I・S~DC~ インフィニット・ストラトス~ダサシンクリード~   作:凡人9号

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最近ですね、バイト先が移転しまして、オープンセールとか、新しい配置とか、色々と大変でした。
やっと落ち着いたので、書こうかと。

キャプテンアース・・・あの合体バングは燃えた。グレンラガンとはまた違った合体ップリに惚れた。熱血ってか悩んで壁にぶち当たって進んでいく感じなのかな?
そして製作陣がスタドラのメンツ?マジかよコイツァ期待できるぜ。
コナー君みたいな「俺しか居ないからだ!」もかっこいいけど、「僕に何が出来る!」と言える辺りが個人的には理想の主人公。

今回、毎度の事ながら適当です。


原作三巻スタートですよ

女子二人と話してたらタンクのかっこよさを見れなかったり、社長がゴツかったり、クリスがホモ疑惑浮上したり、千冬さんにアイアンクロー喰らったり、最強のアサシンに即死させられたりしたけど、今の俺は混乱しています。

 

目が覚めたら全身に重みを感じ、布団を剥いでみれば・・・全裸眼帯の女の子の肉布団で寝ていたで御座る。

 

サラサラの銀髪に、白いフリルのついた眼帯。そしてチラッと見える左足にはレッグホルスターの様なものが見える。

 

「・・・・・・なんだ少佐か」

 

捲っていた布団から手を離し、持ち上げていた頭も枕へと落とす。

 

「っておかしいだろ!」

 

ついさっきまで最強さんに殺されては生き返らせられ、殺されては何故かコナーと殴りあったり、死んだらまた最強さんに殺されたり・・・を繰り返し、メンタルが削られに削られ、磨り減った俺の心は、更に磨り減りそうな状況に一瞬スルーしそうになったがこりゃアカンでしょ。

 

「ん、むぅ・・・なんだ、もう朝なのか?」

「いやいやいや、おかしいでしょう?なんで居るの?」

「ドアならピッキングで開けたが、それがどうした」

「そんな軽く言うなよ、平和な日本じゃピッキングは犯罪です」

「・・・そうなのか」

「千冬さんに言ったら現行犯でアイアンクローだ・・・洩れなく俺もな」

「二人で共にアイアンクローされるのか・・・」

 

目を瞑ってハァハァしだして・・・やだなにこの子、ドM?

 

「うむ、だがあれは痛い・・・思い出しただけで頭がズキズキしてくる」

「ま、パーカー貸すから部屋戻って制服着て来な。んで飯食おうぜ」

 

時間的にも朝錬できそうも無い時間なのだ。妥協して提案してみると「うむ、そうだな。では戻るとしよう」と同感してくれるラウラにパーカーを渡すと・・・なんだろう、サイズが合ってないからブカブカでなんか本音嬢を思い出す。

 

「私と居るときに他の女の事を思うとは・・・まったく嫁は甲斐性がないな」

「そんな言葉どこで覚えた」

「シャルロットに教わった」

 

あんにゃろう・・・あいつはなんだ?男装したりスパイしてたり、なんだ?実は悪女だったのか?いっぺん引っ叩く。

なんて一人で脳内裁判(一人)の判決を下している間に少佐はさっさと部屋から出て行ったようだ・・・シャワー浴びよう、夢の中で何度も死んだせいか汗が気持ち悪い。

 

 

 

食堂に着くと、一夏君とクリスに挟まれたデュノアが居た。挙句の果て俺に対して凄い笑顔で「おはよう、翔」とか言ってきた。問答無用でチョップだこのヤロー。

 

「え!ちょっといきなりなにするの翔!」

「うるせー、お前さん少佐になんか変なこと教えただろ・・・打ち殺すぞウーマン」

 

それに加えてなにさらっと逆ハー状態なんですかコノヤロー。てっきり一夏君が何かやらかしただけだと思ってたけど・・・なに?クリス、お前も何かやらかしたのか?

 

「変な事って・・・ラウラから聞いてきたから教えただけだよ」

「まずは女心を理解させるところから始めなさい!今のままじゃ乙女どころか漢女だ!千冬さんみたいになっちまうだろ!」

「ほう、私の様にとはどのようだ?」

「そんなの決まってるでしょう!筋肉この彼氏みたいな感じ・・・で・・・・・・いや、筋肉こそ彼氏は過剰表現だな。刀こそ彼氏だったわ」

「そうか、そう思っていたのか」

「いやーだって・・・間違ってるって思います?」

「・・・残念な事に、私にできることはただ一つだ」

 

途中で現れた千冬さんにアイアンクロー喰らい、そのまま激痛と共に意識が薄れていった。

 

なんか最近こんな落ちばっかりだな・・・チクショウ、いつか真正面から回避してみたいぜ・・・ガクッ。

 

 

 

目が覚めたら千冬さんと少佐に両腕抱えられて引きずられていた。

 

「む、起きたか」

「起きますた・・・今コレどういう状況で?」

「ホームルームを終え、保健室に向かっているところだ。だが起きたのなら保健室に向かう必要性もないな」

「では織斑先生、ここからは私が」

「うむ・・・鷲津、明日の朝錬、楽しみにしておくように」

 

あ、俺明日死んだんじゃね?

 

「私も参加していいでしょうか!」

「よろしい。では共に鷲津を鍛えよう」

「はい!嫁を教官と背中を合わせて戦えるように鍛えて見せます!」

 

お前のやる気のベクトルはなんかおかしい。絶対おかしい。

 

なんてやっている間に少佐に首根っこ掴まれて引きずられている間に千冬先生から「来週から校外学習授業だが、羽目を外したり、忘れ物などしないようにな。学園を離れる事になるが・・・くれぐれも、羽目を外したりしないようにな」というありがたいお言葉を貰った。何故二回言ったし・・・なんだ、そんなに俺って羽目外しそうに見えるのか?

 

「だそうだ、気をつけるようにな」

「少佐は少佐で意味分かって言ってんの?」

「さっぱり分からん!」

「そのままの君で居て」

「?なんの事か知らんが断る!私は進歩する女なのだ!」

 

止めてください俺がハゲそうだ・・・一夏君?いやあいつはハゲないだろ。鈴嬢に聞いたとおりの鈍感っぷりだぜ?女に振り回されるだけ振り回されて、思いが伝わらず女の方が勝手に折れるイメージしか浮かばねぇわ。

 

そんな状況、俺なら耐えられんな。

 

 

 

ひっさびっさの、虚さーん!

 

というか、整備室に入ったら本音嬢を掴んだ彼女と出会った。それだけ、挨拶したらそのまま出て行ってしもうた。

 

「最近は教室に行かなくてもちゃんと食堂に行ってるみたいでおにーさん感激だよ!」

 

と明るく振舞ってみたが、凄い冷めた目を向けられた。

 

「最近、来てなかった・・・」

「ああそうね、少佐の一件とか、訓練とか。色々やらなきゃならないことが多かったからなぁ・・・というか現在進行形で増えてるからなぁ」

「・・・ロリコン」

「え?・・・なんで?」

「・・・私、その、ラウラって子。本音、二組の凰さん・・・だっけ・・・」

「まぁ確かに仲はそれなりにいいと思うが、どうしてそうなった?」

 

じっと見つめられ、ため息吐かれた。ちょっと意味が分からないんですが・・・え、なに、どういうこと?

 

「俺鈍感じゃねーぜ!」

「うん、そこはね」

「そこは!他は!?」

「・・・自分で考えろ」

「ここまで言ってなんて、ご無体な・・・もういいよ、体動かしてればいいんだろ」

「脳筋」

「だからそこ弄るなや!もうやめて、俺のメンタルライフはゼロだ!」

「・・・死体に、鞭打つ」

 

マジで止めろテメェ、知ってるぞおい、姉が一人でIS作ったから頑張って一人でIS作ってんだろテメェ、一人でIS作って凹ませるぞテメェおいこら。

 

とか言いつつもう設計図は出来てるんだよな。後は素材があれば何とかなるレベルだ。

クリスと有澤社長がゴツイ&武装過多路線、一夏君と倉持技研はなんか知らんがスマート&武器一本路線。よろしい、ならば適度な機体に適度な武装だ。

 

何事も求めすぎと極めすぎはよくないだろう。俺のような器用貧乏には程々が一番なんだ・・・特訓はやりすぎだ、器用貧乏はこうでもしないと一点特化には追いつけないんだよ。分かれよ。

 

「・・・ほら・・・今もへんなこと考えてる」

「え?悪いのってこういうところなのか?」

「他にも・・・まだまだ」

「何とかせねばならんな」

「無駄な努力」

「お前さんただ俺を煽りたいだけだろ!」

「ソンナコトハナイヨ」

「なんで片言なんだよ、喧嘩売ってる?実は喧嘩売ってる?実は俺のこと嫌いだったりする?」

「そんな事は無いよ!」

 

あ、咽た。慣れない声出すから、ほら水飲みな?大丈夫か?ゆっくり息吸って、吐いて。落ちついたな?大丈夫だな、ならよし。仕返しのチョップだてめぇコノヤロー。

 

だが後ろで見てくる奴、テメェは駄目だ。殺気向けてきてる仕返しがチョップなんて生易しい物では済まさんぞ。

 

いつかな!

 

 

 

翌日以降、朝訓練で千冬さんと少佐にぶっ殺される以外なにも変化しない日々を謳歌し、週末の休み。

 

俺は今日、ショッピングモールに来ている。一人で。

 

一人で来たはいいが、

 

「ワシワシ~おごって~」

「そういわれてもなぁ・・・」

「ほら本音ちゃん、鷲津くんだって女の子に奢るお金なんて無いと思うんだけど」

「さり気なく馬鹿にされた気はするがまあ置いておいてやろう谷本さんや・・・実際、奢れるだけの金はあるんだけどなー」

 

俺の金の入手先だが、IS学園が俺のデータを各国や企業に売っぱらって居るらしい。そしてその金額の二割を運営費に当てるという所業をしているが、まぁそのお蔭で金が手に入るならまぁいいだろう。全て千冬さんに教わった事だ。

お蔭で俺の口座にはもう数字がビッシリと・・・コレ大丈夫?もう企業でもおっ建てちゃった方が楽になれるんじゃね?ってレベルの金が手元にある。いや、実際あるのはその辺の銀行で落とした十万程度だが・・・アカン、金銭感覚狂ってる。十万を程度とか、これはヤバイ。実際ヤバイ。

 

「ってか、本音嬢たちは何を買いに?」

「水着だよ~少し前のはもう着れなくなっちゃって~」

「そうなのか?身長が伸びたのか。いいことだな」

「ううん、胸だよ」

 

・・・あ、あれ?なんでガチ顔してんの?怖いよ?ちょっと待って、こっち来るな、マジ顔のままこっちくんな!腕組んで胸強調するな!唐突にやられると心の準備がががが・・・

 

「やめて!私へのあてつけなの!」

 

谷本さんが本音嬢の頭を叩いた事で止まったが・・・谷本さん、言うほど無くはないだろ。

 

「なに!」

「いいえなんでも」

 

これはこれでさっきとは違って怖いな。

 

 

 

時間も良かったので入った喫茶店での食事も終え、再び買い物へ戻ったわけだが・・・

 

水着売り場の所で千冬さんが山田先生と一緒になって正座している一夏君とクリスに説教している。お相手は・・・篠ノ之さんとデュノア。近くの柱にはオルコットさんと鈴嬢、そして少佐。

 

「・・・鷲津、女子生徒三人連れとはいい身分だな」

「いや千冬さん、買い物に来たら遭遇したんですよ」

「そ~です!誘ったわけじゃありません!」

 

俺と本音嬢の言葉を聞き、千冬さんの目線は後ろへと向けられる。後ろの谷本さん&さゆか嬢コンビが必死に首を振っている音が聞こえる。

 

「そうか。水着は男女別で買うように」

「彼女でもない女性の肌を見るわけには行かないでしょう」

「ラウラのはいいのか?」

「アカンでしょう」

「そうか、そうか・・・では刑を執行する」

「俺まだ新しい水着買ってなぎゃぁあああああああ」

 

俺、こっちに来るときに水着なんて持ってきてないってのに・・・

 

「し、翔!お前が気絶したら俺が買っとくぞ!」

「い、一夏君・・・たのむ・・・」

「なんで頼むのが言い出した俺じゃないんだよ!いい加減にしろ!」

「なんでクリスがそんなに怒ってるのかわからないけど、頼まれたの俺だから」

 

なんでお前さんは、そう意味も泣く挑発するような言い方をしますかねぇ・・・

 

「醜い争いを見たくないのでここで止めておく」

 

なんていいながら手を離してくれた千冬さんが女神に、いや、戦乙女に見えた。だってこの人と戦切り離しちゃいかんでしょ。

 

「あ、ありがとう御座います」

「所で、お前は何故ここに来たんだ?」

「ちょっとチェーンソーが欲しくて」

「チェーンソー?なんでそんな物を?」

「ちょっと数欲しくてですね。まぁ度肝抜いてやりますよ」

「・・・・・・あまりやりすぎるなよ」

「技術者志望の相手に何を仰る。奇抜な物作ってこその技術者冥利に尽きるってものでしょう?」

「・・・あまりにもひどい物ならばストップを掛けるからな」

「やっべ、ストップ掛けられるかもしれないです」

「そんな物を作ろうとするな!」

 

言われてもさ、俺のリビドーが叫ぶんですもん。リンゴ知識を使って『アレ』を作れと。そりゃ衝動に身を任せますよ、男の子ですもん。

 

「まぁいい、一回使ったらお蔵入りにするように」

「そのまま死蔵ですね分かります」

 

なんて会話をしている最中に、山田先生の説教は終わったようで、「はい、では解散です」との声で水着を買い終った連中は学園へ、買ってない俺達は千冬先生の監視の下水着を買うことに・・・なったはいいんだけどなぁ、

 

「やはり黒・・・いや、青か」

「黒じゃないですかね。イメージ的に」

「しかしだな、私もそろそろそのイメージを払拭したいと思っていてな」

 

何故か千冬さんの水着選びをガチで行っています。俺の水着?まぁ普通のトランクスタイプだ。流石にここでブーメランを選ぶようなネタに走りきれないわ。

 

「では黒に近めの・・・紺、とかどうでしょう?」

「黒に近いか・・・個人的にはもっと明るい色がいいのだがな」

「あえてピンク!」

「・・・・・・ないな」

 

一瞬考えましたよね?手元にあったから取ってみたピンクに白いフリルのついたビギニで、悩みましたよね?

 

「なんだその目は、なにがおかしい」

「いえ、着てみたいのなら試着してみれば良いかと」

「着ないぞ」

「了解です・・・じゃあ他には?」

「こう、逆に黄色などはどうだ?」

 

それから一時間ほどの会議の末、決まらずに黒に決まった。しかし俺はしっかりと見ている。

 

ピンクのフリルの奴も買っているのを。まぁ美人ですしねぇ、似合うんじゃないですか?どっかの進撃系腹筋アイドルも似合ってはいたし、腹筋なかったらもっと似合ってただろうし。いや、筋肉万歳。




チェーンソー、リンゴ知識、そして有澤・・・後は、分かるな?
千冬さん、乙女趣味疑惑浮上。
しっかし、見事にグダってますな。
それもそのはず、作者、実は別の事考えながら書いてました。

きっかけはバイト帰り、スッカリ二次創作脳になっていた俺が見かけてしまったのは・・・電器の落とされた店の表にポツンと置いてある公衆電話。二次創作、公衆電話・・・某週間少年雑誌でも気に入っていた作品の一つ「SYPRYN」のことを思い出した訳ですよ。
「ヤベェ、書きてぇ。サイレン二次超書きてぇ・・・こっちのサイレンもいいけど、SIRENもいいよな、書きてぇ」ってなったわけです。
だからといって、投げ出したくないですな。最低でも、これが終わったら書こうかなと計画してみます・・・取らぬ狸のなんとやら・・・

次回

バス→花月荘→兎

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