インフィニット・ストラトス ~とある青年の夢~   作:filidh

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第八十話 新たなる風

学園に戻り十数日後俺とシャルロットはアリーナの控え室に居た。

とりあえずシャルロットの新型が完全に仕上がったらしい。

俺としてはまぁ…一応の成果が出たならいいかと言った感じである。

一方シャルロットはかなり緊張している。

理由は単純だ。今ここにシャルロットの父親のデュノア社長も来る予定になっているのだ。

一応、俺はシャルロットにデュノア社長がどのような考えでシャルロットに接していたかは伝えてある。だがそれが信用できるかどうかは別の話しだ。

自分と母親を捨てた人物でもあり、自身が囚われることになった原因でもあり、自分を救うためにすべてを捨てるつもりだった人物。

デュノア社長の話はシャルロットが避けていた事は知っていた。

これに関しては俺が口を出すべきじゃないんだろう。

俺個人としてもデュノア社長のことを仲直りさせたいと思いながらもどこか納得がいかないところもある。

当事者じゃない俺ですらこのような状態だというのに当事者のシャルロットはさらに複雑な感情だろう。

新型機が手に入る日だと言うのにシャルロットの表情は暗い。

 

「………シャルロット、つらいようなら俺が話を――」

「大丈夫…大丈夫だから…」

 

そう言いながらもシャルロットの顔は俺のことを見ていない。

今の言葉もまるで自身に言い聞かせるかのようだった。

ちょっと意識を逸らしてやるか。

 

「そういやさ聞いたか?今朝のラウラの話。」

「……え?何の話。」

「ほら、一夏をデートに誘ったときの…」

「ああ、聞いたよ。部屋に帰って来た時ラウラすごく怒ってたもん。」

 

そう言ってクスっと笑うシャルロット。

ラウラがなぜ怒ったかというと今朝の話である。

我先に一夏にいろいろと話をしたらしい、わざわざ部屋に忍び込んでだ。

俺が訓練に行った時にはいなかったことから恐らくその後に入ったんだろう。

師匠と鍛錬を続けており遊ぶ暇も無かった一夏だが、明日は鍛錬も無く一日自由となっている。

そこでラウラは今年出来たばかりのアミューズメントプール『レインボーアイランドプール』のカップルイベントに一夏を誘ったのである。

だが、この『カップルイベント』に誘われた一夏の反応は『みんなで行こう!!』だったらしい。

まぁ…一夏としてもまだ誰が特別っと言ったのが無いためこのような答えを返したのかもしれないが……それでももう少し返事の仕方があるだろうに……

結果ラウラ現在もなおむくれているのである。

 

「ラウラどんな感じだった?」

「『嫁としての自覚が足りない』って怒ってたよ?」

「あはは、アイツにそんなもの要求しても無いものねだりだろうに。」

「まぁ…一夏らしいって言えばそれまでなんだけどね。あ、午後ラウラ時間空いてるかなぁ?」

「うん?どうした。」

「えっと…ちょっとね。」

 

そう言いながらシャルロットはさっきまで比べると表情は柔らかい。

だがやはりどこか不安があるんだろう。

笑顔が作り物臭く感じてしまう。

 

「……ねぇ…ソウ…」

「どうした?」

「……」

 

あ~…この顔は多分一人ぼっちだった時を思い出してるんだな…

あの俺に昔話をしていた時の雰囲気が一番近い。

笑っているようでどこか泣きそうなこの顔…なんというかこの顔が俺はすごく嫌だ。

そのため雰囲気を入れ替えるためにおどけたように話し始める。

 

「よし、いざとなったら逃げるか。」

「え?」

「だからさ、もしお前が考えてるような事になったら盛大に逃げよう。俺も一緒に逃げるからさ。」

 

そう言って何でも無いように笑う。

こいつはまた味方が居ない状態になるのが怖いんだろう。

だったら一緒に逃げるとでも言ってシャルロットがどんな事を言っても一緒に行動すると安心させよう。さて、意味が伝わってくれればいいんだが……

 

「……もう…そんなことできないでしょ?」

「いや、いざとなれば僕は逃げる。たとえどんな時でも!!」

「そんな…決意みたいに言われても……」

「だからさ、お前がどんな選択しても僕は付き合うよ、シャルロット。」

「……うん、解ってる。」

 

そういうと少しはシャルロットも落ち着いたようだった。

そう話していると栗城のおっさんが走って来た。

 

「嬢ちゃん、お前のISがようやく着いたぞ。」

「おお、おっさん。って言うかおっさんなんでここに居るの?烈風ってデュノア社担当じゃなかったけ?」

「一応俺も少しは研究に参加してるからな。…まあ、日本での責任者みたいなもんだ。それにお前の機体は整備も出来ないからな…」

「仕事無くなったのか……」

「………ストレートに言うなよ…」

 

俺がボソっと言うとおっさんにも聞こえていたらしくおっさんは少し気にしてるように暗くなる。

なぜこのような事になったのかというと、俺の機体に必要なのが『弾』だけなのである。

整備をしようにも液体金属のどこを整備するのか?それどころかプログラムすらいじれない状況でほとんど出来る事は外から取れるデータ集めだけになってしまったのである。

そうなると…新型兵器を搭載できない、整備も必要ない、さらに言うと俺のご機嫌取りくらいしか仕事が無いのである。

まぁ…これでも一応優秀らしく『烈風』のプログラミングで協力しているらしいが…俺の方はノータッチなのだ。

ちょっと落ち込んだおっさんを見てシャルロットが口をだす。

 

「ちょっと、ソウ!?」

「いや…ごめん、おっさん。データだけでもあげれればいいんだけどさ…」

「いや…そこはお前のせいじゃないしなぁ…まぁ嬢ちゃんの機体も完成したしこれで少しはデータ取りも進むんじゃないか?とりあえず機体を取りに行くぞ。」

 

そう言って歩き出したおっさんの後を付いていくように、俺とシャルロットも機体のほうに向かう。

 

 

 

 

 

格納庫の一角、そこにシャルロットの機体はあった。

辺りを見渡してみてもデュノア社長らしき人物は見えないな……

このまえ見たときよりなんというか…鋭角な感じがするな。相変わらず上半身が寂しく下半身の方がごっついけど。

シャルロットは既に作業員とおっさんから何か説明を受けている。

その間に機体に近づいてみる。

へぇ…結構福音との戦いで傷ついてたと思ったけど綺麗なものだなぁ。

そう思い手を触れると違和感を感じる。

なんというか…この烈風に対しての違和感ではなく俺自身に対しての違和感。……ISに対して何か感じる…なんだこの感覚は?

そう思い意識を集中させる。

違和感の原因はなんだ?俺のIS…違うな…まったく待機状態のサングラスからは何も感じない…では一体この違和感は、もっと何か探って――

 

「ソウ?どうしたの。」

 

その声ではっとする。

いかん、集中しすぎた。そう思い烈風から手を離すが……俺の中にある違和感は消えない。

しかし説明のしようが無いので適当に話をそらす。

 

「いや…あんなにボロボロだったのに綺麗に治ってるもんだなぁって。」

「ふーん……あ、ソウ。そろそろ起動実験するらしいから。」

「ああ、離れてるよ。」

 

そう言って離れるとシャルロットはISの装着を始めた。

しかし、今も感じるこのなんともいえない違和感はなんだ?

ちょっとだけ意識し続けてみるか…しかし、なんともいえない違和感だな…

何かに触れられているというわけでもなく、体の中に異物が入った時のものとも違う…

感情がコントロールできていない…これも何か違うな…

なんというか……自身が懐いてない感情が勝手に浮き上がってきたような…

あ~…考えてもわからんな。

とりあえず仕方ない、無視しよう。何か問題になったらその時に考えよう。

無理やり違和感を無視しシャルロットのISを見る。

さて、完成した特殊兵器はどんなものになってるのやら……

 

「準備完了です。ではアリーナ内で試しにいろいろ動いてもらいますが…」

「おい、坊主。」

「なんだ?おっさん。」

「お前相手してやれ。」

「……なんか武器頂戴。流石にあれはテストでは使いたくないからさ。」

「ああ解った。」

 

俺はISを展開する。

やはり展開の時ですら見たことが無い相手は怪訝な顔をしている。

まぁ……ちょっとグロいもんな…

そのままおっさんに渡された小銃を持ち先にアリーナ内に飛び立つのだった。

 

 

 

 

 

 

さてある程度遠くまで飛び渡された銃を握る。

一応俺のために作った試作の銃だったらしいのだが…まずISに積み込む方法がわからず断念、さらに俺に合わせて作られたサイズなので……小さすぎて他のISには使えず結局そのままお蔵入りだ。

まぁ俺のISにつめるようになればぜひとも積みたいのだが…

今の俺の銃は威力がありすぎる。

こんなもの人に向けて撃つのにはどうしても抵抗感がある。

今までも結構抵抗感があったが…あの銃は下手をしたらシールドバリアーごと相手を撃ち抜きかねない。流石にそれはごめんだ。

渡された銃を少し見る。

俺が使っている銃と比べ大型にはなっているがそれでも威力は常識的でこのサイズで一応ISにも通用する。ある意味おっさんの最高傑作らしいのだ…使えないことがどこか申し訳ない。

しばらく渡された銃をいじっているとシャルロットがアリーナ内に入ってくる。

とりあえず声でもかけるか。

 

「調子はどうだ?」

『うん、違和感は無いかな?』

「特殊兵器の方は?」

『とりあえずもう動作予測は始まってるよ。』

「そういやその動作予測の名前って何になったんだっけ?」

『えっと……まだ決まって無いんだって…』

「どうせ会社間での言い争いだろ…」

『あはは…この際ソウがつけちゃえば?』

 

そう言って笑うシャルロット。

まぁ俺が命名のが一番公平だろう。

初めからこの機能につけたい名前が無いわけではない。

というか…聞いた瞬間からある名前が頭に浮かんだ。

熾天使(ミカエル)の眼】、あの殺人集団の名前だ。

だが……これを兵器の名前にするのはなぁ…

まぁ…既にパニッシャーは作ったんだけどさ。

ふと思いだしシャルロットに話しかける。

 

「そういや…今シャルロットのそれにパニッシャー積んであるの?」

『え?ちょっと待って……3丁って言うか…3台積んである。』

「……そんなに積んでどうする気だよ…」

 

そんな話をしているとおっさんから通信が入る。

 

『嬢ちゃん、坊主動けるか?』

「こっちはOK。」

『いつでもいけます。』

『じゃあ適当にはじめてくれ。ただし坊主、本気で戦うなよ?』

「死なないように気をつけるよ。」

『じゃあ…行くよ!!』

「おう、こい!!」

 

そう言ってシャルロットは両手に武器を展開する……いや両手だけじゃない両肩にも武器が浮かんでいる。右手にはアサルトライフル、左手にはサブマシンガン、さらに両肩にはパニッシャーである……流石にヤバイ…

<―ガシャッ!!―>という音を立てパニッシャーの機関砲が顔を見せる。

 

「……ちょっと――」

『いっけぇ!!』

 

凄まじい弾丸の雨が俺を襲う。

<―ゴォォオオオオオ!!―>っとまさに嵐のような音がする。

いや、冗談や比喩ではなく弾丸の嵐が俺を襲う。

シャルロットの烈風の最後の特殊兵器、両肩の宙に浮く武装の切り替え。および正確なコントロール。

流石にすべての武器に対応しているわけではないのだろうが…

 

「それでもパニッシャーでそれやっちゃ駄目だろ!?」

 

そう叫びながら何とか銃弾をかわす。

と言っても紙一重でかわすのではなく大きく全力で逃げ回っているようなものだ。

流石に機動性ではこちらの方が上か…このままだと当たる事は無いと思うが…

それでも向こうには動作予測がある…このまま逃げ回っていれば動きを完全に読まれかねない。

仕返しとばかりに何発か撃ちこむがパニッシャーを盾にされヒットしない。

 

「ちょっと!?洒落にならないんだけど!?」

『おいおい、坊主。がんばれよ。せっかく嬢ちゃんの機体のほうに対応できるように俺が改造してやったのに。』

「やっぱりおっさんがやったのか!!」

 

通信から聞こえてくるおっさんの声。クソ、楽しそうだな…

しかしどうしようか…遠距離だとどうしても弾が遅くてその上こちらの弾道はすべて見えてるんだよなぁ…それじゃあ何発撃っても防がれるか…よし、懐に入ろう。

シャルロットの武器と体を狙い正確に銃弾を撃ち込む。

シャルロットはそれをパニッシャーで防ぐ。

それと同時に全速力で懐に入り込み銃弾を撃ち込もうとすると。

シャルロットの左手が動く。

俺にまっすぐに拳を入れるようにして武装を切り替えながら突きつけようとしているのは盾殺し(シールド・ピアース)か!!

ギリギリでかわしさらに銃を向けようとすると俺の真横にパニッシャーの銃口がある。

数発シャルロットに撃ち込みながら回避する。

銃弾が俺の目の前を通り過ぎる。

真横って…おい、パニッシャーの稼動範囲広すぎじゃないか?

ビットみたいには距離は無いがそれでもそれだけ動かれると近距離戦も挑めない。

あぶねぇ…と安心するまもなくさらに真正面からサブマシンガンともう一丁の肩装備のパニッシャーの弾丸の雨が俺を襲う。

完全とは言わないけど俺の動きを読み始めてるな…いざ相手も同じことが出来るとなるとかなり面倒だな……

 

「ちょっと!?こんなのあたったら死んじゃうって!?」

『そう言いながらも!!一発も当たってないじゃない!!』

「あたったら一瞬で穴あきチーズになるわ!!」

 

これでは完全に拠点防衛用の機体だ…

だったらこっちもちょっと本気でいこう。

今まで使っていた銃を左手に、あの出鱈目な銃を右手に展開する。

狙いはあの…パニッシャーだ。

流石にパニッシャーなら数発で壊れる事は無いだろう。

こちらに向けられている銃口を右手の銃ですべてはじき飛ばす。

その狙いがそれた瞬間に左手の銃で体を狙う。

数十発の弾丸がシャルロットに向かう。

かわしきれず被弾する。と言っても弾道が読まれるせいで紙一重で十数発しか当たってないな…

 

『っ!!だったら!!』

 

シャルロットの両肩のパニッシャーが消えシールドユニットが現れる。

さてどこまで通用するかな?俺はシールドとシールドの間を狙い撃つ…が俺が撃つタイミングで隙間をずらされる。

あらら、完全に俺の撃つタイミングは読まれてるわけか…これからは意識してずらして撃つしかないか…そう考えながらも両手の武器を切り替えながらも弾幕をはり続けるシャルロット。

さてこうなったら削るしかないかなぁ…

と思うとシャルロットがまたもや武装を切り替える。

あれは……ミサイルポッド!?…撃ち出した瞬間撃ち落してもいいけどそれじゃあテストにならないか…

両手の武器は両方サブマシンガンに切り替えてあり弾幕を張ったままにミサイルを何十発も一斉発射してくる。

弾丸をかわしながらミサイルを撃ち落す。

簪の目標にしているマルチロックオンシステムではないが一斉に俺を狙ってる来るのは面倒だな…

ミサイルもせいぜい20発程度。ならすべて撃ち落してしまえ。

距離を稼ぎながらミサイルを撃ち落す。さて…次はどうくるかな…

と思っているとシャルロットは既に方の武装を入れ替えこちらに接近しようとしている。

あれは…まるで一夏の白式の翼のような…スラスターユニットか!!

それに気がついた瞬間一気にシャルロットが加速する。

瞬間加速(イグニッション・ブースト)、それも腰のスラスターと大型の展開したスラスターで一斉にやったんだろう、かなり速い。

先ほどまでかなり距離をあけていたんだが……一気に詰められたな。

左手には盾殺し(シールド・ピアース)、右手は…パニッシャー。

うわ、絶対あれで俺のこと殴る気だ。

そう考えながらもこちらも銃を向け全力の早撃ちをする。

流石に今まで一度もやらなかった早撃ちを予測は出来ないだろう。

結果的に俺は懐に入り込まれたがパニッシャーは撃ち落とし盾殺し(シールド・ピアース)はかわしシャルロットに銃を向けている……

ただしシャルロットの方も既にスラスターユニットからパニッシャーへと切り替わっている右肩の銃口がこちらを向いている。

さてこれ以上は本気で試合になってしまうが…と思うとおっさんからの通信が入る。

 

『おし、二人ともそれまでだ。』

「……はぁ…戦うのはもうごめんだよ…」

『結局一発も当てられなかった…』

「いや…終止逃げ回ってたからね?あの状態で落とせって言われたら…正直きついよ?」

『出来ないっていわないんだ…』

 

そう言ってクスっとわらうシャルロット。

さてこの後どうするんだろうか…

 

『とりあえず嬢ちゃんは戻ってきてくれ。機体のほうのセッティングがある。』

『了解しました。』

「僕はどうすればいい?」

『お前は……後どうでもいいぞ?』

「うわぁ……投げやりすぎじゃない?」

『いや…結局お前被弾もしてないじゃねぇか…俺にどうしろって言うんだよ…』

「……ねぎらいの言葉とか?」

『おつかれさん。』

 

そう言っておっさんは通信を切る。

さてどうしたものか…と考えているとデュノア社長らしき人物が目に入る。

シャルロットは……気がついてないようだな…

俺はシャルロットが格納庫に戻るのを確認して別の出口からデュノア社長の元に向かった。

 

 

 

 

 

 

 

負けても終わりではない。やめたら終わりだ。

                                  ~ニクソン~




ある意味紅椿とは違った形の万能対応機ぽく仕上がった『烈風』。
紅椿は『自己進化』で形が変りますがそれはパイロットや今まで戦った相手によって変ります。
武器の威力を調節する、拘束する必要があるなどのときにそれに合わせて進化してくれるかどうかはわかりませんしね。(まぁ…多分紅椿ならするんでしょうけどww)

それだったら初めからあらゆる武器を詰め込める『拡張領域』
さらにさまざまな情報を即座に取り合い最善の武装を即座に導き出せる『ネットワーク』
これが『烈風』のコプセントですね。
弱点を挙げるならまだ詰め込む武装が完全に完成していないため、万能対応機とは言いがたい事と積んでない武装で対応しなければいけない時にはかなりきつい事。
さらに一機では完全なスペックは発揮できないといったところでしょうか?
まぁそれでも指揮官機としては破格の性能に仕上がっているのではないでしょうか。
さらにシャルロットのラビットスイッチも合わされば……ひどいことになります。

あと両肩のパニッシャーはやりたかったことの一つですねwww
やる気になればクワテュオール・パニッシャーが…!!
まぁシャルロットが手に持ってパニッシャーを扱うのは無理なんでデュオ・パニッシャーでしょうか?
そこでおとなしくダブル・パニッシャーと呼ばないところに作者の天邪鬼さが出てますね。

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