これは執事ですか?はい、だけどゾンビです   作:放仮ごdz

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前回から一ヶ月以内に投稿。この更新速度を繋げられればいいな。

はい、題名で分かる通り今回はちょっとシリアスです。お気に入りが減ってもしょうがないと言う覚悟の元書いたシリアス回です。その問題のシーンの原作を読んでふと思ったことをそのまま書きました。
でもやっぱりギャグはいれているのでそこは安心してください。では、どうぞ。


これは涙ですか?はい、貴女は最低です

はいこんにちわ、綾崎悠です。今ね、もうアニメ好きとしては最高な状態でちょっと放心してます。何でかって?

 

 

「ほう。小学生がこんなDVDを観るのか。エクソシストとかマジで怖いぞ?分かっているのか?」

 

「ええ。私、子供じゃないもの」

 

 

何か、哀ちゃんが持ってきたDVDをナギがレジで受け取っている光景が目の前にあるからだ。ツンデレ女王とクーデレ代表の生声・・・もう耳が天国です。

 

 

「他にも蠅男の恐怖とか透明人間とか…羊達の沈黙まで。蝋人形の館とか小学生が見ていいものじゃないと思うのだが…」

 

「私、子供じゃないもの」

 

「私よりチビな癖に生意気な・・・だがホラーばかりではつまらんだろ。時間は限られている!世の中には見なくてはならない名作が無数にあるのだ!お前には!決定的にガン●ムが足りてない!」

 

「生憎ね。似た様な声の苦手な人間がいっぱいいるからそのシリーズは見ないでいるの。小学生のトラウマを刺激したいのかしら、人の趣味にケチ付けないで欲しいわね」

 

 

哀ちゃんが言ってるのは主に赤井さんと安室さんの事かな。うん、どっちもトラウマだよね。私原作ちゃんと見てないから今どんな状態なのか知らんけど、私の隣にいるコナン君は分かるのか苦笑いしてる。

 

 

「五月蠅い!苦手な声だから見ないだと?アニメを馬鹿にしとるのか!分かったぞ、お前に足りないのはガン●ムではない!熱血だ!という訳で初代からユニ●ーンRE:0096までを一通り貸してやろう。一週間レンタルで四万円の爆安価格だ」

 

「馬鹿なのかしら?私、小学生よ?そんなお金持ってないし、そもそも一週間でそんな量を全部観れる気がしないわ」

 

「じゃあ劇場版だけでも全部借りて行け!よいか!逆シャ●とター●A劇場版は五回ずつ見るのだ!分かったな!」

 

「分かるかー!」

 

 

あ、ついに堪えきれなくなったワタル君が蹴りを入れてナギを椅子から蹴り落とした。うん、気持ちは分かる。オタクの本気の恐怖を垣間見た気がするよ。

 

 

「何をする!バカワタル!?」

 

「それはこっちの台詞だ!人の家のDVDを適当に貸してんじゃねー!」

 

「適当ではないぞ!客の意見を聞いてちゃんと考慮し名作を選んで貸している!」

 

「そもそも私は最近DVD屋で見ない昔のホラー映画を借りに来たんだけど?」

 

 

すげー哀ちゃん。あの喧嘩に割り込んで冷静にツッコミ入れるとは。さすが、あの基本カオスな探偵団のツッコミ役を伊達にしていた訳じゃないね。そんな哀ちゃんを無視してどんどんエスカレートしていくお子様二人の大喧嘩。

 

 

「大体、何でお前がここにいるんだよ!家出中だからってそもそもお前が家にいたくない理由はあの馬鹿執事が家に居たからだろ!?」

 

「ああそうだよ、ムカついて顔も見たくなかったから家出したよ!何か文句あるか!」

 

「ならとっとと帰ればいいじゃねーか!お前の家にはもう、あの馬鹿執事はいないんだからよ!」

 

「なんだとー!」

 

 

…まったく、どうして目を離している隙にここまで大事になるかね。アレか、やっぱりユーさんはハヤテの保護者だったのか?目を離した私の責任なのか?…いいや、話を聞く限りどう考えてもナギが悪い。

 

 

「は、ハヤテはそんな…そんな…だな…」

 

 

シュンッと珍しく黙ってそのまま涙目でナギは落ち込んでしまい、それにたじろぐワタル君。しかし、それも一瞬で。

 

 

「五月蠅い五月蠅ーい!大体お前はだな!女心が分からなすぎなんだ!このマザコンめ!」

 

「だ、誰がマザコンだこら!いや、確かに今のは言いすぎだったと思うけど…」

 

「ワハハッ、分からないなら言ってやろう!そんなんじゃなー、伊澄に嫌われてしまうのは近い将来確定だって言ってんだよ!」

 

「!?…う、うるせー・・・お前だって、馬鹿執事に嫌われて当然だあんなのー!」

 

「なっ、何を・・・ッ」

 

 

ヤバい、思いっきり深い傷を抉る言葉のドッジボールになってきた。もう二人共涙目で、さすがにと今の今までビクビク震えていたサキさんがフォローに入るが…もう、遅いねこれ。子供の癇癪って凄いよ、うん。

 

 

「わ、若っ!それにお嬢様、駄目ですよっ。そんな傷を抉り合っては・・・って、ちょっ・・・」

 

「うあああああああああああああっ!こんな店燃やしてやるー!誰か火炎放射器持って来いッ!汚物は消毒だ上等だろオラー!」

 

「みんな消えちゃえバカヤロー!クソッたれー!」

 

「お、お待ちをお嬢様・・・がはっ!?」

 

「落ち着いて・・・ごふっ!?」

 

「キャー!?」

 

 

思わず哀ちゃんとコナン君を担いで外に出た。ドンガラガッシャンと言う音と、慌てて止めに入ったナギのSPが巻き添えを喰らった声と、サキさんの悲鳴が中から聞こえる。止める暇も無かったね。あの中はいったら死ねる自信あるよ私。

 

 

「…なあユーさん」

 

『なに?』

 

「金持ちって、皆ああなのか?あと下ろしてくれ」

 

『ナギお嬢様の関係者が特別だから違う…と思う』

 

「ホント馬鹿ね。こんな時、どんな顔をすればいいのかしら私達一般市民は」

 

『笑えばいいと思うよ?』

 

 

その声でそんなこと聞かれたらこう答えるしかないじゃないか。しかし二人共、一般市民とはもう既にほど遠い気がするのは私だけだろうか…?そして哀ちゃんよ、ちゃっかり私が担ぐ時に一緒にホラー映画のDVDだけはちゃんと持ってくるなんて…お主やるな?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

とりあえず、落ち着いたので真面目に相談相手になってやろうと思う。というかナギが気付いてないから気付かせないと、ハヤテが本気で哀れだ。

 

 

『ナギ』

 

「な、なんだよ?というかなんでコナン君と一緒に居るんだお前は。友達ってソイツの事か?」

 

『Yes。そんなことより、勢い任せでハヤテを鷺ノ宮家に売るなんて何を考えてるんだ一体』

 

「し、仕方ないではないか!その・・・ノリでだな、そうなったんだから…」

 

 

ボロッボロの姿でそう答えるナギお嬢様。…ノリで、ねえ。だったら私は、今回は鬼になるしかないね。ちょっとさすがにキレるよ、咲夜並にキレてるよ私。

 

 

(な、なあ哀)

 

(何かしら、新一?)

 

(ユーさんの奴・・・無表情で分かりにくいけど、なんかキレてね?理由わかるか?)

 

(ここに来る時に貴方に聞いた話から大体分かるわ。こればっかりはデリカシーの無い名探偵様でも分からないかしら)

 

(へいへい、どうせ女心は分かりませんよ)

 

 

キレていて精神が集中していたので何かそんな内緒話が聞こえた。名前呼びとは…コナン君の方が志保呼びじゃないのがグッとくるね!…違う、そうじゃない。

 

 

『そうやって大事な物を一つずつ失っていくつもり?』

 

「ぐっ…五月蠅い五月蠅い!ハヤテが悪いのだ、伊澄と・・・その・・・抱き合っていたのだから」

 

『それは本当の事?ハヤテきっと、泣いてるよ』

 

「は?…泣いてるって、何で?」

 

 

ここまで言っても気付かないか。さすがに、ちょっと失望したよナギ。思い出して、ハヤテの、私と出会う前のハヤテの、貴方と出会った頃のハヤテの事を。…お嬢様は、ハヤテにとって最低の事をしたんだ。

 

 

『断言する。間違いなく、ハヤテの心は傷付いている。何故なら』

 

 

本当に酷い事をしたんだ。今頃、死んだ目で畳の目でも全部数えて天然ボケの伊澄ちゃんとイチャコラしてるんだろう。ただし、心の方はだいぶ壊れて、早く誰か治さないと行けないくらいに重傷なんだろうけど。

ゾンビでも、元々の肉体がどんなに頑丈でも、心まではそうじゃないんだよ。ハヤテの心は、一度絶望の淵に堕ちた事もあるんだから。

 

 

『一億五千万で売ったと言う事は、ハヤテの両親があの夜にした屑で下種で非道な行いと大差ない事なんだから』

 

「……………なん、だって?」

 

 

その時のナギの顔は、今にも泣きそうだった。

 

 

『ハヤテはとても繊細な奴だ』

 

「私は…」

 

『顔で笑って心で泣く、何処にでもいる少年で』

 

「私は…っ」

 

『ゾンビになってまで貴女を助けた優しい人で』

 

「私、は…ッ!」

 

『恩とか関係なく、執事として貴女の傍にいてくれた』

 

「私は…っ、ハヤテに・・・ッ!」

 

『貴女が恋したその冷えた夜。親に売られ、学校もバイトも「最後に笑うのはきっとひたむきでまじめな奴だ」って信じていた事さえも失い、全てに絶望した。この世界で最も不幸な私の兄』

 

「…酷い事を・・・した、のか?」

 

『そんなハヤテをナギは傷つけた、自分勝手な嫉妬心に突き動かされて』

 

「私・・・私・・・」

 

 

その時既に決壊寸前だったが、あえてとどめを刺す。これだけは聞いておかなければならない。

 

 

『信頼していたのに、何でその時信じてあげれなかったの?ハヤテは、何時だってナギを信頼していたのに』

 

 

崩壊した。声を推し殺し、ただ涙をぽろぽろと流す。慌ててワタル君が「お前、何泣いてんだよ!」と止めにかかるが「別に泣いてなどいない」と強がりつつ、泣くのを止めないナギお嬢様。後悔の分だけ涙を流せばいい、ナギがしたのはそこまでの事だ。

何時もはふざける私だけど、誰か真面目に叱ってやらないと、ナギとハヤテは決して分かり合う事なんてできないんだ。あの勘違いを解く事だって、今のすれ違ったままの信頼関係じゃ難しい。強固にするには、後悔するのが一番だ。…まあ、ワタル君、サキさん、SPの皆さん、コナン君と哀ちゃんの前でここまで泣かせてしまったのは罰が悪いけどそれはそれ。一部ゾンビが何の事なのか分かっていない人たちもいるがそこは無視だ。

 

 

「ハヤテ、私の事…嫌いに、なったかも…そうだよな、こんな私の所なんかに帰ってくる訳、無いよな…」

 

「し、心配しなくても若が何とかしますよ!お嬢様!」

 

「ええ!?俺も一応、伊澄の事で落ち込んでんだぞ!」

 

「そのお嬢様の心の傷に比べたら大したことないでしょ、思春期男子のヘタレた恋心なんて」

 

「話を聞いただけだが俺でもそう思う。文字通りレベルが違うな」

 

「何だと餓鬼共!俺だって精一杯悩んでんだぞ!確かに、ナギはもっとアレだけど…」

 

「若の愛の力なら伊澄お嬢様だって振り向かせますって!」

 

「でも…ぐすっ!ワタルはモテないし…女装癖あるし…」

 

「喧嘩売ってんのかてめぇは!あと女装は関係ないだろ!?こらそこの餓鬼共、引いた顔するんじゃねえ!」

 

『ハヤテがナギを嫌う?誰がいつ、そんな事言った?』

 

「「「「「え…?」」」」」

 

 

いや、なに全員揃ってSPさんまで揃って意外そうな顔してんの。だってそうじゃん?

 

 

『今、こうしている間もハヤテは傷付いて泣いている。…嫌っているなら、傷付きも泣きもしないよ』

 

「「「「「!」」」」」

 

 

いやだから、そうなるのかと納得した顔をされても。ハヤテがナギを嫌うなんて、そんなこと天地が引っ繰り返ってもあり得ないし。そもそもハヤテみたいに嫌うのが自分を売った両親ぐらいなお人好しがそう簡単に知人を嫌う訳が無いんだよ。私はそうでもないけどね、咲夜はちょっと黙って欲しいな、うん。

 

 

「よし!だったらとにかく俺達が何とかしてやるから、ナギはここでサキと待ってろ!ほら行くぞ、鉄仮面メイド!」

 

『鉄仮面ヤメロ』

 

「え?あ、その・・・若!?」

 

 

私と一緒に店を出るワタル君の言葉に狼狽えるサキさん。まあ、SPの皆さんも外にいるからナギは安全かな。そんなことを思いながら私は小さな名探偵とその助手に問いかけた。

 

 

『コナン君と哀ちゃんはどうする?』

 

「いやー…なんだ、その・・・ちょっと気になるからここで待ってるよ。哀・・・じゃなかった、灰原もまだ店内を見ていたいだろうし」

 

「誰がそんな事を言ったかしら?ま、江戸川君が残るなら私もそうするわ。ゾンビとか、科学者として気になるワードも聞こえたし説明して欲しいから」

 

「こんなちっこいのに科学者なのか?」

 

「…博士の家に居候しているだけの話よ」

 

 

ナギの疑問の声にそう返す哀ちゃん。子供の姿ってのは自由に話せないから大変だね。しかし帰ったらこの小さな科学者様に質問攻めに遭いそうだ・・・どうしよう。よし、逃げよう。心に決めた、そうしよう。逃げ切れる気がしないけどね!

 

 

 

 

 

 

 

 

そんなこんなで訪れた鷺ノ宮亭。ヤベッ、大きい。日本家屋はやっぱり、いい物だね。

 

 

「しかし…連れ戻すとは言ったが、どうやって連れ戻すんだ?」

 

『考えなしで啖呵切ったんだ』

 

「うるせえ!」

 

 

駄目だこの子供店長、コイツも勢い重視だ多分。

 

 

『それなら簡単。ハヤテはきっとナギに嫌われて捨てられたんだと思っているだろうからナギが泣いて帰って来て欲しいと言っていると伝えればいい。証拠映像も撮ってる』

 

「お、おう…」

 

 

引かないで欲しいな。そのために泣かせた訳じゃないよ、反省させたかったのは本当だけど。

 

 

「でも伊澄はどうするんだ?」

 

『大丈夫だ、問題ない。私の勘だとそれほどハヤテの事を好いていないと思う』

 

「ほ、本当か!」

 

 

おっ、明るくなったね。自分にもチャンスが来たと思っているのかね?まあいいや。と、見えて来たね。ハヤテと伊澄ちゃんだ。何か話をしているみたいだけど…

 

 

「そんなに、その方の事が好きだったんですか…」

 

「はい…亡くなってからずっと、その方の事が忘れられなくて…」

 

 

・・・おやおや?

 

 

「ハヤテ様に初めて会ったその時、生まれ変わりかと思いました…」

 

 

あ、聞いただけで分かる。ちょっち不味い。

 

 

「だから…側にいてくださいね、ハヤテ様…。もうあんな想いは…したくないですから」

 

 

すげーマジモードだ。あの伊澄ちゃんが涙を流している。ハヤテもしんみり顔だ。あ、ワタル君。そんなに強く腕を握らないで痛い痛い。いくら子供でも男の子だから痛いよヤメテ。

 

 

「おい・・・問題ないって言ったよなぁ?」

 

『あくまで女の勘だから当たらなくて当然』

 

「…あの馬鹿執事の妹に頼った俺が馬鹿だった…」

 

 

痛い痛い痛い!ヤメテそれ以上は本気で痛いー!

 

 

 

 

 

 

 

 

問題が起きたちょうどその頃。やっぱりまだ問題は起きていた。

 

 

「まあ…ナギお嬢様。あの二人に任せておけば、必ずハヤテさんを連れ戻してくれますよ」

 

「でも、ハヤテは私の事を嫌ってないとしても失望しているだろうから…連れ戻したって意味は…」

 

「だったら!試してみればいいじゃナーイ!」

 

「え?誰?」

 

「というか、なにかしらあの胡散臭いのは」

 

「お前は、ギルバート…!?」

 

 

サキさんとコナン君と哀ちゃんに慰められていたナギの前に現れたのは、三千院家本亭でクマッチを連れハヤテと戦ったあの胡散臭い外国人、ギルバートだった。

 

 

「何度でも言うヨ!だったら!愛を試してみればいいじゃナーイ!」

 

 

かくして。三千院家の遺産をも巻き込んだ愛の試練が始まりそうである。いやどんな世界観?てか生きていたのかギルバート。どこかの馬鹿を思い出すしつこさだね。

 

 

「あら、胡散臭いけど素敵な案ね。…何時かの時計塔の下でLOVEがどうのこうの言っていた名探偵様はどう思う?」

 

「え?いや…試さなくてもいいと切実に思うぞ、俺は」

 

 

そしてどうでもいいけど、この二人が仲良さげで何よりです。




ユーがキレた今回、いかがだったでしょうか。キレてもしょうがないと思う。天然ジゴロなハヤテも悪いが今回は全面的にナギが悪い。

原作でもハヤテとナギの絆が深まるエピソードなので、ユーも入れてさらに深くしてみたつもりです。ユーさんだって怒る時はある。被害者は主にワタル君ですがね。

何気にナギと哀の問答もちょっと好きです。この二人が口喧嘩したらそりゃ灰原さんの圧勝です。

そしてやっぱり再登場、ギルバートさん。次回は意外な秘密も明らかに?今回はメガロを連れているのでしょうか。

ちなみに、原作だと伊澄さんの好きな人の名前は「秋塚さん」なのですが、何時もお世話になっている作者さんともろ被りなのでカットしました。どうにか名前を出さない様に描写しなくては…

次回は愛の試練。ハヤテとナギは仲直りすることができるのか?ユーの腕は無事で済むのか?そして地味にいるコナン君は活躍するのか?次回もお楽しみに!感想や評価などをいただけると励みになります!

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