深緑の火星の物語   作:子無しししゃも

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恭華とヨハンと欣の登場人物紹介です。


登場人物紹介(裏切り者幹部編その2+欣)

――――籠橋 恭華 ♀

 

・17歳 161cm 53kg 日本/中国

 

・αMO手術ベース:『昆虫型』"三界踏破"タガメ

 

・好きな食べ物:手術前:アイスクリーム 手術後:肉類全般

 

・嫌いなもの:もう行き先が決まってるのにしつこく誘ってくる居酒屋のキャッチ

 

・瞳の色:黒

 

・血液型:O型

 

・誕生日 6月24日(かに座)

"裏切り者"幹部の一人で、アナスタシアの直属の部下。

 日本で暮らすごく一般的な家庭の一般人であったが、中国に旅行に行った際に事故に遭い家族を失い、手持ちの金やパスポートを救助されるどさくさにまぎれ盗まれて途方に暮れていた所をアナスタシアに助けられる。

 典型的な現代っ子でイケイケのギャルといった雰囲気の可愛い動物や小物に目が無い人間であるが、場の空気を読んで礼儀はわきまえるタイプであり、バイロンやジェネジオに比べてベース生物と本人の両戦闘能力では劣るが式典等に参加する際のアナスタシアの護衛についてはヨハンと共に二人よりも重宝されていた。

 

 虫嫌いではあるが、アナスタシアが生きて手術を終えられるように虫ベースで成功率が高くなる新型手術を用いた、という事情の事も知っているので自身のベース生物に関しては複雑な感情を抱いている。

 アナスタシア直属の幹部の中で唯一女性という事もありアナスタシアと仲が良く買い物等によく付き合っているが、下着がきついから買い換えたい、と言った時にアナスタシアに同行を拒否されヨハンと一緒に行くハメになった事については未だに理由がよくわかっていない。Eカップ。

 

 

――――ヨハン・アウフレヒト ♂

 

・19歳 178cm 75kg ドイツ/中国

 

・αMO手術ベース:『昆虫型』"鳥喰い食らう狩人"オオベッコウバチ

 

・好きな食べ物:手術前:ウインナー 手術後:ソーセージ

 

・嫌いなもの:溢れかえっているのに数日放置されているゴミ箱

 

・瞳の色:青

 

・血液型:A型

 

・誕生日 2月12日(みずがめ座)

 

 "裏切り者"幹部の一人で、アナスタシアの直属の部下。生真面目で規則絶対主義な青年。

 旧貴族系の家系に生まれ相応の人間になるようにに、と教育を受けてきたが、政治家だった父親や周りの社会的地位が高い人間が金目当てに汚い手段を用いている事を知り社会に絶望し出奔。

 ヨーロッパ各国を転々としてボランティア活動などに従事し善良な人間、を目指して生きてきたが、飛行機の墜落に巻き込まれ重傷を負い、治療費が払えないという事で重傷を負ったまま病院から叩き出された所をアナスタシアに拾われる。

 アナスタシアの護衛兼助手として様々な業務をこなし、実験に用いる生体の調達からアナスタシアを狙う刺客の始末まで何でもこなすが、無理やり休ませないとすぐ仕事を始めるため、皆からは心配されている。

 アナスタシアと部下の四人で料理ができるのはヨハンと恭華であるが、恭華はアナスタシアの誕生日以外では全く料理をしようとしないしバイロンとジェネジオに任せると形容しがたい何かしかできないため一行の普段の料理は全てヨハンが作っている。

 特技は胃薬の味でメーカーを当てる事。これを聞いたアナスタシアは泣いてヨハンに謝ったが、何よりも尊敬し敬愛するアナスタシアを泣かせてしまった、という事で胃の調子は悪化した。

 

 

 

 

 

――――(キン)烱明(ケイメイ) ♂

 

・53歳 194cm 141kg 中国

 

・αMO手術ベース:『棘皮動物型』"地を喰らう凶星"オニヒトデ

 

・好きな食べ物:手術前:麻婆豆腐 手術後:クラゲの冷菜

 

・嫌いなもの:ダム

 

・瞳の色:黒

 

・血液型:A型

 

・誕生日 8月12日(しし座)

 

 

 裏アネックス計画中国・アジア第四班幹部搭乗員代理。

 中国海軍所属の上級軍人。階級は劉と同じく"将軍"と呼ばれるくらい。

 故郷は酷い環境汚染に晒されていた村で、ある日ゴミの中に入っていた観光会社のパンフレットを見て空は本来青く、水は透き通っているものである、という事を知り、都会に出て出世し村の環境も改善させられるようにしよう、と決意し猛勉強をし、近所の先輩たちの助けもあり都会に出て軍に入った。

 その勤勉さと身体能力から軍でも早くに多方面へのパイプを作り出世し、故郷を救えると思った矢先に環境保護の国際条約でゴミを減らす事が求められ、ゴミ山では無くダムである、という名目とするために故郷がダムに沈められた、という事実を知り、半ば自殺をするような感覚でαMO手術を受けたが成功してしまい国への複雑な感情を抱えたまま火星へと赴く事になった。

 

 仕事一筋で生きてきたため妻子はおらず、後悔はしていないが部下たちにはそうなって欲しくないという思いから部下の若い隊員達の仲を裏でこっそりと取り持つ事をしていたが、バレバレすぎてその姿に逆に好感が持てるしそれが空気の良さに繋がり関係も深まるという、少し経緯は違えど上手く成果を収めていた。

 海洋棲の付着生物のアクアリウムが趣味であるが、手術を受けてからサンゴが中々触手を外に出さず引きこもった状態になって避けられている気がして悲しみを覚えている。

 

 

 

 

 

 

 




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