4416「安っ」
3000fcはタイトルの都合上 付けただけ
4416「おい」
4416は極度の暑がり
六月初旬あたりから 暑い暑いと喚き出す
…まあ その
[4416の部屋]
4416「……ぁっぃ」ﾊﾟﾀﾊﾟﾀ
うちわ<もっと熱くなれよぉ!!
4416「…幻聴まで聞こえてきた……
こりゃ本格的にヤバいな…」ﾊﾟﾀﾊﾟﾀ
うちわ<ん？暑くなってきたね…？
4416「…こんな時にクーラーと扇風機と冷風機が壊れるとか……
…同時に稼働させたのが原因か…？」ﾊﾟﾀﾊﾟﾀ
うちわ<おいちょっと待て
俺の言ってることなに馬耳東風してんだ!?
そこのキミだよ そこのキミ!!
4416「…なんだ この某テニスプレイヤーの如く熱いうちわは……」ﾊﾟﾀﾊﾟﾀ
うちわ<馬耳東風っていうのは ウマの耳をつけたら 東から風が ふぅ～～～……
なワケねぇだろうぉえぇ!!
4416「…ダメだ はやく どこかに ひなん しないと……」 ﾎﾟｲｯ
[ラウンジ]
4416「…まだ暑い……」
ハルオミ「逆に考えるんだ」
4416「…へ？」
ハルオミ「暑くてもいいさ と…！」
4416「……ないわー」
ハルオミ「隊長さんよー 暑いなんて言ったら 余計に暑くなるぞー」
4416「……じゃあ 寒いと言えば 寒くなる…？」
ハルオミ「そ そりゃあ もちろん…
寒くなる…さ」
4416「…男に二言は…？」
ハルオミ「………」
4416「………」ﾄﾞﾄﾞﾄﾞﾄﾞﾄﾞ
ハルオミ「…まいったな……」
4416「……暑い…
地獄之釜茹也…」
ハルオミ「こりゃ かなり重症だな…
…しっかし ここの気温は24度だというのに そんなに暑いか？」
4416「………」ﾌﾟﾙﾌﾟﾙ
ハルオミ「…ん？」
4416「おれは しょうきに もどった！」
ハルオミ「ど…どうした？」
4416「こんなに暑いなら寒いところに行けばいいじゃねーか!!
有言実行！求むは一桁！」ﾄﾞﾀﾄﾞﾀ
ハルオミ「………」
4416 通常 難易度8『雷氷瀑布』を受注
[蒼氷の峡谷]
4416「あー なんで勢いだけで来ちまったんだー？
こんなことなら扇風機だけでも修理すりゃよかったー」
ﾃﾞﾐｳﾙｺﾞｽ<ｺﾉｱﾎｶﾞｧ!!
4416「雪溶けてるじゃねーか
全然寒くねーよ
少し暑ちーよ」
ﾃﾞﾐｳﾙｺﾞｽ<ﾋﾝｼﾞｬｸ ﾋﾝｼﾞｬｸｩ!
4416「とっとと終わらせて帰るーよ」
ﾃﾞﾐｳﾙｺﾞｽ<WRYYYY!!
4416「てぇゐ!!」
ー三分後
ｳﾞｧｼﾞｭﾗ<ｱ…ｱﾘﾉﾏﾏ ｲﾏｵｺｯﾀｺﾄｦﾊﾅｽｾﾞ!
｢ｵﾚﾊ ﾓﾉｦｸｯﾃｲﾀﾄｵﾓｯﾀﾗ ｲﾂﾉﾏﾆｶｸﾜﾚﾃｲﾀ｣
ﾅ…ﾅﾆｦｲｯﾃｲﾙﾉｶ ﾜｶﾗﾈｰﾄｵﾓｳｶﾞ ｵﾚﾓﾅﾆｦｻﾚﾀﾉｶ ﾜｶﾗﾅｶｯﾀ…
ｱﾀﾏｶﾞﾄﾞｳﾆｶﾅﾘｿｳﾀﾞｯﾀ…
ﾌｲｳﾁﾀﾞﾄｶ ｵｵｶﾞﾀｱﾗｶﾞﾐﾀﾞﾄｶ ｿﾝﾅﾁｬﾁﾅﾓﾝｼﾞｬｱ ﾀﾞﾝｼﾞﾃﾈｴ
ﾓｯﾄ ｵｿﾛｼｲﾓﾉﾉﾍﾝﾘﾝｦ ｱｼﾞﾜｯﾀｾﾞ…
4416「なんかスッゴイぶつぶつ呟いてるように鳴いてるんだけど
コレ 倒しても呪われたりしない？」
[4416の部屋]
4416「なんだよこの暑さー
室温がとんでもないことになってらぁ
温度36度 湿度70％とか なんて部屋だー」
うちわ<あっついよねぇ～…
4416「早いとこ扇風機直さないと…
というワケで頼んます リッカちゃん」
リッカ「確かに機器は取り扱ってるけど…
あくまで神機に関連するモノがメインで…」
4416「オネガイシマス このとーり」ﾄﾞｹﾞｻﾞｧ
リッカ「…まあ 一応やってみるよ」
うちわ<ありがとう！
4416「!?」
ｶﾁｬｶﾁｬ
4416「………」ｼﾞｰ
リッカ「どうしたの？」ｶﾁｬｶﾁｬ
4416「あ いや 何も…」
リッカ「そう…？」ｶﾁｬｶﾁｬ
ﾈｼﾞﾈｼﾞ
4416「……ｺﾞｸｯ…」ｼﾞｰ
リッカ「…何かヘンなこと考えてない？」
4416「え!?いや!?な 何もやましいことなんて考えてないよ!?
あ ほら！暑いっしょ!?扇いであげるよ!!」ﾊﾞﾀﾊﾞﾀ
うちわ<涼しくなりたい？涼しくなりたい？
すぐやっちゃうから！いい？
リッカ「…ホントかな……？」ﾈｼﾞﾈｼﾞ
4416「じ 自分が変なコト考えるヤツに見えるかい？…」ﾊﾞﾀﾊﾞﾀ
うちわ<ねえねえ？君んちってどんな家？ん？
ちゃんと 言えよ！
リッカ「そうだねぇ…
見えなくもない かな」
4416「 」ﾊﾟﾀﾊﾟﾀ
リッカ「あれー？
風が弱くなったぞー」
うちわ<おいちょっと待て
俺の言ってることなに馬耳東風してんだ!?
結局 扇風機は直らなかったとか
4416「まあ でも いいモン見れたし…ｳｪﾋﾋ」
ー終ー
4416「てめえの煩悩丸出しじゃねーか！」
だいたいこんな感じ
4416「いろいろと待てや浮気野郎」