なんて駄目な幻想郷   作:parui

3 / 3
霊烏路空は今日も駄目なようです。


霊烏路空は駄目なようです

「さとり様~」

「··········何?お空····」

「あのねー、-あっ」

 

あ、躓いた。

 

「あ、あ、うわわわわ~!」

 

え、ちょ、なんで態勢を戻そうとしながらこっち来るのお空?

ちょ、近い近い転けそうじゃない。ヤバいヤバいヤバ-。

 

「いたたたたた·······大丈夫ですかさとり様···?」

「だ、大丈夫よ········って····きゃああああああああああああ!」

 

パンツとスカートが脱げてる!?

何で!?何があったの!?どうしてこうなった!?

 

「あわわわわわわわわ·············」

 

お空がどうしようかと慌てふためいてる。

右往左往して、壁にぶつかる。

はわっと言って、また私の方に倒れてくる。

 

「えええええええええええええええええええええええ!?」

 

私は避けようとする。しかし、間に合わない。

 

「うー、ごめんなさいさとり様~」

「だ、大丈夫よ············って、きゃあああああああ!」

 

何で!?何で!?ホントに何で!?

何で上半身の服も脱げてるの!?

って私今実質裸じゃない!ヤバいヤバいヤバい早く着ないと-

 

~少女着替中~

 

何であぁなったの···········?

お空の心を読んだけど悪意はないみたいね。

寧ろ大したことを考えてないわ。

でも、悪意はないならどうしてなのか··············。

あんなのは普通起こり得ないはず········。

ハッ!まさか!

あの、あの·············最近この世界に少しだけ来た

向こうの世界の文化であるまんがというものでもあったあの······

ぶつかったりすると必ず相手を物凄い状態にする謎の力!?

いやでもあれはフィクションだし········いや、有り得るかも。

なんか地上のどっかの巫女が、

幻想郷では常識にとらわれてはいけない。

的な事を言ったという話を聞いた気がする。

もしそれが本当ならこれは十分有り得る仮説よね。

もしそうなら········お空·····恐ろしい子!

____________________________________________

 

「お燐~··········」

「どうしたのよお空」

「さとり様に悪いことしちゃったぁー··········」

「は?」

 

~少女説明中~

 

「アハハ···········あんた凄いわね··········」

「え?何が?」

「いや、こっちの話よ」

 

お空ヤバいわね。

多分さとり様なら今頃、

お空····恐ろしい子!

とか考えてるんだろうな~。

私も被害に合わないようにしないとねぇ。

 

「じゃ、私は用事があるから行くわね」

「待ってよ~······にゃっ!」

「えー···········って、え?」

 

お空が倒れて来る。

いや、大丈夫だ。これだけ距離があれば-

 

ビリッ

 

え?

 

「お燐ごめーん·······」

 

服の下の方を倒れる時掴まれて破れただと!?

お空·········恐ろしい子!

_________________________________________

 

それから数日間お空のそばに二人は行かなかったそうな。




ダッシュで書きました。
20分位ですかね。

お空は変態じゃなく、偶然変態みたいなことをするタイプ。

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。

評価する
一言
0文字 一言(任意:500文字まで)
※目安 0:10の真逆 5:普通 10:(このサイトで)これ以上素晴らしい作品とは出会えない。
※評価値0,10は一言の入力が必須です。また、それぞれ11個以上は投票できません。
評価する前に 評価する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。