ベクター?誰それ、俺真月   作:野球男

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こんにちは。
シャーク・璃緒・真月君vsベクター 3となっております。

本編開始前に1つ。
「ベクターは煽り耐性が低い」というのが、私のベクターの印象です。
感情に任せて退き際を誤ったり、冷静な判断ができないとか、ベクターはよくやりそうですしね。

?「慢心せずして、何が王か!」

それではどうぞ。


第145話

「俺のターン、ドロー‼ さァて、お前らのフィールドにはORUが全て剥がれた哀れなオーバーハンドレッドモンスターが1体。対する俺のフィールドには攻撃力3000のカオス・キマイラ・ドラゴンと効果を封じるジャッジ・バスターの2体。次の俺のターンでいよいよもって、お前らも終わりだ」

 

「…そいつはどうだろうな」

ベクターの勝ち誇ったような声にシャークが切り出す。

「なんとなくわかるぜ。ベクター、お前は今必死に逃げてるんだってな」

「…なんだと?」

 

ベクターが逃げている…?

どういうことなんだ?

 

「このバリアン世界には、恨みや憎しみの力で人間世界からやって来るそうだな」

「…何が言いてェ」

「このバリアン世界には、お前の行いを恨む人間が何人いるんだろうな」

「‼」

 

そうか。

七皇は記憶の改竄を受け、憎しみや怒りを抱いてバリアン世界へとやって来た。

そうしなければ、バリアン世界に送ることができなかったから。

しかし、それはあくまでも七皇がそうだっただけだ。

ベクターは狂気の王子として、大勢の人間を死に追いやった。

だとしたら、その人間の魂はこのバリアン世界に流れ着いてもおかしくはない。

「1人1人は大した事はないのかもしれねぇ。だが、この世界そのものが襲いかかってきたとしたら。例えこのバリアン世界を創ったっていうドン・サウザンドの力を取り込んだお前でも勝てないかもしれねぇ。だから、逃げたいんだ」

 

「うるせェ‼」

シャークの言葉にベクターは激昂して返す。

「だとしても、このターンで終わるお前らに何の関係もねェ‼ 都合よく俺の前に七皇のリーダーの力も転がってやがる。そいつも奪い取って、遊馬‼ お前の持っているナンバーズも全て頂く‼ それでこの世界をぶっ潰して終わりだ‼」

「そんなことができるかよ‼」

「できるンだよ、この俺はなァ‼ カオス・キマイラ・ドラゴンを反転召喚‼」

ベクターのフィールドのセットカードが裏返ると紅いドラゴンの姿が再び現れる。

 

「くらえ、ナッシュ‼ カオス・キマイラ・ドラゴンでS・H・Ark Knightに攻撃‼」

「くっ…」

カオス・キマイラ・ドラゴンが大きく吸い込み、吐き出されたブレスにS・H・Ark Knightは砕け散る。

これで俺達のフィールドからモンスターは消え去った。

 

「くそっ…‼」

「カオス・キマイラ・ドラゴンの効果は忘れちゃいねぇよなァ? ライフを半分払い、テメェの墓地のNo.17 リバイス・ドラゴンとS・H・Ark Knightを選択‼ リバイス・ドラゴンはデッキに、Ark KnightはCORUになる‼」

 

ベクター LP2000→1000

 

CNo.5 亡朧龍カオス・キマイラ・ドラゴン

ATK 3000→4000

 

「これでお前らからナッシュの力を奪い取った‼」

Ark Knightまでもが奪われてしまった…‼

「1枚伏せてターンエンド‼」

 

ベクター LP1000

手札 1

モンスター 2

モンスター 2

⁇?(No.65 裁断魔人ジャッジ・バスター) 裏側守備

CNo.5 亡朧龍カオス・キマイラ・ドラゴン 攻撃

魔法・罠 1

⁇?

 

「私のターン、ドロー‼ まずは強欲なカケラの効果により、強欲カウンターを1つ置く‼」

 

強欲なカケラ

強欲カウンター 0→1

 

「さて、ベクター。ナッシュの力を封じて喜んでいるようだけれど、七皇は7人だということを忘れてはいないかしら?」

「テメェ、まさか…‼」

「レスキューラビットを召喚し、効果発動‼ このカードを除外し、デッキから同名のレベル4通常モンスターを2体特殊召喚する‼ 来なさい、トビペンギン‼」

璃緒のフィールドに2匹の眉の長いペンギンが現れる。

そのままその場で一回転すると、シルクハットを取り、恭しく一礼した。

 

「ハッ‼ ご自慢のペンギンでも出して、俺にペンギンショーでも見せようってかァ?」

「残念ながら外れよ。見せてあげるわ、私達の力を‼ 私は2体のモンスターでオーバーレイネットワークを構築‼エクシーズ召喚‼ 来なさい、全てを凍てつかせる氷の淑女‼ No.103 神葬令嬢ラグナ・ゼロ‼」

璃緒のフィールドのモンスター2体が大きな渦を描きながら爆発を起こす。

すると、そこには白と赤のドレスを着た2本の剣を握る令嬢の姿があった。

 

「オーバーハンドレッドナンバーズ…‼ テメェがメラグだったのか‼」

「勘違いしないで。私はメラグじゃない。神代璃緒よ‼ ラグナ・ゼロの効果発動‼ ORUを1つ取り除き、相手フィールドの元々の攻撃力と異なる攻撃力のモンスターを破壊する‼ 私が選ぶのはカオス・キマイラ・ドラゴン‼」

『カオス・キマイラ・ドラゴンの攻撃力は4000。しかし、元々の攻撃力は0。この効果が通れば、ベクターのフィールドからカオス・キマイラ・ドラゴンは消える‼』

 

「クソがあああああ‼ …なァんて言うと思ったか‼ リバースカードオープン、闇の幻影‼」

 

闇の幻影

カウンター罠

フィールド上に表側表示で存在する闇属性モンスターを対象にする

効果モンスターの効果・魔法・罠カードの発動を無効にし破壊する

 

「カオス・キマイラ・ドラゴンの属性は闇‼ 消えろ、メラグの亡霊がァ‼」

「うっ…‼」

ラグナ・ゼロがカオス・キマイラ・ドラゴンに剣を振り下ろした瞬間、カオス・キマイラ・ドラゴンが姿を消す。

突然の消失にラグナ・ゼロが戸惑っていると、暗闇の中で光る両眼が現れ、気付いた瞬間、ラグナ・ゼロはブレスの中に消え去った。

 

「ありがとよォ、凌牙‼ お前が一時休戦でドローさせてくれなかったら負けていたぜ」

「くっ…‼」

「まだよ‼ まだ、私達は終わってない‼ 私はカードを2枚伏せてターンエンド‼」

 

璃緒 LP3400

手札 1

モンスター 0

魔法・罠 4

強欲なカケラ(強欲カウンター 1)

⁇?×3

 

「俺のターン、ドロー‼ 闇の誘惑を発動‼ 2枚ドローし、手札のアンブラル・アンフォームを除外する‼くだらねェ‼ お前らの足掻きなんざ俺の前じゃ無駄なンだよ‼ ジャッジ・バスターを反転召喚‼ やれ、カオス・キマイラ・ドラゴン‼ ダイレクトアタック‼」

「リバースカードオープン、ガード・ブロック‼ ダメージを1度だけ無効にし、1枚ドローする‼」

カオス・キマイラ・ドラゴンの一撃が俺達にぶつかる寸前で現れたカードが攻撃から身を守ってくれる。

「くっ…‼ やれ、ジャッジ・バスター‼」

「うっ…ああっ‼」

 

璃緒 LP3400→2300

 

「璃緒‼」

「璃緒さん‼」

「大、丈夫。大丈夫よ」

「カオス・キマイラ・ドラゴンの効果発動ォ‼ ライフを半分支払い、お前の墓地の否定ペンギンとラグナ・ゼロを選択‼ 否定ペンギンをデッキトップに、ラグナ・ゼロをCORUにする‼」

 

ベクター LP1000→500

CNo.5 亡朧龍カオス・キマイラ・ドラゴン

ATK 4000→5000

 

「2枚伏せてターンエンド‼」

 

ベクター LP500

手札 0

モンスター 2

No.65 裁断魔人ジャッジ・バスター 攻撃

CNo.5 亡朧龍カオス・キマイラ・ドラゴン 攻撃

魔法・罠 2

⁇? 2

 

璃緒は立ち上がったものの、苦しそうにしかめている。

これ以上ターンを重ねてシャークや璃緒にダメージを負わせるわけには…‼

「どうだ‼ テメェらのオーバーハンドレッドナンバーズは全て‼ この俺の力になった‼ テメェらが俺に勝てる保証なんざ、万に一つもねェ‼」

ベクターの勝利宣言に、シャークは小さく口を歪ませる。

 

「だが、その代償はデカかったらしいな」

「何ィ?」

「見てなかったのかしら? 貴方のライフの残りを」

「‼ な、俺のライフが残り500だとォ⁉」

「ベクター、お前が七皇の力に執着があったのは知っていた」

「だから、策を講じさせてもらったわ」

「テメェら…まさか、オーバーハンドレッドナンバーズを…‼」

「ああ」

「囮にさせてもらったわ‼」

 

オーバーハンドレッドナンバーズを囮に使う…⁉

オーバーハンドレッドナンバーズはその名に恥じない、強力な効果を持ったナンバーズだ。

そのナンバーズを勝利する為じゃなく、勝利の筋道の布石に使うだなんて。

「真月、俺達にできることは全てやった」

「後は零君が決めるだけよ」

 

2人共…

 

「ああ…任せてくれ‼ 俺のターン‼」

2人が繋いでくれた命のバトン。

ここで絶えさせるわけにはいかない。

来てくれ…‼

 

「ドロー‼」

ドローカードは…死者蘇生…‼

いいカードだ‼

「強欲なカケラの効果発動‼ 強欲カウンターを更に1つ置く‼」

 

強欲なカケラ

強欲カウンター 1→2

 

「そして、強欲カウンターが2つ乗ったことにより、強欲なカケラの効果発動‼ このカードを墓地に送り、更に2枚ドローする‼」

続けてドローしたカードは…よし‼

「俺はセイクリッド・グレディを召喚‼」

フィールドに白いマントを翻し、杖を握る白の鎧を着たモンスターが現れる。

「グレディの効果発動‼ 手札のーーー」

「おォっとォ‼ リバースカードオープン、閃光を吸い込むマジック・ミラー‼」

 

閃光を吸い込むマジック・ミラー

永続罠

このカードがフィールド上に存在する限り、フィールド上・墓地で発動する光属性モンスターの効果は無効化される

 

『これは…⁉』

「セイクリッドは光属性のモンスター…ってことは、これは真月への…‼」

『ああ。メタとなるカード…』

 

「これでお前のエース、セイクリッド・プレアデスをエクシーズ召喚できねェ‼ 次の俺のターンで俺の勝ちだァ‼」

ベクターが勝ち誇った嗤いを上げる。

まあ、そうだろうな。

「勝てない…だろうな」

「零君…」

璃緒の眉が僅かに下がる。

 

「…『俺だけの力じゃ』な」

「…あァ?」

「ベクター。お前の出したカードは俺のデッキを確実に止めるだけの力がある。流石の俺でも逆転は厳しい。けどな、このデュエルは俺だけのものじゃない。俺達のものだ」

「何が言いてェ。時間稼ぎがしたいンならーーー」

「もうお前にターンは回らないと言っているんだ‼ 俺は死者蘇生を発動‼ 墓地からモンスターを特殊召喚する‼ 俺が呼ぶのはコイツだ‼ こい、No.104 仮面魔踏士シャイニング‼」

ベクターの墓地から光が飛び出すと、俺のフィールドに落ちる。

光が消えたそこには、青いマントを翻し、両手にチャクラムを持った男が立っていた。

 

『‼ 真月が、オーバーハンドレッドナンバーズを…⁉』

「テメェ、俺のカードを‼」

「思い出すな、ベクター。俺とお前の初めてのデュエルを」

俺とベクターの初デュエル。

焦って、見え透いた罠にハマり、吹き飛ぶという、我ながら情けない負け方をしたあのデュエル。

あの時の俺に、今ようやく追いついた。

そしてーーー

 

「俺はあの時の俺を越える‼ 俺は仮面魔踏士シャイニングを対象にRUM−リミテッド・バリアンズ・フォースを発動‼ シャイニング1体でオーバーレイネットワークを再構築‼ カオス・エクシーズ・チェンジ‼ こい、CNo.104 仮面魔踏士アンブラル‼」

俺のフィールドにいたシャイニングが大きく跳躍すると、白いエネルギーの塊となり、大きな爆発を起こす。

すると、俺のフィールドにベクターのフィールドにも現れた杖を持つ赤いタキシードを着たモンスターが現れる。

 

「アンブラルの効果はわかっているな? 俺は閃光を吸い込むマジック・ミラーを破壊‼」

「チィッ‼」

アンブラルの振るう杖によってベクターのカードが破壊される。

 

「テメェ、俺のオーバーハンドレッドナンバーズを…‼」

「いいや、違うな‼ 『俺の』オーバーハンドレッドナンバーズだ‼ リバースカードオープン、リビングデッドの呼び声‼ 蘇れ、トビペンギン‼」

俺のフィールドに先程もいたペンギンが現れる。

これで2体‼

 

「さらにリバースカードオープン、リミット・リバース‼」

 

リミット・リバース

永続罠

自分の墓地の攻撃力1000以下のモンスター1体を選択し、表側攻撃表示で特殊召喚する

そのモンスターが守備表示になった時、そのモンスターとこのカードを破壊する

このカードがフィールド上から離れた時、そのモンスターを破壊する

そのモンスターが破壊された時、このカードを破壊する

 

「蘇れ、スターフィッシュ‼ スターフィッシュの効果により、スターフィッシュの数だけレベルを上げる‼」

 

スターフィッシュ

☆ 3→4

 

『レベル4のモンスターが3体…』

「ということは‼」

「俺は3体のモンスターでオーバーレイネットワークを構築‼エクシーズ召喚‼ これが、俺の絆で結ばれた新たなモンスター‼ こい、星守の騎士 プトレマイオス‼」

 

星守の騎士 プトレマイオス

★4 光属性 戦士族

ATK 550

DFE 2600

レベル4モンスター×2体以上

(1):このカードのX素材を3つまたは7つ取り除いて発動できる

3つ:「No.」モンスター以外の、このカードよりランクが1つ高いXモンスター1体を、自分フィールドのこのカードの上に重ねてX召喚扱いとしてエクストラデッキから特殊召喚する

この効果は相手ターンでも発動できる

7つ:次の相手ターンをスキップする

(2):お互いのエンドフェイズ毎に発動できる

自分のエクストラデッキの「ステラナイト」カード1枚を選び、このカードの下に重ねてX素材とする

 

俺達のフィールドの3体のモンスターがそれぞれエネルギーの塊となり、それぞれ軌跡を残しながら絡み合い、大きな爆発を起こす。

すると、そこに宇宙のようなマントを翻し、地球儀のようなものが付いた杖を握り、白い鎧を着たケンタウロスが現れる。

「『セイクリッド』じゃない…⁉」

「………」

 

テラナイト。

俺が【セイクリッド】を使うようになってしばらく経ってから登場したこのカテゴリーは名前といい、効果といい、【セイクリッド】を意識したカードという印象が強かった。

馬鹿みたいに高いエクシーズモンスターを、なんとかやりくりし、来る日も来る日もパックを購入し続け、いくつか手に入れることはできたのだが、扱い慣れたセイクリッドへの愛着を優先していたこともあり、中々陽の目を見なかったモンスターだったりする。

だが、その効果はお墨付きだ。

 

「プトレマイオスの効果発動‼ コイツは乗っているORUの数で効果が変わる。今の数は3つ‼ よって、プトレマイオスの効果により、ナンバーズ以外のランクが1つ高いモンスターをこのモンスターの上に重ねる‼ プトレマイオスのランクは4‼ なら、わかるよな⁉」

「まさか…‼」

「俺はプトレマイオスでオーバーレイネットワークを再構築‼ランクアップ・エクシーズ・チェンジ‼ こい、セイクリッド・プレアデス‼」

 

プレアデスが大きく跳躍すると、再び爆発が起こる。

爆煙が晴れたそこには、もはや見慣れた白と金の鎧を纏う騎士の姿があった。

「プレアデスの効果発動‼ ORUを1つ取り除き、相手のカードを1枚手札に戻す‼ 俺が戻すカードはそのリバースカードだ‼」

 

ベクターがこの局面で伏せるカード。

それはズバリーーー

「消えろ、ミラーフォース‼」

俺の言葉に応えるようにして、プレアデスが手に持つ武器を勢いよく振るう。

すると、武器から放たれた衝撃が地を走り、ベクターのリバースカードを吹き飛ばした。

ベクターの苦々しげな顔を見るに、どうやら本当にミラーフォースだったらしい。

 

「だが、カオス・キマイラ・ドラゴンの攻撃力は5000‼ お前のフィールドのモンスターじゃ、超えることはできねェ‼」

「言ったはずだ、ベクター‼ もうお前にターンは回らないと‼ やれ、プレアデス‼ カオス・キマイラ・ドラゴンに攻撃‼」

俺の言葉を受けて、プレアデスがカオス・キマイラ・ドラゴン目掛けて大きく跳躍する。

 

「ハッ、とうとう狂ったか‼ 返り討ちにしろ、カオス・キマイラ・ドラゴン‼」

ベクターの指示に従ったカオス・キマイラ・ドラゴンが大きく吸い込み、ブレスを放つ。

 

「ベクター、お前がどれだけ力を蓄えようと‼ どれだけ良からぬことを企てようと‼ 俺達はお前を越えていく‼ 俺はオネストを墓地に送り、効果発動‼ プレアデスの攻撃力にカオス・キマイラ・ドラゴンの攻撃力が加えられる‼」

 

セイクリッド・プレアデス

ATK 2500→7500

 

「こ、攻撃力7500だと⁉」

「やれ、プレアデス‼」

カオス・キマイラ・ドラゴンのブレスの中に消えた瞬間、突然現れた白い天使の翼がブレスを掻き消す。

大きな翼を得たプレアデスは勢いよく飛び込み、身体を大きく反らせると、力に任せ、カオス・キマイラ・ドラゴンの首目掛けて振り下ろした。

ややあって、首がゆっくりとズレて落ちる。

「そ、そんな馬鹿な‼ この俺が‼ この、ベクターがあああぁぁぁぁ‼」

 

ベクター LP500→0

 

余波の衝撃を受けたベクターが吹き飛んでいき、そのまま倒れ込む。

同時に、ARで形成された空中に俺達の勝利を告げる表示と共に終了のブザーが鳴る。

 

「俺達の勝ちだ、ベクター…‼」




いかがでしたでしょうか?

というわけで、ベクター篇結着!
しかしこれはまだラストへの足掛かりでしかないという。

それでは。

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