深緑の火星の物語   作:子無しししゃも

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キャラクター紹介その2。最初二人はまだしも最後は誰得だよという意見は多いはず


登場人物紹介その2(ヨーゼフ、ナターシャ、アントニー)

――――ヨーゼフ・ベルトルト ♂

 

・46歳 185cm 75kg ドイツ

 

・『裏マーズランキング』2位

 

・αMO手術ベース:『渦鞭毛植物型』“無貌の死神” フィエステリア・ピシシーダ

 

・好きな食べ物:手術前:ザワークラフト 手術後:魚料理(特に生魚)

 

・嫌いなもの:眼鏡の鼻当てに付着する鼻の垢

・瞳の色:青

 

・血液型 B型

 

・誕生日:10月30日(さそり座)

 

 ドイツの富豪の長兄として産まれる。学生の頃から遺伝子工学に興味を持ち、その才能は大学で開花し若くして数多くの科学コンテストで受賞する優秀な科学者になった。

 ごく普通の中流家庭の娘と結婚、しばらくは個人での研究を続けていたが、MO手術の発展形の開発、という国家プロジェクトの主任に抜擢され、家計を安定させるためにもそれを快く承諾。

 その後はサンプルとして各国から集められた貧しい子供たちを世話しながらも研究を続けていたが、ある日妻と娘がA,Eウイルスに感染し人生に絶望した男の自殺に巻き込まれて死亡。

 その後は研究に狂い、サンプルの子供たちを次々と凄惨な人体実験の材料にして国の見積もりよりもずっと早期にMO手術の発展形、αMO手術を完成させたものの、用済みとばかりに人体実験、予算の横領、その他政治家の罪を被せられ死刑判決を受け渡された。

 正気に戻った後は子供たちへの償いとしてαMO手術を己に施すも成功し生存、火星での任務を成功させ未来を閉ざされている人々を救う事によって子供たちへの償いとする、と決意を新たにして任務に参加している。

 案外料理もできるが、空気は読まないし読めない。

 

 

 

 

――――ナターシャ・エリセーエフ ♀

 

・17歳 151cm 32kg ロシア

 

 

・好きな食べ物:ザワークラフト

 

・嫌いなもの:シャンプーをしている時に目を瞑らなければならない事

 

・瞳の色:空色

 

・血液型 B型

 

・誕生日:2月20日(うお座)

 

 ロシアの研究所での機密計画により生み出された初期型の一体で、エリシアの姉。

 ほとんどのクローン体が内気な性格の中、例外的に非常に元気な性格で、いつも施設の姉妹達に積極的に話しかけ、コミュニケーションをとっていた。エリシアの名付け主であり、同じく名前を付けられた姉妹は多い。しかし、他の性格が性格であるためスルーされる事も多かった。

 最終的には姉妹と打ち解け、非常に良好な関係を築いていたものの、それによって計画に支障が出る事を危惧した研究者によって姉妹と引き離され、サンプルとして若い肉体を求めていたドイツの研究所に送られる。

 その後は施設の研究者や同じく集められた孤児達と仲良く過ごしていたが、方針転換した研究所の人体実験によって死亡している。各種データは死亡時のもの。

年齢は試験的な肉体成長措置がとられ強制的に成長させられているため実際の年齢はもっと小さい。Aカップ。

 

 

 

――――アントニー・ウェリントン

・34歳 174cm 72kg コンゴ共和国

 

 

・MO手術ベース:『甲殻型』“病無き武者”アメリカカブトガニ

 

・好きな食べ物:食べられればなんでも

 

・嫌いなもの:水晶玉に付く結露

 

・瞳の色:黒

 

・血液型 O型

 

・誕生日 3月29日(おひつじ座)

 

 

 裏切り者の幹部の一人。貧しい農村に生まれ、兄弟や友人が自分の必死の祈り虚しく死んでいった経験から、神を恨み、それを利用してのし上がってやろうと心に刻んでいる。

 その後はU‐NASAに就職するもののある事件の責任を押し付けられてクビとなり、占い師として生計を立てていた。当然インチキであり本人もそれをよく自覚しているが、全く悪いとは思っていない。

 そしてとある人物との契約により火星に渡る事となる。

 少年時代に過ごした貧しい環境とベース生物の特性から、病気への耐性には人一倍自信があるらしい。




観覧ありがとうございました。次回、本編……だといいな……

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