ベクター?誰それ、俺真月   作:野球男

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こんにちは。
真月君vs瑠那 1となっております。

構築前に瑠那をザッと調べてみる→キーワードに「月」があった

(野 ^o^)<幸先いいなぁ

他も調べてみる→無い(カチコチドラゴンを使ったよ!)

\(^o^)/

それでは、どうぞ。


第74話

「「デュエル‼」」

 

瑠那 LP4000

真月 LP4000

 

「私の先攻、ドロー‼ ローンファイア・ブロッサムを召喚‼」

 

ローンファイア・ブロッサム(準制限カード)

☆3 炎属性 植物族

ATK 500

DFE 1400

1ターンに1度、自分フィールド上に表側表示で存在する植物族モンスター1体をリリースして発動できる

デッキから植物族モンスター1体を特殊召喚する

 

「ローンファイア・ブロッサムの効果発動‼ このカードをリリースし、デッキからギガプラントを特殊召喚するわ‼」

 

ギガプラント

☆6 地属性 植物族

ATK 2400

DFE 1200

このカードは墓地またはフィールド上に表側表示で存在する場合、

通常モンスターとして扱う

フィールド上に表側表示で存在するこのカードを通常召喚扱いとして再度召喚する事で、このカードは効果モンスター扱いとなり以下の効果を得る

・1ターンに1度、自分のメインフェイズ時に発動できる

自分の手札・墓地から昆虫族または植物族モンスター1体を選んで特殊召喚する

 

瑠那のフィールドにいた爆発の実を生やした植物が姿を消すと地鳴りと共に城下をぶち抜き、不健康な程に育った巨大な植物の化け物が現れた。

開かれた口からは奇声が上がる。

「さらに、ブラック・ガーデンを発動するわ‼」

 

ブラック・ガーデン

フィールド魔法

「ブラック・ガーデン」の効果以外の方法でモンスターが召喚・特殊召喚に成功した時、そのモンスターの攻撃力を半分にし、そのモンスターのコントローラーから見て相手のフィールド上に「ローズ・トークン」(植物族 闇属性 星2 攻/守800)1体を攻撃表示で特殊召喚する

また、自分のメインフェイズ時に発動できる

このカードとフィールド上の植物族モンスターを全て破壊し、自分の墓地からこのカードの効果で破壊したモンスターの攻撃力の合計と同じ攻撃力のモンスター1体を選択して特殊召喚する

 

宣言と共に石畳の床や城壁を這うようにイバラが覆い始め、あっという間に一面が黒いイバラに覆われた。

いつの間にか空も暗雲が立ち込めている。

 

「私の庭にようこそ、零君」

そう言うと微笑を浮かべながら咲いていたバラを摘み、鼻を近付けた。

「ターンエンド」

 

瑠那 LP4000

手札 4

モンスター 1

ギガプラント 攻撃

魔法・罠 1

ブラック・ガーデン

 

「俺のターン、ドロー‼」

ブラック・ガーデン…また厄介な。

召喚・特殊召喚しただけで攻撃力を半分にするということは、ギガプラントの攻撃力は実質2倍の4800。

 

…ブラック・ガーデンを破壊できそうなカードは今手元にはない。

仕方ない、とにかく攻撃あるのみだ。

「セイクリッド・ポルクスを召喚‼」

「ブラック・ガーデンの効果を受けてもらうわ」

 

セイクリッド・ポルクス 1700→850

 

「ポルクスの効果により、セイクリッド・アクベスを召喚‼」

「当然、ブラック・ガーデンの効果を受けてもらうわ」

 

セイクリッド・アクベス 800→400

 

「アクベスの効果発動‼ このカードが召喚に成功したことにより、セイクリッドと名のつくモンスターの攻撃力を500ポイントアップする‼」

 

セイクリッド・ポルクス 750→1250

セイクリッド・アクベス 400→900

 

「いくぞ‼ ポルクスでローズ・トークンに攻撃‼」

 

瑠那 LP4000→3550

 

「さらにアクベスでローズ・トークンに攻撃‼」

 

瑠那 LP3550→3450

 

「それで終わりかしら?」

2体のローズ・トークンを破壊されたことによるダメージを受けるも、瑠那は微笑したままこちらを見ている。

「…1枚伏せてターンエンド‼」

 

真月 LP4000

手札 3

モンスター 2

セイクリッド・ポルクス 攻撃

セイクリッド・アクベス 攻撃

魔法・罠 1

⁇?

 

「あら、エクシーズ召喚はしないのかしら?」

「ああ。今なら俺に大ダメージを与えることもできるな」

「そうね」

そう言うと瑠那は俺のリバースカードと手札を見つめる。

オネストを握っているか警戒されているのだろう。

このあらかさまな罠に瑠那はどう来る?

 

「まあいいわ。私のターン、ドロー‼」

やがて瑠那は考えをまとめたのかリバースカードからこちらに視線を移した。

 

「あら残念。破壊できそうなカードもないみたいね。なら、ギガプラントでセイクリッド・ポルクスに攻撃‼」

「攻撃宣言時にリバースカードオープン‼ セイクリッドの流星‼」

 

セイクリッドの流星

通常罠

このカードを発動したターン、「セイクリッド」と名のついたモンスターとの戦闘で破壊されなかった相手モンスターは、ダメージステップ終了時に持ち主のデッキに戻る

 

「でもギガプラントの攻撃は通るわよ‼」

「ぐっ…‼」

 

真月 LP4000→2850

 

「…だが‼ セイクリッドの流星の効果により、ギガプラントはデッキに戻る‼」

ギガプラントが吹き飛び、瑠那のデッキへと帰っていった。

 

「やるわね、零君。なら私はレスキュー・ラビットを召喚し、効果発動‼ このカードを取り除き、デッキからジェリービーンズマンを特殊召喚する‼」

 

ジェリービーンズマン

☆3 地属性 植物族

ATK 1750

DFE 0

ジェリーという名の豆戦士

自分が世界最強の戦士だと信じ込んでいるが、その実力は定かではない

 

瑠那のフィールドに2体のそら豆の姿をした戦士が現れた。

「2体のモンスターでオーバーレイネットワークを構築‼エクシーズ召喚‼ 来なさい、メリアスの木霊‼」

 

メリアスの木霊

★3 地属性 植物族

ATK 1700

DFE 900

地属性レベル3モンスター×2

1ターンに1度、このカードのエクシーズ素材を1つ取り除き、以下の効果から1つを選択して発動できる

・デッキから植物族モンスター1体を墓地へ送る

・自分の墓地から植物族モンスター1体を選択して表側守備表示で特殊召喚する

 

瑠那のフィールドにいた2体が球体になり、床に開いた穴へと飛び込むと爆発が起こる。

爆発の光が消えたそこには一見して少女のような、しかし明らかに少女と言うには小さ過ぎる体躯をしたモンスターが現れ、そのまま守りの体制をとった。

 

「ブラック・ガーデンの効果発動」

 

メリアスの木霊 1700→850

 

「メリアスの木霊の効果発動‼ ORUを1つ使い墓地からローンファイア・ブロッサムを特殊召喚‼ そして、ローンファイアをリリースし、ギガプラントを特殊召喚するわ‼ ギガプラントは当然、ブラック・ガーデンの効果を受ける」

 

ギガプラント 2400→1200

 

「ターンエンド」

 

瑠那 LP3450

手札 4

モンスター 2

ギガプラント 攻撃

メリアスの木霊 守備

魔法・罠 1

ブラック・ガーデン

 

…ターンが進む程に俺が不利になっていく。

どうやって乗り越える…‼




いかがでしたでしょうか?
というわけで色々考えた末、TF4のDAアキのヤンデレっぽさ繋がりで【植物族】にしました。
あれは騙された方も多いんじゃないでしょうか?
かく言う私も騙された1人。でもやり直しちゃう。
それでは。

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