とある少年が、全女性ジムリーダーのおっぱいを揉むという夢を抱いたそうです 作:フロンサワー
シンオウ地方の最西端に位置する港街、ミオシティで奇妙な事件が発生した。
とある豪華客船の船内で、乗務員も含む乗客全員が昏睡状態で発見されたらしい。これだけで終われば摩訶不思議な事件ってだけで済んだんだけど、そうはいかなかった。
起きないんだ。何をしても、眠らされた人たちは目を覚まさないらしい。しかも、眠らされてる最中は苦しそうに呻き声をあげている。まるで、悪夢を見ているかのように。被害者の皆さんは既に病院に運ばれているけど、どうにも手の打ちようが無いらしい。
似たような事例なら過去にも確認されている。少し前にも、ミオシティに住む少年が悪夢に苦しめられていたらしい。一人の少年によって無事に解決されたらしいが。
原因は分かっている。伝説のポケモン、ダークライの仕業だ。
ミオシティから北に離れた場所に新月島という小島がある。そして、その小島はダークライの住処だという言い伝えが残っている。
新月島に偶然近寄った船を、縄張りを荒らす敵だと勘違いしたダークライが乗員全員を眠らせてしまったというのが今のところの見解だ。
言い伝えだし、実際にダークライの住処かは分からんけど。まあ、こんな事件が起きるくらいだから本当なのだろう。
豪華客船なだけあり、被害者は優に千を超える。事態を重く見たシンオウ地方のポケモンリーグは、チャンピオンのシロナ様に問題の解決を命じた。それが僕の情報網に引っ掛かり、こうして僕は遥々ミオシティにやって来たんだ。
事件を利用してシロナ様のおっぱいを揉むなんて気が引けるけど、事件の解決に貢献すれば何の問題もない。助ければ良かろうなのだ。
それにしても静かだ。キャモメの鳴き声しか聞こえない。いつもは無駄に活気ある街がこうも静まり返ってるとあれだ、精神的にくるな。
こりゃさっさと事態を収拾しないとな。さて、シロナ様はどこにいるのかな……?
「―――! ―――!!!」
桟橋あたりが騒がしいな。さては、そこにいるな!
ダッシュで駆け寄ると、海に浮かんでいる1台のクルーザーの前に集まる溢れんばかりの人だかりが見えてきた。トレーナーらしき奴もチラホラいる。
もう少し近づくと、クルーザーの上で誰かが佇んでいるのも見えた。スラリと長い金髪、抜群のプロポーション、雪のように白い肌。この距離でもとんでもない美女だと分かる。もしかしなくても、この人こそが―――!
「シロナ様……!」
そうか、彼女がシロナ様か。
チャンピオンなだけあるな。強者のオーラがビンビンだ。あ、人外って意味ではなく。
「シロナさんを1人だけ行かせるなんて……。もう、どうしてこんな時に限ってトウガンさんは出掛けているのよ!!」
「息子に会いに行くって言ってたけど、どうしてこうタイミングが悪いんだろうね……」
僕の近くにいたミニスカ2人組が心配そうに話していた。
「シロナさん、俺も行かせてください!!」
これまた僕の近くにいた野郎がそう言った。多分、ミニスカ2人組の話が聞こえていたのだろう。
しかし、シロナ様は毅然とした様子で首を横に振った。
「ありがとう、気持ちはとても嬉しいわ。でも、相手は伝説のポケモン。あなたを危険な目に合わせる訳にはいかないわ」
「大丈夫です! 俺、3つもジムバッジを持っていますから!」
「だったら俺は5つだ!!」
「私は6つよ!!」
あれよあれよと言う間に、ジムバッジ数暴露大会となってしまった。
これはあれだ、ジムバッジが1番多い奴がシロナ様のお供になれる権利を勝ち取れる流れだ。
まさか、完全にいらない子状態だったジムバッジが役立つなんて思いもしなかった。うん、失くさないで良かった。
「僕は18個です」
群衆より一歩前に出て、高らかにそう宣言した。
「「「!!!!!????」」」
この場にいる全員が、破壊光線を撃つコイキングを見るかのような目で僕を見てきた。
もういいよ、その反応は! 僕が弱そうなのは分かったから!!
「う、嘘も大概にしろ!」
「そうよ、証拠を見せなさい!!」
「ほれ」ジャラジャラ
ポチ袋を逆さまにして、今まで勝ち取ったジムバッジをゴソッと手の平に落とす。ジムバッジケースなんて持ってません。
「うん、ジムバッジ相応の実力は身に付けているみたいね。それなら私も安心して護衛を頼めるわ」
僕をジッと見た後、シロナ様はニッコリと微笑んでくれた。ヤッホイ、流石はチャンピオンだぜ見る目がある!!
意気揚々とクルーザーに乗り込む。これでおっぱいを揉める確率が格段に上がった!
殺気の篭った視線を幾つか感じるけど所詮は負け犬の遠吠え! 痛くも痒くもないねぇ!!
優越感に浸っていると、シロナ様が僕の右手を両手で包み込んでくれた。なんてきめ細かいスベスベのお肌!!
「あなたの名前、教えてくれる?」
「ライムっていいます!」
「いい名前ね。改めてよろしくお願いするわ、ナイト様」
「了解です、シロナさん!!!」
うおおおおおあああああ!!! 漲ってきたああああああ!!!! 伝説のポケモンがなんぼのもんじゃああああああああああああ!!!
今なら人外どもと闘っても勝て…… やっぱ無理だわ。
★☆★☆★☆
クルーザーのハンドルを切る。頬に当たる波風が心地良い。ああ、なんて優雅なのだろう。金持ちになった気分だ。
クルーザーを運転できるのかって? 無論できます。クルーザーに乗って警察から逃げる状況を想定して、バッチリ免許を持ってます。
バイクの免許だって持ってるよ。女の子を後ろに乗せればおっぱいの感触を合法で楽しめるし。というか、乗り物系は一通り持ってる。
「クルーザーの運転までできるなんて……。本当に頼もしいわ、ライム君」
「いえいえ、それ程でも」
僕らが向かっているのは新月島だ。元凶であるダークライが、事件を解決する鍵を握っているだろうし。
「ダークライの説得、上手くいくといいですね」
「やっぱり変かしら? ポケモンを説得するなんて」
「全然変じゃないですよ。むしろグレートな作戦だと思います」
「そう、嬉しいわ!」
僕らはダークライを退治するのではなく、説得するために新月島へと向かっている。
この作戦はシロナ様の発案だ。伝説のポケモンだから知力もありそうだし、意外と説得できるんじゃね? とのことだ。
実にシロナ様らしいぐう聖な策だ。まあ、説得が無理そうなら迷わずぶっ倒すけど。
「見えてきたわね……」
地平線の向こうに浮かぶ小さな島が見えてきた。
あれが新月島……。外観は普通の島となんら変わりない。だけど、なんかきな臭い雰囲気が漂っている。
さてさて、鬼が出るかアーボックが出るか…… 出て来るのはダークライだけか。何にせよ、警戒は怠れないな。
クルーザーを新月島の岸に着ける。シロナ様より一足先に新月島に上陸し、安全を確認してからシロナ様に手を差し伸べた。
「ふふ、とても紳士なのね」
はい、変態紳士です、と答えたくなったけど口を噤む。
シロナ様は僕の手を取り、クルーザーから降りた。
「いつダークライが現れるか分からないわ。気を引き締めて行きましょう」
「ええ、そうですね……」
ひとしきり新月島を探索し、僕らは鬱蒼と生い茂る森を見つけた。新月島の元々の雰囲気と重なり、より一層不気味に感じる。
だけど、ダークライがいそうな場所なんてここしか無い。僕ら…… と言うより僕は覚悟を決めて、この森に足を踏み入れた。シロナ様は冷静な態度を崩しません。
分かってはいたけど、不気味な森だ。生い茂る木々の葉に邪魔されて日光が僅かにしか差し込まない。そのせいか、生えてる植物も禍々しい気がする。こう、グルグル巻で棘が生えてて……。
「ギュオオオ……」
「「ッ!!!??」」
背後から不気味な鳴き声が響いた。その鳴き声を聞いた途端、背筋を氷柱で突き刺されたかのような悪寒が走った。
警戒MAXだってのに、背後を取られるなんて……! まるで、テレポートでもして突然現れたみたいだ……!!
僕とシロナ様はほぼ反射的にモンスターボールに手を伸ばした。
「……」
しかし、ダークライはそれより速く技を放った。目の前が真っ暗に染まり上がり、それと同時に急激な眠気に襲われた。多分、シロナ様も同じ状況だ。
眠るな…… 耐えろ……!! 微睡みかけた意識をどうにか繋ぎ、僕はバックに手を伸ばした。
お目当てのアイテムを必死に探した。そろそろ、僕の意識も限界に近い……!!
―――あった!! カゴの実だ!!
「南無三……!」
そう呟き、僕は思いっきりカゴの実に噛り付いた。
カゴの実は眠り状態を回復してくれる便利な木の実である。が、この木の実はとんでもなく渋い。しかも固い。つまり、口の中が大惨事になっているにも拘らず、飲み込むのに時間がかかるってことだ。
「あがががががががごごこがごこががかこごが!!!!!!!?????」
渋いいいいいいいい!!!!! だけど耐えろ、僕!!!! 飲み込まなきゃ意味が無いんだぞ!!!
顎の筋肉を総動員し、どうにかカゴの実を擦り潰す。歯が瀕死状態だけど気にしてる場合じゃ無い!!
生き地獄を耐え抜き、どうにかカゴの実を飲み込んだ。身体中に渋味が広がり、眠りかけてた細胞が叩き起こされるのが分かる。
どうにか地面に倒れず、しっかりと両足で踏ん張れた。正直、眠気より渋味の方で地面に転げ回りたかったが。
ダークライの目が驚愕で大きく見開かれた。ポケモンならまだしも、ただの人間が自分の技を耐えるとは思わなかったのだろう。
「……警察が犯罪者を確保するときに使う技で、使われる頻度が多い技を知ってるかい?」
「……」
「催眠術と眠り粉、だよ。そうだよね、眠るだけなら犯罪者にだって何の後遺症も残りはしない」
毅然とした目でダークライを睨みつけた。気持ちが昂り、顔が熱くなるのが分かった。
「だから、対策は万全!! 僕を眠らせるのは不可能だと思った方が良い!!」
だからといって、もう一度カゴの実を食うのは御免だ。最も取り易かったボールを掴み、思いっきり投げた。
『待たせたね、Ladies and Ladies』
繰り出されたのは王子だった。なんか久しぶりだね。
というか、レディーって。あのダークライ、雌だったのか。
「……ヴゥ?(……え、何?)」
ダークライが露骨に嫌そうな表情を浮かべた。また脈ナシっぽい。
『ライム!! オーダーを! オーダーを寄越せ!!』
「あ〜…… ドレインキッス」
『よく言った、ライム!! やはり貴様は、我がトレーナーに値する人間だ!!』
「うん、頑張ってね」
王子はダークライに飛び掛かった。うん、色々と大丈夫そうだね。それよりシロナ様だよ。
シロナ様に目を向けた。案の定、彼女はうつ伏せになって地面に倒れていた。
だけど、寝顔は安らかだ。ダークライが小細工する暇が無かったからなのだろう、うん。とにかく、さっさと起こしてあげ――― 待って、何かとんでもないアイディアが閃きそう。
僕の勘が言っている。これは逃してはいけない好機なのだと。
シロナ様、ダークライ、悪夢。この3つの要素がどうも引っ掛かる。上手いことこの3つを繋げたら、とんでもない作戦が練れそうな気がする。考えろ、考えろ、考えるんだ!
ふと、電流が走った。思いついた――― 思いついてしまった。今世紀最大にキレッキレな作戦を。
誰かが言っていた。天才的発想というのは何の予兆もなく閃くのだと。今はその言葉を染み染みと理解できる。
さあ、作戦実行だ。
シロナ様の体を調べた。いや、まだ下準備だから。おっと、モンスターボール6つ発見。他には無さそうだね。これを僕のバックの中に閉まってっと。
シロナ様をお姫様抱っこして、セクハラ中の王子と怒り心頭のダークライから距離を取った。2匹の姿はもう見えない。
よし、準備完了だ。シロナ様を地面に降ろして、そんで起こす!!
「シロナさん、シロナさん」
「……んんっ、は!」
シロナ様が目を覚ました。
良かった、起きなかったら僕の計画が破綻…… いや、起きなかったら起きなかったでおっぱいを揉めばいいのか。
「ラ、ライム君!」
「いいえ、残念ながら違います。僕はライムであって、ライムでありません」
よくもまあ、いけしゃあしゃあとこんな台詞を吐けるもんだと我ながら感心した。
「ど、どういうこと……!!?」
「ここはダークライの悪夢なんですよ、シロナさん。つまり、僕もまたダークライに創り出された悪夢なんです」
いいえ、普通に現実です。
「そういえば、邪悪な気がしないでもない気がするわ!!」
思い込みって怖いわ〜……。僕も気をつけよう。
シロナ様は腰に手を回してモンスターボールを取ろうとした。けれど、そこにボールは無い。
それに気を取られているうちに、僕は音もなく駆け出し、シロナ様の後ろに回り込んだ。
「ポ、ポケモンがいない!?」
「ええ、夢ですから」
いいえ、僕のバックの中です。
僕の声を聞いた途端、シロナ様はビクリと体を震わせた。瞬間移動したと思ってくれれば幸いだ。それなら夢っぽいし。
振り返ろうとするシロナ様。僕は有無も言わさず後ろから抱きついた。当然、両手はおっぱいに添えるだけえええええ!!!
柔らけええええええええ!!!
「!!!!!????」
シロナ様のおっぱいの温度が急激に上昇した。あらあら、なんともまあ初心なことで……。
シロナ様は抜け出そうと必死に抵抗している。だけど、一族が長い時間をかけて研鑽したこの抱きつきホールド、そう容易く破られはしない!!
「夢とはいえ、知り合いの男性に胸を揉まれる。悪夢以外の何物でもないでしょう?」
耳元にそう囁く。
掬い上げるように両の手の平におっぱいを乗せ、服の上からおっぱい――― 下乳を揉んだ。僕の両指を深々とおっぱいに埋め込む。心臓の鼓動がおっぱいをプルプルと小刻みに揺らしているような気がした。
5本の指を交互に動かす。強弱をバラバラにし、毒状態のようにジワジワとシロナ様のおっぱいを攻める。
「んぁ…… ふひぃ…… は、は、離しなさい!!///」
「何度も言うように、これは悪夢なんです。離せませんよ。抵抗するよりも、快楽に身を委ねた方が賢明なのでは?」
「な、何を――― んんぅ!!」
今度はおっぱいを圧迫した。コリっとした感覚が走ったかと思うと、シロナ様の体勢が崩れた。
地面に崩れ落ちる寸前、素早く手を回してお姫様抱っこした。
「あっ……///」
「ほら、危ないですよ」
シロナ様を地面にへたりこませ、おっぱいを揉むのを続行した。無論、後ろから抱きついてだ。
「ま、待って!!」
「恥なくてもいいんです、シロナさん。これはそう、夢 な の で す か ら」
シロナ様の服装は胸元の空いたドレス。服の中に両手を滑り込ませるのは――― 容易い!!
「〜〜〜〜〜〜!!!///」
スベスベだあああああああああああああああああああ!!!!
おっぱいの揺れが手の平にダイレクトで伝わるぅぅぅぅぅぅぅ!!!
繊細に、大胆に、無茶苦茶に両手を動かした。谷間に滑り込む感覚はなんて心地良いのだろう。プルンプルン振動するおっぱいを指で止めるのはこの上ない至福。時々手に当たるコリコリしたポッチの感覚は、もはや絶頂すら覚える。
「あぅ…… んんぅ!! ああっ!! ああぅ!!///」
……………………ふぅ。これくらいでいいだろ、うん。
「そうよね、夢なのよね。なら、何をしたって問題ないわ。お願い、ライム君……。疼きが、止まらな―――」
「はいプシュッと」プシュー
シロナ様の顔に催眠スプレーを吹き掛けた。
「えっ――― zzz……」
意識を手放すシロナ様。地面に倒れる前に素早く抱きかかえた。
ふぅー、任務完了。後はもといた位置に戻すだけだね。
そういや、最後に何か言ってた気がするなぁ。まっ、空耳だろ!
★☆★☆★☆★
王子とダークライの様子を見に行くと、戦争が起こったかと思う程原型を留めていない地形が広がっていた。王子、生きてるか?
「―――ッ!!!」
「うわっ!?」
茂みからダークライが飛び出して来た。心なしか、何かに怯えているように見える。
「ぎゅうぅぅ……!!(あんた、トレーナーね!? 反省してるからアレをどうにかして!!)」
ダークライの頬、口がベタベタになっていた。さては、ドレインキッスに混じって普通のキスもやってたな。
長年付き添ったファミリーなら意思疎通は余裕だけど、それ以外のポケモンはどうにも意思を読み取れない。だけど、今回ばかりはダークライの言わんとする事は理解できた。
「王子ー」
『呼んだか?』
ズタボロの王子が茂みの奥から姿を現した。ドレインキッスで体力を回復できるってのにこの有様か。無茶しやがって……。
「そろそろやめなよ。ダークライだって本気で嫌がってるし」
『馬鹿を言え。彼女は照れ隠ししているんだ』
「イケメソ、アベサン、ファーザーの説教三連発とどっちがいい?」
『正直すまなかった』
「分かれば良いんだよ」
王子をモンスターボールに戻す。
夢と希望を奪われたかのような目をしていたけど、僕からしてみればお前そこ代われレベルだからな? 合法的にキスし放題って何事だよ。
「さて、ダークライ。別に船に乗っていた皆を起こさなくても構わないよ。何度でも体力全快の王子を説得に行かせるから」
「」
ダークライは溶ける様に木々の陰に隠れた。あれだけ王子に怯えているから、きっと昏睡状態の皆を起こしてくれるだろう。
そうだ、今度こそシロナ様を起こさないと。おっと、その前に地面の泥を服に塗りたくんないと。できるだけボロボロになって、ダークライと頑張って闘いましたよオーラを出さないと。
うん、服に塗る泥はこれくらいでいいかな。さて、起こすか。
「シロナさん! 起きてください、シロナさん!!」
「うっ、うぅん…… ラララ、ライム君!?」
僕を見た途端、シロナ様は顔を真っ赤に染めた。かわええのう。
「シロナさん、ずっと眠らされていたんですよ!! 悪夢のせいで頭が痛いとか、体調が悪くなっていたりしませんか!?」
「あ、悪夢………… っ〜〜〜〜〜〜!!??///」
おお、とうとう湯気が出てきた。
こういう反応を楽しむのも変態紳士の嗜みの1つだよね。おいそこ、最低って言うな。
「そ、それよりも! ダークライはどうなったの!?」
「心配ないです! 激闘の末、どうにか説得に成功しました」
「そ、そう……。ごめんなさい、貴方だけボロボロになって頑張って、私だけ…… あ、悪夢にかかっていたなんて。チャンピオン失格ね。私こそ足手まといだったわ」
「そんなことないです。シロナさんを守りたいって思えたから、ダークライとも闘えたんですよ」キリリ!!
「///!!!???」ボフンッ!!
今度は爆発した。忙しい人だな。
王子の見せ場()も書けて良かったです。ギャグとはいえ、伝説のポケモンを単独で勝利寸前まで追い詰めるという。
シロナ様を機に感想・評価を貰えると嬉しいです。