神の捕喰は程々に   作:4416

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今更ですが 本編に入る前に

主人公(4416)の神機は 特に定めていません

強いて言うと メインはチャージスピア 時々ロングブレードorバスターブレード といった感じです

銃はほとんど使いません

4416「オラソ&アルバレも使うけどな」

文中に神機の指定がない場合は だいたいスピアだと思って構いません

4416「んで 自分の設定は?」


名前:4416
年齢:18
経歴:省略
神機:不定
トップス:モノクロティガー
ボトムス:クレイドル制服下
髪型:9
アクセサリ&共通アクセサリ:1
ヘアカラー:暗い緑

以上

4416「だから神機を決めt


聖なる探索 性格の章

[ラウンジ]

 

 

ラウンジの奥の席に座っているハルオミと4416

 

普段 おちゃらけている二人が いつになく真剣な表情をしていた…

 

ハルオミ「俺たちは ゴール地点はスタート地点だということを発見して スタート地点へと帰ってきた

     それで 俺たちの探索は終わった…」

 

4416「………」

 

ハルオミ「だが 探索が終わったにも関わらず この結論に納得がいかない…

     その気持ちは 徐々に強まっていくばかり…」

 

4416「………」

 

ハルオミ「そしてある日 俺は気付いたんだ…

     気付いた時に 今までの自分が恥ずかしく思えてきた…」

 

4416「それは…いったい…」

 

ハルオミは 少しの間目を閉じてから 口を開いた

 

ハルオミ「…思い返すと 俺たちは様々なものを追い求めた

     ニーハイ… 低露出… 生足… そして 胸…」

 

4416「はい… でも…これらのどこに恥じることが…?」

 

ハルオミ「俺は 隠されているのがいいだの 隠さない方がいいだのと言っていた…

     だが どっちにしろ俺は 目に見えるものしか見ていなかった…!」

 

憤りにも似たその一言から 4416は少しばかり戸惑う

 

4416「目に…見えるもの…?

   ハッ…!? まさか…!?」

 

ハルオミ「そのまさかだ…!

     俺たちは 人として最も重要な…

 

 

 

     性格を考えていなかったんだ!!」

 

~♪(例のBGM スタート)

 

4416「あぁ…過去の自分を殴りたい…!」

 

ハルオミ「俺もできることなら 過去に戻りたい…!

     しかし それができない今 俺たちにできることは一つ…

     前を向いて 歩くしかない…!」

 

4416「後ろを向いている暇は無い…!」

 

ハルオミ「あぁ その通りだ!」

 

4416「ハルさん 突然ですが 自分の不躾な願いを 聞いてくれませんか?」

 

突如 立ち上がる4416

 

ハルオミ「ん? 何だ?」

 

4416「今回のモデル探しは 自分に任せてもらえないでしょうか?」

 

ハルオミ「お前が…?」

 

4416「自分は ハルさんと共に歩いていた気になっていました

   しかし自分はただ ハルさんについていっただけに過ぎません…

   ですから 今度は肩を並べて歩んでいきたいのです… !」

 

ハルオミ「…お前も言うようになったな

     よし!モデル探しはお前に任せよう!」

 

4416「ありがとうございます!

   この4416 全力で勤しむ所存でございます!」

 

ハルオミ「そんな固くならなくてもいいんだぜ

     俺たちは…相棒だろ?」

 

4416「ハルさん…!」

 

二人の絆が より一層に深まったのであった…

 

 

 

アリサ「公共の場であんなことを言うなんて…ドン引きです…」

 

ソーマ「好きにさせてやれ…」

 

興味が無さそうに その一言を放ったソーマに対してリンドウは

 

リンドウ「なんというか あれだな

     なんか 楽しそうだな」

 

アリサ「リンドウさん!?」

 

興味津々であった…

 

 

 

ーー二十分後

 

 

4416「今回 自分がチョイスしたのは 王道でもある『ツンデレ』

   最初はツンツンとした態度を見せるが 次第にデレていくというもの…」

 

ハルオミ「それが ()()()ツンデレ…」

 

4416「はい… ある時期に ツンデレとはツンとデレを持った性格 と認識されていました」

 

ハルオミ「世間は恐ろしいよなぁ…

     過半数の意見が正統化され そして それに流される…」

 

4416「同感です…

   さて 本題に戻りましょう

   今回のモデルは 極東支部第一部隊所属 エリナ・デア=フォーゲルヴァイデです!」

 

エリナ「うぅ…フルネームで呼ばれると 恥ずかしいなぁ…」

 

4416(赤らめた顔もイイネ!)

 

心の中で親指を立てる4416

 

ハルオミ「隊長さん 早速ミッションに行くとしますかぁ」

 

4416「そうっすね」

 

4416 通常 難易度9「ザ・スカルフェイス」を受注

 

 

 

[贖罪の街]

 

 

ハルオミ「しっかし 隊長さん

     神機からやる気が痛いほど感じるね」

 

4416「えぇ エリナにカッコ悪い所は見せられませんしね」

  (この時のために 穿槍リトクリーヴを引っ張り出してきた…

   意地でもノーダメージで勝たなければ…!)

 

エリナ「ねぇ 先輩」

 

4416「ん?何?」

 

エリナ「ハルオミさんがいるのは分かるけど…

    なんでエミールまで…?」

 

4416「別にいいじゃん

   1人でも多い方がいいし」

  (エリナのツンはエミールにしか見せないし…)

 

エリナ「まあ 先輩がそう言うなら…」

 

エミール「そう心配するな エリナよ

     僕は足を引っ張るつもりは毛頭ない」

 

エリナ「そういうこと言ってるんじゃないの!」

 

4416「(・∀・)ニヤニヤ」

 

フラン『中型種が作戦エリアに侵入しました

    侵入地点の情報を送ります』

 

4416「よし そろそろ行くか」

 

 

 

30秒後

 

 

フラン『感応種の侵入を確認!

    侵入ポイントの情報を送ります』

 

4416「来た来た」

 

スパルタカス<リョクハツゥ!ヨクモドウホウヲ!

 

突然 怒るスパルタカス

 

4416「え?なんかいきなり活性化した!?」

 

ラージャ<バカヤロウ ニゲルゾ!ヨニンアイテジャブガワルイ!

 

好機とみてか 捕喰に向かうヤクシャ・ラージャ

 

4416「ちょっと!どこいくねーん!」

 

パイク<トツゲキィ

 

ヤクシャ・ラージャに気を取られた4416の背後から 突進を繰り出すドレッドパイク

 

4416「ぬわーっ!!」

 

スパルタカス<リョクハツゥゥゥ!!

 

両腕を広げ 急接近するスパルタカス

 

エミール「のわぁあ!!」

 

巻き添えを食らったエミール

 

戦場は混沌と化していた…

 

 

三分後

 

 

 

スパルタカス<コノウラミ…ハラサデオクベキカ…

 

フラン『目標の沈黙を確認

    …早い さすがです』

 

4416「 」

 

結局 ノーダメージでなくなった4416だった…

 

ハルオミ「今回は…あー…不測の自体が起こったからな…

     あれは仕方ない」

 

4416「 」

 

ハルオミ「しっかし いきなり怒ったのはなんだったんだろうな」

 

4416「 」

  (なんで(ドレッドパイク)ごときの攻撃で吹っ飛んだんだ?

   『おおげさ』なんて発動してねーのに…)

 

エリナ「先輩!帰ろっ♪」

 

4416「 」

  (…ま いっか)

 

エリナ「…先輩?」

 

ハルオミ「今はそっとしておいてやってくれ」

 

エミール「忌まわしきアラガミめ…!

     友を精神的に追いやるとは!」

 

4416「 」

 

 

 

ー終ー


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