模型戦士ガンプラビルダーズI・B   作:コマネチ

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違法ビルダーがガンプラバトルの界隈を荒らしてる中、実力を持ったビルダー達は違法ビルダー達に全力で立ち向かっていた。だが今回は少し時間をさかのぼった上、違法ビルダーとは関係ない話だったりする。


第36話「少年の心を持ち続けた大人達」(前編)

今回は34話と35話から二週間前の話、アイ達がコンドウと別れてから一週間が過ぎた。

 

その日は土曜日、アイはバイトの為、『モノトーンマウス製作所』という中小企業に赴く。

二階もない建物の一室、グリーンに塗られた床の上にそう大きくない機械が置かれていた。機械と機械の間にはローラー状のベルトコンベアが設けられ、

その上をどの何に使うか解らない部品が流れていく。そんな中一人一人の紺色の作業服を着た作業員が黙々と部品を付けたしていった。

ここで作業をする時アイは余計な事は考えない様にしている。時間を気にするとかえって時間の流れがゆっくりになってしまうからだった。

 

――あー、そういえばこの部品何の機械に使うんだっけ、確か前聞いた時は工場ラインの機械部品を製造するライン部品をこのラインで作ってるって言ってたけど……――

 

無意識に手を動かしながらそんな事を考える作業着のアイ。

と、その時けたたましい音のベルが鳴った。午前中の仕事が終わった合図だった。

 

「よしっ、今日はここまででいいよ。アイちゃん」

 

現場の課長が終了をアイに告げた。

 

「あ、はい、お疲れ様でした」

 

作業帽子を外しおじぎをするアイ、アイの髪型はいつものボブを一つに結っていた。学生バイトの為、アイの仕事時間は正社員より少ない。今日は午前中のみの仕事だった。

そのまま事務室に向かい、そこでタイムカードを押してから帰る。しかし事務室に入ろうとした時、事務室の中から妙な話声が聞こえた。

 

「お前も懲りない奴だな!俺の言う通りにすればいいと言ってるだろう!」

 

「けっ!寝言は寝てから言えや!ワシの考えの方がいいもんね!」

 

二人いるようだ。ドア越しに聞こえる片方の声は工場長、ブスジマ・シンジの声だ。もう一つの声は聞き覚えがない。

声の荒れた調子から、入り辛そうな気分をアイは感じる。その場でどうしようか、と思案する。

その時、事務室のドアがバタンと開かれ、中から一人の男が現れた。年齢は50位だろうか。スラッとした体躯でツルツルの禿げ頭の中年男性だった。

 

「相変わらず口で言っても分からないようだな!ならば昔通りの方法でわからせてやろう!」

 

「お~いいですとも!!こっちゃ最初っからそのつもりだったんだからな!」

 

そのまま事務室から出ようとするがその拍子に男はアイにぶつかった。「わっ」と声をあげるアイ

 

「おっとすまない、ちょっとよそ見していてね、大丈夫だった?」

 

打って変わって穏やかな対応でアイに話しかける男、大丈夫だとアイは答えると男は「良かった」と言い立ち去った。

アイの見た男の背中はピンとしていて年齢を感じさせない後姿だった。

 

「けっ!首洗って待っていやがれってんだ!」

 

恰幅のいい中年の男が出て後姿の男に叫んだ。工場長、そしてアイ以上の実力を持ったビルダー、ブスジマ・シンジだ。

 

「わっ!工場長!?」

 

いきなり叫んだブスジマに驚くアイ

 

「やや。アイちゃんじゃねーの。なんでこんな所にいんのよ」

 

「なんでって。何か工場長が言い争いしてるみたいで事務室に入れなかったんですよ」

 

「あ~、ちょいと興奮して大声出しすぎちまったな。わりぃわりぃ」

 

アイのその発言を聞いて、ようやく自分が大声を出していた事に気付いたらしい。

 

「それで誰なんですかあの人」

 

「ウチの親会社の品質管理、略して品管のウチ担当だよ。ウチはその下請けってわけよ」

 

親会社とはアイが今バイトしてる会社に、仕事を持ち込んでくる会社というわけだ。品管はその仕事や品物に異常がないか調べる部署だ。

 

「何か仕事でトラブルあったんですか?」

 

「……まぁそんな所だわな」

 

なんとなく歯切れの悪い答え方だ。

 

「まぁそれはいいんだけどよ。実は明日の日曜日、市民体育館でガンプラのトーナメント大会があるんだよ」

 

「いきなり話変わりますね……トーナメント大会ですか?」

 

「今回のは大人部門みたいな大会なんで、ワシらみたいなベテランが集まる大会なんだが、よけりゃ応援に来てくれねぇか?

いつもは三人で組んでる奴がいるんだが、今回一人これなくてよ。寂しいうえに、見知った顔がジジィばっかりは寂しいのよ」

 

アイとしては出ない大会とはいえ良い機会だ。ベテランの集まる大会で作った物やバトルを見てみるいいチャンスになるだろう。

 

「いいですね。友達誘って行きますよ」

 

「よっしゃ!俄然気合入って来たぜ!」

 

友達と聞いて若い子がたくさん来ると思ったのだろう。良い所を見せたいとブスジマは明日の大会の気合を込めるのだった。

 

……

 

そして日曜日、市民体育館にて

 

「面白い工場長さんじゃない。大会見に来いなんてさ」

 

体育館入口、ナナが隣に立ったアイに言う。

 

「面白いだけじゃないっスよ。ヤタテさんだって勝てないくらい強かったって人スからね」

 

「チームも心機一転したんだ。応援だけじゃなく俺たちにも参考になったらいいな」

 

ツチヤとソウイチも一緒だった。しかし今回はそれだけではない。

 

「いたいた!アイちゃーん!!」

 

「あ!ヒロさん!」

 

ヒロが駆け寄ってくる。ヒロの家はアイ達の街から離れている為遅れがちだった。

そしてヒロの後を数人の大学生が歩いてきた。マスミ、ゼデル、ヨウコの三人、チーム『エデン』のメンバーだった。

急な誘いではあったが丁度彼らも余裕があったため来てくれたわけだ。

 

「皆さんも急な所来てくれてありがとうございます」

 

「こちらこそ、でも本当に良かったの?あたし達も呼んで」

 

ヨウコが聞く。別に呼ぶのはアイのチームだけでもよかったハズだ。

 

「水臭いですよ。それにヒロさんがいたチームなら別に当然です」

 

「そうっスよ。こんな所にまで敵対チームとか言う必要ないっス」

 

ソウイチの発言。その瞬間、その場にいた全員が凍りついた。

 

「……ソウイチ、何か悪い物食べたか……?」

 

「へ?」

 

「いや、いつも勝ち負けばかり拘ってるアンタの口からそんな言葉が出るなんて……」

 

「あ、人の事なんだと思ってるんスか!俺だってそんな四六時中バトルの時みたいな考えはないっス!」

 

いつもの仏頂面を更にこわばせソウイチは答えた。前に比べて多少は丸くなったソウイチだが、こういった発言は意外だった。

 

「おぉアイちゃん!来てくれたのかよ!」

 

自信に満ちた大声が響く。ラフな格好の太った中年、ブスジマだった。

 

「工場長」

 

軽く手を振るアイ

 

「いやいや見渡せば大勢でよく来てくれたじゃないの!お!そっちがチーム『エデン』のメンバーかい!ワシが工場長のブスジマ・シンジよ!」

 

エデンのメンバーと挨拶をかわすブスジマ、

 

「今日はワシの活躍を見に来てくれてありがとうさん!」

 

「はいはい、気持ちは分かったから周りの目も気にしてよ」

 

その時だった。ブスジマの後ろから眼鏡をかけた女の子が話しかけてくる、ショートヘアで前髪をヘアピンでまとめておりおでこが目立つ、中学生辺りだろうか。

インドア派なイメージがある。

 

「?あなたは?」

 

「ワシの娘よ、コイツも出場するんでな」

 

「え?!結婚してたんですかブスジマさん!」

 

ついアイの口から失礼な発言が出てしまう。次の瞬間「あ」と口を押えたが

 

「いや当たりめぇだろ!なんだと思ってたのよ!」

 

「うわ!スイマセン!」

 

「そのお姉さんのいう事も分かるけどね、こんな子供っぽい大人じゃそうも思われるでしょ?」

 

娘と言われた少女が呆れながら言った。

 

「うぉい!そりゃねぇだろミドリ!」

 

「始めまして皆さん。呼ばれた通り、ワタシが付添いで来たブスジマ・ミドリです」

 

打って変わって折り目正しく挨拶をするミドリと名乗る少女。

 

「知りませんでしたよ。こんなしっかりしたお子さんがいたなんて」

 

「あー、まぁ今まで言ってすらなかったしなぁ……」

 

「親がこんな性格ですからね。子供でもやってる事は保護者みたいなもんですよ」

 

「ミドリ……初対面の相手に親のイメージダウンはないんじゃね?」

 

「だったら最初の所で普通に紹介してればよかったでしょ」

 

【挿絵表示】

 

ミドリは吐き捨てる。親との間は威厳はないだろうが悪いわけでもないらしい。

 

「まぁとりあえず面白い人だってのは解りますよ」

 

ナナがフォローに回る。

 

「お!分かる!?大人の魅力って奴だわねぇ!」

 

「どう解釈すりゃそう受け取るのよ父さん……」

 

「でもま、面白いだけじゃないぜ!ガンプラバトルだってお手のもんよ!」

 

「あ、それには同意します」

 

以前ブスジマのグフカスタムにコテンパンにされたアイはブスジマの実力を知っていた。

 

「そんな強いのかい?」

 

ブスジマの実力を知らないマスミはアイに聞いてみる。

 

「そりゃぁもう、私なんて圧倒されっぱなしでしたから」

 

「という事は来月の選手権も自信があるんですか?」

 

ツチヤが問いただした。来月の県内予選だ。

 

「ワシにかかりゃぁ優勝位間違いなしさね!」

 

自信満々で答えるブスジマ、その時だった。

 

「フン、残念ながらそれはない!」

 

「!?」

 

一人の男が横に立っていた。年齢は50と言ったところか。セミロングの白髪をオールバックにし、サンタクロースの様な白髭、

白手袋に軍服を思わせるロングコートを着込み、どことなくベテランの軍人を思わせるダンディズム溢れる男だった。しかし服が暑そうだ。

 

――あの人が三人組んでる内の一人かな?――とアイは考えた。

 

「テメェは……」

 

「優勝はそいつではない。私だ」

 

男は言い放つ。

 

「ハッ!テメェが言えた事かよ!」

 

「その過信は何処からくる?今回の大会は何十年もガンプラを作り続けてきたベテランの集まる大会なのだぞ。負けない保障がどこにある?」

 

「例え保障が無くってもなぁ!ワシのガンプラ魂は誰にも負けやしねぇ!」

 

「それだけではどうにもならない事があるという事はいつまでたっても理解しないようだな。なら今回も解らせてやろう!見るがいい!」

 

男はそう言うと懐から一体のガンプラを取り出した。

 

「おー」とアイ達から関心の声が上がる。

取り出したのは『0080 ポケットの中の戦争』と呼ばれる作品に登場したザクⅡの改良型でFZ型、もしくはザク改と呼ばれるものだ。

通常のザクと違いホバー移動が特徴である。男のザク改はシャア・アズナブル用の真紅のカラーリングが施されていた。

男はザクをブスジマに手渡す。

 

「モノアイは単独で稼働、肩と下半身はザク後期生産型とのミキシングで可動領域は元々のザク改とは比較にならない!

パイプも市販のビルダーズパーツを使用だ!お前の雑なガンプラとは違う!」

 

「ぬぬぬ!何おう!それならワシのも見やがれ!」

 

ザクを手に取り完成度を確かめるブスジマ、彼もまた懐からHGグフカスタムを取り出して男に手渡す。

 

【挿絵表示】

 

「HGUCの旧ザクとミキシングの旧キットグフカスタムの改造だぜ!ガラッゾのパーツを移植する事によって腰が動けば足だって上がる!

シールドだってガトリングがパージ可能だ!新しいパーツを使えばいいってもんじゃねぇぜ!」

 

「フン!だが金属パーツ製の動力パイプが一部塗装がハゲてるじゃないか!お前のガンプラはいつも詰めが甘い!お前の性格と同じだ!」

 

「詰めが甘くちゃ工場長が出来てないぜ!課長止まりの奴が言うかよ!」

 

「アホ!中小企業の工場長と大企業の課長を一緒にするな!」

 

「誰がアホだ!コスプレ野郎!」

 

「……何スか。この子供の喧嘩」

 

言い争う大人の二人、だが険悪な雰囲気、というよりはまるで子供が言いあってるかのような感じだった。

 

「はいはい父さん、そろそろ会場に入ろうよ、今日は見に来てくれた皆もいるんだから悪いでしょ?」

 

「あ」

 

「むぅ」

 

ウザったそうに止めるミドリ、二人は我に返ると言い争いをやめる。

 

「私達はビルダーだという事だ。ビルダーならばバトルで決着をつけるという事だな」

 

「けっ!ワシは最初っからそのつもりだぜぃ!」

 

「言っておれ」

 

そう言って男は会場内に入っていった。

 

「気がすんだ?皆待たせちゃ悪いから会場入るよ」

 

「時と場所考えてよ!」そう父親に目で伝えながらミドリは言った。

 

「あースマン……、どうもあいつのあの髭見るとああなっちまって……」

 

「色々スゲェ人だななんか……」

 

ゼデルもブスジマの勢いには感じる物があるようだ。

 

「パワーを感じるわね。でもなんかあんたに似てるわねゼデル、仲良くなれそうじゃない?」

 

「ハッハッハ!ちげぇねぇ!」

 

豪快に笑うゼデル、その後全員が会場に入った。

 

……

 

そして大会が始まる。今回は一対一のトーナメント式の大会だ。

 

「イィィヤッッッホォォォウウウ!!!」

 

【挿絵表示】

 

ブスジマが上機嫌に叫びながら機体と荒野を駆け抜ける。機体は以前アイを打ち負かしたHGグフカスタムだ

対戦相手は背中にロケットの様なブースターを背負い、頭以外の部分が異常に大きいオーカー色の機体、ズサ(登場作品ガンダムZZ)だ。

全身にミサイルを搭載しており長方形状の両肩からミサイルを一斉に撃ってくる。

20発以上の赤いミサイルが一斉に大地に降り注ぎフィールドを爆発で満たす。だがグフカスタムはその爆発をかいくぐると

ヒートソード片手にズサの間近に迫った。慌ててビームサーベルを抜こうとするズサだがグフカスタムは容赦なくズサを縦に切り裂いた。そしてズサは爆発。

 

「よっしゃ!三回戦突破!」

 

笑いながらブスジマがGポッドから出てくる。

 

「ひゃ~、何よあの実力、とんでもないわ」

 

観戦席でブスジマの戦いを見ていたナナはその実力に驚きの声を上げる。

 

「それぞれがベテランだからレベルの高い大会だろうに、それをあんなに簡単に圧倒するとはね」

 

マスミも驚きの声を上げる。その場にいた全員が今回の大会のレベルの高さを感じていた。ベテランだらけの大会、

その中でブスジマは対戦相手を圧倒し続けていた。

 

「優勝はブスジマさんで決まりかな」

 

「いや、もう一人いるみたいっス」

 

「?」

 

ソウイチが大型対戦モニターを指さす。体育館内にはGポッドが八つ置いてあり、一つの試合につき二つずつ、計四つのバトルが並行して行われていた。

対戦モニターも画面を四分割し、それぞれの試合を流していた。ソウイチが示したのはブスジマの試合の隣、髭の男のシャアザクの対戦だった。

 

「あの試合は……ミドリちゃんの試合だな、相手はさっきの髭の人だ。名前は『ツクイ・クニヒコ』」

 

ツチヤが対戦表を見ながら言う。

 

「名前がミドリだからって機体の色まで緑ってわけじゃないんスね」

 

ミドリはザクの対戦相手、ゲルググJ(イェーガー)という機体に乗っていた。

大型ではあるが丸みを帯びておりどことなくスマートな印象だ。そして手に持った大型ライフルが特徴だ。

本来はピンクだがミドリの機体はオーカーとブラウンで塗装されていた。登場作品は同じく0080

 

【挿絵表示】

 

「このっ!!」

 

ゲルググJに乗ったミドリは一定の距離を保ちながらでツクイのザクを狙い撃つ。いわゆる『引き撃ち』という奴だ。

しかしザクはその引き撃ちを難なくかわしマシンガンで迎撃する。放たれたマシンガンはゲルググJの頭部に命中、

モノアイと呼ばれる単眼を失ったゲルググはなおもザクがさっきいた場所を撃つ。がザクはその場にはすでにおらず、ゲルググのすぐそばに近づいていた。

 

「くっ!」

 

そしてザクは斧状の武器『ヒートホーク』でゲルググの胴体を切り裂いた。相手の立場としては真っ青になる様なホバースピードだった。

 

「あっちは随分スマートに決めるね」

 

アイがつぶやくと、GポッドからザクⅡ改のビルダーが出てくる。悠々とした余裕ある態度だ。格好も相まって歴戦の軍人を思わせた。

 

「こうして見ると動きに性格が出るって改めて分かるわね」

 

ナナが言う。初めて見るベテランビルダーの戦いは彼女にとってかなり新鮮な様だ。

 

「まったく、年寄りのハッスルにはかないませんよ」

 

そこへ観客席へ負けたミドリが上がってきた。服装はもうパイロットスーツから私服へと変わっていた。

 

「あ、ブスジマさん」

 

ソウイチが呼ぶ。が、ミドリは怪訝そうな顔になる。

 

「ミドリでいいよ。名字で呼ばれるのは嫌だからね。と、スイマセンね、みっともない年寄り達のはしゃいだ姿見せちゃいまして」

 

「そんな事ないよ。年上の人が同じ物にハマってるってなんだか安心するから」

 

「アハハ、そう言ってくれるとありがたいですよ。ま、今日は若い皆がいるからいいとこ見せたいんでしょうけどね」

 

笑いながらミドリは言う。彼女自身こういったゲストが多いのは新鮮な気持ちらしい。

 

「まぁ、決勝はかなりうるさくなるでしょうけどね」

 

「あのツクイって人とブスジマさんが戦うって事ですか?」

 

「その通りです。あの二人が戦うと大抵子供の喧嘩みたいになっちゃうんですから」

 

「いい大人がなんでよ?」

 

「幼なじみなんですよあの二人、ガンプラが出来る前から模型で一緒に遊んでいた関係でして、そしてずっとどっちが上かで争っていた経緯がありまして」

 

 

そうこうしてるうちに決勝戦となった。決勝はミドリの予想通り、ブスジマとツクイの一騎打ちだ。

 

「よくここまでこれたな!途中でくたばるかと思ったぜ!」

 

「それはこちらの台詞だ。身の程と言う奴を思い知らせてやる!」

 

睨みあう二人、視線がぶつかり火花が散る。

 

『フン!』

 

そしてお互いがGポッドに入りバトルが始まった。

 

※後半へ続く




前半はここで終了となります。見どころもないまま終わりましたが、一週間でこれ以上はちょっと難しい為、前後編で分けるつもりです。

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