ベクター?誰それ、俺真月   作:野球男

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こんにちは。
アストラルvsNo.96 2となっております。

ただいまスパロボ周回中。
ヒビキ「来い!ジェニオン!」
?「出ろォォォォォ!ガンダァァァァム!」
完全に一致

それでは、どうぞ。


第57話

アストラル LP3900

手札 4

モンスター 0

魔法・罠 1

⁇?

 

No.96 LP2200

手札 2

モンスター 1

No.96 ブラック・ミスト 攻撃

魔法・罠 1

???

 

『…私のターン、ドロー‼』

…ドローカードはホープ・バスター。

ホープを召喚し、このカードを使えば破壊はできる。

だが、それは奴も承知のこと。

…迷っていても仕方ない。

ともかく、急いで遊馬を助け出さなくては。

 

『リバースカードオープン‼リビングデッドの呼び声‼ 墓地からガガガマジシャンを特殊召喚する‼ 蘇れ、ガガガマジシャン‼ さらに、ゴゴゴゴーレムを召喚‼ いくぞ、No.96‼』

『来い、アストラル‼』

『2体のモンスターでオーバーレイネットワークを構築‼エクシーズ召喚‼ 現れろ、No.39 希望皇ホープ‼』

爆発が起こると、私のフィールドにもはや見慣れた黄色と白の騎士が現れる。

その場で一回転すると、ホープはそのまま雄叫びを上げた。

 

『来やがったな、ホープ‼』

『そしてホープ・バスターを発動‼ 相手フィールドの1番攻撃力の低いモンスターを破壊し、攻撃力分のダメージを与える‼』

『なんだと⁉』

『消え去れ、ブラック・ミスト‼』

私の声と共に、ホープは構えたランチャーの引き金を引いた。

発射音と共に一発のミサイルが飛ぶ。

 

『くそっ‼ くそがぁぁぁぁぁ‼ …なぁんてな』

『何…⁉』

『リバースカードオープン‼ ナンバーズ・ウォール‼』

 

ナンバーズ・ウォール

永続罠

自分フィールド上に「No.」と名のついたモンスターが存在する場合に発動できる

このカードがフィールド上に存在する限り、お互いのフィールド上の「No.」と名のついたモンスターは、カードの効果では破壊されず、「No.」と名のついたモンスター以外との戦闘では破壊されない

自分フィールド上の「No.」と名のついたモンスターが破壊された時、このカードを破壊する

 

『ホープ・バスターの効果は無効‼ 残念だったな、アストラル』

そう言うとNo.96はせせら笑った。

くっ、千載一遇のチャンスを逃してしまった。

『…マジック・プランターを発動‼』

 

マジック・プランター

通常魔法

自分フィールド上に表側表示で存在する永続罠カード1枚を墓地へ送って発動できる

デッキからカードを2枚ドローする

 

『リビングデッドの呼び声を墓地に送り2枚ドローする‼』

 

‼ …来たか。

『カードを2枚伏せ、ターンエンド‼』

 

アストラル LP3900

手札 2

モンスター 1

No.39 希望皇ホープ 攻撃

魔法・罠 2

⁇?×2

 

『俺のターン、ドロー‼ 2体目のマリスボラス・ナイフを召喚‼ 効果により蘇れ、マリスボラス・スプーン‼』

…レベル2のモンスターが2体…

『アストラル‼ この遺跡のナンバーズを見せてやるよ‼ 2体のモンスターでオーバーレイネットワークを構築‼エクシーズ召喚‼ 現れろ、No.65‼ 呪われし裁きの執行者‼ 裁断魔人 ジャッジ・バスター‼」

 

No.65 裁断魔人 ジャッジ・バスター

★2 闇属性 悪魔族

ATK 1300

DFE 0

闇属性レベル2モンスター×2

相手の効果モンスターの効果が発動した時、このカードのエクシーズ素材を2つ取り除いて発動できる

その発動を無効にし、相手ライフに500ポイントダメージを与える

 

No.96のフィールドに爆発と共に片翼だけ生やした青い男が現れた。

胸には自身のナンバーである65が刻まれており、紅い瞳をギラギラと輝かせ、本来あるべき場所にあるはずの手の代わりに生え揃っている巨大な刃を狂っているかのように振り回すとそのまま守りの姿勢を固めた。

 

『これが遺跡のナンバーズ…‼』

なんという禍々しさだ…‼

『いくぞ‼ ブラック・ミストで希望皇ホープに攻撃‼ この瞬間、ブラック・ミストの効果発動‼』

 

No.96 ブラック・ミスト 1500→2750

No.39 希望皇ホープ 2500→1250

 

『バトル続行‼ いけ、ブラック・ミスト‼』

『ホープの効果発動‼ ORUを1つ使い、攻撃を無効にする‼』

…No.96はホープの効果を知っているはず。

何かを狙っている…?

 

『ジャッジ・バスターの効果発動‼ ORUを2つ使い、モンスター効果の発動を無効‼ 500ポイントのダメージを与える‼』

『なんだと⁉』

 

アストラル LP3900→3400

 

ホープが盾として広げていたパーツがジャッジ・バスターによって切り上げられ、ホープは無防備になると、そこにブラック・ミストの爪が伸びてきた。

 

…どうする。

リバースカードを発動すべきか否か。

このカードがあれば、No.96を押し返すことはできる。

しかし、同時に遊馬を危険に晒すことにもなる。

 

どうする…どうすればいい…‼




いかがでしたでしょうか?
ARCの世界の融合・シンクロ・エクシーズの価値がよくわからない今日この頃。
あの世界の主流はあくまでもアドバンス(生け贄)ということなんでしょうか?
いずれにしても、OCGプレイヤーはあちらでも最先端になるようです。やったぜ。
それでは。

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