特別になれない   作:解法辞典

7 / 37
主人公はそのうち戦うので安心してください。
でも、腕がぶっ壊れて直ぐに「片手でも戦えるぜ、ヒャーハー」には決してなりません。
きちんとリハビリをすれば早くて三年くらいでまともに動けるようになるので頑張りましょう。


誤字等ありましたら教えてください。


第七話 埋め合わせ

 特別、閑散としている訳でなく、いつもと同じく大勢の人間が武術を習い、お互いに切磋琢磨している川神院においてこの場所この一瞬だけは凍りついた様な静けさに包まれていた。時代を感じさせる黒電話、その前に立ち受話器を取っているのは他の誰でもない、川神院の総代である川神鉄心その人であった。

 普段は優しい老人で、時折冗談も織り交ぜながら話をするが、この時ばかりは黙っていた。世界最強を名乗っていた頃も有る川神鉄心が、絶句したのは何時振りだっただろうか。自分の弟子の不甲斐ない格好を見ようと、自分の孫の人として至らない部分を目の当たりにしようと、動揺する程度のものではなかった。齢にして百をゆうに越える鉄心は、長い人生の中で様々な経験を積み、武術だけでなく精神も鍛え上げてきた。そのつもりでいた。

 弱弱しい返事で会話を終わらせて、電話の前から踵を返した鉄心は、先程の会話をしていて一番初めに気になった人物の元へと歩を進めた。

「釈迦堂、居るか。」

 師範代として川神院に戻ってきた釈迦堂刑部の部屋に入る。部屋の中は煙草の臭いが染み付いていて、今も正に喫煙の最中だった。

「おい、聞くなら返事ぐらい待ってから入ってきて欲しいもんだな。」

 本日の修行は既に終わらせた釈迦堂は、少なからずこのリラックスのできる僅かな時間を鉄心に壊された事に多少の怒りを覚えていた。いつもならばそんな事をする筈もない鉄心の心境に気づかずにいる。その鉄心もまた冷静ではなく、いつもならば、それだからお主の精神は不完全なのだ、と小言の一つでも言うだろうところを黙っていた。

 真面目な話か。そう思った釈迦堂は火を消して鉄心へと向き直った。

「何か、重要な話なんだな。」

 その様に問うた釈迦堂に上手い返答も思い浮かばず、鉄心は無言を肯定の意として口を開かず釈迦堂に目で語りかけた。暫く沈黙していた鉄心は、自分が言わなければ始まらぬ事できっかけを作って貰おうとしていた己に気づき、自嘲した。

「黒田では、もう百代の相手はできない。」

「んな事は分かってるよ。百代は強いさ。純粋に馬力が違う。黒田の餓鬼じゃジリ貧なのはあの時から知ってる。なんだじじい、今更分かったのか。」

 鉄心を馬鹿にして笑う釈迦堂。説明が悪かったのだ、と理解した鉄心は、簡潔に分かりやすく釈迦堂に事実を述べる。

「その黒田の右腕が使い物にならなくなってしもうた。具合までは分からんが、この先百代とは戦わせられない。」

「嘘だろ。」

 丁度新しい煙草を咥えようとしていた釈迦堂の指からは、煙草の箱が滑り落ちた。

「おい、じゃあオレは一生壁越えできないのかよ。一生ただの武芸者止まりだってのか。ずっと年下の餓鬼に負けて、そのままだって言うのかよ。」

「落ち着くんじゃ釈迦堂。元よりこんな事誰も望んでいなかった。誰も予想をしなかった。」

 熱くなりすぎた事を自覚した釈迦堂は、自身に対して軽く舌打ちをした。

「完全に死んだ訳ではないらしい。加減のできぬ百代と戦わせる事はできないが、他の人間なら或いはといった感じらしい。何時、回復するかはさて置いてな。」

 鉄心のその説明を聞いて釈迦堂は、鉄心が自分を怒らせるためにこんな話を態々話に来たわけでないと、理解した。

「どちらかと言えば問題は百代の方か。百代と互角とは言わずともあの餓鬼は十分粘れる実力はあったからな。制限をつけた仕合なら、五分に立ち回れた筈だ。それと同じ実力者をまたどこかから引っ張って来ないといけない。言いたいのはそういう事か。」

「そうじゃ。」

 釈迦堂は部屋の中の何かを見ているわけでもないのに突然後ろを向いた。

「どうした釈迦堂。」

「いや、珍しくあいつが居ないと思ったらそういう事か。ルーの野郎がいたら、見捨てないで信じてあげろ、とか言い出すんだろうからよ。」

 高昭と顔見知りという理由だけではないな、そう考えていた釈迦堂の指摘は正に図星であった。鉄心は否定せずに頷く。

「やけに素直だな。」

「わしも無駄に年を重ねている訳ではない。この世界の神が不平等なのは知っている。片腕が使えない程度と言うのはおかしいが、それより酷い仕打ちを受けた人間も知っている。彼らにとって自分でもない、苦しさの分からない人間に頑張れと言われるのが一番堪えるのじゃ。ルーは間違いなく言うじゃろう。わしとてこれだけ生きても、全てに正答をできはしない。」

 誰しもが完全ではいられない。そう言った鉄心の言葉を受けて、釈迦堂は考える。自分は、師は、ルーは、一子は、一度はオレを追い出した門下生は、そして百代は、どれだけ足りない箇所があるのか。正しいと思うから反発して、綺麗事だけを言うルーを考える。今、鉄心は完全にルーの思いやりの心を否定した。オレや今の黒田高昭の様に、普通とは感性が違ってしまう人間は存在する。鉄心は分かっていて、尊重するために、オレを束縛から解き放とうとしたのだろう。釈迦堂はそう考えた。

「それで、どうすんだよ。九鬼のお嬢さんはそろそろ相手してくれなくなる。あれ以上は流石に無理だろうから、完成してない未熟な年下を選んで、百代を誤魔化すしかないだろう。」

 それならば、自分を貫いてやろうと、釈迦堂は思った。いい加減で皆からは白い目で見られる人間になろう。人の気持ちを考えた上で、他人を困らせない程度に自分のやりたい事だけをする、自由な人間になろうと思った。

「そうじゃのう。当てはあるんじゃが、受け入れてくれるかどうか。川神院に泊める訳にはいかないから、消去法で黒田で下宿して貰う他ないからのう。」

「ああ、一応川神の技って門外不出だったな。どこの家に頼むんだ。」

 鉄心は深い溜息を吐いて長く生えた髭の中にある顎を弄る。

「黛が受けてくれるといいんじゃがのう。」

 

 

 いよいよ冬も本番という時期、板垣家の四人のうち三人が受験を迎えるという事で家の中は緊張した雰囲気に包まれていた。天使の頭の出来はお世辞にもいいとは言えず、その為早い段階から資金に余裕を作るために、頑張っていた辰子と竜兵は特待生としての入学が殆ど決まっている。それでも絶対に大丈夫ではないのできちんと自身の部屋で勉強をしている。黒田家を面々は気にしなくて良いと言い、実際使う事もないので板垣家に金を無償であげてもいいのだが、亜巳は返す気でいる。何よりだからといって必要以上のお金を借りるわけにいかない。亜巳は高校ではバイトをして、足りない分を黒田家に貸してくださいとお願いしていたのだった。

 辰子と竜兵が部屋に閉じこもって勉強しているのは受験があるからだけでない。唯一、人生がかかった受験に望む亜巳が最近ぴりぴりとしているからだった。自分たちからは首を突っ込まないように部屋の閉じこもっていた。

 大学になればバイトの時間も増やせる。辰子と竜兵もバイトが出来るため負担が減る。そして良い大学に行って、良い会社に就職すれば、皆を養ってあげれる。その一心で頑張る亜巳は、自分を追い詰めすぎている風に見える。

 素直で純真だった天使は、中学生という不安定な時期にあり、最近自分の名前が可笑しい再認識していた。四月の初めにクラスメートにそのことを指摘されて、勉強は難しいと感じていて家族の中で自分だけ取り残されていると思っている。心の拠り所であった高昭は、自分よりもどん底に転落してしまい、寧ろ天使が高昭を勇気付ける日々を送っている。

 その亜巳と天使の二人はこの頃お互いのストレスをぶつけ合うかの様に毎日言い合いをしている。

 お互いに気持ちを知っているが、自分の気持ちを察してくれていないかのような言動をお互いにしてしまい、言い合いに発展するのだ。

 そのうち夜になるまで天使が黒田家から帰って来なくなった。

 そんな日々を何度も送り受験まで一週間を切った頃だ。

「ただいま。」

 今日は黒田家ではなく、女子の友達と遊んでいた天使の帰りは早く、板垣家の晩御飯よりは遅いもののいつもと比べれば十分に早かった。

「お帰り。」

 茶の間で本を読んでいた亜巳がそっぽ向くでもなく、普通に返した事に違和感を覚える。台所で洗い物をしている辰子には水の音のせいで聞こえなかったようで、一度茶の間を通り、台所まで行って聞こえる様、ただいま、と言った。

 もう一度茶の間を通る時、息を潜めて歩く天使に向かって亜巳が声を掛ける。

「荷物置いたらでいいからここにきて。少し話すことがあるから。」

 天使は、うんでもなければすんでもなく、返事をしないままに自分の部屋に行って荷物を置いて足早に茶の間に戻ってきた。

 台所では、嫌な形で巻き込まれたな、と辰子が溜息を吐いている。

「話ってなに。」

 自分たちでもこの頃不仲だと分かっているのに、呼び出すと言う事は、余程大切な話なのだろう。思いつついつもの様に、天子の亜巳への態度は悪かった。

「天が今日、友達と遊んでくるから晩御飯いらない、って言ったでしょ。いつもは高昭くんと遊んでるから言うまでもなく黒田でご飯食べてくるから、天にも高昭くん以外に友達いたんだなって。」

「喧嘩売ってるの、亜巳姉。」

 極めて和やかな亜巳の態度からそうではないだろうというのは分かっているが、喧嘩を吹っかけてきているようにしか見えなかった。表情の見れない辰子からすれば特に喧嘩をしているようにしか思えず、茶の間を経由しないと台所からも出て来れないため、早急に会話が終わるのを望んでいる。

「高昭くん以外にも話せる相手が居るんだったらもう少し他の子とも遊んでもいいんじゃないかなって思っただけだよ。他のことにも顔を向けないと。」

「何が言いたいの。」

 段々と苛ついてくる天使。いつも口論をしているのに、こんな時だけ余裕そうな顔をしている亜巳に腹を立てていた。

「天、あんたが何か考えてるんだったら別にいいけど、そういうのもないんでしょ。一生養ってもらうわけでもないんだから、ちゃんと勉強もしなさい。もしあんたが本当に玉の輿狙ってたんだとしても高昭くんの右腕は、あんたが思っている以上に負担の大きいものかも知れない。それに……」

「ウチは高くんをそんな風に思ったことなんて一度もない!」

 立ち上がった天使は入り口のドアを力任せに閉めて、廊下をドタドタと走る音が聞こえる。その後廊下で竜兵のびっくりした声が聞こえ、小さく謝る天使の声も聞こえた。

「どうしたんだ、天の奴。家から出てっちまったぞ。」

 風呂上りに天使と遭遇したのであろう竜兵が茶の間に入ってくる。

「アミ姉~、あれは流石に酷いよ。勉強をサボってるのも分かるけど、天ちゃんなりに高くんの事を気遣ってあげてるのに~。」

「分かってるよ、そんな事。でもいい加減子供じゃないんだから、男と女がどういうものなのか考えないと駄目だろう。意識するならそれで良いし、好きなら好きで良いんじゃないか。嫌いって事がないにしても、付き合うのかどうかは結局天次第なんだから。」

 冷蔵庫の中の水を取り出してなくなるまで一気飲みしていた竜兵がそれを聞いて質問をする。

「それだとしてもあそこまで怒らせる必要はねえだろ。家族のために仕方なく人付き合いをしてあげてるなら止めろって言ってるのと変わんなかったぞ。」

「良いんだよ。お前たちは中々世話がかからなくて楽だったけど天くらいの年は、何かしらに反発させて置かないと抱え込んだままになっちまうだろ。」

 竜兵は、最近になって天使と亜巳の仲が悪かった事に合点がいき、この姉には頭が上がらないな、と思った。

「そうだよね、一人で抱え込むのは辛いよね。」

 辰子の言った言葉が誰の事を指した言葉なのか、この場に居る三人は良く分かっていた。抱え込み誰にも悟られる事なく、静かに破滅してしまった高昭の事だ。高昭の右腕が病気だったと伝えられたあの日、亜巳、辰子、竜兵、そして紗由理は、受験を控えている自分たちに心配をかけないために隠してきたのではないかと疑った。そして隠していた理由がそれでなくても、高昭なら負担になると気づいてしまうだろう事も分かっていた。実際は、受験だからといってそこまで切羽詰っている程ではない。だが逆にこのままの状態で会えば、例え亜巳たちがどう言おうと、高昭に重い心労を負わせてしまう。それは高昭の姉である紗由理が感じている事であり、紛れもない事実だった。

 そして、唯一高昭が安心できる話し相手が天使だ。天使はそのことに気づかず、皆に比べ勝るところがないと考えている。自分が高昭にどう思われているのか、その事を天使が分からないのは、周りの皆を考えるとき、自分がプラスに働かないと決め付け、無意識に自己を否定している。自分自身の良いところを見つけようとすらしない。

「あの子達は二人とも自分の事を考えなさ過ぎるんだよ。」

 呆れたように言う亜巳の口元は緩んでいた。だからこそ微妙なバランスが取れている二人だともいえるのだが、見ていて危ういので要らぬおせっかいをしてしまう。育って欲しいと思いつつも手を出して助けたくなるのは、亜巳が天使を好いているからだろう。

 

 

 黒田家に着いて、ウチを玄関で出迎えてくれたのは紗由理さんだった。

「亜巳と喧嘩したんだってね。天が家出した、って電話かかってきたわ。」

「電話って亜巳姉がしたの。」

 亜巳姉の名前が出ただけで動揺してしまい、普段から紗由理さんに使っている敬語もなくなってしまった。敬語のまま話していたとしても、最後が尻込みしてしまったために、聞こえていなかっただろう。

「竜兵くんだったよ。休みの間に頭冷やして置くように言っておいてくれ、って頼まれちゃったけど気にしないで良いわ。嫌な事があったら反発しないと駄目。悩んでるなら悩み倒すくらいじゃないとだめよ。」

「あ、はい。」

 ひどく的を得ない、漠然としたアドバイスに対して、気の抜けた返事しか返せなかった。そしてこんな事を言われるのも、意外だった。

「紗由理さんが悩むところなんて、想像できません。ウチの家の事にしても普通の生活が出来るきっかけを作ってくれましたし、何でもそつなくこなしてます。」

「誰だって悩むわ。私だって天ちゃんだって、亜巳も、高昭も、たぶん神様も、誰だって大なり小なりの悩みは持ってるの。それと、私はそこまで素晴らしい人間じゃない。板垣家の問題を解決できる素質はあったかも知れないけど、きっかけは私じゃない。もしそのきっかけがなかったら私も亜巳を見てみぬ振りをしてたかも知れない。」

 そこまで話した紗由理さんはとりあえず二階に上がるように促した。家出用に背負ってきたリュックサックを降ろさないウチを見て、いつもとあまり格好が変わらないと言っている。いつも、というと遊びに来ている時の事を言っているのだろう。替え下着と洋服をつめて他には財布くらいしか入っていない。確かに家出ではない。ここに来れば匿ってくれるだろうという、根拠のない自信があったのだ。

 今居るこの紗由理さんの部屋だったり、高くんの部屋だったり、ウチの家と同じくらいの時間を過ごした場所である。家出してきた、そんな背徳感はない。自分の家の延長線にあるもののように考えていた。そして、過ごしなれたこの黒田家に逃げてきても、同じく亜巳姉も過ごした黒田家である。亜巳姉の考えに反発して家出をした、というよりか亜巳姉の言う事から逃げ切れもせず目をそらしているだけの気がした。

「さっきの話になるけど、きっかけは大切なのよ。変わるにしても、変わらないにしても、自分を見つめなおす為にはね。今のままでは駄目なのか、このままが良いのか。決めるのは何時だって自分だからね。ああなさい、こうしなさい、そう言われてなすがままにやっても文句は言えない。嫌ならやらない、そんな選択肢もあるの。自分はその時に選択をしたのか、しなかったのか。やならかった後悔なんてなくて、あるのは後悔する事を選択した自分だけ。だから。」

 もし後悔しているならそれは自分のせいだ。紗由理さんの言葉にはその様な続きがくる気がした。ウチが目をそらしている、その事を言われている気がした。何から目をそらしているのか。それすらよくわからない。

「だから、気が済むまで考えなさい。丁度明日から土日だし、それまでは泊まっていって良いわ。」

「はい、分かりました。」

 そう言って紗由理さんは満足したのか、大きく息を吐き出して部屋で寝転んだ。ウチも足を崩して胡坐をかく。考えるにしても、今は少し心がごちゃごちゃしているから、寝る前に考えよう。

「あっ、そうだ。言い忘れてたけど、天ちゃんが泊まるのは私の部屋だからね。今日からあの空き部屋は使えないから。」

 あの空き部屋といえば、ウチが黒田家に泊まるときに使う事があった部屋だ。板垣家全員でお泊りをするときなどに使っていた何もない部屋で、この頃は全員で泊まりに来る事もなかったので存在も忘れていた。

「何かあったんですか。」

「黒田家に居候が来るらしいわ。なんでもあの人間国宝、黛十一段の娘さんが来るんですって。高昭と天ちゃんは同い年なんだって。」

 黛十一段といえば、人間国宝として有名で帯刀すらも許可されている。現在の日本の侍と呼ばれる中でも兎に角有名だ。おまけにウチのやっている格ゲーの剣士キャラにも、黛流がモチーフとなったキャラがいる。友達になれたら、すごく嬉しい。その子にも格ゲーをやらせてみよう。

「友達になってあげてね。その子がこの家に来る頃には、私も引っ越してるから。転校とか、居候とかって、辛い事だから支えてあげてね。家の両親はそういう辛さは分からないの。高昭が面倒を見てくれるとは思うけど、高昭だって右手の事辛いだろうから。」

「分かりました。任せてください。」

 返事をした時のウチは笑っていただろう。結局この後、土日を挟んでも自分の将来の事とかは分からなかった。それでも、態々喧嘩のタイミングを見計らっていた亜巳姉には心の底からの謝罪ができたし、紗由理さんの様な立派な人間に役割を受け渡されて、しっかり代役として頑張るためにこの日から心の持ち方が変わった。

 考えてみれば、高くんより早くに生まれているんだからウチが年上なんだ。今度来る黛の子も多分ウチの方が生まれが早い。大きな心で見守ろう、そうしよう。


▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。