もはや前回までの話は関係ありません。
今まではその時に考えてやってたんですが今回は考えてすらいないので多分カオスです。
この前書きも内容書く前に書いてるのですがそろそろ腹減ったので本文書こうと思います。
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やあ、よい子のみんな。私は正義の味方を自称するテロリスト、メロス太郎だ。
もうすぐ40歳になるのだがそんなことは知らない。
今はそれよりあの冷たくて酷い、そう。冷酷なあいつを倒さなければならないのだ。
あいつって誰か?
それはもちろんあいつだよ。あいつ。
まあその辺は気にしないで本編を読むんだ。
それではよい子のみんな、バイバイ。
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という夢を見たんだ。
残念ながらメロス太郎にはここまでのあらすじを説明する能力もなければ信頼もない。
メロス太郎はそんなことも知らずに「やはり俺は主人公に向いているのだ・・・」などと一人で呟いていた。
ちなみに今寝ていたところは王城の中、それも王の目の前である。
倒そうとしていた王(メロス三郎)の前で爆睡してしまう主人公()の姿に流石の仲間たちも激怒し、皆自宅へと帰ってしまっていた。
メロス太郎は最初、皆王を倒してもう帰ってしまったのかなどと思っていたが、王が目の前で仁王立ちしており、自身は縄で縛られているのだ。明らかにおかしい。
「・・・なぜこうなっているのだ」
メロス太郎は小さな声で呟いた。
すると王はメロス太郎に
「倒しに来るならせめて起きて戦え、仲間たちも怒っていたぞ。それだからいつまでたっても信頼されないのだ」
と指摘した。
これは正論なのだが、メロス太郎は認めない。
「アァ?てめえ一国の王だからってそうやって適当なこと言ってりゃ人が満足すると思ってるのかァ?生憎俺は頭がいいもんでなァ!てめえの間違った言葉は耳にも入らねえなァ!!!」
良く分からないことを言い出したメロス太郎を見て、王は
「もうこいつ殺しちゃって」
とだけ呟き、その場を後にした。
そしてメロス太郎はその夜、殺されたのであった・・・
~
それから幾年かが過ぎた。
万引きなどをして迷惑極まりなかったメロス太郎の反逆を抑え、処刑した王はむしろ評判が良くなり、王も気分を良くしたのか国民の事を考えた政治を行うようになり、シラクスの街は発展を遂げていた。
メロス太郎の仲間だった者たちも発展したシラクスの街で豊かな生活を送っている。
メロス太郎の反逆自体は失敗に終わったが、結果として街は平和となったのだから成功なのかもしれない。
今は亡きあの英雄は色んな事をしてくれた。
喫茶店に乗り込んで王を襲おうとし、武器屋で万引きをし、仲間を半ば強引に集めて王城へ乗り込んだと思ったら、最大の敵である王の前であろうことか寝てしまった。
あそこまで馬鹿で、能天気な勇者は今後現れることがないだろう。
~さようなら、メロス太郎。もう出てくるな、メロス太郎。~
もう書く気が出ないよパトラッシュ
書き終わって思ったんだけど何書いてるかさっぱりわからない。