初投稿の初心者です。
むしゃくしゃしてやった。
一発ネタ。
正直リリカルでやる必要なかった。
製作時間一時間かかってないんじゃないかな?
が含まれております。
ご注意ください。
神様転生とか頭おかしいことになった。
ナデポを神様からもらってしまった。
字面に腹が立ったので、ポの部分をボに変更した。
ナデボ=頭をなでると頭がボッ!と破裂すること。
つまりそういうこと。
リリカルナデボ
今日も元気に次元犯罪者に対してナデボするお仕事の最中の私、時空管理局の一等陸尉の人です。
次元犯罪者の頭を吹き飛ばして次元世界の平和を守っています。
相手に高速で接近し、頭を撫でるだけで頭をボッ!とするのが得意技です。頭骨が砕け、脳髄がぶちまけられるので非殺傷とかできないですけど、毎日楽しい日々を過ごしています。
今日のお仕事は何と航空武装隊との合同任務。テロリストさんをあの世の3丁目に送るだけのお仕事です。かの有名なエースオブエーなんたらの人もいるようで、お空にはピンクの光が溢れています。ピンクは淫乱!
彼女の魔導師ランクはS+、魔力光はピンクらしいですね。この間雑誌に掲載されていました。ちなみに私のランクはAという素晴らしい値です。魔力光は血の色です。とても綺麗な色なのでいつも自慢しています。
でも私ボッチなので自慢する相手が目の前の犯罪者しかいません。悲しい。でも泣きません。泣きたくなる気持ちは笑って地面に叩きつけろってばっちゃんが言っていました。まぁ私は天涯孤独の身なんですけども。げははは。
頭の中の平行世界の私たちに自己紹介しているうちに、地上のテロリストさん達の制圧が終了したようです。他の隊員さんはテロリストさんを無力化して捕縛していますが、私には難しくてそんなことできそうにありません。すごいなー憧れちゃうなー。
残っているのはお空のテロリストさんだけのようで、陸戦魔導師の私には出番はもうなさそうです。仕方がないので後は任せて帰ろうと思います。
他の隊員さん達に声をかけてから転移魔法を使います。コミュ力が高い私は挨拶と笑顔を忘れません。流石だな私。コミュ力検定4級も夢じゃない。
「後はお願いしますね。ではさようなら。」
帰ったら報告書を書かなくてはなりません。何故、私の報告書は通常の何倍もの量になるのだろう。今日は栄養剤片手に残業だよ、なんてブラックなんだ管理局。
だがそれがいい。
気狂い破砕鬼。とある陸士隊の一等陸尉の二つ名です。あの人は相手の頭を撫でるように触れ、その後、頭を吹き飛ばすという特殊な魔法?で次元犯罪者を殺す、気が狂った局員という噂がある人でです。
自分はあの人を実際に見るまではそんな人がいるなんて信じていませんでした。
初めてあの人を見たのはとあるテロ組織との戦いの時でした。エースオブエースの高町なのはの所属する航空武装隊との合同任務で、自分は高町なのはを生で見れると思い、気分が高まっていました。
自分はあの人とは離れた場所で戦っていたのですが、その場所を制圧したあとに残りのテロリストを制圧しに行くことになりました。
そこは血の海でした。首から上が無くなった死体が大量に転がり、その中心には赤く血に染まったローブ姿のあの人がいました。自分はこの惨状に思考が停止してしまいました。
吹き飛んで砕けてバラバラになった頭骨の破片やぐちゃぐちゃになった脳髄、顔だった部分が其処ら中に散らばっていました。近くに転がっていた眼球が自分のことを見ているような気がして・・・その場で吐いてしまいました。
吐き終わると意識が朦朧としてきましたが、ギリギリ意識を保ち、顔を上げました。
・・・目の前にはあの人の顔が近くにありました。驚き、後ずさる自分に対してあの人は自分にこの世のものとは思えない、深い狂気に満ちた、おぞましくも美しい笑みを浮かべ、
「後はお願いしますね。ではさようなら。」
と言い残し、転移魔法でこの場を去りました。
その後のことは覚えていません。気がついたら救護室のベットの上でした。上司や他の隊員から心配されましたが、自分は大丈夫だと言って仕事に戻りました。
それからは前以上に仕事にのめり込むようになりました。あの人の狂った笑みを思い出したくなかったのです。
その夜からずっと悪夢を見続けています。覚めても覚めても見続ける悪夢を。
主人公:一等陸尉の人
サブキャラクター:陸士隊隊員(女性)
モブ:エースオブエー何とか
神様:長身痩躯で漆黒の肌をした人物
軽いグロ注意。