東方言葉録   作:ワロリッシュたん

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ども、ワロリッシュたんです!
初投稿です!処女です!
初めて尽くしなので、間違いが多いかと思いますm(__)m
指摘してくれると嬉しいです。
では、よろしくお願いします。


落下するプロローグ
第一話、高速自由落下


体を包み込む浮遊感、

 

下に見えるのはコンクリートの地面、

 

そう僕は今!決死の紐なしバンジーに挑んでいるところだ!!

ーー自分の意思じゃないけど。

 

 

物語の始まりは、空から女の子が降ってくるとかがよくあるけど、

僕は男だし、

降ってくるじゃなくて降ってるだし。

物語の始まりどころか、終わりへ真っ逆さまである。

 

なぜか、恐怖という感情はない、

屋上から落ちて即死確定なのに。

・・・・親友と同じところに行けるからかな?

 

走馬灯は見れてないので、その代わりと言っちゃなんだけど、僕が今こうして飛んでいる経緯でも思い出してみるかな。

 

ーーーーーーーーーーーー

 

僕は林檎好きのごく一般的な高校三年生。

強いて違うところをあげるとすれば、ちょっとした能力が使えるってとこカナーー名前は日下部 真言(クサカベ マコト)

 

そして事件は新学期の始まり、始業式の日に起きた。

なぜか始業式は校長不在で、「校長の話」ではなく「教頭の話」となっていた。

教頭は、校長に比べて生徒や教師に人気がなく、セクハラまがいの発言をすることで生徒に嫌われていた。

そのような教頭の話を聞く生徒はおらず、僕も聞き流していたが、教頭は聞き捨てならない言葉を言った。

 

「皆も進藤のような愚かなことをしないようにーー」

は?

「進藤は、神聖な学び舎で自殺をした愚か者だ!」

黙れ、黙れ、黙れ、黙れ、黙れ

お前に何がわかる、お前に何がわかるんだよ!!

 

『黙れ』

と僕は言う

 

すると、教頭の口は強制的に閉じられた。

まるで、誰かに力強く押さえつけられたように

これが、僕の能力ーー『【言葉を現実にする】程度の能力』だ。

 

教頭は声を出したいのに、強制的に口を閉ざされているので、「あが、あが、あがが」と滑稽な声をあげている

 

そして、聞こえてくるのは全校生徒の笑い声。

 

 

ーーーーーーーーーーーー

 

時は流れて放課後、屋上にて。

 

僕は進藤が死んでからというもの、よくこの屋上に足を運ぶ。

そして、フェンスから外を見渡すのだ。

一体、進藤は自殺する時一体何を考えていたのだろうか・・・・と考えながら

まあ、考えても答えはでないんだけどね

 

はぁ、それにしても今日は疲れたなあ、久しぶりに能力をあんなに強く使ったから、体力的に疲労感が半端じゃない

 

僕は、フェンスに背を向けて体重をかける、するとーーーーー

 

ガシャン

 

老朽化か、それとも誰かが悪戯したのか、

フェンスは音をたてて壊れた。

 

僕は落ちまいと足に力を入れて持ち堪える

 

が、誰かが僕を押した

僕を押した人の姿は一瞬だが、目に入った、その人は金髪の短髪で尻尾・・・・?を生やした女性?だった

 

僕はそのまま空に投げ出されたーーーーーーーー

 

回想終了。

 

では、このまま高速自由落下にまいります(笑)

 

そこから先は速かった。

あっと言う間に地面が目の前にきて

 

ーーーーーー暗転

 

なぜか、痛みがなかった。

不思議に思い、目を開けてみるとーーーーーそこは、茸がたくさん生えている森の中だった。

 

「ここは天国?」

「・・・ちがうよ」

「そう、ってえっ!?」

誰だ!?

後ろを振り向くとそこには黒い服の金髪の幼女がいた

そして彼女は言った

「ところで、貴方は

 

食 べ て も い い 人 間?」

 

 

続くわよ!読んでね!素敵なスキマのお姉さんからのお願いよ?


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