新生IS<インフィニット・ストラトス>~英雄達集う~   作:武御雷参型

26 / 35
はい、ナイマジが始まりましたね‼ 原作やweb版、マンガを読んでいる自分からしたら、最高です‼ シルエットナイトが動く姿、闘う姿はマジで感動しました‼
と、まぁ。自分の事はどうでも良いとして、今回の更新が遅れた理由としまして、ナイマジを見ていたのもあり、又、資格の勉強なども重なった所為で、執筆する時間が無かったのです。
今後も、勉強しながらなので、執筆する時間が無い可能性があります。

では、長い前置きは置いといて、本編へ行きましょう‼



因みに、ナイマジ読んでたり見てたりする人いるのかな?


第二十一話~乱入者撃退と新型機

アリーナに乱入して来た未確認機に鈴が双天牙月を振りかぶり、攻撃をした。

しかし、未確認機もそう簡単には倒せる訳も無く、回避されビームライフルで反撃を食らってしまう。

 

「ウグッ⁉ やったわね‼」

 

鈴は攻撃を受け、体勢を崩すが、持ち前の運動神経で元に戻すと、アンロックユニットである龍咆で反撃をする。だが、鈴の攻撃は一向に当てる事も出来ず、反撃を食らいダメージが積み重なって行くだけであった。

 

「バカスカバカスカ撃ち過ぎなのよ‼ 当たりなさいよ‼」

 

鈴は冷静さを無くし、攻撃のパターンが単調になって行った。だが、鈴は冷静さを無くした所為か、自分の攻撃が単調になっている事に気付いていなかった。

そして、未確認機のバックパックに搭載されているビーム砲が展開され、鈴に照準が定まってしまった。

 

「しまった⁉(まだ、私は一夏に“好き”と言う言葉を言えずに死んじゃうのかな………)」

 

鈴は静かにビーム砲から放たれる攻撃に、目を瞑ってしまった。

 

「(あれ? 攻撃が来ない………なんで………)えっ?」

 

鈴は攻撃の痛みが来ない事に不審に思い、目を開けるとそこには一夏がが立っており、手には白式の唯一の武器である“雪片二型”が握られてた。

 

「鈴はやらせねぇ‼ ぜってぇに、やらせねぇよ‼」

 

一夏は自分の中で何かが弾ける感覚を覚えた。すると、思考がクリアになり、今の自分が出来る事が判った。

 

「(なんだ、この感覚は………判る‼ 今自分がするべき事が‼)ウォォォォォォ‼」

 

一夏は雪片二型を構えながら未確認機へと突っ込んでいく。

未確認機は、一夏の乱入と反撃に驚き、攻撃の手を緩めてしまった。

だが、まだ未確認機には味方がいた。上空から一筋のビームが迸ると、一夏に直撃してしまう。そして、一夏は攻撃のダメージを庇いきれずに、機体が勝手に量子変換し地面へと真っ逆さまに堕ちて行った。

 

「一夏ぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ‼」

 

鈴はすぐに一夏の元へ行くと、一夏をゆっくりと抱えた。

 

「良かった……一夏。バカ…………」

 

鈴は一夏を助けられたことにホッとしたが、今の状況を忘れてしまったのか未確認機の事を視界から外してしまった。

未確認機は、手に持つビームライフルを鈴達に向け、引き金を引こうとした。

 

「(あっ、私達……今度こそ死ぬんだわ………でも、一夏と一緒なら………)」

 

鈴は一夏を強く抱きしめながら、未確認機から来る攻撃に備えた。その瞬間、アリーナに接続されている格納庫から爆発が起き、そこから三機のISと一機の大型モジュールを装備したISがアリーナへと入って来た。

 

『こちら、アスラン・ザラだ。すぐにそこから離れろ‼』

 

アスランは、インフィニット・ジャスティスの高エネルギービームライフルの引き金を引き、未確認機と鈴達を離した。

 

『キラ‼』

 

『判ってる‼ いっけぇぇぇぇぇ‼』

 

アスランの言葉にキラはミーティアに装備されてる主砲である高エネルギー収束火線砲二基、副砲の高エネルギー収束火線砲二基、対艦ミサイル77発、複合ビーム砲、レール砲、ドラグーンによる一斉掃射により、未確認機を一部を残して破壊した。

しかし、まだ戦闘は終わっていなかった。

上空にもう一機のISが停空していた。

 

『貴様たちの目的は何だ‼』

 

『我々の目的は、ISを戦争の道具としてもっと発展させる事だ。貴様たちにはその礎をなってもらおう‼ 死ねぇ‼』

 

もう一機の未確認機は、量子変換した武装を展開する。その武装にキラ達は、見覚えがあった。

 

『あれって‼』

 

『ローエングリン………まさか、貴様たちは‼』

 

『我こそ、貴様たちを殺すに相応しい、誰にもこの私を止める事は出来ないんだよぉぉぉぉぉ‼』

 

未確認機が量子変換した武装は、過去にキラ達がいた、C.Eで傭兵をしていた、叢雲刻の専用機であったガンダムアストレイブルーフレームの改良機である、ブルーフレームセカンドLローエングリンランチャー装備の一つである、ローエングリンであった。

本家であるアークエンジェル級よりは、威力は劣るがそれでも、ISに当たれば、一溜りも無く消滅する程の威力を持っている。

 

「ここで、それを放ったらどうなるのか判っているのか‼」

 

『そんな事、些細な事だ‼ 貴様らを殺せるのであれば、犠牲も付き物だ‼』

 

未確認機はローエングリンの引き金を引こうとした。しかし、その瞬間であった。

突如、未確認機は攻撃を受けローエングリンを撃つ事が出来なくなってしまった。

 

『なっ⁉ どこからの攻撃だ‼』

 

「亡国機業、否。ロゴス第一主力遊撃部隊所属のラルクだな?」

 

『姿を現せ‼』

 

「良いだろう。見せてやろう。冥土の土産だ」

 

そう言うと、もう一機のISが現れる。その機体は、ガンダムタイプの証明されているツインアイ、バックパックに九つの突起物が装備されているガンダムであった。

 

『ま、まさか⁉』

 

「消え失せろ」

 

ガンダムはバックパックの九つの突起物を放出すると、ラルクの機体の周りを包囲し多重攻撃によりパイロット事文字通り、消滅させた。

 

「キラ・ヤマト…………」

 

「君は………」

 

ガンダムタイプの機体は、キラ達を見つめキラの名前を呼び、キラもその声に覚えがあり、ガンダムタイプの機体を見つめていた。

 

「レイ……レイ・ザ・バレルなのか………」

 

「久しぶりですね、アスラン・ザラ。そして、シン、ルナマリア」

 

「嘘…だろ……」

 

「そんな……」

 

シンもルナマリアも死んだと思った戦友が生きていた事に、衝撃を受けていた。

 

『こちら、国際IS学園だ。そこの機体、所属はどこだ』

 

オープンチャンネルで千冬がレイに尋ねる。

 

「俺は、国際IS委員会第一部隊所属、レイ・ザ・バレルだ。今回は委員会の命令に応じ、襲撃者の撃墜が主である。これ以上は、長居するつもりは無い。すぐに帰投させてもらう」

 

『待て‼ それは許さん‼ 一度降りてもらうぞ』

 

「我々は、委員会の秘匿武装隊である。これ以上の長居は無用。俺はここで失礼する」

 

レイは千冬の停止する言葉を無視して、委員会へと戻って行くのであった。

 

「レイが………生きてる?」

 

「シン‼ どう言う事なの‼」

 

「俺にだって判らないよ‼ でも………レイが生きていてくれて嬉しい」

 

「………そうね…………」

 

シンとルナマリアはレイが飛び去った方向へと目を向けるのであった。

 

 

 

 

 

 

 

 

「こちら、国際IS委員会第一部隊所属、レイ・ザ・バレルです。応答を」

 

『…………こちら、国際IS委員会第一部隊専属艦、キサラギです。学園の方は大丈夫でしたか?』

 

「ええ、無事に護る事が出来ましたが………やはり既にロゴスの攻撃が行われています。今回は、未然に防ぐ事が出来ましたが、これからどうなるのか、判らないです」

 

『我々は委員会の秘匿武装隊です。あまり表立っての行動は出来ないので、直ぐに出撃が出来る事では無いので、難しいですが、資料によれば………ガンダムタイプの機体があるとありますが、そちらの方はどうでしたか?』

 

「確認しました。ガンダムタイプの機体を五機、目視で確認しております。ですが、彼らだけの戦力では、今後の襲撃に間に合うか………」

 

『それについては、委員長がお考えになる事だ。それに、君の口からもう一度同じ報告をして貰う事になる』

 

「承知しました」

 

レイはそう言うと、通信を切りキサラギの中へと入って行くのであった。

 

 

 

 

 

 

 

 

一方、国際IS委員会でも動きがあった。

隔壁内にあるIS製造所では、急ピッチで一機のISが組み込まれていた。

 

「そこ、配線が間違ってる‼ オイ‼ そこは、二番と繋げろと言った筈だぞ‼」

 

指示を出している男性は、部下の者達を怒鳴りながら自分の仕事をしていた。

 

「さて、これからが本番だな………」

 

男性の目の前には二個のISコアが鎮座していた。

 

「この機体が出来上がれば、女権共や亡国機業、ロゴスを撃ち亡ぼす事が出来る…………楽しみだな」

 

男性はコアを似せる手前まで完成された機体を見つめた。

 

「貴様のパイロットは、あのボウズか…………こりゃ、楽しみでしかないな‼」

 

男性はそう言うと大柄に笑う。

そこに一人の少年の声が鈴の様に響く。

 

「どうですか? 完成しましたか?」

 

「ん? おお‼ 来たか。完成したぞ。これがお前が考案した機体だ」

 

男性は少年に見せる様に、横にずれた。少年の前には、自分が考案した機体が目に入り、そのまま動かずに見つめていた。

 

「これが………僕だけの僕専用の機体なんですね‼」

 

「ああ、お前さんが考案した機体には驚いたぞ。なにせ、委員長自身もあの博士自身も驚いて、開いた口が塞がらなかったほどだからな‼」

 

「ええ、そうでしょう‼ この機体があれば………母上や父上の敵が獲れるのですね」

 

「ああ、お前さんの母上、父上の敵が獲れるんだぞ? 良かったな。長年待った甲斐があったんじゃないのか?」

 

男性の言葉に少年は静かに頷いた。

 

「さぁ、最後の仕事だ‼ 取りかかるぞ、野郎共‼」

 

《オオオオオオオオオオウ‼》

 

男性の気合の籠った言葉に、部下たちも乗りかかる。

 

「僕は、準備をしてきますね」

 

少年は一度、機体を見つめるとそこから離れて行くのであった。




誤字脱字、感想、指摘、質問等ありましたら、どしどし送ってください‼




あるアニメのキャラがこの作品を読んだら…part1

「なぁ、エル。お前、めっちゃ顔が輝いてるぞ」

「輝いてるエル君、可愛い‼」

「だって、キッド‼ シルエットナイトとシルエットギアみたいな機体なのですよ‼ エーテルリアクトはどんなものを積んでるのでしょうか‼ なにか違う物でも積んでいるのでしょうか‼ 気になります‼」

機体設定について(セカンドシフト機体)

  • 設定通り
  • 劇場版基準
  • そもそも、劇場版を見てないからわからない
  • いっそのこと、新規で作ろう

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。