神の捕喰は程々に   作:4416

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最近 女性(特に少女)の考え方等を学ぶために 少女マンガを読み漁ってます

妹のマンガを勝手に拝借したり

「死ぬまで借りてくZE☆」とか言いながら 二日後に返したり

まあ それでだいたいながら理解しつつあるのですが…

女 っ て 怖 い ね


副人公

 

 

 

[アナグラ ロビー]

 

 

ギル「隊長が首を痛めた?」

 

シエル「はい…

    音楽に合わせて首を動かしていたら 首を痛めたと…」

 

ナナ「聴いた感じ メタルっぽい音楽だったよー」

 

ギル「まったく あのバカは…」

 

ナナ「無意識ってコワいねー」

 

ギル「?」

 

シエル「?」

 

ナナ「ん?」

 

 

 

ギル「…で 完治までにどれくらい掛かるんだ?」

 

シエル「隊長は 1日もあれば大丈夫と…」

 

ギル「それはいくら何でも短くないか?

   偏喰因子の恩恵があるとはいえ…」

 

シエル「私もそう思ったのですが トマトがあるから問題ないと言ってました」

 

ギル「トマト?」

 

ナナ「あの『M』の字があるトマトのことかな?」

 

シエル「そこまでは聞いていないので 私にも詳しくは…」

 

ギル「仮に その例のトマトだとしたら なんで隊長が持ってるんだ」

 

シエル「それは…」

 

ハルオミ「説明しよう!」

 

ギル「ハ、ハルさん!?」

 

ハルオミ「アイツはカービィに ほとんどの食料を食われてしまった

     しかしカービィは ブラッドの隊長さんのことを 食べ物をくれる優しい人と思ったのか クレヨンで隊長さんらしき似顔絵を描いた絵と共にトマトを置いて どこかへ行ったそうだ」

 

ギル「………」

 

シエル「………」

 

ナナ「?」

 

ハルオミ「ん?どした?」

 

ギル「ハルさん…その円い枠は何ですか…?

 

ハルオミ「コレか?

     マンガとかでよくあるだろ

     補足のためにこうやって解説してくれるアレだよ」

 

ナナ「でもコレって 小説だよね?」メタァ

 

ハルオミ「それは言わない約束だぜ?」

 

ギル(いったい 何のことなんだ?)

 

ハルオミ「まあ 俺もそのトマトについては詳しく知らないからなぁ

     なんでも HPが全回復する とか言ってたな」

 

シエル「HP?」

 

ナナ「HPっていうのは ヒットポイントの略で その人の生命力みたいなものだよ」メタァ

 

ハルオミ「おっと それ以上はいけないぜ」

 

シエル「………」

 

ギル「…しかし本当に1日で復帰できるかは怪しいな」

 

ナナ「んー そういう時は ギルが隊長の代わりをすればいいんじゃない?」

 

ギル「冗談はよせ…

   俺は隊長なんてガラじゃない」

 

ハルオミ「だったら俺がやろう

     似ている所は沢山あるだろう?

     髪の色といい 目の付け所といい」

 

ギル「ハルさん…」

 

 

 

同時刻

[ラウンジ]

 

 

コウタ「止めとけ

    今日だけは絶ッ対に止めておけ」

 

エリナ「どうしてですか!?」

 

エミール「どうした?

     いったい何があったのだ?」

 

コウタ「いやぁ 何があったというか…

    エリナが ブラッドの隊長の見舞いに行くって言ってるんだけど…」

 

エミール「別に問題は無いのでは?」

 

コウタ「いや それが…なんというか…」

 

エリナ「行っても良いでしょう!

    なんで止めるんですか!?」

 

コウタ「…わかった 理由を教えてやる」

 

エリナ「………」

 

コウタ「俺も アイツの見舞いに行こうと思って 病室に行ったんだけど 居なくてさ

    …いや これは関係ないな

    ……んで サカキ博士に聞いたら 自室で療養してるって聞いて アイツの部屋の前まで行ったんだよ」

 

エリナ「…で 何かあったの?」

 

コウタ「………」

 

エリナ「………」

 

エミール「……?」

 

コウタ「…部屋の中から よくわからない言葉を連呼してたんだ……」

 

エリナ「…え?」

 

コウタ「さすがに俺もビックリしたよ…

    …それで ちょっと録音してみたんだけど 再生するのが怖くてな……」

 

エリナ「………」

 

エミール「その例の言葉 もし宜しければ 聴かせてほしい」

 

コウタ「ほ 本気か!?エミール!?

 

エリナ「…私も聴いてみたい」

 

コウタ「…お前らがそう言うのなら……

    途中で 止めてとか言うなよ」スッ

 

エリナ「わかってますよ…」

 

エミール「………」

 

カチッ

 

 

 

『オッオオオッオ オッオオオッオ

  オッオオオッオ オッオオオッオ

 

 モウサイケッカンガイッパイツマッテルトコロ ワーキー!!

  モウサイケッカンガイッパイツマッテルトコロ ワーキー!!

 

 ノーカン! ノーカン! ノーカン! ノーカン! ハイッ!

  ノーカン! ノーカン! ノーカン! ノーカン!

 

 オラ コンナムライヤダァ

  オラ コンナムライヤダァ

 

 バヨエーン バヨエーン

  バヨエーン バヨエーン』

 

コウタ「………」

 

エリナ「………」

 

エミール「………」

 

コウタ「…な?」

 

エリナ「…うん」

 

エミール「つまり…どういうことだ?」

 

 

 

同時刻

[アナグラ ロビー]

 

 

ギル「今回のミッションは 隊長がいなくても何とかなるだろ」

 

シエル「隊長が苦手とする セクメトですけど…」

 

ナナ「私なら大丈夫だよ」

 

ギル「こんな時 隊長ならどうするだろうな…」

 

 CC・ブレイカーデゴリオシテヤル

 

ギル「…まさかな」

 

シエル「プリティヴィ・マータも要注意ですね…」

 

ナナ「はーい」

 

 バレットノギジュツリョクハ セカイイチィィィ!!

 

ギル(…幻聴…だよな?)

 

 

 

ー終ー





主人公がいないだけで 凄い手間取った事実

現状 ツッコミとボケを兼ね備えた器用貧乏なキャラだから 主人公がいないと台詞がどうしても思い付かない

結果 すんごいムリヤリな形になってしまった

挙げ句 録音と空耳という暴挙に出る始末…

もうちょっと考えて書かないと…

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