函南「どの位だと思ってたの?」
10つけばいい方かと思ってました!読んでくださった皆さん、ありがとうございます!
函南「こんなのでも読んでくれる人がいるんだから面白いの書けるように努力しろよ?」
脳をフル回転させて頑張ります!
函南「それでは本編をどうぞ!」
12/29 台本形式をやめて書き直しました。
1/11 後書きをちょっと修正
(函南視点)
まだ見張りが下に数人いる。
俺達はどうするべきかいろいろ考えていた。
「バックヤードに逃げよう、あそこなら荷物が沢山あるから隠れられるはずだ」
「そうしよう。」
「賛成!」
とりあえず鷹見の言うとおりにすることにした。
俺達は物陰に隠れながらバックヤードへ移動する。
鷹見の案なら大丈夫だろう。
売り場にある棚の間を姿勢を低くして進む。誰もこの階にはいないようだ。
俺達が捕まらずに済んだのは敵と入れ違いになったからなのだろうか?
暫く歩いてバックヤードへのドアに辿り着くが回りには誰も居ない。警備がザルだな。
俺は静かにドアを開ける。
バックヤードには誰もいない。
「さて、どこへ隠れようか・・・あぁ!?」
俺は目の前の光景に声を上げずにはいられなかった。
「どうし・・・たあぁ!?」
「!?」
そこには、武器弾薬が山と積まれていた。おいおい、ここはいつから銃器保管室になったんだ?
「あいつら戦争でもおっ始めるつもりか?」
大量の武器を目の前に言う。もう立て篭もり事件どころか立派なテロだ。
「拝借してもばれないよな?」
「だろうけど何する気だ長谷川?」
「訳も分からずに殺されるくらいなら、奴らを道連れにしてやる!」
長谷川は相当頭に来ているようだ。目の前で罪なき人が殺されたんだから怒って当然だろう。
「お前正気か!?あいつら完全武装で殺す気満々なんだぞ!?」
鷹見の言う通り無謀だ。俺達の手に負えるようなものじゃない。だが、ここで動かないともっと犠牲者が増える。そう考える自分がいた。
「本当に、それだけの覚悟はあるんだな?」
「ああ。」
俺は溜息を一つつく。マジでやる気の様だ。
「俺も行くぜ。」
長谷川だけ見捨てるなんて出来やしない。どうせ死ぬなら派手に引っ掻き回してやる。
「俺もだ。少しでも時間稼ぎしてやるさ。」
顔を見合わせる。そして、ちょっと笑うと、3人はそれぞれの武器を選び始めた。
勝てなくても、警察が来るまでの時間稼ぎは出来るだろう。
捕まって殺されるよりは少しでも抵抗して、花と散りたいものだ。
数分後
俺はG36Cをチョイス。ホロサイトとグリップライトを搭載した。副兵装はSOCOM Mk.23(サプレッサー)にした。
ついでにククリを2本腰のベルトに差して置いた。
長谷川はM4A1。キャリングハンドルを外し、ACOGスコープ、レーザーサイトを搭載する。(なぜかフォアグリップ好きじゃ無いらしい)副兵装はGLOCK17(サプレッサー)とマシェット
鷹見はMk11 mod0にしたようだ。バイポッドを搭載している。(そのついでにサプレッサーもくすねたようだ)スコープの倍率を4倍に合わせている。
副兵装はBerettaM92Fs(サプレッサー)とバヨネット。銃剣突撃でもするつもりか?
ついでにタクティカルベストと予備マガジン、スリングを拝借し、それぞれのバックパックに必要なものを入れた。
本当に必要なものなんでも揃ってやがる。一体何者なんだ?
マガジンに弾を込め、タクティカルベストのマガジンポーチに入れる。
「覚悟はいいか?下手すりゃ撃ち合いになるぞ?」
ベストを着ながら全員に確認をする。
「黙って殺されるよりはマシ!」
「覚悟は出来てる。」
全員、あの光景を見て殺る気満々である。
突然、目の前で罪なき人が殺された。
それは俺達を怒らせるには十分過ぎる出来事だ。
だが、今からやることは危険な賭けだ。やるかやられるかだ。
このデパートは10階だてで、今8階に居る。
「9階で隠れ場所を探そう。」
鷹見が言う。
「移動はどうする?エレベーターなんか使ったらバレるぞ?」
長谷川。エレベーター止まってるの忘れたか?
「階段だ。」
「なら、階段までバレないようにコッソリ行くぞ!」
俺は2人に言う。
「「Sir,yes sir!」」
姿勢を低く、前の奴から2,3m間隔を開けて走る。
数秒後、階段前
「で、階段に来たけどどうする?」
いや鷹見、さっきお前の言った通りにするって言ったよな?
「取り敢えず、上に行く。」
下は敵だらけだ。暫く様子見するのが一番だろう。
「そういや、警察に連絡は?」
長谷川がボソッと言う。
「あ、忘れてた。」
鷹見はポケットから携帯を取り出し、110にかける。
・・・・・・・・
「ケータイが通じない。圏外になってやがる。奴ら、ジャマー持ってる可能性アリだ。外に情報を漏らさないつもりだ。」
「こんなに武器も揃えやがって・・・何が目的なんだよ?」
俺は溜息をついた。
「分かったら苦労しないよ。少なくとも身代金目的ではないな。」
身代金目的なら、警察に情報が行くようにするはずだから何か他の目的があるとみて間違いないだろう。
マジで嫌な予感しかしない。
「階段は狭い。ハンドガンに持ち替えるぞ」
全員がハンドガンに持ち替える。ライフルはスリングを使って背負っている。
階段は狭いので長物だとクリアリングが出来ないのだ。それ以前に、サプレッサーが付いているのがハンドガンだけだからなのだが。
「さあ、行くぞ野郎ども!」
「「おう!」」
縦列で俺達は階段を駆け上がって行く。先頭は俺だ。
この先待っている戦いを受け入れる用意は出来ている。
少なくとも、こいつらを死なせはしないさ。
函南「さてさて、座談会の始まり始まり〜」
レッツトークタイム!
鷹見「今回も戦闘は無しだったな。主?」
次回はちょっと入ります。ある程度書き溜めしてあちこち直してるので。
函南「成る程。それより本編だが、長谷川の判断は現実的とは言えないよな。」
長谷川「まあそうだな。」
そりゃ、民間人がテロリストに挑むなんて自殺行為ですからね。でも函南くんは何で戦おうと?
函南「長谷川見捨てて逃げるなんて出来なかったからな。」
お人好しと言うか何というか・・・
鷹見「そういや主、武器はどうやって選んだ?」
まあ、キャラのモデルとなった人に聞いてみてですね。鷹見は何でもいいって言うからMk.11にしましたが。
鷹見「何でMk.11?」
Mk.11mod0はSR-25をベースにしたライフルシステムです。私がBF3でお世話になったライフルだからですね。その気になれば近距離でも使えるからと言うのもありますが。
鷹見「成る程ね。ちゃんと性能も考えてたのか。」
ボルトアクションの方が良かった?
鷹見「近距離で外したら死ぬわ!」
長谷川「にしても相手は大量の武器にジャマーまで・・・一体何者なんだろう?」
函南「戦いながら調べるしかないな。」
そろそろ締めないとキリがないので締めますよ〜
長谷川「それでは、」
「「「「次回もよろしく!!」」」」