ストライク・ザ・ブラッド~白き焔~   作:燕尾

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お久しぶりです、燕尾です。

卒論本文、予稿の提出が終わりました!
これで後は発表オンリーです!!





第三十四話

 

 

波朧院フェスタ当日。凪沙に渡された衣装を選らんで試着しているとき、呼び鈴が鳴らされた。

下着姿にパジャマの上だけ羽織っている格好だったが何度も鳴らされるため、雪菜はドアを少しだけ開けて確認する。訪れてきたのはショートボブに寝癖をつけた、端整な顔立ちの少女だった。

 

「優麻さん?」

 

「こんな早く悪い、姫柊。俺だ」

 

古城の旧友である仙都木優麻が自分を指しながら言っている姿に雪菜は不思議そうに目を瞬いた。すると優麻は一瞬落胆した後、

 

「あのさ、落ち着いて聞いてほしいんだが」

 

真面目な面持ちで、話そうとする優麻。この格好で玄関で話をするわけにもいかない雪菜は、

 

「優麻さん、すみません……その前に中に入ってもらえませんか。ここでは、ちょっと……」

 

優麻を自宅に引き入れドアを閉める雪菜。女同士でも恥ずかしい部分があるのか、優麻は雪菜の姿を見てぎょっとしていた。

 

「ごめんなさい。こんな格好だったので、表でお話しするわけにはいかなくて」

 

雪菜は照れたように言い訳をしながら、中へと案内する。リビングには雪菜同様、衣装選びをしている夏音とアスタルテの姿がある。

夏音が選んだのは修道女(シスター)の衣装で、アスタルテはオレンジ色のケープコートと全身タイツを着て、馬鹿でかいかぼちゃお化けの被り物をかぶっている。雪菜も衣装を選び、いそいそと着替える。童話の主人公を彷彿とさせる、水色のエプロンドレスだ。

 

「おはようございます、優麻さん。優麻さんは魔女でした? 可愛いです」

 

「ああ、ありがとう……って、そうじゃなくて!」

 

優麻は声を上げ、雪菜の肩をつかむ。そして、優麻は焦ったように口を開いた。

 

「落ち着いて聞いてくれ、俺は優麻だけど、中身は優麻じゃないんだ!」

 

「はい?」

 

彼女の言っていることが理解できず、ポカンとする雪菜たち。そんな三人に彼女――ではなく、彼は驚くべき事実を言うのだった。

 

「俺だよ、暁古城だ!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

精神が優麻と入れ替わってしまった古城は、それまでの経緯を話した。姫柊家から戻った後、何故かはわからないがロタリンギアの殲教師(せんきょうし)ルードルフ・オイスタッハが住宅街を徘徊しているのを目撃して彼と交戦し、斬られると思ったら幻影のように消え去ったこと。

自宅に戻れば優麻が魔女の格好で待っており、キスされた瞬間意識が遠のき、起きて気づいたら、すでに入れ替わっていたこと、優麻どころか凪沙までいなくなっていること、古城は思い出せる限りのことを話す。

すると、聞き逃せないところがあったのか雪菜は半眼になり、

 

「……優麻さんとキスしたんですか?」

 

「ん……? いや、したんじゃなくされた、っていうか問題はそこじゃ――」

 

「キス、したんですか」

 

冷ややかな声と共に詰め寄ってくる雪菜に古城は後ずさる。

 

「いや、えっと……おい、"雪霞狼(せっかろう)"を展開するな! いくらなんでも優麻の体だぞ!?」

 

「問答無用です」

 

ゆらり、と燃え上がるような闘気をまとって雪菜が告げる。

無駄にかわいらしい声の古城の悲鳴が、朝のマンションに響き渡った。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「……さすがは魔女といったところか、気配も魔力も完璧に消しているな」

 

意識を集中させ、探索していた劉曹は面倒臭そうに呟いた。絃神島全域に捜索網を張ったのだが目的の人物が引っかからないのだ。

だが、探している中で特定の僅かな力と気配を感じた。標的とは違うが、関連しているのは間違いなかった。

 

「アッシュダウンの魔女――LCO第一隊"哲学(フィロソフィー)"のメイヤー姉妹、空間の歪みはこいつらの仕業か。普通なら第七隊"芸術(アーツ)"か第五隊"科学(サイエンス)"がやるはずなんだが……同盟でも結びやがったか。幸いなのは脅威がメイヤー姉妹だけって所だな」

 

そう考えても、厄介なのに変わりはなかった。

LCOとは高位の魔導師、そして魔女だけで構成される巨大犯罪組織である。構成員は数千人規模であり、強力な魔導書を多数有している。"図書館"という通称はそこから命名されたといわれている。メイヤー姉妹は、組織内でも優秀の武闘派として知られていた。絃神島の攻魔師が束になっても勝てないだろう。そもそも、実戦経験が少なすぎるのだ。

彼女らを撃破するには那月のような彼女たち以上の魔女か雪菜や紗矢華クラスの攻魔師、吸血鬼の貴族ぐらいが必要になっていく。しかし、劉曹は可能性を全て却下した。

 

「全部無理だな、那月ちゃんはいないし、煌坂はラ・フォリアの護衛、ヴァトラーに関しては論外だな。姫柊が動くとなると古城もついてくるしなあ。まあもっとも、もう巻き込まれている(・・・・・・・・・・)のだろうが」

 

深く溜息をついた。自分の友人はこうも巻き込まれ体質だったのか、と。だが、嘆いたところでどうにもならない。

 

「さて、行くか……」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

暁家のリビングは、古城が飛び出したときのままの姿で、ひっそりと静まりかえっていた。優麻や凪沙が帰ってきた気配はない。もちろん古城自身の肉体も戻ってきてはいなかった。

 

「――本当に誰もいませんね」

 

雪菜が呟く。部屋の中を見回していると、ふと、テーブルに置かれているものが目に入った。大きな黄色い塊――オムレツだ。おそらく凪沙が作っていったのだろうと見られる。

古城もいつも凪沙が作っているものだと気がついた。

 

「先輩、凪沙ちゃんが朝食を作っているってことは――」

 

雪菜の問いかけに古城も頷く。

 

「ああ、無理やり連れて行かれたわけではないみたいだ。携帯が繋がらないのは心配だけどな」

 

「大丈夫だと思いますよ。凪沙ちゃんは優麻さんの目的とは無関係ですから」

 

即答し、さらに断言までする雪菜に古城は驚いた表情で見つめた。

 

「なんでそう言い切れる? 姫柊はわかってるのか? あいつの目的を」

 

「はい、先輩が見た青い影の正体も説明がつきます。優麻さんの目的は――」

 

「古城さん、あなたの身体ですよ」

 

すると、リビング入り口から透き通るような澄んだ声が聞こえた。ばっ、と振り返るとそこには劉曹の妹の愛華と見知らぬ少女がいた。

 

「あ、愛華さん!? それと誰!?」

 

戸惑いの声を上げる古城に愛華と少女はペコリと一礼して、

 

「彼女は天神(あまがみ)空音(そらね)、私の友人です。すみませんね古城さん、勝手に家に上がりこんでしまって」

 

「いや、それは大丈夫なんだが……それより、優麻の目的が俺の身体ってどういうことだ?」

 

「言ったとおり古城さんの身体、つまり第四真祖の肉体ということです。そうですよね、雪菜さん」

 

いきなり現れて自分の台詞をとられポカンとしていた雪菜だが、ハッとなって答える。

だが古城はいきなり言われて理解が出来ず、愕然としていた。

 

「待ってくれ、どうしてあいつがそんなことを? そもそも、吸血鬼の真祖の肉体なんてそんなに簡単に奪えるものなのか?」

 

次々と浮かびあがってくる古城の質問を愛華と雪菜が一つずつ答えていく。

 

「優麻さんの目的に必要だからです。古城さんの肉体といっても彼女が必要としているのは第四真祖の膨大な魔力のほうでしょう」

 

「肉体を乗っ取るだけなら、魔術的にはそれほど難しいことではありません。魂の入れ替え、つまり互いに相手の肉体に憑依している状態を作り出すことも、理論的には可能です。でも、吸血鬼だけは例外なんです」

 

「吸血鬼だけ例外……? どうして?」

 

「吸血鬼を生み出しているのは神々の呪いだからです。神がかけた呪いを上書きするような魔術を使える者は存在しないんです。もし、成功したとしても、逆流してきた呪いによって術者自身が吸血鬼の"血"に取り込まれます」

 

「私たち、そんな呪いなんてかけ記憶はないんだけどなぁ――あ、でもあいつらならありえそうかも…」

 

「空音」

 

小さく呟く空音を愛華がたしなめる。空音は、はーい、と素直に従う。

 

「取り込まれたらどうなるんだ?」

 

「感情や生きる能力をすべて失うことになります。わかりやすくいえば、自我を喰われて廃人になる、ということです」

 

雪菜の解説に古城はひどい悪寒を感じる。そこに愛華の説明が加わる。

 

「おそらく優麻さんは空間を歪めて古城さんの五感と自分の五感をただ入れ替えて、本来古城さんに伝わる神経パルスを自分のもので置き換えたんでしょう」

 

二人の説明で古城は大方理解できた。優麻の目に見えたもの感じたものを自分で見ている、つまり、自分の身体を操作しているつもりで優麻の身体を操作をしているということなのだろう。だが、それでも疑問は残った。

 

「大体はわかった。でもそれってできるものなのか? 常に空間を制御し続けることだろ?」

 

「それは、優麻さんの正体にかかわります」

 

正体? とオウム返しに訊いてい来る古城に愛華は頷く。それは優麻が普通の人間ではないということを言っているも同然だった。

 

「空間制御に長けた存在をあなたはご存知のはずですよ、古城さん」

 

その言葉で古城はなにかに気づいたように目を見開く。雪菜も銀色の槍を強く握りながら俯く。

 

「まさか、同じ……なのか。那月ちゃんと……」

 

震えながら言う古城。愛華は真面目な面持ちで頷き、口を開いた。

 

「そうです。優麻さんは"空隙の魔女"……那月さんと同タイプの――魔女です」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

キーストーンゲート頂上部。そこにはそれぞれ漆黒のローブと緋色のローブを(まと)った二人の魔女たちがいた。

 

「"魔導書№539"……すばらしいわ。空間の軋みが、心地好いわね」

 

漆黒の魔女は中央の巨大な深紅の魔法陣の中にある魔導書を眺めながら言う。緋色の魔女もそれに同意する。

 

「ええ、本当に。まったくもって凄まじい力ですわね、"蒼の魔女"――」

 

緋色の魔女は感心したように呟くがその顔は無意識に悔しげな表情を浮べていた。

 

「当然よ。彼女はこのためだけに設計られた生まれながらの魔女なのですもの。せいぜい利用させてもらいもしょう。あれが見つかるまでは」

 

漆黒の魔女は負け惜しみのように言いながら笑った。それに追従するように、緋色の魔女も笑みを浮べる。が、

 

「あれはお前らの手には余るものだ」

 

突然聞こえてきた謎の声に二人の笑みは凍りつく。

 

「何者!?」

 

描かれた魔方陣から、半透明の触手がずるりと這い出す。自分たちの結界に入り込んだ侵入者を迎撃するためだ。

 

「なっ――!?」

 

「私たちの守護者が――きゃあ!?」

 

だが、迎撃するはずの守護者がズタズタに切り裂かれ、二人の魔女は侵入者の衝撃波で吹き飛ばされた。二人の目の前に立っているのは白髪紅眼の少年。

 

「なんですの…いきなり!?」

 

「あなたは…誰ですか……っ!?」

 

苦しそうに(うめ)き、よろめきながら立つ二人。その顔は困惑と怒りに満ちていた。

 

「"アッシュダウンの魔女"エマ・メイヤーとオクタヴィア・メイヤー、国家攻魔官代理楠劉曹が南宮那月の名のもとにおまえたちを拘束する」

 

劉曹は事務的な口調で告げ、二人に迫る。メイヤー姉妹は聞き覚えのない少年に遅れをとったことを屈辱に思いながらも抵抗するために魔導書を起動した。

 

「舐めないで頂戴……っ!!」

 

「南宮那月の代理なんて、たかが知れていますわ……っ!」

 

二人が発動したのは"魔導書№193"――過去に"アッシュダウンの惨劇"を引き起こした、脅威の書物だ。

 

「「モナドは窓を持たず、ただ表象するのみ――!」」

 

マヤ、オクタヴィアの詠唱に反応して、魔方陣から瘴気の霧が噴出した。その霧が、再び触手の姿に変わる。しかし今度は、先ほどのような半透明ではなく、漆黒と緋色のおぞましい(まだら)模様だった。

魔導書からの魔力の供給を受けて、今や"守護者"の触手は特殊な属性を帯びてる。"№193"の能力は「予定調和」。いかなる攻撃も"守護者"を傷つけることはできず、いかなる防御も"守護者"の攻撃を防ぐことはできない。

これを破れる者は誰ひとりいないだろう。たとえ南宮那月の代理だろうがなんだろうが。

メイヤー姉妹はそう思っていた。

 

「「なっ……」」

 

だが、驚愕の声を()らしたのはその二人の魔女だった。

劉曹はあらゆる角度から襲ってくる触手をすべてかわしていたのだ。中には死角となるところから迫るものもあったはずなのだが、劉曹には掠りもしなかった。そして、殺到してくる触手をかわしながら劉曹は徐々に近づき、まずは緋色の魔女に掌底を打ち放った。

 

「オクタヴィア!」

 

「心配してる暇はないぞ」

 

妹に視線を向け、隙を見せたマヤに同じく掌底を放つ。まともに受けたメイヤー姉妹は膝をつき、倒れた。

 

経絡(けいらく)を打ち抜いた。しばらくは魔力を使うどころか動くこともままならないだろ」

 

「そんな……あの"守護者"をすべてかわすなんて……ありえない……」

 

「私たちが……こんな愚民に……」

 

見下ろす劉曹に二人の魔女は悔しそうに言う。劉曹の言う通り、体がまったく動かないのだ。

劉曹は動けない二人を背に中央にある魔導書に目を向けた。

 

「とりあえず、あの魔導書を停止させよう。空間の歪みはそれで直るだろう」

 

描かれている魔方陣に足を踏み入れようとする。だが次の瞬間、劉曹は跳躍しその場から離れた。

するとその直後、先ほどいた場所に爆風が放たれた。劉曹は爆風を放ったにもかかわらず笑みを浮べて歩いてくる金髪碧眼の男と、その隣にいる友人を睨む。

 

「さすが劉曹。"アッシュダウンの魔女"程度じゃ相手にならなかったね。見事な手際だヨ」

 

拍手をもらうが劉曹にとってそれはなにも嬉しくないことである。

 

「なんのつもりだヴァトラー。邪魔をするな」

 

殺気を放ち、威圧する劉曹。ヴァトラーはおお怖い怖い、といいながらもその表情には余裕さが感じられた。

 

「いま君に、その魔導書を止められるのは困るんだ。しばらく黙っておいてくれないかい? ちょっと古城とやりたいことがあるんだ」

 

「そんなものに俺が騙されると思っているのかヴァトラー。舐められたもんだな」

 

劉曹はそういって隣にいる友人――暁古城に目を向け、問いかけた。

 

「おまえはそれでいいのか――仙都木優麻(とこよぎゆうま)

 

「……やっぱり気づいていたんだね」

 

古城の姿、古城の声で彼女は言った。劉曹は溜息交じりで、

 

「空港で感じた魔力が古城の身体からわずかに感じるからな。絃神島にきた理由も監獄結界にいる母親、仙都木阿夜(とこよぎあや)の解放のためだろう」

 

「すべてお見通しか、さすがだね。"白焔の神魔"と呼ばれることだけはある」

 

「おまえとあいつは似すぎているからな。それに、仙都木なんて苗字はそういない」

 

なるほどね、と優麻は困ったように笑う。そして劉曹は再度ヴァトラーのほうを向き、

 

「大方、こっちの駄血鬼は監獄結界の囚人たちと()りあえるのを条件に丸め込んだんだろ。傍観しかしないと思っていたが、まさか邪魔をしてくるとは思っていなかった」

 

最悪だった。このまま優麻を見逃せば監獄結界を見つけられ、彼女の母親である仙都木阿夜と獄中の囚人たちが絃神島に放たれ、それを再収監するという大義名分の下、ヴァトラーが戦いを始めるだろう。逆に、優麻を阻止しようとすれば、彼女の話に乗ったヴァトラーが劉曹の邪魔をするため力を振るう。

どちらをとってもこの戦闘狂にとっては好ましいことこの上ない状況だろう。どちらを選んでも大差はない、ならば――

 

顕現(けんげん)せよ、獅子王アリウム」

 

劉曹は白炎を纏った赤獅子の王を召喚する。ここで優麻たちを止めるほうを選んだのだ。

 

「仙都木優麻……いや、優麻(・・)。考え直すつもりはないのか」

 

劉曹は説くように訊く。優麻は目を伏せ、俯いた。

 

「境遇はよく知っている。だが、友人を裏切ってまでこんなことしても無駄ってことは一番おまえがわかっているはずだ」

 

優麻に反応はない。それでも劉曹は語り続ける。

 

「優麻の周りには俺がいる。姫柊や夏音、愛華やアスタルテ、凪沙ちゃんがいる。なにより古城がいる」

 

「……」

 

「もう一度訊く。優麻、おまえはそれでいいのか?」

 

波朧院フェスタによる街の喧騒がある中、劉曹の問いかけは静かに、はっきりと響いた。

しばらく黙っていた優麻だったが、やがてその口が開かれた。

 

「……定められた運命(プログラム)には従わなければいけない。これを否定してしまったら……ボクは、ボクでなくなる」

 

「……そうか」

 

優麻の答えに劉曹はひとことだけ返した。すると、

 

「最後に一つだけ訊いてもいいかい?」

 

「なんだ?」

 

「昨日知り合ったばかりだけど……友達かな?」

 

「もちろんだ、俺は優麻の友達だ」

 

即答する劉曹に優麻は嬉しそうに、しかしどこか儚げな笑みを浮かべる。

 

「ありがとう、その言葉が聞けてよかったよ……じゃあ、始めようか」

 

その言葉を合図にヴァトラーはようやくかといわんばかりに不適に笑い、膨大で強力な魔力を放ち、優麻は"守護者"の青騎士を召喚する。劉曹も臨戦態勢に入った。

 

「仙都木優麻、俺はおまえの友達として、おまえを止めよう」

 

そう言って、劉曹は赤獅子と共に駆け出す。

次の瞬間、キーストーンゲート頂上部全体が爆煙に包まれるのだった。

 

 

 





いかがでしたでしょうか?

ではまた次回に! 更新は卒論発表終える今週末を予定しています!

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