今回は遊星vs璃緒 2となっております。
最近思うんですが、ソシャゲーが流行ってるのってハードでネットを繋いでワイワイ遊ぶゲームを楽しめないぼっち層が加速したからじゃね? と…加速?
…ジョリーン!俺だー!あのぼっち神父ソシャゲー界隈に逃げ込んでるぞー!
それでは、どうぞ。
「私のターン」
相手のフィールドにはモンスターが2体とリバースカード。
スクラップ…見たことがないモンスターだけれど、でもそのカードを扱うこの男がただ者じゃないことは、なんとなく理解できる。
でも、私も負けるつもりはない。
「ドロー‼ おろかな埋葬を発動‼」
「スクラップ・シャークは効果により墓地へ送る。そして効果により、デッキのスクラップ・ゴブリンを墓地に送る」
またモンスターを墓地に…‼
「大皇帝ペンギンを墓地に送るわ‼ モンスターをセットし、太陽の書を発動‼ 今セットしたモンスターを表側攻撃表示にする‼ 来なさい、子型ペンギン‼」
子型ペンギン
☆1 水属性 水族
ATK 400
DFE 200
リバースしたこのカードが墓地へ送られた時、自分の墓地から「子型ペンギン」以外の「ペンギン」と名のついたモンスター1体を選択し、表側攻撃表示または裏側守備表示で特殊召喚する
「1枚伏せてターンエンド‼」
璃緒 LP1000
手札 2
モンスター 1
子型ペンギン 攻撃
魔法・罠 1
⁇?
「俺のターン、ドロー‼」
ドローしたところで私のフィールドを見たまま黙り込んだ。
…私のリバースを警戒しているのかもしれない。
取り除かれたら困るけれど…さて、どう来る?
「スクラップ・ゴーレムの効果で、墓地のスクラップ・ビーストを特殊召喚する‼」
スクラップ・ビースト
☆4 地属性 獣族
ATK 1600
DFE 1300
フィールド上に表側守備表示で存在するこのカードが攻撃対象に選択された場合、バトルフェイズ終了時にこのカードを破壊する
このカードが「スクラップ」と名のついたカードの効果によって破壊され墓地へ送られた場合、「スクラップ・ビースト」以外の自分の墓地に存在する「スクラップ」と名のついたモンスター1体を選択して手札に加える事ができる
相手のフィールドに様々な機械を組み合わせた獣が現れた。
その機械の姿ながらも獣然とした動きに何処となくそら寒い恐ろしさを感じる。
…まだよ。まだここじゃない。
「…更に、スクラップ・キマイラを召喚‼」
スクラップ・キマイラ
☆4 地属性 獣族
ATK 1700
DFE 500
このカードが召喚に成功した時、
自分の墓地に存在する「スクラップ」と名のついたチューナー1体を選択して特殊召喚する事ができる
このカードをシンクロ素材とする場合、「スクラップ」と名のついたモンスターのシンクロ召喚にしか使用できず、他のシンクロ素材モンスターは全て「スクラップ」と名のついたモンスターでなければならない
「スクラップ・キマイラの効果により、墓地のスクラップ・ゴブリンを特殊召喚する‼」
スクラップ・ゴブリン
☆3 地属性 獣戦士族
ATK 0
DFE 500
フィールド上に表側守備表示で存在するこのカードが攻撃対象に選択された場合、バトルフェイズ終了時にこのカードを破壊する
このカードが「スクラップ」と名のついたカードの効果によって破壊され墓地へ送られた場合、「スクラップ・ゴブリン」以外の自分の墓地に存在する「スクラップ」と名のついたモンスター1体を選択して手札に加える事ができる
また、このカードは戦闘では破壊されない
相手のフィールドにカメラや洗濯バサミやフォークなど、様々な廃材を組み合わせた小さなモンスターが現れる。
…ここ‼
「リバースカードオープン‼ 激流葬‼」
激流葬
通常罠
モンスターが召喚・反転召喚・特殊召喚された時に発動できる
フィールド上のモンスターを全て破壊する
発動したカードから流れ出た激流激流がまず、私のフィールドの小型ペンギンを飲み込み、続いて相手の2体を飲み込もうとする。
「その手は読んでいた‼ スクラップ・スコールを発動‼」
スクラップ・スコール
速攻魔法
自分フィールド上に表側表示で存在する「スクラップ」と名のついたモンスター1体を選択して発動する
自分のデッキから「スクラップ」と名のついたモンスター1体を
墓地へ送り、カードを1枚ドローする
その後、選択したモンスターを破壊する
「なんですって…⁉」
読まれたというの…⁉
「スクラップ・ビーストを選択‼ デッキのスクラップ・オルトロスを墓地に送り、1枚ドロー‼ その後、スクラップ・ビーストを破壊する‼」
空から降り注ぐ廃棄された様々な機械が降り注ぎ、スクラップ・ビーストを襲うと破壊された。
そこを激流が襲い、スクラップ・ゴーレムと残骸を飲み込む。
「スクラップ・ビーストの効果により、墓地のスクラップ・シャークを手札に加える。スクラップ・ファクトリーはタイミングを逃したので、発動はない」
「…小型ペンギンの効果発動‼ 墓地の大皇帝ペンギンを攻撃表示で特殊召喚する‼ 蘇りなさい、大皇帝ペンギン‼」
くっ、狙い通り小型ペンギンと相手のカードを破壊できた。
けれど、相手にはドローを許した上、墓地のカードを手札に加えさせてしまった。
この男…
「強い…‼」
今まで戦った誰よりも強い…‼
気を抜けば、そこを襲われる。
この男はそんな強さを持っている。
「1枚伏せてターンエンドだ」
遊星 LP4000
手札 4
モンスター 0
魔法・罠 2
スクラップ・ファクトリー
⁇?
「私のターン、ドロー‼」
でも、相手のフィールドにモンスターはいない。
この男が攻撃のチャンスをそう何度もくれるとは思えない。
今が攻め時‼
「大皇帝ペンギンの効果発動‼ 大皇帝ペンギンをリリースし、来なさい‼ 否定ペンギン‼ ペンギン・ナイトメア‼」
私のフィールドに×印の札を持ったペンギンとシルクハットをかぶったペンギンが現れる。
「ペンギン・ナイトメアの効果により、水属性モンスターの攻撃力は200ポイントアップ‼」
否定ペンギン 1600→1800
ペンギン・ナイトメア 900→1100
「いくわ‼ ペンギン・ナイトメアでダイレクトアタック‼」
「くっ…」
遊星 LP4000→2900
「さらに、否定ペンギンでダイレクトアタック‼」
この攻撃が通ればライフは1100。
勝利は目前になる‼
「リバースカードオープン‼ くず鉄のかかし‼」
くず鉄のかかし
通常罠
相手モンスターの攻撃宣言時に発動できる
その攻撃モンスター1体の攻撃を無効にする
発動後このカードは墓地へ送らず、そのままセットする
否定ペンギンの攻撃は相手に当たる直前で現れたかかしに激突した。
役目を終えたかかしは再びセットされる。
「墓地に行かずに再セット…」
これでは私のモンスターは確実に1体攻撃を止められてしまう…
「トランスターンを発動‼ 否定ペンギンを墓地に送り、デッキからトビペンギンを特殊召喚する‼ もちろんトビペンギンもペンギン・ナイトメアの効果を受けるわ」
トビペンギン 1200→1400
「2体のモンスターでオーバーレイネットワークを構築‼エクシーズ召喚‼ 来なさい、イビリチュア・メロウガイスト‼」
イビリチュア・メロウガイスト
★4 水属性 水族
ATK 2100
DFE 1600
レベル4モンスター×2
このカードが戦闘によって相手モンスターを破壊した場合、そのダメージ計算後にこのカードのエクシーズ素材を1つ取り除いて発動できる
破壊したそのモンスターを墓地へ送らず持ち主のデッキに戻す
私のフィールドで爆発が起こり、緑のウロコをキラキラと光らせ、赤い髪をなびかせる人魚が現れた。
「1枚伏せてターンエンド‼」
璃緒 LP1000
手札 1
モンスター 1
イビリチュア・メロウガイスト 攻撃
魔法・罠 1
⁇?
果敢な攻めにリカバリーまで考えられた守り…
一体、この布陣をどう切り崩せばいいの…⁉
いかがでしたでしょうか?
私は6部が結構好きです。
3部の時止めよりも加速の方が五感で理解できる分怖いです。
まあ、話せば大体の人に「え?」みたいな顔されますが。
それでは。