深緑の火星の物語   作:子無しししゃも

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幕間です。両アネックス計画脱出後の火星のお話。


幕間 陰謀の星のプロローグ

 2620年4月26日 火星

 

「到着ですね、皆さん……お疲れ様でした!」

 

 U-NASA第四支局所属小型戦略宇宙艦『星之彩(ほしのあや)』が降り立ったのは、火星の平坦な大地であった。

 着陸態勢に入り、アームを階段代わりに続々と降り立つ、銃器で武装した兵士達。そして、その最後にゆっくりとそろそろ慎重に階段を降り、ぽすんという軽い音と共に赤茶けた土を踏んだのは、この物騒な兵士達の雰囲気に似合わない、修道服のようなデザインの衣服を身に纏った少女。

 

「さてさて、作業を始めましょうか」

 

 この宇宙艦『星之彩』は中国の最新鋭技術に加えて彼らと協力関係にあるとある集団のテクノロジーも盛り込まれた機体である。武装こそ多くは積んでいないが、強固な外殻と高度な電子戦闘システムは『九頭竜』さえも上回る、と軍の中ではまことしやかに囁かれている、秘密兵器と呼べる機体である。

 

「……アレクシア様、何故あの艦を見逃したのですか?」

 

 興味深そうに辺りを見回す少女、アレクシアに話しかけたのは、一人の兵士。

 彼は、中国軍の兵士であった。

 今現在、中国の立場はあまり良いとは言えない状況にある。第四班の兵士達は他班連合により拘束され第四班の宇宙艦による帰途にあり、中国の裏切り及び『裏切り者』の存在が露呈してしまう、という窮状だ。

 第四班だけであれば、もみ消す事は可能だろう。『裏切り者』の存在も、話だけであれば、我が国を貶める為の虚言だ、と無理やり言い通せるかもしれない。だが、物証があってしまえばどうなるだろうか。

 

 彼らはこの火星に来る前に、火星を脱出する第三班の宇宙艦に遭遇した。艦の詳しい内情こそ把握はしていないが、あの宇宙艦に『裏切り者』の捕虜でも乗っていれば。いよいよ、危機的な状況となるのではないか。そう危惧しての質問だ。

 

 

「だって、勿体ないではないですか」

 

 アレクシアは、そんな兵士に言い聞かせるように、穏やかな調子で言葉を紡ぐ。

 

「火星という蠱毒の壺、それを生き抜いた戦士達が、どんなに強い存在となるのか、もしかしたら『神様』の卵が生まれるかもしれないですからね。未来への投資、というものです」

 

 楽しみですね、と心底嬉しそうな様子のアレクシアに、兵士は怒りを募らせる。

 理由など、無かったというのか。いや、理由があっても彼には理解できない事であった。

 

「そのような理由で貴方がたは同盟相手の危機に――」

 

 その兵士は若い男の新兵であった。この宇宙艦の指揮権はアレクシアにある。しかし、それでも、抑えきれず、アレクシアに詰め寄ろうとしたが。

 

「お止めください」

「お止めください」

 

 二人の男が、まるで死人のような虚ろな目で兵士とアレクシアの間に立つ。

 この宇宙艦の構成員は、二つのグループに分かれている中国軍の兵士が一グループ。そしてもう一つは、アレクシアと彼女の所属する組織から派遣されてきた人員。

 

 アレクシア側の人間は、皆こうなのだ。忠実に任務をこなし、艦の見回りや制御、それぞれの役割を担っている。だが、皆一様に生気が無く、人形のように無感情だ。共同で任務に当るのだから協力を、と考えていた中国側はコミュニーケションを図ろうとしていたが、あまりに不気味であったため、結局それは叶わず。話しかけてはみたものの、曖昧な反応しか返さない。

 その、アレクシア側の人員の得体のしれない気配に気圧され、兵士は黙って任務へと戻っていった。

 

 

「た……助かった……のか……?」

 

 そんなアレクシア達の元に一人、ボロボロになった一人の男がふらふらと歩いてくる。

 テラフォーマーによる総攻撃で、『裏切り者』は壊滅した。

 各基地で待機していた兵士は皆殺しにされ、裏アネックス連合との戦闘で敗れ。

 しかし、こうしてまだ生き残っていた者は、僅かにいるのだ。

 

 苔を食べて食いつなぎ、テラフォーマーに怯えながらいつ来るか、そもそも来るかわからない救いを求めて歩き回り。

 そして、ようやく。ようやく彼は、火星に降り立った宇宙艦を見つけ、喜びで疲れ切った体も忘れ、艦へと足を進めたのだ。

 中国支局所属の宇宙艦。それは、黒い球体状の艦首に浮かび上がっている『星之彩』という文字からわかる。中国。自分達の雇い主。つまり、仲間。

 

 救われたんだ。涙と鼻水を一杯に流し、歩み寄った彼は。

 懐かしい、二度と帰れないと思っていた地球。帰ったら何をしようか。

 

 そんな彼を迎えたのは、銃弾だった。

 

 無数の銃弾が体に突き刺さり、彼の体はまるでダンスでも踊っているかのように倒れる事さえできずがくがくと暴れまわる。

 

 末期の声さえ上げる事ができず、何が起こったのかもわからないまま、彼の一生は終わった。

 

「お疲れ様でした。この辛い世の中で、死とは救いなのですよ」

 

 無残な肉塊となった死体を見下ろし、アレクシアは笑顔のまま手を組み、祈る。

 その発言に少し引き気味の中国所属の兵士達であったが、自分達の任務とこの指揮官の任務はまた別だ、と思い直し、それぞれ動き出す。

 

「さて、あまり長居するのもよくありません。次を探しましょう」

 

 彼らの任務、それは、生存している『裏切り者』の殲滅と、とある()を地球に連れ帰る事であった。

 証拠は消さねばならない。それが、中国の事情。後者は、アレクシアの所属する組織の事情。

 

 それぞれにとって失敗できないミッション。その為に送り込まれたのは、最新鋭の宇宙艦と武装した搭乗員達。

 だが、今この時、誰が想像しただろうか。

 

「これは洞穴か」

 

 『星之彩』から数十メートル離れた地点にあった、小さな穴。近くに入口がぽっかり顔を見せている所から、小さな洞窟があるのだろう。その内部に繋がっているであろうそこを兵士は覗き込む。それは、人が隠れるのにうってつけの場所だからだ。

 覗き込んだ兵士を最初に迎えたのは、数匹のテラフォーマーの死骸だった。それも、普通に死んでいるのではない。力任せに解体され、内部を食われたような、惨たらしい猟奇殺人の犯行のような、食い散らかし、と言った方が正確に思える光景。

 

「……え?」

 

 そして、その次に兵士を迎えたのは、死神であった。

 

 

「オイ、どうしたんだよ、穴を覗き込んで……ッ!?」

 

 穴に頭を突っ込んでいる兵士の肩を揺すったもう一人の兵士は、思わず一歩後ずさった。

 頭を突っ込んでいるのではない。その頭は、すでに無かったのだ。

 

 慌てて踵を返し、報告しに艦に戻ろうとする兵士。だが、振り向いた瞬間、自身を覆う影が―

 

 

 

 

 

 

 

「あら? あっちに調査に行った兵士さんが帰ってきませんね? どなたか……」

 

 ちょっとした近場の偵察に行った兵士二人が帰ってこない。それに気づいたアレクシアが、指示を出そうとする。

 しかし、その指示を即座に聞き、遂行するはずの兵士の顔に浮かんでいたのは、恐怖の表情であった。

 何かを必死に伝えようとしているのか、震える手でアレクシアの方を指差している。

 

 アレクシアの部下も、無表情ではあるがアレクシアに銃を向けている。

 

「? 後ろがどうか―」

 

 アレクシアが背後を振り向こうとした瞬間、その首は360°回転した。ゴギリ、という鈍い音が響き、その首は捻じ曲がり、だらりと頭が垂れる。

 

「ッ……! 撃て!」

 

 司令官の死という衝撃によってようやく恐怖の縛めが解かれたのか、中国所属の兵士達もまた、銃を構え襲撃者に狙いを付ける。

 

 ……だが。

 

 

「待ってください、皆さん。ほら、死んでませんよー」

 

 折れ、だらんと垂れていたアレクシアの首がむくりと起き、再びその目に光が入る。

 そして、今度こそきちんとその背後の襲撃者を見て、不敵に微笑む。

 

「あら、貴方は……ふふ、私、死なないんですよー。どうぞ、貴方が死ぬまで、ずっとお付き合いしてあげますね」

 

 

 それは、怪物の名を冠する生物。

 

 体を何等分にしてもそれぞれが再生する、『プラナリア』に比肩する高度な再生能力に加え、精神面での悪影響からアレクシアは能力として用いないが『チャツボボヤ』と同じ出芽によって増殖し、さらにはその体に毒を備えた、人間から見れば微小で目立たない存在であるが、生物として様々な能力を持つ強力な、しかし高難易度のベース生物。

 

 

 

 アレクシア・アポリエール

 

 αMO手術ベース:刺胞動物型『ヒドラ』

 

 

 彼女は微笑む。目の前の襲撃者は、自分を何度殺せるのだろうか。その強さはどれほどなのだろうか。その期待と、不死に挑むという愚かさが、あまりにも愛おしくて。

 

―――――――

 苔の緑、元の地表である赤茶と黄土色、起伏と時々水場。それが、この星の風景であった。

 つい先日やって来た来訪者達が残していった箱舟の残骸こそいくつか転がっているものの、その風景はあまり豊か、という表現が似合うものではない。

 

「……じょう」

 

 そんなこの星、太陽系第四惑星、火星の小高い山に作られた、人類による前線基地。その頂上、人間達が司令室と呼んでいた区画、現在は王の間と呼ぶのが適切なその場所で、一匹のテラフォーマーは左手で頬杖を付きながら彼らにとってのご馳走、蚕の蛹を口に運ぶ。

 

 彼の座る椅子は、電子機器を改造して作られていた。本能的に殺意を覚える宿敵ではあるが、多くの恵みをもたらす神、ともある意味では表現できる人間、彼らが残していった文明の利器を加工した玉座。

 それは、この個体がその恵みを理解し、最もその神の技術に近く触れられる存在である、という権力を表したものでもある。

 そこに控える数多くのテラフォーマーとは違う、頭髪の代わりに額に刻まれた、『≒』の記号のような形状の模様。

 他のテラフォーマーよりも小さい、幼体の体躯。

 そして、何よりも異なるのは。

 

「……! じ!」

 

 唐突に、そのテラフォーマーは声を上げ、自身の背後である作業をしていた通常のテラフォーマーに向かって蚕が盛られていた皿を投げつける。

 

 一般的なテラフォーマーが持たない、もしくは希薄な、感情のようなもの。それを、この個体ははっきりと持っていた。今示したのは、怒り。皿を投げつけられたテラフォーマーは頭にぶつかり落ちた皿を元の位置に戻し、作業を続行する。玉座に座るその幼体の、頭部の左側全体を覆う絹の包帯、それを慎重に取り外していく。

 今のように、お叱りを受けないようにゆっくりと。

 

 彼らに痛みを感じる機能は無い。しかし、不快感や不自由を感じる事はある。感情豊かな上位個体であれば、猶更だ。

 巻かれていた包帯を取ったそこには、痛ましい傷が刻まれていた。

 

 包帯の覆っていた範囲、頭部の左側全体がまるで何かに握り潰されでもしたかのようにひしゃげ、その甲皮には無数のヒビと、酷い部位では甲皮が剥離し内部の筋肉を晒している。さらには、所々に焼け焦げたような痕が。

 その左眼は無残にも潰れ、形こそ何とか保っているがもう既にその機能は果たせそうにもない。

 

 包帯を取った端から、待っていましたと言わんばかりに体液が流れ出る。テラフォーマーという生物の強靭な生命力からすればとっくに塞がっていていいはずの傷。だが、それは膿み、まるで彼と彼の指揮していたテラフォーマーの群勢によって命を落とした人間達が憑りつき憎しみの涙を流しているかのように止まらない。

 

 無論、そのようなオカルティックな考えはこのテラフォーマーは持っていない。ただただ、不快なのだ。

 絶命していてもおかしくない、人間であれば間違い無く死んでいるし、テラフォーマーであっても並みの個体であればその傷が塞がるのを邪魔している要因によって死に至る可能性が高い、そんな傷。

 

 再び巻かれる包帯に、頭と顔に常に異物が触れ、視界の半分が失われているという感触に不快と怒りを覚えながらも、今回で得られた物を思い出し、彼は表情を和らげる。

 周囲のテラフォーマー達は、その表情を見てほっと胸をなで下ろす……という感情があるのかは定かではないが、唐突な癇癪ですぐに周囲の個体を殺すこの王がひとまずは落ち着いているようだ、と少し場の空気が穏やかな方向へと変わる。

 

 

「じ、じじょう」

 

 そんな王の間に一つ挨拶のように声を上げ入って来たのは、十数匹のテラフォーマーの一団だった。

 この場に居並ぶテラフォーマー達は、その身を小奇麗に保っていた。身を汚していると、それでこの幼体のテラフォーマーがまた癇癪を起こすかもしれないからだ。しかし、このテラフォーマー達に、きれい、などと言う個体は一匹たりともいない。彼らは皆、煤や油のようなもので酷く汚れていた。

 

「……じょうじ」

 

 本来であれば、不敬だから粛清だ、というような展開になりかねない、その姿。しかし、それを見て幼体のテラフォーマーは満足げに笑う。

 

 一団の中の一匹が前に出て、幼体のテラフォーマーに一枚の絹の布を差し出す。

 

 そこには、宇宙艦の構図が描かれていた。それは、『アネックス一号』ではなく、それよりも小型で流線形をした、『裏アネックス計画』の高速宇宙艦に類似した形状のもの。

 

「じょうじ。じじょうじょう。じょう」

 

 

 その絵の所々に振られたバツ印を一つづつ指さしながら、そのテラフォーマーは幼体に彼らには珍しい長い言葉を向ける。

 それを聞き、マヒと重度の傷で動かないため顔の右側だけで笑いながら、幼体のテラフォーマーは周囲のテラフォーマーに指示を出す。

 

「じょう」

 

 それを聞き部屋を出た数匹のテラフォーマーは、数十秒後に戻って来た。

 その手には、蚕の蛹が一杯に入った石の容器と、絹で作られた衣服、それに加えて十数本、今この王の間に入って来たテラフォーマー達と丁度同じ数のひも状の装飾品。

 

 幼体のテラフォーマーの前までやって来たその品の数々を持ったテラフォーマー達は、入って来た一団のテラフォーマー達にそれらを手渡す。

 

「じょうじょう」

 

 布を持ったテラフォーマーはそれを見て幼体のテラフォーマーに一言恭しく礼を言うように声をかけ、下がりその属していた集団と合流し、しずしずと部屋を出ていく。

 

「……!」

 

 その時、部屋全体が揺れ、天井からぱらぱらと砂が落ちてくる。

 即座に王の間にやって来たのは、基地の周囲を警戒していたテラフォーマー。

 

 来訪神が、再びやって来た。

 

 そう語ったそのテラフォーマーに、幼体は一度顎に手を当て、考える。再び、奪うべきか。

 少しの間の沈黙の後、その答えと共に、幼体は立ち上がる。

 

 惜しいが、今はもっと重要な事がある、と。

 

「ジョウジ!」

 

 手出しはしないように、と号令を出し、幼体は部屋の奥へと入っていく。

 

 

 その手には、一本の石で作られたメスが握られていた。

――――――――

 

――げらげら。げらげらげらげら。

 

 右手小指。薬指。中指。人差指。親指。左手小指。薬指。中指。人差指。親指。

 

 右足小指。薬指。中指。人差指。親指。左足小指。薬指。中指。人差指。親指。

 

「待って……待って……」

 

 右手首。左手首。右足首。左足首。

 

 右腓骨。左腓骨。右尺骨。左尺骨。神経。神経。神経。神経。

 

「痛いよぉ……やめて、もうやめて……」

 

――けたけたけたけた。

 

 右上腕骨。左上腕骨。右大腿骨。左大腿骨。

 

 股関節。鎖骨。

 

――ぶちぶち。

 

「ああぁ……」

 

 右耳。左耳。鼻。唇。

 

――うふふ。

 

 膣。子宮。膀胱。大腸。小腸。腎臓。脾臓。肝臓。胃。肋骨。肋骨。肋骨。肋骨。肋骨。肋骨。肋骨。肋骨。肋骨。肋骨。肋骨。肋骨。心臓。

 

 

――あらあら。

 

 右手小指。薬指。中指。人差指。親指。左手小指。薬指。中指。人差指。親指。

 

 右足小指。薬指。中指。人差指。親指。左足小指。薬指。中指。人差指。親指。

 

 右手首。左手首。右足首。左足首。

 

 右腓骨。左腓骨。右尺骨。左尺骨。神経。神経。神経。神経。

 

 右手首。左手首。右足首。左足首。

 

 右腓骨。左腓骨。右尺骨。左尺骨。神経。神経。神経。神経。

 

 右上腕骨。左上腕骨。右大腿骨。左大腿骨。

 

 股関節。鎖骨。

 

 右耳。左耳。鼻。唇。

 

 膣。子宮。膀胱。大腸。小腸。脾臓。腎臓。肝臓。胃。肋骨。肋骨。肋骨。肋骨。肋骨。肋骨。肋骨。肋骨。肋骨。肋骨。肋骨。肋骨。心臓。

 

「はひ、あぅ、やめ」

 

 右手小指。薬指。中指。人差指。親指。左手小指。薬指。中指。人差指。親指。右足小指。薬指。中指。人差指。親指。左足小指。薬指。中指。人差指。親指。右手首。左手首。右足首。左足首。右腓骨。左腓骨。右尺骨。左尺骨。神経。神経。神経。神経。右手首。左手首。右足首。左足首。右腓骨。左腓骨。右尺骨。左尺骨。神経。神経。神経。神経。右上腕骨。左上腕骨。右大腿骨。左大腿骨。股関節。鎖骨。右耳。左耳。鼻。唇。膣。子宮。膀胱。大腸。小腸。腎臓。脾臓。肝臓。胃。肋骨。肋骨。肋骨。肋骨。肋骨。肋骨。肋骨。肋骨。肋骨。肋骨。肋骨。肋骨。心臓。

 

「やだ……しにたく、な」

――うふふ! あはは! げらげらげらげら!

 

 MO。

 

 

 

 

 

 

 

 そこには、無数の死体と一つの人間大の本来はこのようなサイズではない生物の死骸が転がっていた。

 つい先ほどまで、数十の命が芽吹いていた荒野。それを横目で見て、()()は満たされた表情を浮かべ満足げに星之彩に乗り込んだ。




観覧ありがとうございました。

 即堕ち(命)

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