・・・他にはないのでどうぞ~
武偵高の5時限目からそれぞれの科目別に実習を行う
そして単位には反映されないが自分が在籍していなるい学科の授業も自発的にうけることができ
そのことを“自由履修”という
そしてその自由履修で
「さあ、勝負よ!シュウ!」
「やれや!やれや!どっちかが死ぬまで戦え!!」
「神崎、銃、剣、打撃等致命傷以外なんでもアリのルールでいいんだよな?」
「ええ、そうよ」
神崎は
俺は抜刀術のスタンスをとる
「あんた、その距離で何が出来るの?」
「武偵なら、推理してみたらどうだ?」
軽口を交わし合い
ドォン!「始めい!!」
鳴った!!
先手は神埼、銃を相手取ると分った時からそれは承知の上
ならば、こちらは後手で勝てば良いだけの話っ!
バンバンッ
神崎から放たれた2発の弾丸を抜刀しつつ
キキィン!
斬る!!!
「!?」
一度やっているとはいえ、流石の神崎も驚いたようだ
「何発でも打ってこいよ。弾切れまで付き合ってやるからな」
「・・・上等よ、アンタに風穴開けてやる!!」
そこから神崎が撃ち。俺が時に斬り、時にかわしていく
「ああ・・もう!!素直に撃たれなさいよ!!」
「そんな素直で易しい相手が相手だったことあるのかよ?」
神崎の苛立ちまじりの怒声に俺は律義に相手を逆なでするように返す
こうしていると俺の方が優勢だと思うかもしれないが実際は劣勢である
段々と神崎の弾丸が俺を掠めてきたし、そもそも此処からでは
今の様に神崎を挑発し、呼吸、表情、銃口の向き・角度それぞれを認識しやすくし
弾丸の軌道を読み続けなければならない
そうしている内に神崎から放たれる弾丸の数が十・・・十四・・十六!!
十六発目の弾丸を回避し、神崎の
しかし此処からでは
(隠しておきたかったが仕方が無い・・・)
俺は今まで隠してきた天地の技を使うことに決めた
今までは使うまでも無かった技だが
俺は抜刀のスタンスのみをとるここまでは巌流の燕返し違うのはここから先!!!
(
俺は斬撃を放ち、その一直線上にあった神崎の拳銃が
スパン!
切れた
「今の・・・何?」
ただ呆けている
「・・・いつまで呆けているつもりだ?」
「!?」
まあ、驚くのも無理は無いあっちは完全に間合いの外と油断していたんだからな
今の技“断空”は論理だけで説明するなら簡単だ
高速で刀を振るい、そこから発生した真空の刃を相手にぶつける技
初見での回避は不可能に近い
そして
「うるさいわね!!」
神崎は拳銃をしまい二刀流で俺に斬りかかってくる
そう、
先程の派手な一閃に目を惹かれがちだが
天地の風式の本質は遠隔斬撃ではなく
これを見せられ理解した相手は近接戦を余儀なくされる
この技の怖さは遠隔斬撃・・・近づいてしまえば単なる強い打ち込みでしかない
だが・・・そうやって相手を近づかせ相手の方から距離を離さないようにするのがこの技の役目!
この技は振りぬく特性上連射は出来ない
だが、人間は未知の現象に直面した時正しい判断ができなくなる
実際、神崎も近づいてしまっている
俺は内心ニヤリと嗤う。正直
神崎に勝ちの目はあった、
俺の戦術がハマり神崎が俺に斬りかかってくる
相手は二刀流手数で押し切るのが常套手段
なら、その手数を制限する!
神崎が俺に斬撃を放ち俺は右の小太刀を左へずらしもう片方の小太刀の邪魔をする
俺は小太刀をずらした際の勢いを利用し袈裟がけに回転斬りを見舞う
「!!」
神埼は流石の反射神経で避ける
ピッ
「・・・」
神崎のブラウスに切れ込みがつく
(これでよし)
いささか派手な分相手に反応するだけの時間を与えてしまったが
神崎には下手な打ち込みをすると
(今度はこちらから!)
俺は神崎が冷静になり銃を抜かれないように仕掛ける
刺突を放ち、そこから斬り払いにつなげ
神崎の
・・・・今!!
ビュン!
「くっ!」
タッタ
神崎が距離をとる
「あららら・・・今のはとったと思ったのにな」
「おあいにくだけどそう簡単にはやられないわよ」
そうか・・・
だが神崎よ・・・
まだまだ戦いはこっからだぞ?
はいっ
名残惜しいですが
私的な理由によりここで一旦切らせていただきます!!
正直・・アリアが苦手なものよりもコワイものが来る前に・・・
誤字脱字があればおねかいします!!
でわ!!
付け足し~
はい先程用事が終わり決着もついたので付け足しさせて
いただきます
斬っていました真空状態では爆風も、爆炎も届きませんからね~
(