神の捕喰は程々に   作:4416

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オリキャラは自分だけかもしれないと言ったな

あれはウソだ

4416「ぬわーっ!!
   …え?」

え?

4416「マジ?」

マジ


極東の獅子

かつて極東に 強力な新型神機使いがいたという

 

その人物は 極東支部第一部隊に入隊してから わずか数ヶ月で 第一部隊の隊長に任命された

 

また エイジス計画を陰に 秘密裏に進められていたアーク計画を阻止した人物でもある

 

噂では 第一部隊前隊長のアラガミ化をも阻止したとか…

 

伝説と言われてもおかしくない そんな人物は今 独立支援部隊クレイドルに所属し 世界中を回っている

 

本人曰く 自身の力と仲間の力、これらが合わされば 人類の希望となる と言い クレイドルに所属したのだとか

 

 

ある時 誰かが彼を こう言った

 

極東の獅子だ と

 

雄大な姿と強者の力からか 彼は極東の獅子と云われていた

 

(フェンリル)から産まれた獅子

 

彼は 自分が獅子であることは自覚していないが 人類の希望の1つであるということは 疑わなかった

 

今日も何処かで 未来の為に 獲物(アラガミ)(やいば)で裂いているだろう……

 

 

 

[ラウンジ]

 

 

リンドウ「コウタの前の隊長なんだけどさ

     アイツ 俺達がブラッドアーツを使えるのを知ってからか ちょっとムキになっちまっててな」

 

4416「ふぅん」

 

リンドウ「自分だって使えるー の一点張りで ちっとも話を聞いてくれないんだ」

 

4416(リンドウさんも 話聞かないじゃん…)

 

リンドウ「まあ 正直なところ お手上げ状態でな

     でも ブラッドアーツを教えてくれた大先生を知ってるって言ったら 話がしたいって言っててな」

 

4416「いや ちょっと待って

   大先生って何?」

 

リンドウ「たぶん もうすぐ来るんじゃないか?

     アイツ めでたい色してるから すぐわかると思うんだけどなぁ」

 

4416「めでたい色?めだった色じゃなくて?」

 

リンドウ「おぅ めでたい色だ

     そうだなぁ 例えるなら…」

 

???「リンドウ殿 何をなされている」

 

リンドウ「おぉ ちょうど良いところに来てくれた

     だいたいこんな感じの見た目でな~ 背丈も同じぐらいだな」

 

4416(…本人じゃね?)

 

???「リンドウ殿?」

 

リンドウ「喋り方もこんな感じで…て 何だお前か~

     どうりで似てると思ったワケだ」

 

???「一体 何を?」

 

リンドウ「あー コイツが前話してた 例の大先生だ」

 

4416「いや だから待てって」

 

???「なるほど 貴公が…」

 

4416「き きこう?」

 

イチカ「お初にお目にかかる

    独立支援部隊クレイドル所属 白匙(しらさじ)イチカと申す」

 

4416「あ ご丁寧にどうも

   ブラッドの隊長の4416です」

 

リンドウ「そういや サカキ博士に呼ばれてたんだった

     んじゃ 後は頑張れよ」

 

4416「いや 待って

   どこ行くねーん」

 

イチカ「早速だが ブラッドアーツの伝授を頼む」

 

4416「…とりあえず 実戦で教えよ……」

 

4416 通常 難易度8「雷氷瀑布」を受注

 

 

 

[蒼氷の峡谷]

 

 

4416「バスターブレードかぁ」

  (しかも剛鋸アダムブレイク…)

 

イチカ「貴公はチャージスピアか」

   (穿槍リトクリーヴとはな…)

 

4416「えーっと…ブラッドアーツを教えるっつっても 手取り足取り教えるんじゃなくて…

   自分の血の力の『喚起』で 隠れた力を覚醒させる…みたいな?

   まあ 気がついたら覚えてるってワケよ」

 

イチカ「…実際に戦う方が早いと?」

 

4416「ま そんな感じかな

   どんなブラッドアーツを覚えるかは 覚えるまで分からないけど」

 

イチカ「なるほど…

    そうと分かれば アラガミを討伐するのみだ」

 

4416「んじゃ 動きのノロい石仮面(デミウルゴス)から」

 

イチカ「了解」

 

 

 

デミウルゴス<ムダムダムダムダムダムダムダァ!!

 

4416「よーし 喰うぞ」

 

バクンッ

 

4416「濃縮 受け取れー」

 

イチカ「すまない」

 

4416「も1個いくぞー」

 

イチカ「感謝する」

 

4416「ラストぉ」

 

イチカ「ッ…ハ…!」

 

4416「ん?」

 

イチカ「ッハハァァア!!切り刻んでやるぜェェ!!」

 

4416「!?」

 

イチカ「うらァア!!」

 

デミウルゴス<ウゲェッ!

 

イチカ「その仮面 叩き割ってやんよォォ!!」

 

デミウルゴス<クゥァ!

 

4416「………」

 

 

 

40秒後

 

 

イチカ「さあ 次の討伐対象に向かおう」

 

4416「ワカリマシタ」

 

イチカ「?」

 

4416(いくらなんでも倒すの速すぎ…

   逃げた方がいいぞ (ヴァジュラ)…)

 

 

ヴァジュラ<ブエックシェイ!

 

 

 

約二分後

 

 

4416「 」

  (自分 何もしてないのに… もう終わった…

   素でも充分強いじゃん…)

 

イチカ「…妙だ」

 

4416「な 何が?」

 

イチカ「力を溜める際 バーストレベル3の時は 本来よりも長くチャージが続いた

    だが その時以外は 通常のチャージだった…

    心なしか チャージ中に疲れやすくなったような…」

 

4416「…マサカ……」

 

イチカ「ソーマのブラッドアーツに似ているが 発動条件が異なる…」

 

4416「それ CCジ・エンドですやん…」

 

イチカ「ほう…それはいったい…?」

 

4416「CCジ・エンドはだな…」

 

青年説明中…

 

イチカ「なるほど…そういうことか

    披露する機会は少なそうだな」

 

4416「威力はとんでもないけどな」

  (というか いきなりCCジ・エンドを覚えるのもとんでもないけど)

 

イチカ「何はともあれ ブラッドアーツの伝授 感謝いたす」

 

4416「いやぁ 自分は特に何も…」

 

 

 

[ラウンジ]

 

 

4416「ムツミちゃーん オムライス1つー」

 

ムツミ「はーい♪」

 

4416「あー 疲れたー

   んな動いてないけど」

 

リンドウ「よーっす 隊長さん

     隣 いいか?」

 

4416「えぇ いいッスよ」

 

リンドウ「ずいぶん早かったな

     んで どうだった?」

 

4416「そりゃあ 一発で卒業ですよ

   ムチャクチャ強すぎませんか?あの人」

 

リンドウ「まあ アイツはな 暫定だけど極東支部で一番の実力者だからな

     『極東の獅子』なんて云われてるしなぁ」

 

4416「はい!?」

 

リンドウ「ぺーぺーの新入りだったヤツが 今では極東支部最強のゴッドイーターか…

     人生 何が起こるかわかったモンじゃないな!」

 

4416「いやいやいやちょっと待って下さい!

  なんでその最強さんを 自分に押し付けたんスか!?」

 

リンドウ「まあ なんというか…

     お前さんなら何とかなるだろうって 信じたからだな」

 

4416「………

   そういえば あの人 バーストレベル3になったら 性格が変わったんスけど」

 

リンドウ「それが獅子と云われる理由だ

     眠れる獅子が目を覚ましたような…そんな感じだったろ?」

 

4416「そんな感じですけど…

   強すぎるでしょうに…」

 

リンドウ「まあな…

     でも そんなアイツでも 感応種には手も足も出なかったけどな

     さすがのアイツもムリだったようでな…」

 

4416「感応種は仕方ないスね」

 

ムツミ「はい オムライスお待ちどおさま♪」

 

4416「ありがと ムツミちゃん

   じゃ いただきまーす」

 

リンドウ「俺はそろそろ行くわ

     遅刻したら アリサが怖ぇからな~」

 

4416「もづかえしゃまえーす(お疲れ様でーす)

 

 

 

ー終ー





イチカの設定

名前:白匙(しらさじ)イチカ
年齢:21
性別:男
出身:極東
神機:バスターブレード&スナイパー
 刀身:剛鋸アダムブレイク
 銃身:銀乙女砲
 装甲:カリスト
 制御:アサシン
 強化A:近距離強化C
 強化B:バースト維持
 BA:CCジ・エンド
トップス:クレイドル制服上
ボトムス:砂ノガサネ下
ヘアスタイル:5
アクセ&共通アクセ:1
ヘアカラー
 明るさ:50
 R:130
 G:0
 B:0
 つや:100

こんなところかな

4416「なんで自分よりしっかりしてるの?」

出番少ないから

4416「ひどいよお」

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