何故朝は来るのだ。朝何て来なければいいのに←麻子ちゃん風
うちのサーヴァントが美しすぎて天元突破しちゃってる件
これを読んでいる諸君もうちのサーヴァントたちの水着を知りたいだろ。って俺は何をいってるんだ。
水着サーヴァントで登場したみんなはゲームと同じ格好をしていたのだが、他のみんなの水着も素晴らしかった。
まずはマシュなのだが、FGOの格好と同じだった。ただサイズが違うということもあり
シンプルな格好なのだがマシュロリの容姿が合わさり神々しいまでいっている。
マシュと同じく幼女と化しているネロちゃまなのだが小学生とは思えない胸囲の持ち主の為FGOと同じ姿をしている。というかマジですごいな。どことはいわないが・・・
三人目は静謐ちゃんだ、藍色の水玉をしたビキニだ。
静謐ちゃんの黒い肌と彼女自身の青紫の髪によく合っている。
しかし、あれだな、普段は隠れている胸部が強調されてすごい胸囲だと知らしめている。
ぶっちゃけちょーいいバランスです。
それで沖田さん姉妹なのだがなんとスクール水着(旧)だったのだ。
うちの学校のスクール水着は新しい方なので旧型は持っていないはずなのだがあえて、旧型である。
胸元の沖田と沖田小さくオルタとかかれているのも素晴らしい。
病的なまでに白い肌を持つ沖田さんと健康的なスポーツ少女を彷彿とさせる褐色の肌の二つが
スクール水着によってこれは一種の白と黒のコントラストを醸し出している。
しかもだ、普段は後ろで束ねているシルクのようなサラサラの髪がサイドテールにしている。
沖田ちゃんは団子にしており、二人の幼女の神がかった水着姿に俺は88ミリ砲弾を撃ち込まれたかのような感覚に陥った。
「ねぇねぇ、マスター。僕のはどう?似合ってるかな?」
するとジャンヌの後ろからヒョイと顔を出したのはアストルフォだった。
彼は普段後ろで三つ編みにしている淡い桃色をした髪を降ろししている。
今まで何度か彼の髪を降ろした姿を見たが水着姿というものはみたことがなかった。
まぁ、普段着が水着と似たような格好だったのだがアストルフォはワンピース型の水着を着ている。
色は白で麦わら帽子を被っている。
本当に男なのか分からなくなる。
「すごく似合ってるよ。流石、お兄様略してさすおに」
「ふふーん、だろう」
胸を張る彼(流石に男なので胸はないが)はどこか誇らしげだ。
「ではマスター、私はここで荷物を見ておくから泳いでくるといい」
「うん、ありがとう。助かるよ」
「マスターマスター早くいこ」
アストルフォに腕を引っ張られる。
「奏者よ、誰が一番早くブイまで泳げるか競争しないか」
「それいいですね。沖田さんも本気出しちゃいますよ。フフフ、前までは病弱があったせいで、満足に泳ぐことは出来ませんでしたが今の私は無敵です」
「まあすたあ、どうしましょう。私泳げないです」
ネロが提案した競争なのだが沖田さんが本気になりきよひーは怯えている。
他のみんなはどうかというと準備体操をしておりやる気満々だ。
特に師匠なんかは既に準備体操を終えて軽く泳いでいる。
「じゃあ、きよひーはあとで泳ぎの練習をしようか」
「はい」
嬉しそうなきよひーだが俺に抱き着く。なんか甘い匂いが漂う。
スクール水着のきよひーの胸が腕に当たり小さいながらも柔らかく暖かい体温が感じられる。
「「「「「「「「「「・・・・・・・」」」」」」」」」」
視線を感じそちらを向けば殺意か憎悪を帯びた瞳で俺を見てくる家族たちの姿があった。
ところでだが、俺たちの容姿が目立つことは既に説明している。
普通ならば馬鹿な奴がナンパだのなんだのしそうだが、師匠が認識阻害の魔法を使ってくれているおかげで俺達は他の人に絡まれることがなかった。
「さ、さぁて、準備体操も終わったことだし泳ごうか、あはははは」
というかさ、沖田さんの目つきがヤバい。どうヤバいかって説明すると辻斬りみたいな目をしてるのよ。
誰でも良いから切り殺したいって見ただけで分かる。ただね、悲しいことにねこの場合は、誰でもじゃなくて俺が入るのよね。ほんと、うちの家族はヤバいぞ。
「あれ、お栄ちゃんは泳がないの?」
「あ、あぁ、俺は泳がずにますたあ殿達の絵を描くことにするさ」
「熱中症にならないようにね」
「おうよ」
お栄ちゃんは泳げないということはない。むしろ泳ぐのは得意だ。
そんな彼女だが、今回は泳がずに葛飾北斎として絵を描くらしい。
えっ、描くための道具はどこだ?だって、そこは不思議な力でお栄ちゃんが召喚するみたい。
どういった原理なのかは聞かないでくれ。魔術なんてからっきしな俺だ。
みんなで競争した感想なんだが、みんな化け物じみてた。
全力で泳ぐもんだから軽く大波ができていた。周りで泳いでいた人たちは逃げていた。
パリピな奴らは良い波だぜって叫びながら俺達が泳いだ後の波に乗っていた。
結果はどうなったかだって?
師匠が一位で二位は俺で三位は意外にもアストルフォだった。
ちなみに最下位はジャンヌだった。
仕方ないよね、泳いだことなんて学校のプールくらいだったし、ジャンヌって実は運動音痴なのかもしれない。
それでだ、競争を終えたものの師匠がとんでもないことをいった。
「さて、私が一位となったのだが、優勝賞品とかいうものはないのか?」
「あっ、ずるいぞぉ」
「スカサハさん、そんなの聞いてないですよ」
「ずるい」
「そーですよ、そんな素敵イベントがあれば私もっと頑張れました」
「マスター、沖田ちゃんもずるいと思う」
「あの、師匠それは「ナニカイッタカ」いえ、何でもないっす」
怖い。美人が怒るとほんとに怖い。
「そ、そうじゃ、きよひーよ貴様もずるいと思わぬか」
ネロが必死過ぎて萌え死しそうだ。自慢の金髪ツインテールがクルクル回る姿は絶景。
「私はまぁすたぁが泳ぎの練習を見てくれるそうなのでどうでもいいです」
「なッ」
「さて、優勝賞品はどうしようか」
師匠が活き活きとしている。こんな師匠は滅多にお目にかかれないのだがそれと同時に不安が押し寄せる。
「十六夜が一日ずっと私の命令を何でも聞くというのがよかろう」
「だからぁずるいですって。しかたない、ここは沖田さんの無明三段突きで・・・」
「ねぇ、BBちゃんはそんなこと認めませんよ。いくら師匠だからといってそれはダメです」
女性サーヴァント陣が争っている。
一方、エミヤとアストルフォはどうしているかというと・・・
「うぅ~ん、キーンって来たよぉ」
「それで何杯目だ。そろそろお腹を壊すぞ」
「大丈夫だって、パクパクパク・・・うぅ~」
三皿ほど積み重ねられたかき氷の容器の前に座って四杯目のかき氷を食べている我が兄の姿があった。
エミヤに止められているにも関わらず口いっぱいにほおばる姿は微笑ましいが、俺がこんなに胃を痛めているというのにそれは酷くないかと思う。
「はぁ、仕方ない。師匠少し耳を貸してください」
いつまでも続く口げんかに俺は自分を生け贄とすることを決意した。
「どうしたのだ?」
師匠の耳元に顔を近づけて・・・
「師匠の命令ならいつでも聞きますから優勝賞品はなしということで」
そういった後、師匠の顔を見ると非常に満足そうな顔をしていることを確認できた。
「そうか、ならいい」
「マスターなんていったの?」
俺と師匠のやり取りを見ていたみんなの中で静謐ちゃんが声を出す。
「いや、なんでもないよ。優勝賞品の話は無しになったから」
「そうですか、良かったです」
マシュが喜ぶ。
とりあえず、これでひとまず安心できた。
このあとはみんなで水を掛け合ったりしたのだが、とても楽しかった。
ちなみに、きよひーに泳ぎをおしえることは昼ごはんのあとということになった。
昼ご飯はBBQだ。エミヤが腕を振るってくれるので楽しみだ。
いつになったらガルパンの原作キャラと会話できるのでしょう。
まだまだ長くなりそうですがお付き合いください。
感想お待ちしております。