登場した感染者のリストとなります。
函南「フィルが明け渡したデータの中に入ってたんだよな。」
そうです。
以下、フィルの資料。
感染者資料
ウイルスには弱毒型のMk.1型と、強毒型のMk.2型が存在する。
どちらも感染して10分程で免疫に負けて死滅する。
生命力の弱いウイルスなので、空気感染はしない。
死体に感染し、死んだ細胞に取り付いて別の生物として生まれ変わらせる。そのため、心臓や頭部への攻撃が有効。ただし、死体を素体としているため、一部の感染者を除いて腐敗が発生する。
また、猛ダッシュして距離を詰めたり、ダクトから現れるなど、多少は知性や運動能力があるかもしれない。
以下、種類について。
Type01 リッパー
Mk.1型ウイルスに感染した場合、高確率でリッパーになる。
手が鋭い刃に変化している。
対象を爪で突き刺し、その際、ウイルスに感染させる。
色を識別出来ず、鳥目なので夜間は基本的に活動しない。
Type02 ウォーカー
Mk.2型に感染すると、高確率でウォーカーになる。
外見は普通の人間。噛み付いてくる。
近眼で、聴覚に頼っている。
聴覚はそこそこ発達しているため、夜間も活動出来る。
Type03 クロウラー
Mk.2型ウイルスに感染したものを食べてしまうと、クロウラーになる場合がある。
Mk.2型ウイルスは酸には耐性があるので、消化のさい、栄養分と共に脳まで運ばれ、そのまま脳を乗っ取る。
少し人間の意識を残している。が、理性は無い。
また、満腹中枢が欠如しているため、食べる為に生物を襲う。
半分生きているので、腐敗しない。
殺されない限り、満たされる事のない飢えに苦しめられる事となる。
奇声を発しながら襲って来るので、それでウォーカーと見分けられる。
Type0027 シノビ
リッパーをガリガリにしたような外見。素早い動きで、壁に張り付くこともできる。
機動性が高く、刃はカーボンベストをも貫く。
目が赤く光り、移動時に残像を残す。
ただし、足を破壊されるなど、機動性を失うと弱い。
Type 0331 コンガ
ゴリラ型に感染したタイプ。巨大化し、あちこち装甲で覆われており、小銃弾なら弾く。
関節の装甲が無い所を狙うか、爆発物で装甲を剥がし、心臓が変化したコアを狙う。
Typeβ Unknown
リッパーのような外見だが、体がドス黒い。
頭部を失っても再生が可能で、燃やす以外に対処法が現状無い。
欠損した部分を再生できるが、時間が掛かる。
多少の学習能力があると思われる。
type γ デウスエクスマキナ
感染者をサイボーグ化させたもの。
筋力、耐久性などが人間以上で生前の記憶を持つ。
体に装甲が貼り付けられている。但し、関節や腹部などの可動部は装甲が薄く、小銃弾も有効。
ウイルスが体に適合かつサイボーグ化手術に耐える者でないとエクスマキナに出来ないので量産は不可。
Type δ デストロイヤー
上半身だけの巨人。背中からは幾つもの触手が生えている。
カタコトだが、喋れるため、学習能力があると思われる。
弱点は心臓。背中のコアを破壊すると触手が使えなくなる。
謎に包まれているが、覚醒すると下半身が現れるとか・・・