ヴェアヴォルフ~ヘルシングの大尉が転生~   作:むらやま 

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さて、とうとうここまで来てしまいましたね。
ワラキアの倒し方が自分の予想と違っても文句なしですよ?


第33話 ミレニアムVSワラキア

「この銃は粗悪品でしてね、トリガーが甘いからうっかり撃ち殺してしまうかもしれません。」

 

遠山達に銃を向けつつブラドが言う。それと同時に下辺であるオオカミを呼び寄せ、理子の武器を奪い、2人を警戒させる。

 

「よく訓練されてるでしょう?君たちを襲わせた奴は帰って来ませんでしたが・・・そう何回も倒せますかな?」

 

「・・・この前のはこいつらとの演技って事か・・・役者だな・・・ブラド・・・」

 

「はははっ、私はブラドではありませんよ、ですが君たちもすぐに会えますよ。君たちの学芸会も中々良かったですよ?特に遠山君は話し上手でしたね。退屈しませんでしたよ。どうでしょう、我々の仲間になりませんか?君には見所がある。」

 

「・・・悪いが断らせてもらう・・・」

 

ブラドの誘いに遠山はぶっきらぼうに返事を返す。

 

「まったく勿体無い・・・君には期待していたんですけどね。それならしょうがない。」

 

(語学が堪能で遺伝子も優秀、これほどの素材とはなかなかめぐり合えませんが・・・それなら無理矢理捕まえるか、面倒なら殺すか。こちらにも手段がある。それに・・・)

 

小夜鳴は身体の奥から何かが目覚めようとしているのを感じ取る。・・・ああ、彼がやって来る・・・もう少し、もう少しで彼が現れる・・・

 

両脇にいるオオカミ達もそれを感じ取っているのか、昂ぶってきている。

 

 

「・・・では遠山君、出来の良かった君に特別に補講をしてあげましょう。」

 

「・・・」

 

「そんなに警戒しなくてもいいですよ、この前のテストの補講だと思ってくれればいい。」

 

「・・・ずいぶん余裕だな・・・」

 

遠山は眉を寄せて不快そうだが小夜鳴はそのまま続ける。

 

「遺伝子とは気まぐれなものです。父親と母親の長所が遺伝子すれば優秀な子が、短所なら抜く無能な子が産まれます・・・そして、"これ"はその遺伝子の失敗例と呼べるでしょう。」

 

遠山達に、そして足元に這いつくばる4世に向かって淡々と説明しながら、4世の頭をまるでそこら辺のゴミを蹴飛ばすように蹴り上げる。

 

ゲシッ!

 

「ぎゃあっ!う、うぐぁ・・・」

 

「こ、この・・・!」

 

「・・・」

 

理子への非道な仕打ちに神崎の顔に怒りが浮かぶ、が、その横にいる遠山だけは微動だにせず、眉一つ動かそうとしない。

 

「おや、やはり見込んだだけの事はありますね。君をこちら側に引き込めないのは実に惜しいですよ。」

 

「・・・御託はいい、さっさと補講の続きをしろ・・・」

 

「ふふっ、本当に惜しい・・・では僭越ながら。10年前、私はブラドに頼まれて、このリュパン4世の遺伝子を調べました。」

 

「!?・・・お、お前か・・・ブラドに余計な事を吹き込んだのは・・・!」

 

小夜鳴に踏みつけられながら、理子が呻く。

 

「その結果、先祖が優秀なリュパン家の遺伝子を引いているのにもかかわらず・・・」

 

「い、言うな・・・や、やめろ・・・言わないで・・・!」

 

小夜鳴が言おうとする言葉を理子が必死に止めようとする。が、無慈悲な言葉が小夜鳴から放たれた。

 

「優秀な能力が、まったく遺伝していなかったんですよ。これっぽっちも、何一つ、ね。そう、この子は優秀な両親から産まれた、無能な子だったんですよ。ちなみに、こう言う事例はとても珍しいんですよ?」

 

それを言われた理子は・・・遠山達から顔を背けるように地面に額を押し付けた。

 

・・・聞きたく無かった事実をライバルに聞かれ、目には涙を浮かべている・・・

 

(ああ!いい!いい表情だ!絶望が心を蝕む顔!それが見たかったんだ!)

 

小夜鳴は昂ぶる心を落ち着かせ、遠山達の方を向き直す。

 

「自分の無能さは自分が一番知っているでしょう?あなたは1人では何も出来ないし、精鋭を率いることも出来ない。無能なんですよ・・・!」

 

そう言うと小夜鳴は手元から神崎が置いて来た偽十字架を取り出すと、理子の胸元の十字架(偽物)をチェーンごと引きちぎり奪う。

 

「まったく、一度は侵入方法すらわからず取られてヒヤヒヤしましたが・・・この状況を見るに4世の仕業ではなかったみたいですね。」

 

そんな事を言いつつ、偽十字架をスタンガンの電撃で痺れて動けない理子の口にねじ込む。

 

「お前にはこの無能なガラクタがお似合いだ。ほら、昔そうしていたように口に入れていなさい。」

 

そして、とどめを入れるかのように、理子の頭を踏みつける。

 

(もう少し、もう少しだ・・・まだ焦るな・・・)

 

少しずつ頭がスッキリしてクールになっていく・・・それとは相対的に身体は昂ぶり、どんどん熱くなっていく。

 

(この男の兄から模写した、ヒステリア・サヴァン・シンドローム・・・せいぜい利用させていただきましょう。)

 

と、小夜鳴が考えていると遠山が口を開く。

 

「・・・お前もヒステリア・サヴァン・シンドロームが使えるのか・・・いや、使わないといけないんだな・・・」

 

「・・・どう言うこと?」

 

「!・・・よくわかりましたね、そうですよこれはヒステリア・サヴァン・シンドロームです。私のは正確には写し取ったものなんですがね。」

 

遠山の質問に神崎は首を傾げるが小夜鳴が驚嘆する。

 

「・・・嗜虐行為がトリガーか・・・まあ、あんたなら納得だな・・・」

 

「これは驚いたな、まさか切り替えのトリガーまで分かるとは・・・遠山君、本当にこっちに来ませんか?それほどの才能、勿体無い。」

 

「・・・断る・・・それにヒステリアモードに詳しいのは研究中毒者が知り合いにいるからだ」

 

「そうですか・・・後悔しても知りませんよ。馬鹿ですね、これが最後通告だったと言うのに。」

 

(もう変身への鍵は揃った・・・これ以上時間をかけても無駄だな。)

 

 

「・・・そろそろお開きにしましょう。前座は終わりだ。」

 

そう言うと小夜鳴は理子の頭をもう一度蹴り飛ばす。

 

 

「さぁ、彼が来たぞ・・・!」

 

 

その瞬間、小夜鳴の身体が途轍もない速さで大きくなっていく・・・着ていた上品なスーツはビリビリと破れて行き、その下の肉体はまるで獣のように毛むくじゃらになっていく。顔も人ではなくオオカミのようになって行き・・・

 

「初めまして・・・日本語はあってるかな?」

 

変身が完了した頃には、人だった面影は一つもなかった。

 

神崎も、小夜鳴の足元で意識が混沌としている理子も、その姿を見て恐れおののいている。が・・・

 

 

 

「ふーん、拍子抜けだな・・・」

 

・・・1人だけ、遠山だけがブラドの異様にまるでビビらず、軽口を叩くぐらい余裕の表情を見せていた。

 

「・・・おいワラキア、最後に一つも聞きたい事がある・・・」

 

「何だ?冥土の土産に答えてやろう。」

 

「・・・アーカードって知ってる?・・・」

 

「知らんな、誰だそいつは。男か?」

 

小夜鳴は本当にその名前に心当たりがなく、正直にはなした。

 

「・・・オーケー、ありがとう・・・これで心置き無く戦える・・・まったく、緊張して損した・・・」

 

「・・・ふはっ、ふははっ、ふはははははっ!面白い冗談だな!恐怖で頭がおかしくなったのか?しっかり目を覚まさせてやるよ!」

 

そう言うとブラドは大きく息を吸い込み胸が風船のように膨らんでいく・・・

 

「ワラキアの魔笛に酔え!・・・ビギャアアアアアアウヴァイイイイイイイイイーーーー!!」

 

「!?」

 

凄まじい咆哮・・・!その大きさにタワーが震え、空に浮かぶ雨雲の一部が吹き飛んでしまう。

 

「どうだ!これが吸血鬼の王の力だ!貴様の能力など虫けらに過ぎ・・・ん?」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「・・・うーん、6点・・・このくらいなら刃牙にいそう・・・」

 

神崎が完全に尻餅をつく中、ただ一人、大尉だけがそんなものどこ吹く風と言った様子で立っているのだ。

 

「な、なんだと・・・!?なぜ耐えれる!?ありえん、こんなことありえん!」

 

「・・・もう終わり?・・・」

 

そう言うと大尉も先ほどのブラドの様に大きく息を吸い込む・・・

 

「スゥー・・・・・・ウオオオオオオオオォォォォォォォォォォォォォォォォンッッ!!!!」

 

ゴオッ!!

 

大尉がオオカミの様な咆哮を上げる。その瞬間、周りの水たまりが爆発する様に爆ぜ、大気をまるで地震の様に揺らし、空にあった雨雲が大きく吹き飛んだ。

 

・・・だが、それだけではなかった。小夜鳴の身体が少しずつ縮んで行く。さらに、その横にいたオオカミの達は恐れおののいて主人をおいて逃げ出してしまったのだ。

 

 

 

例えば性的に興奮している時に、ホラー映画をみたらどうなるだろう。多分恐怖を感じ取って萎えてしまうのではないだろうか?そう、大尉はヒステリアモード崩しをやってのけたのである。

 

(馬鹿な・・・!ありえん・・・!この私が恐怖を抱くなど、あってはならない事だ!)

 

ブラドは自分の意思を集中させ、ヒステリアモードが切れるのを防ぐ。その点は流石イ・ウーナンバー2と言った所だろう。

 

「まさか・・・!き、貴様も、貴様も私の同類か・・・!?」

 

「・・・そうかもな・・・」

 

「な、何が目的だ!バチカンか!あの忌々しいエクソシスト共の手先か!」

 

「・・・あんなのと一緒にするな・・・不愉快だ・・・あと・・・」

 

ヒュン!メシャッ!!

 

「・・・俺の友達から足をどけろ・・・」

 

一瞬で小夜鳴の前まで行くと、自分のよりはるかに太い大木の様な小夜鳴の膝を前から蹴り飛ばし、一撃で粉砕する。粉砕された膝は関節が動く方とは真逆の方向に折れ曲がっている。

 

「は?・・・いぎゃあああああああああああぁぁぁぁぁぁあっ!?!足が、私の足があああああああっ!!」

 

「・・・おい、理子、しっかりしろ・・・寝てる場合じゃないぞ・・・」

 

「・・・あ・・・キー、くん・・・助けて・・・」

 

「・・・安心しろ、もう大丈夫だ・・・」

 

足の激痛に悲鳴を上げるブラドを尻目に大尉が素早く理子を救出すると・・・エレベーターの表示を見て小さく笑う。

 

「・・・神崎、エレベーターに向かえ・・・俺たちの仕事は終わった・・・」

 

「わ、わかったわ!」

 

神崎に指示を出すと、理子を背負いエレベーターの方へと走ってゆく。

 

「き、貴様ぁ!この私をここまで侮辱したこと、後でたっぷり後悔させてやる!」

 

大尉が蹴り折ったブラドの足は赤い煙を上げて回復して行く。やはり回復力は一丁前にある様だ。

 

「お前はまずたっぷり拷問して心と身体を壊す!そのあと牢屋にぶち込んで餓死しない程度にいたぶって永遠に続く地獄を・・・」

 

ブラドの足が完璧に回復し、大尉達に迫り来る。と、その時だった。

 

 

ポーン♪ ガチャン

 

 

ブラドが大尉達に追いつくと思った瞬間、エレベーターが到着し扉が開く。その中には・・・

 

 

ガション!(MG42)ジャコン!(ミニミ)ウイィィィィン(ミニガン)スッ(トランプ)

 

・・・大量の弾薬箱と、その大量の弾丸を撃ち出す銃が射撃可能な状態でブラドに向けられていた。ミニガンに至っては台車に銃架を固定してまで持ち込まれている。

 

「"待"ってたぜ、この"瞬間"をよォ!」ピキッ!メキッ!

 

「遠山君、これを」ポイッ

 

「・・・ありがと・・・神崎、問題ないか?・・・」バシッ!ジャキンジャキン!

 

「問題無しよ!」

 

ドクからM712を渡されて大尉も出来たての銃をブラドに向け、それに呼応して神崎もガバメントを向ける。

 

「・・・さて先生、この銃は改造品だから"うっかり"撃ち殺してしまうかもしれません・・・許して下さい。」

 

 

 

 

「・・・あー・・・」

 

 

その時ブラドがした返事は、とても気の抜けた物だった。

 

その瞬間、ブラドに向けられていた銃口が全て火を吹いた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

横浜ランドマークタワーの近くのビル 屋上

 

横浜ランドマークタワーの屋上で戦闘が始まると、それを遠くからスナイパーライフルで監視していたリップヴァーンも引き金に手をかける。

 

「始まった、あいつ今度こそ叩き落としてやる!」

 

そう言ってL96に初弾を装填すると、おまじないの様にあの決め台詞を言う。

 

「有象無象の区別なく、あたしの弾頭は許しはしない!」

 

リップヴァーンの魂を込めた弾頭は真っ直ぐブラドへと向かって行った・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2分後

 

「大尉、これ生きてるんですか?」

 

ミニミを担いだシュレディンガーが聞いてくる。1分以上の機銃掃射で他の機関銃もオーバーヒートしており、エレベーターの気温が一気に上がりとても暑い。

 

「・・・多分・・・」

 

「こんなミンチみたいになってるのにですか?」

 

大尉達の目の前には先ほどまでブラドの形をしていたの物が煙を上げて床にへばりついていた。ミンチよりひでぇや。

 

「・・・だってあいつは2000人以上に囲まれて鉢の巣にされたのに生きてたし・・・あ、今動いた、まだ生きてるな・・・」

 

「しぶといですね、もう弾ありませんよ。」

 

「ドクのミニガンが原因さ、3000発あった弾がたかだか2分ですっからかんだよ。」

 

「何言ってるんですか!買うとき一番ノリノリだったのはゾーリンでしょうが!」

 

「ていうかこいつどうすんだよぉ、手錠は一応持ってきたけど。」

 

「こいつ手錠壊して逃げませんか?」

 

「・・・トドメを刺そう・・・」(提案)

 

「ダメよ!そんな事したら逮捕されちゃうわよ!」

 

 

 

 

この時大尉達は気付いていなかった、肉塊が少しずつだが動いて逃げようとしていることに。

 

(く、クソが!ここは一旦逃げて体制を立て直さなければ・・・)ズリズリ

 

こんな魔臓も全て壊されまともな回復も出来ず、一見したら人かどうかもわからない状態でまともな思考が出来る上、逃げるために体が動くあたり流石吸血鬼である。

 

 

 

 

「ん?・・・あっ!あいつ逃げますよ!」

 

と、シュレディンガーがブラドが逃げようとしていることに気が付いた。

 

「どうすんだよ、さっき言ったけどもう弾はないよ。」

 

「・・・大丈夫だ・・・トバルカイン、殺れ・・・」

 

「了解」パチン!

 

トバルカインが指を鳴らしたその瞬間、逃げようとするブラドの周りをトランプが丸く囲み高速で回り出し・・・限界まで早くなった瞬間・・・

 

ヒュイイイィィィィン!ドガアァァァァァン!!

 

 

円の中を中心に大爆発を起こした。もちろん神崎の時の様に威力を減衰した物ではない。威力はそのままどころか怒りでパワーアップしており、それをモロに食らったワラキアは・・・

 

「うわあああぁぁぁぁぁ・・・」

 

ヒューーーン・・・

 

攻撃が原因で身体がまともに動かないワラキアは爆発に対処出来ずになすがまま吹き飛ばされ、悲鳴を残して屋上から落っこちて行った・・・

 

 

「あ、あれってあたしが食らったやつじゃない?」

 

「き、気のせいじゃないかなぁ?」

 

「てか本当に死んだんじゃない?」

 

「・・・そうだな・・・だがまだ生きてるかも・・・リップヴァーン、殺れるか?・・・」

 

『もう一発も弾がありませんよ〜』

 

「・・・おい、シュレディンガー・・・」

 

「何ですか?」

 

「・・・何でもいいから下に落として奴にぶつけろ・・・なるたけダメージのでかい奴をな・・・」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

横浜ランドマークタワー 一階外

 

「げは、げははははっ!馬鹿が!わざわざわ俺を逃がしてくれるとはな!」

 

横浜ランドマークタワーの下でワラキアが高笑いを浮かべる。爆発と落下の衝撃の衝撃で体がさらにめちゃくちゃになったが今日は月の出ている夜・・・吸血鬼にとっては都合がいい夜だ。それにここから屋上まで300近くある、エレベーターで来たとしてもかなりの時間がかかるはずだ。

 

「急いで魔臓を回復せねば・・・しかし、遠山の奴は一体何者なんだ・・・」

 

本人がエクソシストではないと言っていたが・・・それに吸血鬼にまともに相対出来るモンスター・・・それにあの鳴き声・・・・・・はっ!

 

「・・・ま、まさか、奴の正体は・・・」

 

ブラドの中で一つのモンスターの種族が思い出される。狼の力を持った人間・・・

 

「奴は、人ろ(スッ)・・・ん?」

 

ブラドか が言いかけた所で、ブラドに降り注がれていた月の光が当たらなくなり、ブラドを中心に影が出来る。

 

「一体なん・・・」

 

ブラドが上を振り向くと・・・

 

 

 

 

 

 

ヒュウウウウウウゥゥゥゥゥゥン!!

 

 

 

 

・・・巨大なタンクローリーとロードローラーが上から落ちて来たのだ。

 

 

「・・・そんなバカな事が」

 

 

あるか、とブラドが言おうとしたがその声は爆発音によって瞬時にかき消され、その落下地点にいたブラドはタンクローリーとロードローラーの爆発に直撃し巻き込まれてしまい、そのまま意識が吹き飛んでしまうのだった。

 

 

 




次回予告

極悪!非道!それが人間のする事か!ドクの魔の手と研究意欲がワラキアを襲う!第34話『吸血鬼に人権はありません。』



どうだったでしょうか?こんな終始グダグダしてても作者としては精一杯頑張った方なんですよ(涙
さて、次は4巻ですね。まだまだこれから頑張りますよ!

意見・感想、お待ちしております。

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