこか客観的に自分を見ている自分がいる事に気がついた・・・。
「(意外と初心なんですね。)」
・・・意外とは失礼な、正真正銘これが初恋だぞ・・・相手は4人だが。
色々あった夕食を終え、片付けを布仏姉妹に任せ俺は布団を敷くことにした。
・・・俺は何処で寝ればいいんだ?
「あの~俺は何処で寝れば良いんですか?」
「決まってるじゃない、真ん中よ。」
真ん中?どう敷けと?
「一夏君を中心に私達4人のお布団を敷いてくれればいいのよ。」
・・・俺は眠れるのだろうか。
IS学園の寮は確かベッドだ、だから特に緊張することもないだろうが、布団だと下手をすると相手の布団に入てしまう、なんてハプニングがあるかもしれない。
自分のはともかく、他の4人の寝相など知らんぞ・・・いや本音のはなんとなく知ってるが。
最近はマシになってきているが、本音の寝起きは悪い。
だから前は俺達が起こしていたのだが、その時は確かちゃんと寝てたはず。
他の3人もそこまで酷いことも無いだろう・・・、なら平気か。
「・・・分かりましたよ。」
俺は諦めて布団を敷いた・・・なるべく離して。
「一夏君、もっとくっつけなきゃ♪」
「勘弁してくださいよ・・・」
精神的にドッと疲れた・・・。
その後特に何かがあった訳ではなく俺達は寝る事にした。
「それじゃあ、おやすみ。」
「はい、おやすみなさい。」
刀奈さんの合図で電気を消し布団に入る。
俺は疲れからかすんなり寝る事が出来た・・・。
翌朝、俺は違和感を覚え起きた、誰か俺の布団に入っているそれも2人。
布団をめくり確認すると、そこにいたのは・・・
「虚さん!?それに刀奈さんまで!?」
虚さんと刀奈さんだった。
正直虚さんは想像してなかった。
刀奈さんならなんとなくありそうな気がしていたが、まさか虚さんまで・・・。
とりあえず、起こさないよう移動して朝食の準備をしよう。
俺は布団から抜け出し、厨房に向かった。
準備を終え部屋に戻ったが、まだ皆寝ていた・・・。
「起きてくださーい。」
俺は大声で皆を起こす。
「にゃ、にゃに?」
寝ぼけてるのか、舌足らずな刀奈さん。
他の3人も似たような感じだ。
「あーおねーちゃん、おりむ~の布団にいる~、それに楯無様まで~。」
「お姉ちゃんズルイ・・・。」
「「あ、あはは・・・」」
笑って誤魔化す刀奈さんと虚さん、正直無理じゃないか?
「とにかく、布団を片付けて朝食にしよう。誰か運ぶの手伝ってください。」
「じゃあ私がやるよ~、かんちゃんは昨日手伝ったし、おねーちゃんと楯無様はおりむ~と寝たみたいだしね~。」
「「・・・・・・・・」」
本音ににらまれ(?)刀奈さんと虚さんは黙ってしまった。
「分かった、本音よろしくね。」
残りの簪は素直に引いた。
「じゃあ本音、行くぞ。」
「了解なのだ~。」
「お姉ちゃんと虚さんは罰として布団を片付けてください。」
「「はい・・・」」
怒られるのわかってるんだからやらなければ良いのに・・・。
まぁ、嫌ではなかったが・・・。
朝食を終え、俺達は海に行くことにした。
怒られてテンションの下がっていた刀奈さんと虚さんだったが、朝食を終えた辺りで復活した。
「おりむ~ビーチバレーしよ~。」
本音に誘われ、ビーチバレーをする事になった。
「ペアはどうするんだ?」
俺達は5人だ、1人余るぞ。
「交代交代でいいじゃない?」
刀奈さんに言われ、納得したが・・・
「じゃあ初めは誰と誰がペアになるんですか?」
別の疑問が浮上した。
「「「「・・・・・・・・」」」」
な、なんだいったい?
4人が無言で俺を見ている。
「(一夏様とペアを組みたいのでしょう。)」
それは分かるが、俺が決めちゃまずいだろ。
「えーと、じゃんけんで決めましょう。」
ジャンケンの結果、俺と本音ペア対簪と虚さんのペアで刀奈さんは審判だ。
「じゃあ、試合開始!」
合図を確認して俺はサーブを打つ。
・・・球は帰ってこなかった。
若干運動が苦手な簪と虚さん・・・このペア、ダメなんじゃないか?
その後全員とペアを組みビーチバレーは終わった。
ちなみに俺は負けなしだった。
「ねえねえ一夏君、サンオイル塗ってくれない?なんだか日差しも強くなってきたし。」
刀奈さんに頼まれサンオイルを塗ることに・・・落ち着け。
水着をはずし、うつ伏せに転がっている刀奈さんに若干の興奮を覚えた。
えーとこう言うときは円周率を数えればいいんだっけか?
3.141592653589793238462643383279・・・
「(数えすぎですよ。)」
須佐之男にツッコまれ平常心に戻った。
といあえず落ち着いた、俺は刀奈さんにサンオイルを塗る。
「ひゃあ、一夏君冷たいよ。ちゃんとあっためてからじゃなきゃダメだぞ。」
「ごめんなさい、やったことないので・・・。」
「じゃあ、一夏君の初めては私なんだ・・・。」
なんだか言い回しがおかしい気もするが・・・
「そうですね、刀奈さんが初めてですね。」
とりあえず間違ってはないので普通に返した。
「あー、おりむ~私にも塗って~。」
「一夏、私にも。」
「出来れば私にも・・・。」
他の3人も俺に頼んできた。
・・・俺の理性は持つのだろうか?
一通り遊んだ俺達は旅館に戻り昼食の準備をする。
今回のアシスタントは刀奈さんだ。
その間に残りのメンバーは食材の買い足しに出かけた。
「じゃあ刀奈さん、始めましょうか。」
他の3人が帰ってくる前に終わらせなければ、俺は真剣な表情になった。
「一夏君、そんな表情できるんだ・・・カッコいい。」
・・・いきなり出鼻をくじかないでくださいよ。
「俺だって表情くらい出せますよ。」
普段からポーカーフェイス(須佐之男曰く鉄化面)な俺だが、表情くらい出そうと思えば出せる。
「そうじゃなくて、料理に対して真剣になれる一夏君がカッコいいなって思ったんだ。」
「そうですか・・・。」
誤魔化したが凄い恥ずかしい。
俺は気持ちを落ち着かせるのに苦労しながら、料理を始めた。
食事が終わり、片づけを虚さんと終わらせ部屋に戻ると、本音と簪が寝ていた。
午前中海で遊びまわり、その後で買出しに行ったのだ、疲れたのだろう。
俺はお茶を淹れ刀奈さんと虚さんに渡す。
午後は落ち着いて過ごそう。
「ありがとうございます刀奈さん。」
「ん~?どうしたのいきなり。」
俺のお礼に刀奈さんは首をかしげた。
「この旅行、皆で楽しむのと同時に、俺の事気遣ってくれたんですよね。」
「・・・やっぱ一夏君には分かっちゃったか。」
此処最近、ますますマスコミがしつこくなってきたので俺は嫌気がさすのと同時に疲労が溜まっていた。
だから、この旅行は本当にありがたかった。
「まだ残ってますけど、本当に楽しかったですよ。」
「それは良かった。でもまだまだ遊ぶわよ~。」
「ほどほどにしてくださいよ楯無様。」
まだまだ元気な刀奈さんとちょっとあきれている虚さんを見て、俺は笑った。
本当に楽しい一時だな。
それから2時間くらい経ってから簪と本音が目覚めた。
今から遊ぶにも時間が微妙なので、散歩に行く事にした。
「お~、おりむ~こっちこっち。」
寝た事で回復したのか元気な本音は1人で先に進んでいる。
「本音、少しは落ち着いたらどうだ?」
俺は苦笑いをしながら本音を追いかける。
ゆっくりとしたかったが、こういった散歩も悪くは無いな・・・俺はそう思った。
「(やっぱりお年寄りみたいですよ、一夏様。)」
・・・分かってるよ。
夕食の前に風呂に入る事にしたが、また4人が男湯に突撃してきた。
どうやら今度はゆっくりと5人で風呂に入りたかったらしい・・・。
なら最初からそう言えば良いのに。
そこは刀奈さんのアイデアなのだろうな。
風呂から出て夕飯の準備を皆でした。
最後くらい皆でしたいと俺が言い出したのだ。
虚さんも簡単な事なら出来るだろうし、他の3人も手伝ってくれるだろう。
残っている食材と買い足した食材で豪華な夕飯を作った俺達は、すべておいしく食べた。
「じゃあ、おやすみ。」
一日目と同様、刀奈さんの合図で就寝になった。
今日も疲れたな。
俺は再びすぐに眠った。
翌日また違和感で目を覚まし布団をめくる。
「な・・・・・・・」
今度は全員俺の布団に入っていた。
手足にしがみつきながら眠っている4人。
嬉しいが動けん。
無理矢理起こすのもかわいそうだし、俺は朝食の準備を諦めもう少しこのままでいる事にした。
せっかく4人が慕ってくれているのだ。
少しくらい楽しんでも良いだろ?
俺は誰に尋ねるでもなくそんな事を思った。
一時間後4人は起きだし。俺は朝食の準備に取り掛かる。
今回は全員同罪と言う事で全員で布団を片付けている。
さて、今日も頑張りますか。
朝食を終え、帰りの準備をするが、
「あーー花火するの忘れてた。」
刀奈さんが急に大声だしそう言った。
「今回は諦めます?」
俺が尋ねると、
「いや、今からやっちゃいましょう。ほらほら準備して。」
最後まで慌ただしいが、これも思い出になるだろう。
俺はバケツに水をいれながらそんな事を思っていた。
「明るいけど綺麗ね。」
「そうですね・・・。」
「おりむ~見て見て~あはははは。」
「本音、花火を持ったまま走らないの。」
やっぱり最後まで慌ただしい感じになったが面白かったな。
帰りの電車の中、俺以外の4人は寝てしまっている。
よっぽど疲れたのだろう。
普段ならこんなところで寝ない虚さんまでもが寝てしまっている。
この旅行中ずっと気を張っていたのだろう。
容易に想像できるし、俺も似たような感じだった。
普段よりは気を緩めてはいたが、完全にはしていない。
当主を守るのが仕事の虚さんにとってはこの旅行中も休めてはいなかったのだろう。
「お疲れ様です。」
俺は眠っている虚さんにそう呟き頭を撫でる。
「ん・・・・・」
寝ているのに気持ちよさそうに反応する虚さん。
俺は自然と顔がほころんだ。
本当に楽しかったな。
そんな事を思い俺は最寄駅に着くまで4人を寝かしておいた。
屋敷につけばまた忙しい毎日が待っているのだ、今ぐらいは休んでもバチはあたらないだろう。
そして屋敷に着き俺達の旅行は終わった。
そんな中俺はある決心をした。
「臨時ニュースです。世界で唯一男性でISを動かせると噂されていた織斑一夏さんが、ISを動かせる事を認めました。」
一夏め、なんともうらやましい。
とりあえず今出来る渾身のイチャイチャ回です。
次回は原作一歩手前といった感じですかね~。
長かったがついに原作到着です。
これからもよろしくお願いします。
ではまた。
p.s.
叢雲の鞘様
長いコメントありがとうございます。
まず鉄仮面ですが、この話でも書いた通りポーカーフェイスを皮肉った言い方なのでそのままで。
つぎにガンダムですが本当に見た事ありません。
箒についてはそこまで酷くはしませんが原作以上に自分勝手にしようかと思ってます。
∞TAKUYA∞様
コメント感謝です。
千冬に関しては愛の鞭と言うことで。
一夏の愛は千冬には分かってますよ・・・たぶん。
A.K様
応援感謝です。
次回も頑張ります。
もしかしたら明日上げれないかもしれませんが、あらかじめご容赦ください。