「まあ、今回短いしな。で、
はい。それでは本編をどうぞ!
17:11
side 長谷川
「しっかりしろ函南! 助かる、必ず助けるから!」
右脇腹を撃たれ、弱っている函南を支えながら出口を目指す。鷹見がブレーカーを落としたので、IRNVビジョンを頼りに歩いている。
「デウス・・・エクス・・・マキナ・・・奴を止めなければ・・・」
「
「違う・・・ショルダーバッグの資料に・・・いいか、俺が死んだら代わりにモリソンに・・・」
「バカ! 死なせやしねぇよ! だからお前の手でモリソンに渡せ!」
出血は止めたが、内臓に当たっているのだ。早く手当てしないと。
「バルチャー3-2からフォートレス! 3-1が被弾!
「了解した。回収部隊を送る。」
おっと、角にライトの光。敵だな。
「ここで待ってろ。片付けてくる。」
その場に函南を降ろし、M1014を構え、上半身を角から出す。IRNVに2人の敵兵が黄色く浮かび上がる。
ダガン!ダガン!ダガン!
12GA 00バックショット弾を3発撃ち込み、敵を倒す。
おっと、また2人か。
ダガン!ダガン!ダガン!
1発のショットシェルにつき9発のブレッドを放ち、それらが敵兵を倒す。
スライドストップが掛かった。俺は排莢口に1発ショットシェルを押し込み、スライドストップを解除。ローディングゲートからショットシェルを入れる。これで1発多く入る。
「ほら、しっかり! もうすぐ出口だ!」
「バルチャー、こちらアンカー6-1だ。現在敵施設付近。オーバー。」
「バルチャー3-2だ。もうすぐ出口だ。オーバー。」
「了解。着陸地点を赤のスモークで示せ。」
「了解。バルチャー3-2アウト。」
再び函南を抱えて進む。
side 鷹見
ブレーカーを落としたが、敵はライトを使っている。
スコープを覗き、片方に狙いを合わせ、撃つ。
ターゲットダウン。ついでに隣の奴を宮間軍曹が倒した。AS VALって音しないから気付かなかった。
「早くサーバールームを吹っ飛ばさないと。宮間軍曹!」
「了解! ポイントに付きます!」
宮間軍曹を先頭に廊下を走る。
サーバールームにはライト付きのショットガンを持った敵が3人だ。
「軍曹、出番です。」
「了解。」
宮間軍曹はカランビットで素早く近くの敵を始末すると、素早くAS VALに持ち替え、残りの敵を射殺する。
「クリア。」
C4をどんどんサーバーに貼り付ける。
「バルチャー3-2から3-3! オスプレイに乗った! 今どこだ!?」
「サーバーにC4を貼った! 今から行く!」
「早くしろ! 3-1がちょっとやばそうだ!」
函南が持たないかも知れないな。早く行かなきゃ。
「コンタクト! 真正面!」
こんな時に!
「邪魔するな!」
M9に持ち替え、ダッシュしながら奴らに突っ込む。弾丸が命中し、敵が怯んだところにカランビットとマシェットを持った宮間軍曹が突撃し、斃す。
出口を抜け、待機していたオスプレイに乗り込む。俺達が乗り込むとオスプレイは上昇を始めた。
「長谷川! 起爆しろ!」
長谷川がC4の起爆スイッチを取り出す。
「粉々になっちまえ! クソ野郎共が!」
爆発と共に山の一部が陥没した。作戦成功だ。
USSポセイドン
函南はポセイドンへ帰還してすぐさま手術だ。腹から弾丸を取り出した。弾は5.56mmだったとか。
で、ギャリソンに資料を提出して報告中だ。
「デウスエクスマキナ? 函南曹長は確かにそう言ったのか?」
「Yes,sir.曹長の回収した資料にあったそうです。」
長谷川が答える。
「ふむ・・・だが、この暗号は何だ? 唯の数列にも思えるが・・・情報部に回すしかないか。」
資料には
20251605
何なのだろう? 他の資料も数列だ。
「曹長はまだ絶対安静だ。回復したら聞く事にしよう。どうしてこれが読めたかな。とりあえず、ご苦労だった。暫く休め。」
「どーもー、長谷川だよ。あの数列は何なんだ?」
あれ、適当じゃなくて、ちゃんと法則があるんですよ。多分簡単に読める。
「ヒントは?」
「まあ、解読にチャレンジしてみようかな。今回はこの辺で。」
「「次回もよろしく!」」