ハイスクール問題児⁈   作:atsuya

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インタビュー

イッセーサイド

 

ああ、憂鬱だ。

前回の朧のあら探し作戦が失敗に終わって松田と元浜に俺は朧の親しい女子に朧について聞く事になった。

まぁ、部長やアーシアの朧の印象も気になるしプラスに考えてみましょうか!

さあ、インタビューにいってみようか!

 

 

 

クラスメイトの眼鏡っ娘の場合

 

あなたは朧の事をどう思いますか?

 

「三日月くん?そうね……いい取り引き相手、いえ、なんでもないわ」

まてまてまて⁉

今、何を言った!取り引き?

何をやってんだよ!

 

「それより、三日月くんのことでしょ?」

あ、ああ…

そうだけど…なんか納得できねぇ…

 

「そうねぇ…問題児かしらね?三日月くんの印象は」

お?

桐生にしてはなんか普通の意見だな。

もっとブッとんだのがくるとおもったぞ。

 

「兵藤が私をどう思ってるのかよくわかったわ」

いや、その、ね?

 

「アーシアにいい事伝えておくわ」

やめろっ!

アーシアは純粋なんだぞ⁈

他人を疑わないんだ!

この前なんか、朧に教えられて俺が股間を踏み潰されて起きるのが好きだって聞いて実際にやったんだぞ!

 

「あら、まだそれしかしてないのね?三日月くんと話し合う必要があるわね」

ステイステイ!

不審なつぶやきが聞こえたぞ⁉

 

「もう、質問はないわね。じゃあ用事があるから」

ちょ!

まってぇぇぇぇぇぇぇ‼

 

 

 

紅い髪のおぱ…お姉さまの場合

 

 

部長は朧についてどう思いますか?

 

「あら、イッセーじゃない?朧?」

はい。

朧についてです。

 

「そうねぇ…いい協力者、いえ、仲間かしらね?」

仲間っすか。

 

「そうね、仲間よ。だから最近の戦いでは朧ばかりに負担をかけさせるのが歯がゆいわ…」

確かに…

ライザーもコカビエルのときも朧がかなり活躍してたからな。

頑張りましょう、部長!

 

「ふふっ、そうねイッセー。あとは…少し自重して欲しいわ……」

………………。

そうっすね……。

でも、ほら部長。

朧ですから。

 

「……そうね、朧だから」

はい、朧ですから…。

 

「「ははははは…はぁ」」

いや、本当少しは自重してねぇ!朧ぉ!

 

 

 

 

俺の癒し、もとい金髪シスターの場合

 

アーシア!

朧についてどう思ってるのか教えてくれ!

 

「あ、イッセーさん!朧さんについてですか?」

そうそう。

印象を教えてくれ!

 

「そうですね…優しい人でしょうか」

優しい…人…?

だと…

 

「はい!朧さんにはいろいろと親切にしてもらっていますから」

そ、そうか…

まあ、朧はなんだかんだ優しいところもあるしな。

 

「はい!あと桐生さんと一緒に私の知らない言葉をよく教えてくれます!」

冷や汗とまんねぇんだけど!

アーシア?

例えばどんなことを教えてもらったのかな?

 

「はい?初対面の男の人への挨拶でしょうか?」

えっと…

それは、どんなやつなのかな?

 

「ママのおっぱいでも吸ってな、このどーてーのふのーやろーです」

うえっへい⁈

どうしてこうなった⁈

アーシア、意味はわかるのかな?

 

「えっと、栄養価のあるミルクを飲んで健やかに過ごして下さいよろしくお願い申し上げます。って言う意味…ですよね?この方が丁寧な言い方なんですね!」

なんだこれ!

すっげえ、良い意味だった!

でもね、アーシア。少し間違っているからあとで正しいことを教えるよ。

 

「はぅ、間違ってましたか。すいませんイッセーさん。このロリペドやろー」

……。

桐生ぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅ!

朧ぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!

少し話があるぞぉ!

 

 

パワーばk…聖剣使いの少女の場合

 

朧についてどう思いますか?

 

「む、イッセーか。朧についてだと?」

そうそう、朧についてだよ。

 

「そうだな、強い奴だ…全てにおいて」

強い……か……

まあ、否定はできないな。

朧は強いからな、それ以上に問題行動が多いけどな。

 

「それに良いやつだしな!私の手伝いもしてくれるしな!」

やはり、顔なのだろうか?

いや、やっぱり行動だろうか?

あいつモテるよなちくしょう。

 

「そうだ、イッセー」

どうした?ゼノヴィア?

 

「手合わせしないか?」

はぁ⁈

なんで?

 

「最近、悪魔の力に慣れたくてな。デュランダルを使っても問題ないな?」

え?

ストップ!

まって!

 

「いくぞっ!はあぁぁぁぁぁぁ!」

ちょ…あ、いや!

ら、らめぇぇぇぇぇぇぇぇ!

 

 

エロエロな…大和撫子な先輩の場合

 

朧についてどう思いますか?

 

「あらあら、イッセーくんじゃないですか」

朧についてどう思ってるかみんなに聞いているんです!

 

「そうですわねぇ、意地悪でもいると温かい人でしょうか?」

……。

朱乃さんがデレた‼

ちくせうちくせうちくせうちくせう!

 

「うふふ、言葉にするとやっぱり恥ずかしいですわね」

そうっすねー。

一体どんなことがあってそんな印象に?

 

「うふふ、料理を作る時に手伝いをしてくれたり、細かい気遣いがあってですわ」

ああ、そういう何気ない行動が朧のポイントが高いところなんだろうなぁ!

そして、また言うよ?

朱乃さんが…デレた‼

 

「うふふ、まだありますわ…」

朱乃さん?

その話し、長くなりそうですよね?

 

ああ、朱乃さんの話しを聞いたらブラックコーヒーがのみたくなりました。

 

 

 

拉致らr…生徒会長の場合

 

朧についてどう思いますか?

 

「あら?兵藤くん?なんのようかしら?」

どうもっす!

ソーナ先輩、朧についての質問です!

 

「お、朧ですか⁈」

ん?

新しい反応だな。

 

「そ、そうですね。意地悪で優しい問題児かしらね?」

なかなかの高評価だな。

結構、朧は迷惑かけたと思いますけど。もしかして迷惑かけられて楽しんでます?

 

「し、し、し、失礼ですね!そ、そ、そ、そんなことあるわけないでしょう!」

……。

はい、ダウトぉぉぉぉ!

絶対楽しんでたよねぇぇぇぇ!

 

「あ、兵藤くんそれより話しがあります!」

ん?

話しをそらしました?

 

「ち、違います!」

まあ、いいですけど…

話しって?

 

「最近、匙に朧について話すと少し顔が引きつるんです。何か悩みでもあるんでしょうか?兵藤くん、何か知りませんか?」

匙ェ。

ドンマイだ…

ソーナ先輩、その話題は匙にはしないようにお願いします。

 

「え?あ、はい」

 

匙ェ。

今度、なんかご馳走するよ。

 

 

 

学園のロリっk…マスコットの場合

 

朧についてどう思いますか?

 

「…イッセー先輩?…なんですか?」

小猫ちゃん!

朧についてどう思ってるか教えてくれ!

 

「………………にゃ⁈」

さあ!

小猫ちゃん!

 

「…にゃ⁈…あぅ」

可愛い!

顔真っ赤だ!

教えてくれ!

朧についてどう思ってるんだ!

 

「……にゃう」

さあ!さあ!さあ!

言うんだ!小猫ちゃん!

 

「にゃー!」

げふっ!

まって、殴らないで!

 

「にゃ!ニャー!」

がっ、はっ!

ちょ、小猫ちゃん!洒落になんないから!

 

「にゃー‼にゃー‼にゃー‼」

まって!

戦車の力は使わないで!

 

ぎゃぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!

 

 

 

 

 

「いって、いやひどい目にあった」

今、俺はインタビューの結果を伝えるために以前に集まった空き教室に向っている。

松田たちはすでにいるかな?

 

「ちぃーす」

ガラッと扉を開けると松田と元浜、匙がボロボロの姿で倒れていた。

 

「ど、どうしたお前ら!」

 

「奴が…」

 

「俺たちの…計画は…ばれていたんだ…」

松田と元浜はその言葉を最後に気絶する。

はっ!

匙は‼

俺はすぐさま匙に駆け寄る。

 

「匙!何があった!」

 

「ひ、兵藤か…。逃げろ…」

匙!

そのまま、匙は気絶する。

 

「逃げろってなにから?」

 

「俺から?じゃないか?」

扉が閉まる音と共に奴の…問題児の声が聞こえる。

あ、あ、あ、あ。

 

「ボコられる理由は、分かるよな?」

 

「あ、あはは。お手柔らかに」

 

「ヤハハ!無理、だな」

 

「いやぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!」

 

 

 

 

そのあと、学園の男子の何割かは一週間ほど学校を休んだらしい。

朧に変な真似はしないようにしよう。

 

みんな!

お兄さんとの約束だぞっ!

 

 


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