Dämon Entfernung Organisation   作:双紅

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序章はいかがでしたでしょうか??
これから面白くしますよ!←

世界観とカテゴリをちゃんと忘れないようにしていきたいです

では第1章始まりです。


1章~学園~第Ⅰ話

―――ドスッ!

 

うつ伏せの頭に勢いよく振り落とされたそれは

教科書だった。

厚さ実に3センチ!カバンに入れると邪魔なくらいに厚いそれは

まさに無防備だった少年の頭を的確に捉えていた

 

「ぐふっっっ!!」

 

おっと二次災害だ。叩かれた勢いでそのまま机に顔面を強打してしまった。

――鼻が・・・。

 

「よぅ、リク・・・。随分な身分じゃねぇか。」

 

あぁ、不敵な笑みが見える、公務員の顔じゃねぇ。この筋肉ゴリラが・・・。

 

授業中寝ていた少年は学園の生徒である

少年は幼少期の記憶がなく名前も忘れていたために

周りからリクと呼ばれるようになった

というか周りが名づけてくれた

髪は黒く少々長めで若干ツンツンを連想させるくせ毛が特徴

暗そうな雰囲気もあるが人あたりは普通

夏でも冬服、半袖は着ない

体育等も教室の窓から見学と、一件事情ありげだが

本人曰く「半袖がきらい(体育着込)」「冬服のほうがかっこいいから」だそうで

病弱なわけでもなく至って健康体なのだが

体育の見学の時間の時だけなぜか遠くの空をぼーっと眺めていた

なにかモノを探すかのような目で。

 

 

突然何がなんだかわからない人もいると思うが・・・。

そうだな軽くいろいろ説明したほうがいいな。

 

学園とは

【Damon Entfernung Organisation(妖魔殲滅組織)】

通称【DEO(ディオ)】の管轄下にある施設で

主に妖魔に対する知識を学ぶところだ。

過去には学校と呼ばれる施設があり

小、中、高学年と大学と呼ばれる同等の施設があったらしいが

学園は小中高一貫、大学は無い以外は

その学校とやってることは同じだと思う

ちなみに今は学校と呼ばれる施設はなく

学園も日本校、ドイツ校、アメリカ校、ロシア校の4校のみで

リクは日本校に通っている。

 

【DEO】ドイツが本拠点で配下に強力な軍と俺たちのいる学園を構え

全面的に妖魔を消し去ろうと働く機関だ。

ドイツ全域と世界各首都に人間保護地域を設置しており

数少ない人間が生活している。

 

10年前、世界的に妖魔が繁殖し人類を脅かす事件が発生してから

できた国際機関らしい

 

軍とは先ほど言ったとおり

【DEO】の管轄下にあるもうひとつの施設団体で

実際に妖魔と戦う人たち政府団体のことで

強力な武器と量で妖魔を撃退、殲滅する、というのがお仕事

多方そこに入るための最短ルートがこの学園というわけだ。

 

最後に

妖魔についてたが

いろいろな諸説あるらしいが

学園では生物の突然変異体と教わっている

妖魔がどれも生物の面影や特徴を模しているが

全てに特徴するのが強靭な肉体と、背中の翼だ。

昔で言うところのガーゴイルやら悪魔やら使い魔、

と言ったところだろうか・・・?

もっともそいつらは想像上の珍獣、妖精等呼ばれていたらしいが

妖魔は実物する生物だ。

普通の銃や刃物も通用する。ただしデカイ

小さいのもは人ほどだが大きくなると3mはある

 

と、まぁ

まだ高等部入りたての俺だが

学園で習った知識はこの程度。笑っちゃうよな。

 

「なにアホな面下げてボケーっとしてるんだ!全く・・・寝るなよ」

 

――ゴスンっ!

 

言葉の最後には必ず教科書である。ほんとやめて、痛いから。

 

「おっと、忘れるところだった、今日から転校生が来る、入ってきたまえ」

 

こんな時期に転校生らしい。このクラスとは運が悪かったな。

 

 

廊下から人影がスラリと入ってきた。




次回
時期はずれの転校生
訪れるのは天使か妖魔か
その転校生が少年を見据える
次回1章第2話
我々はこの少年たちに人類の勝利を託した


はい
次回予告乙ですww
こうゆうのが書きたかっただけですw
ちょっと行き過ぎた事書いてますが
次回はそんな内容なのは確かです!タブン

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