ヴェアヴォルフ~ヘルシングの大尉が転生~   作:むらやま 

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大変長らくお待たせしたした。遅れて申し訳ない。本当に仕事忙しくて中々書けないんですよ。一応一カ月に一話をラインにしているので間に合うようにはしているんですが・・・

あと時間かかった割にかなりグダグダしてます。文章もおかしいところがあるかもしれません。(ノД`)


第42話 音速を超えろ

神崎は後悔していた。何故自分は持たざる者に生まれたのか、何故自分にはないのか。ただただそれを後悔することしか出来ない・・・

 

「なんでっ・・・!なんであたしはっ・・・!泳げないのよ!!」

 

・・・目の前のジェットスキーに歯噛みしながら。

 

 

「うぅーっ!なんでどこにも浮き輪どころかライフジャケットもないのよ!海沿いに建てたんだったらそのぐらい準備してしかるべきよ!」

 

せっかく巡って来た活躍のチャンス・・・理子の時はキンジが片を付け、ジャンヌの時はキンジが向こう側についた所為で伊達にボコボコにされ、ブラドの時も大人数で袋叩きにしたからあまり目立たなかったのだ。

 

(まさかSランク武偵が霞んでしまう奴らがいるだなんて、ホント世界は広いわね・・・って、そんな事してる場合じゃなかった!急いで浮き輪を・・・)

 

と、頭を切り替えて辺りに何か浮きになる物がないか探す。その時だった・・・

 

 

コトッ

 

「・・・キョロキョロして探し物か?神崎・H・アリア」

 

「!?・・・あんたはこの前の!!」

 

突然の声に驚き振り返ると、そこには船着場に立つキンジの兄・・・金一の姿があったのだ。手には前に持っていたピースメーカーを携えて。しかし・・・

 

「あんたホントにこの前来た奴?雰囲気が随分違うけど?」

 

スッ、とホルスターからガバメントを抜くと一歩引いて金一に向き直る。

 

「フン、その様子じゃあ弟からは何も聞かされてない様だな。それに・・・これでは第二の可能性はないな。」

 

と、神崎に向かって金一が鼻で笑う。

 

「あんたの事?女装癖のある変態で女装すると強くなるとは聞いたけど・・・」

 

ズルッ

 

「・・・あ、あいつ実の兄を何だと思ってるんだ」

 

神崎の答えに金一がずっこける。

 

「女装癖のある変態だと思ってるんじゃない?」

 

「後で話し合う必要があるな・・・いや、今はそんな事はどうでもいい。アリア、お前を今度こそ倒させてもらう。」

 

「残念ね、でも2度も同じ手に引っかかるほどあたしはバカじゃないわ!ちゃんとあんた様に対策も立てたわ!」

 

「・・・そうか、それは残念だ。本当にな。」

 

神崎の言葉を聞いた途端、金一がピースメーカーを降ろす。

 

「・・・?」

 

「"俺が"お前と戦うのならそれで良かったんだがな。」

 

そして金一は振り返ると、手を振り上げ・・・

 

「パトラ、やれ」

 

タァーンッ!

 

金一が手を振り下ろしたと同時に桟橋に銃声が響く。

 

「しまっ・・・!」

 

気が付いた時には既に遅かった。背中を何かがめり込んだような鈍い痛みが襲い、意識が徐々に薄れて行く。

 

(キンジ・・・ごめん・・・)

 

その時神崎の脳裏に浮かんだのは、世界でたった1人の自分の相棒であった・・・

 

 

 

 

 

 

その頃・・・

 

ターンッ・・・

 

「・・・んん?・・・」

 

逃げたジャッカル兵を追ってジェットスキー乗り場へと歩く大尉、トバルカイン、由美江の3人。と、その途中で大尉が足を止めた。

 

・・・銃声・・・それも狙撃銃?・・・レキが発砲したのか?・・・だがそれなら神崎の方も戦闘が始まってるはず・・・

 

「・・・レキ、そっちの様子はどうだ?・・・」

 

『ザザッ・・・さんが・・・ガガガッ・・・船・・・』

 

「・・・おい、どうした・・・よく聞こえないぞ・・・」

 

『ザー・・・』

 

・・・チッ、無線が壊れたか・・・ノイズしか聞こえない・・・

 

ターンッ・・・ターンッ・・・

 

大尉が心中で悪態をつく。と、その合間にも銃声がさらに聞こえ始めた。が・・・

 

・・・やはり狙撃銃、多分片方はレキだな・・・だが神崎のガバメントの銃声が一発も聞こえない・・・幾ら何でもあれ相手に剣で挑むとも思えん・・・やはり何か起きている・・・

 

一応、レキがダメならと神崎の方にも無線を繋いでみる。が、こちらもノイズで何も聞こえなかった。

 

「大尉今のは・・・」

 

「・・・もう始まった?」

 

後ろかついて来ているトバルカイン、由美江も銃声に気が付いたらしい。二人とも一様に顔をしかめる。

 

「・・・向こうで何か起きたらしい・・・急ぐぞ・・・もう手遅れかもしれんが・・・」

 

そう言うと大尉達は船着場へと急ぎ足で向かって歩き出した・・・その時だった。

 

 

「そこの3人組!止まれ!」

 

 

「お?警察かぁ?」

 

トバルカインの言うとおり、警察官が何人かこちらへと向かってくるのが見える。警察官達は全員防弾チョッキを着込み、手には拳銃や警棒が握られている。

 

「まーったく待たせやがって・・・おーい、こっち「「「確保ぉーー!!」」」えっ?ちょっ!おぶぅっ!?」

 

トバルカインが手を振ってこちらに警察官を呼ぶ、と、その瞬間こちらに向かってきた警察官が一気に飛びかかり、彼らに一番近かったトバルカインを取り押さえる。

 

「そこの2人も動くな!武器を置いて手を頭の後ろに付けて跪け!」

 

更に後ろから来た別の警官が大尉と由美江に銃を向ける。

 

「いやいや!それはおかしい!何かの間違いだぁ!犯人達は向こうに・・・」

 

「通報があったんだ!カジノのルーレットフロアで刀を振り回し銃を乱射している男女4人組が暴れているとな!とにかく署に来てもらうぞ!」

 

そしてトバルカインの弁解も聞かず警官は素早く大尉達3人に手錠を掛けると、3人をパトカーへ詰め込んで署に連行して行った・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「それで、お前達は警察署で10時間近く拘留されたと」

 

「・・・すいません・・・」

 

・・・俺たちは警察署に拘留され、取り調べ室で自分達が武偵高の者であること、暴れていたのではなく襲撃犯を捕まえようとしていたと弁解したのだが中々聞いて貰えず、最終的には武偵高の先生方が来て事情を説明し、やっと解放されたのだ。

 

・・・が、普通なら喜んでいる所なのだろうが事態はそんな事をしている暇を与えてくれなかった。迎えに来てくれた綴から神崎誘拐の話を聞いたのだ。

 

「・・・すみません、俺が不注意なばかりに・・・」

 

「・・・いい、無事釈放されたしな。だが、パトラ達についてはお前らでどうにかしろよ。教務科はこの件に一切手を出さない。」

 

「・・・イ・ウー絡みですか・・・」

 

「・・・」

 

大尉の質問に綴が沈黙する。大尉もそれ以上は追求しなかった。

 

 

 

 

 

「・・・そうだ、お前ら空と海どっちが好きだ?」

 

少し経ち突然、綴が場の空気に合わないトンチンカンな質問をして来る。

 

・・・もしかして、話を変えようとしているのか?・・・なら乗るべきか・・・

 

「・・・まあ、俺は空ですかね・・・」

 

「俺は海だなぁ」

 

「・・・私はどっちでも」

 

「ふむ、じゃあ向こうにそう連絡しとくわ」

 

そう言うと綴は車の無線機に何か話始めた。

 

「・・・そう、遠山が・・・後の2人は・・・準備に時間がかかる?なら早くしろ・・・時間がないぞ・・・」

 

・・・この時、綴が無茶苦茶意地悪な顔をしていたのだが、後部座席に座る3人には知る由も無かった・・・

 

 

 

 

 

 

 

少し時間が経ち、車は兵站科の棟・・・正確には車両科の持つ車庫へと到着した。車両科の車庫はかなり大型で、車を停める立体駐車場、船やボートを停める船着場がある。噂では世界中の車が揃っているそうだ。

 

 

「おおやっと来たか、待ちくたびれたぞ。」

 

「はぁー、肝が潰れましたよ」

 

「あ!キー君だ!やっほー!シャバの空気はどう?」

 

貯水池の横にある車両科の車庫から、大尉達の気配を察知したのかジャンヌが出てきた。さらにその後ろからシュレディンガーと理子もついてくる。

 

 

「・・・おい、ジャンヌ・・・一体何が・・・」

 

「あまり時間もないので手短に話そう。こっちだ。」

 

ジャンヌに案内され大尉達は車輌科の車庫の中に入って行き、エレベーターに乗って地下へと降りて行く。

 

「お前達が捕まってすぐ、お前の兄遠山金一がシュレディンガーに会いに来てこれを置いて行った。」

 

そう言うとジャンヌは武偵高制服の懐から丸い砂時計を取り出す。それは丸いガラスの球体に砂時計が入っていて転がしても砂が落ち続ける珍しい砂時計だった。

 

「これはアリアの死までの時間を表しているそうだ。もしこれが無くなる前に助け出せなければ・・・」

 

「・・・ジ・エンドか・・・だが奴の場所は?・・・」

 

「それなら理子りんにお任せを!」

 

と、ひょっこり出てきた理子がiPadを持って現れる。iPadには地図が表示されており、神崎がいると思われるポイントには赤い点が点滅していた。

 

「理子がアリアに取り付けた発信機のポイントは北緯43度19分東経155度03分、ウルップ島沖の公海だよ。」

 

「・・・ウルップ島?北海道の上のあたりか・・・シュレディンガー、お前の能力は?・・・まだ回復しきっていないか?・・・」

 

「いえ、それが・・・」

 

「シュレディンガーの能力は当分使えん。」

 

シュレディンガーが口を開こうとするとジャンヌがそれを遮るようにして話し始める。

 

「前に私が車に轢かれかけたのは話したな?」

 

「・・・ああ、虫を避けて側溝に足を取られたんだろ?・・・」

 

「ふむ、実はあの時飛んで来た虫はパトラの傀儡だったのだ。あれの呪いは基本的に大した物ではない、相手に不幸を呼び込む程度のことしか出来ん。」

 

「あたしの眼疾もそれが原因なんだ、ちょっとブラドを倒して油断しすぎてたよ・・・」

 

そう言うと理子は少しイラついた仕草でハート型の眼帯を撫でる。

 

「それに遠山、お前が警察に捕まったのもそれが原因だ。お前パトラのゴーレムを素手で触ったな?」

 

「・・・ああ、何匹か蹴り殺した・・・」

 

「け、蹴り殺しただと?・・・ま、まあいい、実はあれの中にもスカラベがいてな、これも触れると不幸になる呪いがかけられているのだ。白雪から聞いてないか?確か白雪はその手の教育を一通り受けているはずだが・・・」

 

「・・・おい、どういう事だ・・・そんな話、コンマ一ミリも聞いてないぞ・・・」ビキビキ(#^ω^)

 

「・・・〜〜〜♪(汗」プイッ

 

「・・・お前口笛で誤魔化せると思ってんのか?・・・」

 

「だが私は謝らない」

 

「ウソダドンドコドーン」

 

「・・・開き直んな・・・!・・・シュレディンガーも乗っかるな・・・!・・・・・・はぁ、で、呪いは不幸を呼び寄せるだけだろ?・・・何でシュレディンガーの能力が使えなくなるんだ?・・・」

 

「う、うむ、シュレディンガーにかけられたのは只の呪いではない。魔術や特殊能力を全て使えなくする、強力な呪術なのだ。」

 

そう言うと大尉の剣幕に少し引き気味になりながらジャンヌが説明する。

 

「通常、この手の呪いは一つ掛ければ十分なのだがシュレディンガーには不幸を呼び込むものと、封術の二つ掛けられていたのだ。これは術者から魔力が供給されている限り解くのは不可能だ。」

 

「さらに厄介なのはパトラはピラミッド型の建造物を立体魔法陣に使って魔力を無限に生成する事が出来るんだよ。だからピラミッドを壊すかパトラを殺すしか解除する方法がないんだ。ちなみにパトラのランクは教授の次に強いNo.2だったんだよ、思想が危険だって退学させられたけどね。」

 

「・・・危険な思想?・・・」

 

「そう、あいつ自分の事をファラオの生まれ変わりだと思ってて、教授が死んだらイ・ウーのリーダーになって世界征服するつもりなんだよ。」

 

「・・・ふーん、ショボいな・・・」

 

「「・・・え?」」

 

「・・・あ、こっちの話だ・・・で話が逸れてる様な気がするんだが・・・」

 

「あ、ああ、もう少しで着く少し待ってくれ(今ショボいって言ったよな?)」

 

ジャンヌが言うのが早いか遅いかぐらいのタイミングでポーン、とエレベーターが目的の階に着いた音が響く。表示板にはB2・・・地下二階と表示されていた。

 

 

「お!やっと来たか!待ちくたびれたぜ!」

 

「聞いたよ?警察に捕まったんだって?」

 

「遠山くんなのだ!こっちはいつでもいけるのだ!」

 

と、乗り物を整備していた大尉達を見つけた武藤、不知火、平賀さんがこっちに寄ってくる。

 

地下二階は大きな船着場があり、車輌科が所有するボートやジェットスキー、ヨットなどが並んでいる。そして大尉達から一番近いところには潜水艇と、なんかトマホークにコックピットと巨大なロケットブースターを取り付けたような物が鎮座していた。

 

「よお伊達!見ろよこいつを!魚雷を改造した高速潜水艇だぜ!二人乗りで170ノット!数時間で目的に着くぜ!」

 

武藤が興奮した様子で語る。やはり乗り物好き、こういう物を見るとテンションが上がるようだ。

 

「ほぉー、そりゃすげえなぁ・・・まさか爆薬何て積んでないよな?」

 

 

「・・・おい・・・」

 

 

「積むわけなかろう、これは私が武偵高に潜入する時に使ったものだ。元は3人乗りなのだが改造したせいで2人乗りになってしまったのだ。これには白雪と伊達に乗ってもらう。もうすぐ出発だ、すまんな、こんなドタバタしてしまって。」

 

「オッケー、まあ気にすんなよ。あ、そう言えば他の面子は?ドクとか上原は?」

 

 

「・・・ちょっと・・・」

 

 

「・・・うむ、あれは間違いなく変人だな。パトラの傀儡の話をしたら『虫を触媒に動くゴーレムだと!新しい・・・惹かれるな!』とか言って改造の手伝いをしていた上原達2人を連れて何処かへ行ってしまった。」

 

「道理でいないわけだ。厄介事起こさなきゃいいけど」

 

 

「・・・おい・・・話きけよ・・・!」

 

完全に話に置いてきぼりにされた大尉が口を挟む。

 

 

「どうかしたんだ遠山くん」

 

「・・・どうしたのかいじゃねぇだろ・・・なんだよこれは・・・」

 

「何ってロケットだろ?」

 

「・・・いや、お前これって・・・」

 

 

大尉が指差す先にはまるで巨大な巡行ミサイルにコックピットを乗っけた様な異様な姿のものが置かれていたのだ。そしてそれの横っ腹には大きく桜の花のマークが・・・それを見た大尉は何度か見たことのあるそれの名を口に出す。

 

 

「・・・桜花、か・・・」

 

 

そいつは1.2tの爆薬を抱えながら、新たな犠牲者の到着を喜んでいるかのようにテカテカと光っていた。

 






おまけ

武偵高近くのパチンコにて

「あまり時間がありません、今すぐそれを渡して下さい」

「だーかーらー!何でお前に遠山から貰ったナイフやらなあかんねん!」

レキの言葉にイライラした蘭豹がブチ切れる。

「手遅れになる前に、嫌なら力尽くで・・・」

「おうおうやる気か!やったろうやないかい!お前のスカした態度前から気に入らなかったんや!」

・・・このあと無茶苦茶店が壊れた。

(第6話参照)




さらにおまけ

武偵高 S研

あんな物で終わりか?いや、違う違うとも、技術は理学を糧に突き進む、研究は飛躍する、否!否!研究は飛躍した!


「ドク!カッコつけてないでお前も手伝えよ!」

「何で女の子にこんな事させるんですか!"あれ"がいたらどうするんですか!」

「うるさい、"あれを捕まえるためにやっているんでしょうが。砂で作れるゴーレム・・・いいじゃないですか、ちょうどいい暇つぶしが出来たってもんです。うまくいけば兵士の量産にも使えますしな。」

「・・・マジ自分一人でやれよ」

「ここ汚いし臭いやだなー・・・みんなを見送りたいのに(カサカサ)ぎゃああああああぁぁぁぁぁぁぁ!」

「いたぞぉぉぉ!いたぞぉぉぉぉぉぉ!!」

「捕まえろ!逃がすな!」


この日、武偵高から"奴ら"が丸々姿を消したのに気がつく者は殆どいなかった。



さらに今ならなんとこのおまけも!(ジャパネット風

桜花のスペック

イ・ウーに運ばれ魔改造された一品。最新のパーツを使って組まれたのだが威力の割に採算が悪いと言われ、お蔵入りしていた。旧式と違い、単独での運用が可能。ロケットブースターで一気に高高度まで上がりブースターを切り離しながら敵に向かっていき、最後は搭載された固体ロケットに点火してほぼ真上から高速で突っ込む。脱出?大尉だし別にいいんじゃね?何とかするでしょ

乗員 1名

エンジン 固体ロケットエンジン×4(燃焼時間30秒) 超大型ロケットブースター×6基

爆弾 ピラミッド破壊のためと、通常の成形爆薬ではアリアの命が危険なので鉄甲焼夷弾に換装。炸薬はエレクトロン焼夷弾、つまりテルミットである。

速度 通常マッハ1.5 降下時は最大マッハ7を叩き出した。


「・・・」(これ乗るのか・・・嫌だけど神崎の奴を助けるためだ)

「うわ、本当に乗りやがった!」

「!?」

「やっぱり遠山くんアリアさんの事が・・・」

「!!?」



どうだったでしょうか、かなりグダグダしてて申し訳ない。誤字脱字、文章の訂正があればどんどんいってください。感想お待ちしております。

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