古代魔術師の第二の人生(修正版)   作:Amber bird

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第791話

 不足した物資の入札をする。今回は商会を指名せずに複数の商会を参加させての入札、だがエムデン王国でも汚職とは言わないが賄賂を伴う指名発注が有りそうだ。

 懇意の商会に便宜を図るとか、要は仕事出すから賄賂頂戴って事だろう。それは駄目だ、健全な入札を行ってみて周囲の反応を調べる。既得権の侵害は例え正当な行為でも強く反発される。

 王都三大商会は、マテリアル商会にマリンフォード商会、それと最近勢力を伸ばしているライラック商会だ。それに後二つか三つの商会に声を掛けて入札に参加させる。

 だが公平な入札とは条件を揃える必要が有るんだ。

「入札用の数量表に価格を入れさせて比較する。これは従来通りだが、見積り条件も追加する。先ずは……」

 食料品、特に穀物類は収穫年度を記載する事。古い物は備蓄としては適さない、数合わせで古い物を混ぜて今年収穫した物と同じ価格で売る事は認めない。

 国内での買い付けも禁止だ。備蓄の為に国内の食料を買い占めれば市井の民の生活を圧迫する。農家から安く買い占めるとかも駄目だな、国内の物価の上昇を招く。

 基本的に他国から買い付ける為に輸送コストは別途記載、これで商会の伝手や人材確保の能力を知る事が出来る。安ければ国内情勢が悪化しても構わないは無しだと説明する。

「今回備蓄庫から援助物資を放出したが、納入時期を調べると不思議な事が分かった。一番新しく補充した麦が古い、これじゃ備蓄の意味が無い。数合わせで古い物を納入したかもしれないが購入価格は同じとは不思議だな。

鑑定魔法により収穫時期は誤魔化せない筈だが、何故か毎回近々に収穫した物を購入している筈だがバラつきが有る。つまり職務怠慢か汚職、不正行為を働く連中が悲しいかな我が国にも居る訳だ」

 この言葉に参加者全員が無言で顔をしかめたのは、不正行為を働いた事が多かれ少なかれ有るのだろう。ラビエル子爵とロイス殿だけは怒っている、彼等はバーリンゲン王国時代でもしていない。

 賄賂を貰わないと生活が成り立たない屑国でも不正行為をしなかった。だから貧乏だった、それで祖国に裏切られ僕が引き抜いた。まぁ国政とはグレーだから多少の不正は飲み込むけどね。

 僕なんか裏じゃグレーばかりだし、本来は他人を責める資格も無いのは自覚している。因みにだが不正行為を大量に働いた連中は、リゼルのギフトで確認済みだ。彼等は証拠を突き付けて辞職させる。

 そのリストは既に、ニーレンス公爵に送ってあり誰の首を切るかも確認済みだ。根回しが出来てこそ、魑魅魍魎溢れる王宮で生きていけるんだ。この辺の曖昧な事も、ラビエル子爵とロイス殿にも説明済みだ。

 彼等の正義感を甘く見ると暴走し反発する。それを見極め説明すれば、納得は出来なくても理解はしてくれる。程度の差は有れ清濁合わせ飲んでこそ、他者から利益を吸い上げる貴族という生き物なんだよ。

 だが他の参加者は今回初めて聞いた訳だから、それなりに動揺している。要はヤリ過ぎるなと警告する事と、不正行為をしてはいけない部分を見極めろって事だ。何でも儲かるから手を出すのは駄目だ。

 最悪救援物資が古くて使えないとか笑えない。それで戦争に負けたとか笑えない、不正行為の先の結果を考えろって事だよ。

「皆が言いたい事は分かる、多少の不正行為も必要な事も有るだろう。国政が真っ白とか理想も幻想も持っていないが、国家が傾く様な事は許容しない。今回の討伐の支援として備蓄庫を開放したが、その物資が古く意味を成さない事による被害を考えろ。

古くて痛んでいた食料を食べさせられた兵士が行動不能となり戦いに負けたら誰が責任を取る?命を懸けて戦う兵士の楽しみの食事を取り上げてみろ、その怒りの矛先が向かうのは誰だ?不足分を現地で徴発や略奪をしたら?

考えれば考える程、備蓄庫の不正行為はマイナス面しかない。これが古い物を処分する際に商会に安く引き取らせるとかなら、僕も細かい事は言わない。贔屓の商会にも利益を齎すのは悪くはない。だが今回は違う!

既に該当者の調べはついているし、ニーレンス公爵にも許可を取った。君達には今回の入札については適正な判断と行動をして欲しい。僕の言いたい事は以上だが、何か質問は有るかな?」

 今回の入札については適正な判断と行動と言った所で、自分達は処分の対象外だと分かったからだろう。皆が安堵の息を吐いた後、気持ちを引き締めたみたいだ。

 僕が今迄の事は不問にする、これから頑張れ!って言ったからだな。この参加者達は比較的善良であり能力も高い、今後は意識を改めてくれれば過去は不問にする。

 入札の開始と提出の時期、発注から納品迄の日程等の確認事項を幾つか決めて本日は終了。後は彼等に任せて、僕は中間報告と結果の確認だけで良い。さて、次の仕事を割り振る準備をするか……

◇◇◇◇◇◇

 会議室を出る、リーンハルト様を皆で見送る。宮廷魔術師として軍事の要に位置する、我が主の凄さを再確認させられた。事前に説明は聞かされていたから、怒りに任せて余計な事は言わなかった。

 我慢出来たのは自分でも立派だと思う、バーリンゲン王国だけでなくエムデン王国でも同じ様な不正行為が行われていた。だが、リーンハルト様は必要悪だから多少は見逃せと言われた。

 但し不正行為を行うにしても、その後の結果を予想しろ。小さな悪事が国家を揺るがす事にもなる、甘い気持ちで行うな。清濁合わせ飲む、言うは簡単だが理解出来るかは別問題だな。

「清廉潔白と言われる、リーンハルト様から青臭い理想論を言われるより遥かに堪えたな。誰でも行っている訳ではないが、全く無い訳でもない。国政に理想も幻想も持ってないとは、リーンハルト様の立場では中々言えないよな」

「具体的な見逃す不正の例えまで言われればな。不正の結果を考えろとか、そう言う認識は低かった。確かに備蓄庫の食料や医療品が古くて使えないは問題だ、軍部の連中からの不平不満の追求先は手配する我等だから余計にだ」

「軍属故に兵士達の不満にも理解が有る、我等なら帳簿上で数が合っていれば良いと思いがちだ。だがコストを増やしてまで、国外から買い付ける意味は何だ?国内でも余剰分を集めて不足分を国外から買い付ければ良くないか?」

 仲間内での検討会で漸く全てを国外からの買い付けの意味について疑問が出た。自分も最初に感じた事だが、輸送コストは馬鹿にならないし納期も掛かる。

 周辺諸国の近年の食料生産状況は特に不作では無いが豊作でもない。それ程余剰分が有るとも思えないので、買付価格は安くもなく高くもない。国内と同等か少し高い位か?

 それと入札に参加者する商会の伝手と人材確保の手腕を確認するらしい。伝手は他国の商会との繋がり、人材確保は輸送隊の手配能力の事らしい。

「私達は事前に、リーンハルト様から今日の話を聞かされていた。それは贔屓とかでなく、私の正義感が無駄な暴走をしない為にとの配慮だった。リーンハルト様は国政に綺麗事を持ち込む者は害悪でしかないと断言しました。

公明正大、清廉潔白で優しいと言われているのに清濁合わせ飲むのが貴族という生き物だとも言われ諭されました。国内からの買い付けは物価に影響が出るとか、大手商会が無理に安く農家から買い叩くとかで国民の生活を圧迫する事への回避だけでなく……」

「裏は周辺諸国から軍事物資を奪う事、潜在的敵国の継続的な戦闘能力の低下。序でに他国の物価の上昇を狙っての事だな。万単位の兵士が数ヶ月の軍事行動を行ったのだ。物資の消費は膨大だからな」

「他国の商会との伝手は物資の動きに敏い連中からの情報収集能力が目的か。もしも他国が戦争準備に入れば必ず市場が動く、その情報をいち早く手に入れる為の布石だろう。各国に諜報員は配置しているが、商人ネットワークも侮れない」

「人材確保は輸送隊の手配、つまり兵站の一部を民間にも手伝わせる事が出来るかの確認だな。輸送コストだけで、他国の色々な事を調べられて仕掛ける事も出来るのか」

 そう、皆に言われた通りだ。戦争に勝った今だからこそ、物資不足で買い付けても疑われないから。全てが役立つとも思わないし、コストに見合う効果が有るとも思えない。

 だが調べて仕掛けて損は無い。出来る時に出来る事をして備える。戦勝気分で周囲が浮かれている時に、次の事を考えられる。少しは喜ぶのも浮かれるのも仕方無い状況なのに……

 確かにエムデン王国は聖戦に勝利し、ウルム王国を併呑した。三国分の領土に属国が一国、周辺諸国が危機感を抱かない訳が無い。特に領土が隣接する国は、警戒を引き上げる。

 特にバルト王国やデンバー帝国は隣接する他国が大陸一の軍事大国になった訳だ。その危機感とストレスは予想よりも遥かに大きいかも知れない。国政を担う者達で、ウルム王国の次が自分達だと思わない楽観主義者など居ない。

 アウレール王の正妻として友好的な関係を築いている、マゼンダ王国も警戒心を強めている筈だ。直接的に領土が接していない為に海路で交易が盛んだが、国交が永遠に友好など有り得ないから……

「その辺は軍属の視点だと思う。リーンハルト様は軍事の要に位置しながら、内政にも理解が有る。ニーレンス公爵様からも全面的に協力しろと厳命されている」

「協力どころか上手く我等を使われているがな。指示系統の見直し横との連携、職場環境の整備と適正な評価に無能の排除。我等が望む事を強行出来る地位と権力、そして何より国家に対する忠誠心の厚さ。

普通なら今の立場を利用し派閥の拡大や権力の強化、資産の拡大とかするだろ?俺だって、リーンハルト様と自分を置き換えたら多少はするぞ。皆もそうだろ?」

「まぁな。厳しい仕事に対して多少の恩恵が欲しい、誰だってそうだ。だが、リーンハルト様は無能な官僚や官吏を適正に排除した後の、美味しい人事権を持っていながら放棄した。ニーレンス公爵が敵対せずに協力的なのは、敵意が無い事と国家に不利益な事は絶対にしないからだと思う」

「お互いの立場を尊重し協力する。区分分けが明確だから、争う意味が無い。だが最近の、リーンハルト様の悩みは軍属の自分が宰相みたいな仕事を任せられる事についてだぞ。他人の領分を犯す事への悩み?」

 皆が溜め息を吐く。軍属なんて脳筋の塊、宮廷魔術師だって似たような者達だった。軍人と役人の衝突なんて互いの利益の確保とは別に、互いを認めず貶め合っているからだ。

 考え無しの脳みそ筋肉の馬鹿共め!身体を張らない頭でっかちな軟弱者共め!確かに今迄はそうだった。相互理解など不可能、歩み寄るには互いの情報を知らな過ぎた。

 だが、リーンハルト様は両方の仕事を完璧に行い、両方の仕事内容も理解している。故に反発する不利益を誰よりも理解して悩んでいるのが分かる。あの方は自分より国家を優先するから、悩みも深い筈なんだ……

「だが完璧過ぎるだろ?未成年って事を忘れるんだ。殆ど理想の上司、軍属なのに政務の仕事で我等が尊敬する程の実務能力が有るんだぞ」

「指示は理路整然として仕事はやり易く、評価は適正で派閥に理解まで有る。理想の上司、だが未成年。俺達にも、リーンハルト様の負担を減らす義務が有る。恩に報いる、人として当たり前の事。つまり、この仕事は完璧に行うぞ!」

「いや仕事を完璧に遂行するのは普通、それ以外で何か報いねばならないんだ。当たり前の事を当たり前にして恩に報いたは怠惰だと思う」

「だが我々で他に何が出来る?」

 そう言われると腕を組んで考え込むしかないが……確かに現状で我等が出来る事は限られる。相手は留守居役の最上位、我等は最近評価されて引き上げられたが一介の官吏。

 皆が上司に手柄を掠め取られてくすぶっていたのだが、リーンハルト様が仕事を割り振り正当に評価して引き上げてくれたんだ。今の地位は全て、リーンハルト様のお陰。

 うーん、だが難しい。仕事以外で恩を返す事って何が出来るのだ?この件は宿題として持ち帰りとなり、次の定期報告の後に話し合いとなった。何か考えるしかないな……

◇◇◇◇◇◇

 エルフ族だけが使える事が出来る精霊魔法、それを学ぶ事が出来る。魔術師として知識探求は喜ぶべき事、これに勝る幸せは無い。そう思っていた時期が、僕にも有りました。

「その、レティシア殿にファティ殿にディーズ殿まで揃って大丈夫なのですか?本当に大丈夫なのですか?」

「メディアの護衛か?リーンハルトの錬金した、エルフとパンター達に任せておけば大丈夫だな。エルフ族の私を用無しにするゴーレムのエルフか、笑えるだろ?」

「私の方も大丈夫だぞ。あれからバイカルリーズも大人しくなり、遠くから私を見る位だがな。鬱陶しいのは変わらないが、話し掛けて来ないだけ良くなったな。あの馬鹿は気持ち悪いんだ」

「そうですか、ならば良いのですが……気持ち悪いとは哀れだな」

 エムデン王国王都の一角に有る『エルフの里』は、人間がエルフ族謹製のマジックアイテムを買える場所。他種族の拠点を王都の一角に構えさせる訳は、貴重なマジックアイテムの確保の為だ。

 バーリンゲン王国にも、ウルム王国にもエルフ族の住む森は有るが人間の都市内に『エルフの里』が有るのはエムデン王国だけだ。ゼロリックスの森のエルフ族は、比較的他種族と交流する。

 バーリンゲン王国のケルトウッドの森のエルフ族は、人間族に対して手痛い拒否をしているらしい。馬鹿な貴族共が彼等を怒らせたのだろう。愚か者達だから、連中なら有り得る。

 ウルム王国のエルフ族が住まう、モルトカルデルの森は反対側の国境付近らしく、今回の聖戦には絡む場所じゃなかったのが幸いだった。アウレール王が戦後直ぐに正式に使者を送った筈だ。

 エルフ族は基本的に自分達の住まう森から出ないし森の外には興味が薄い。人間族の覇権争いに興味など無い、だが新しい国王として親書を送り周辺を領地として取り込んだ事を伝える事は重要。

 ウルム王国と細々と交易はしていたみたいだから、交易相手が新しくなる事は伝えないと駄目だから。後は争えば負けるから、友好的に接する為にかな。面子やプライドで軽んじて良い相手じゃない。

 そんな付き合い方が特別で難の有る筈のエルフ族だが、僕に対してはグイグイ来るんだよ。秘密にしないと大変だから、何とかして欲しいのだが本当にグイグイ来るんだよ。

「今日は精霊の言葉についてだが、リーンハルトは彼等の言葉が分からないといったが言語はエルフ語に近い」

「正確には古代エルフが精霊達と会話する言語をエルフの公用語にしたのだ。古代エルフ語が廃れ、精霊達と会話出来る言語がエルフの公用語になった。千年以上も前の話だかな」

 何ソレ、初耳だぞ。古代エルフ語って伝説上のハイエルフ族の言語だと思っていたが、全く違うのか?人間族に広まる噂話だったし、レティシアに確認した訳じゃないからな。

 真実って奴は意外な所から分かるんだ。エルフ族って千年以上前から存在するのか……いや当たり前かもしれないが、人間族でも正式な記録が残っているのは精々七百年位かな?

 それも各宗派の記録としてで、国家としての記録は殆ど無い。そう考えれば人間族の歴史は浅い、歴史学者じゃないし下手に詮索すると宗教関係者達から睨まれるからしないが……

「あれ?つまり有る程度エルフ語を理解している、僕は精霊達の言葉が理解出来る理屈になるけど?感情位しか分からなかったけど?」

 森林浴が楽しめる程の環境、隣には小川が流れて目の前には他種族の絶世の美女が三人も並んで座っている。気怠い午後の一時には豪華過ぎるメンバー、普通に有り得ない事だよな。

 そして、バイカルリーズ殿は僕に負けた事により更に、レティシアに絡み辛くなったみたいだ。遠くから見るだけって、女々しいと言うか何と言うか……彼女を諦め切れないのか。

 それでも、レティシアは大分マシになったが未だ鬱陶しいと言った。バイカルリーズ殿は、どれだけ彼女に嫌われているんだ?なにをやらかしたら、これ程嫌われるんだ?

「そうだ。リーンハルトは最初の関門はクリアしている」

「精霊達は声を出して話し掛けている訳じゃない。その伝えて来る感情をエルフ語にして理解するのだ」

「精霊達はエルフ語を理解している。だから会話が通じる、リーンハルトもバイカルリーズと戦う時はエルフ語で会話していただろ?」

 三人が順番に会話してくれる。サリアリス様の専属侍女達を思い出すな。エルフ語で会話していたのは無意識だった。確か周囲の連中にも、僕等の会話を伝えないと不利益になると思ったんだ。

 バイカルリーズ殿は人間族の言葉も話せるのに、あの時はエルフ語で話し掛けて来たからエルフ語で応えた。だが大抵のエルフ族は人間族の言葉を理解しているから、別にエルフ語じゃなくても大丈夫なんだよな。

 長寿族故に学ぶ時間は有り余る程に膨大であり、魔術特化種族だから学ぶ事に喜びを感じる連中でもある。他種族の事を好んで学ぶのに、対応は上から目線か拒絶に近い。

「はい。エルフ語で話し掛けて来たから、エルフ語で応えたのです。人間族の言葉も理解出来ると思いましたが、互いに違う言語で会話するのも変だと思いましたから……」

「まぁそうだな。リーンハルトはエルフ語にも堪能だ。だから他の連中も、リーンハルトには一目置いている」

「バイカルリーズを魔法で二回も倒したのも良い」

「野蛮な武力じゃないから、リーンハルトは他の人間族とは違う特別なのだ。私の目に狂いは無かった訳だよ」

 珍しく笑顔で褒めてくれたが、他の人間族とは違うとか言われた。つまり人間族自体には含む事が有り、僕は区別された訳か。エルフ族との交流は難儀するだろう。

 雑談を交えながら精霊魔法の基礎について色々と教えて貰った。未だ制御が未熟で危険なので精霊魔法を使う事は禁じられているが、水の精霊達との交流は許可された。

 精霊とは不思議な存在、やはり知らない知識を得る事は楽しい。僕も魔術師って事だな。残念なのは、サリアリス様達にも話せない秘密だって事だ。知識の独占ではないが少し後ろめたいかな……

 


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