SAZABI's Breaker!   作:GUM【グム】

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どうも、始めましてのお方は始めまして、G、U、Mでぐむという者です。

アルケーと同じくらいサザビーも好きなのでつい(白目)


転生のつもりです。まずはいきさつ。


story:0  いきさつ

 

 

 

「…」

 

 

 

 

 

「………」

 

 

 

 

「………ん…?」

 

 

 

 

 

「…こ、ここは…?というより、私は一体…」

 

 

 

 

 

『…目が覚めたか』

 

 

 

 

 

 

「…は?」

 

 

 

 

 

『単刀直入に言う。貴様は死んだ身だ』

 

 

 

 

 

「……………はぁ。そうですか」

 

 

 

 

『そうだ』

 

 

 

 

 

「………え?」

 

 

 

 

 

 

「ええええええええええええええええええええええええええぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!!!???」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

どうも皆さんこんにちわ。私はMSN-04、サザビーと申します。

気がついたら宇宙空間のような所に浮いていました。しかし周りには何もありません。

ただ遠くに無数の星がまたたいているだけです。

 

 

私の名前がサザビーだということしか記憶(メモリー)はなく、

困惑しかけた所に妙にハスキーな声が聞こえてきました。

 

 

 

その空間のどこから現れたのか、このガンダムによぉく似た方によると

私は死んだそうです。

 

 

 

 

意味が分かりません。

 

 

 

 

私は今頭部だけの形となってこのガンダムに似た方を見上げています。

なんで「死ぬ」なんて言葉を使うんでしょうか。私はMSなのに。

どういうことなんでしょうか。世界は不可思議なことで満ち溢れてますねぇ。

 

 

 

…じゃなくて!

 

 

 

 

 

『五月蝿いな』

 

 

 

 

「どういうことですか!なんですか死んだって!」

 

 

 

 

『そのままの意味だ。貴様は死んだ、大破した』

 

 

 

 

「そもそも貴方誰ですか!?ものすごく知った顔なんですけど!」

 

 

 

 

『我はエクストリームガンダム。それより貴様はこれから―――』

 

 

 

 

「それよりってなんですかぁ!?私の人生…いやMS生にかかってるんですよ!?」

 

 

 

 

「喚くな、今の貴様を消すことなど造作もない」

 

 

 

 

「ぐぬぬ…」

 

 

 

 

嫌な感じの方ですね…

しかし…「エクストリームガンダム」。聞いた事もない名前です

 

何やら並々ならぬ力を感じます…大人しくいう事を聞いていたほうが得策でしょう

 

 

 

 

「…それで、私はなんでこんな所にいるのですか」

 

 

 

 

『貴様は選ばれた。幾多の犠牲となったMSの中からだ』

 

 

 

 

「選ばれた…ですか。何にです?」

 

 

 

 

『「生」を受けるチャンスに、だ』

 

 

 

 

「生?私は人間になどなりたくはありませんよ?」

 

 

 

 

『貴様が人間にどういう感情を持っていようが我の知った事ではない。

それに、気にかけずともそのままの姿でだ』

 

 

 

 

「頭だけでですか…」

 

 

 

 

『身体は別の形で与える。しかし、それの代償に「使命」を負ってもらう』

 

 

 

 

「選ばれたのに使命ですか…、まあ、身体をもらえるなら文句は言えませんが…。

それで、その使命とは?」

 

 

 

『ありとあらゆる世界に進入し、その世界での任務を果たしてもらう』

 

 

 

 

「…もう何も突っ込みません…それはいつまで?」

 

 

 

 

『永遠に。貴様に寿命はない』

 

 

 

 

「そんなことだろうと思いましたよ!有難いですけど!」

 

 

 

 

『なら話が早い。進めるぞ』

 

 

 

 

「はいはい…どうせ拒否権なんてないんでしょうし…」

 

 

 

 

『貴様は「ガンプラ」なるものを知っているか』

 

 

 

 

「ガンプラ?何だか聞いたことあるような…どこででしょう?

確か「ガンダムのプラモデル」でしたっけ?」

 

 

 

 

『そうだ。貴様にはその「ガンプラ」に基づいた力を与える』

 

 

 

 

「…えーっとー…具体的にお願いします…」

 

 

 

『手間をかけさせる…。

つまり、貴様にその「サザビー」の頭部をベースに

「ボディパーツ」「アームパーツ」「レッグパーツ」「バックパックパーツ」を

それぞれ組み合わせ、身体を構成できる力を与えるという事だ。

これはある世界の地球で「ガンダムブレイカー」と呼ばれるゲームになっている。

…下らん』

 

 

 

「なるほど…つまり私の身体を作り直すこともできるし、

頭部だけ私であとはギラ・ドーガなんてこともできるわけですか」

 

 

 

 

『そういう事だ』

 

 

 

 

「いい条件ですね、それなら心強い。…それで、最初のパーツは?」

 

 

 

 

『最初から良い物をやるほど我は甘くない。ジムの全身パーツとザクⅡの全身パーツ、

それと武器にビーム・スプレーガンとザク・マシンガン、

ビーム・サーベルとヒート・ホークをくれてやる。

世界によって殺傷能力の有無や攻撃力が変わる。

殺傷能力の有無は貴様の判断で自由に変える事ができる』

 

 

 

「う…序盤は厳しいですね…。頭部が私で良かった…。

殺傷能力の有無って、何が違うんです?」

 

 

 

 

『殺傷能力を無しにすると、攻撃対象に傷をつけず、殺す事もできなくなる。

その代わり痛覚はその攻撃力と比例する。人間によってはショックなどで

間接的に死ぬかも知れない』

 

 

 

 

「便利な能力ですね…感謝します」

 

 

 

 

『基本的に貴様は不死身だが、頭部を破壊されたら死亡する。

最初の一回分の死亡は我が何とかしてやるが二度目はない。死んで終わりだ』

 

 

 

「ぐ…そ、そうだ!空は飛べるんですか?」

 

 

 

 

『世界による。「ガンダム」の世界では必然的に飛べるが他は自分で判断しろ』

 

 

 

 

「えぇ!?ガンダムの世界もあるんですか!?プラモデルでどうしろと!?」

 

 

 

 

『その時は貴様のMSパーツをその本来のMSの装甲と同じにしてやる』

 

 

 

「…少し前から気になってたんですけど、パーツはどうやって集めればいいんです?」

 

 

 

 

『質問の多い奴だな…「任務」を成功させた時に報酬として送ってやる。

どのパーツを送るかは完全にランダムだ、我に文句は言うな。

それと送るのはガンプラ箱だ、ランナーからパーツを組み立てるのは貴様の仕事だ。

…ではそろそろ初めの世界に飛ばすぞ、ザクⅡかジムのパーツを自分に組み込め』

 

 

 

 

「…パーツを持つ腕がないんですが」

 

 

 

 

『…』スッ

 

 

 

ガチンガチンガチンガチンッ

 

 

 

 

「うわ、パーツが飛んできた…あれ?さっきまで普通のザクの色だったのに赤い…」

 

 

 

『組み込んだたパーツは自由に色を変える事ができる。

「任務」は着いた世界で伝える、さっさと行って来い』クイッ

 

 

ヴァンッ

 

 

ズォォォォォォォォォォォォォォォ

 

 

 

 

 

 

「…へ?ブラックホーr………」ズォ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

<アァァアアアアアァァァァァァァアァァァァァァァアァァァァァァアアアアアアアアアアァァァァァア!!!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

『…奴はどうするか。我に見せるのは希望か、はたまた絶望か…

何にせよ、奴のような者が来るのは相当のイレギュラー…

 

 

頼むぞ、「転生者」サザビーよ』

 

 

 




サザビーはどんな事があろうと絶対に敬語を止めません。あらかじめ。

本当にありとあらゆる世界(作品)をぐるぐるしようかなと思っています。
何か希望のものがあればメッセージを。ここの感想には書かないでくださいね。

それでは次から始まります。
何処の世界かお楽しみに~

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