もうすぐ一年も終わろうとしています。
やり残したことがある方は悔いのないようにやってしまいましょう。
それでは第七話、始まります。
第七話 「蹴るけどいいよね?答えは聞いてない!」
その球体は空から降りてきた。
空からといっても、正確には本来はありえないのだが、空に切れ目が走り、割れてそこから出てきたのだが。
球体といってもボールのようなものでなく、光で構成されたものだ。
それは何かを探すようにして行動を開始した。
「う・・・・・・うん、朝だ」
野上良太郎は目覚し時計代わりに使用としていたケータロスを停めて、ベッド代わりに使っているソファから起き上がる。
別世界に来てからもう一週間が経過していた。
フェイト・テスタロッサが所持するジュエルシードは一個。
対して、コハナから得た情報では高町なのはは既に六個所有している。
あれから日はさほど経っていないのに更に三個も回収したと聞かされたとき良太郎は驚いた。
「二十一個のジュエルシード・・・・・・か」
良太郎はなのはが魔導師であることや、ジュエルシードを集めていることなどは一切フェイトには教えていない。
教えればフェイトがどのような行動をとるかはすぐにわかる。
確実に自分の時と同じ事をするだろう。
「・・・・・・嫌な石だね」
そう本音を呟いてからフェイトとアルフが寝ている寝室を睨む。
この一週間、フェイトから何故ジュエルシードを集めているのかは聞いていない。
自分の意思で集めていることなのか、それとも誰かの指示で集めているのか。
良太郎としてはこの二つの予想の内、フェイトは後者だと考えている。
前者でないと考えている理由は彼女に意思のようなものが感じられなかったからだ。
どこか弱弱しい、そうまるで糸で操られている人形のようだ。
「よしっ!」
良太郎は気持ちを切り替えるため、または気を引き締めるために両頬を叩く。
「朝ご飯を作ろう」
キッチンに向かって、三人分の朝食の準備に取り掛かった。
*
本日の高町家の朝はいつもと違っていた。
いつもは家に入るだけで妙な雰囲気、色で表現するならピンク色な雰囲気が漂っているのに、今日は色で表現するなら赤色な雰囲気が漂っていた。
イマジン達は現在、この家を覆っている雰囲気をよく知っている。
「戦い」が起こる兆しとなる雰囲気だ。
この雰囲気の発信源は家長である高町士郎だったりする。
「オッス。なのは、ユーノ」
モモタロスは手を軽く挙げてなのはとフェレットのユーノに挨拶し、
「なのはちゃん、美由希さん、桃子さん。おはよう」
ウラタロスは女性のみ名指しで挨拶し、
「なのは、ユーノ。おはようさん」
キンタロスは親指で首を捻ってから挨拶し、
「なのはちゃん、フェレット君、みんな。おっはー」
リュウタロスは明るく挨拶し、
「おはようございます」
コハナは皆平等にということで特に贔屓することない挨拶をした。
「ん?いつもと空気違うよな、どうしたんだよ?なのは」
「え、ええと、今日はお父さんがコーチ兼監督をしているサッカーチームの試合があるんです」
「
「・・・・・・はは。お父さん、勝負事には熱くなる性格なんで・・・・・・」
ウラタロスの問いになのはは苦笑しながらも答えてくれた。
勝負事に熱くなりやすい親を持つと苦労するのは子供なのだ。
「なのはも苦労しとるんやな」
キンタロスはポンとなのはの頭に手を乗っける。もちろん、力は極力抑えている。
「フェレット君、おいでー」
リュウタロスは周囲のことなど気にせず、なのはの左肩に乗っているユーノを自分の方に来るようにアプローチしている。
「よっと」
ユーノはリュウタロスの手の平に乗っかり、そのまま頭上まで一気に駆け上る。
リュウタロスはそれだけで満足している。
なのはもそんな後景を見て思わず笑みを浮かべてしまう。
「なのはちゃん。おでかけ?」
「え、うん。今日はアリサちゃんとすずかちゃんと一緒にそのサッカーの試合を応援しようって約束してたの」
「アリサちゃん、すずかちゃんって友達?」
「うん。そうだよ」
「へー」
リュウタロスはどこか羨ましそうな声を出す。
「リュウタ君だって友達だよ」
なのははリュウタロスにのみ自分と同年代の口調で話している。
「え?僕も、友達でいいの?」
「もちろんだよ!」
「やったー!!」
リュウタロスは嬉しさのあまり、なのはの両手を掴んでぐーるぐるとその場で回った。
「ひゃああああああ」
「落ちるぅ。酔っちゃうぅぅぅぅ」
なのはとユーノの悲鳴は歓喜という沼にどっぷり浸かっているリュウタロスにはまるで聞こえていなかった。
海鳴市の交通の要となっている橋の下に設けられたサッカーグラウンドには人が集まっていた。
細かく分けると大人が二人、子供が二十人以上、イマジンが四人、フェレット一匹となっている。
今から催されるイベントは子供がメインなのだから占める割合が多くて当然といえば当然だ。
レギュラーとして参加する子供達は両チームともウォーミングアップとしてグラウンドを駆け回っている。
補欠となったりマネージャーとなったりしている子供達はベンチを温めている。
その二つに該当しない子供達。いわゆる観客は三人しかいない。
そして、なのはを除く観客であるアリサ・バニングスと月村すずかはサッカー選手そっちのけでなのはが連れてきた居候を物珍しそうに見ていた。
「本当にこれ衣装なの?」
アリサがモモタロスの肩や腕を触りながらなのはに訊ねる。
「どうみても本物にしか見えないわよね」
「な、何だよ!?俺がそんなに珍しいのかよ!?あ、コラ、触るんじゃねぇ!」
アリサはモモタロスの抗議を無視して、頭部の二本の突起物---角をむんずと掴む。
「うわー、すごい!本物みたい!!」
「コラ!金髪チビ!!強く掴むんじゃねぇ!痛ぇだろうが!」
モモタロスは本気でアリサを引き離そうとするが、ウラタロスとリュウタロスに押さえられる。
「センパイ、ここは気の済むまで触らせてあげるのが大人ってもんだよ」
「そーだよ。モモタロスー。大人にならなきゃー」
リュウタロスはモモタロスの災難を楽しんでいるようにも思える。
「テメェら、後で覚えてろよー!!」
すずかは腕を組んで半分寝ているキンタロスにおそるおそると人差し指でつつく。
「ぐうぉぉぉぉおおお」
いびきが出た。
起きないと判断したすずかは今度は太腿部や肩なども触る。
「すごいよ。やっぱり本物みたい」
すずかも好奇心には勝てないのか起きないのをいいことにベタベタと触りだした。
「にゃははは・・・・・・」
なのはは親友二人に「本物だよ」と言いたかったが、言ってしまうと自身が魔導師であることも告白しなければならないのでただただ苦笑するしかなかった。
(なのは、止めなくていいの?)
ユーノが魔力によって自分以外の相手と交信する補助魔法「念話」を用いてなのはに問う。
(止めたら、今度はユーノ君がいじられるかもしれないよ)
親友二人は可愛いもの好きだ。物珍しいものがいじれないとわかると向く矛先は間違いなくユーノだろう。
(あ、あー。・・・・・・そうだね。ごめんなさい。モモタロスさん、キンタロスさん)
ユーノは保身のために二人のイマジンをおさわり地獄に叩き落すことにした。
心の中で謝りながら。
「さーて、応援席も温まったところでそろそろ始めますか?」
翠屋JFCコーチ兼監督である士郎は相手チーム監督に試合を始めるように同意を得ようとする。
相手チーム監督も首を縦に振る。
それぞれ、ウォーミングアップしていた選手達は各々の監督の前に集う。
各チームの監督はそれぞれ作戦を選手達に伝えていく。
選手は各ポジションに散らばっていく。
アリサやすずかもモモタロスとキンタロスを触るのをやめ、本来ここに来た目的を果たす心構えをする。
それはなのはも同じだ。
サッカーという競技自体あまり知らないイマジン達やユーノは興味津々に瞳を輝かせている。
ホイッスルが鳴り、翠屋JFC側の先制で試合が始まる。
翠屋JFC側と相手側とでボールの奪い合いが行われる。
上手くボールを奪い取った翠屋JFC選手はそのままドリブルする。
そしてノーマークとなっている選手を見つけて、すぐさまパスを送る。
パスボールを受け取った翠屋JFC選手はゴールまでひたすら進む。
その間に、相手側の妨害もあったが、難なくかわしてボールを死守する。
そして、ゴールキーパーが捕り難い位置、もしくは身体が反応しにくい位置を狙ってボールを蹴る。
相手キーパーはボールの軌道を読み間違えたのか、先制点を許してしまった。
アリサやすずかをはじめ、ベンチにいる面々も先制点を捕った事を我がごとのように喜んでいる。
そんな盛り上がりの中、なのはは静かに見ているイマジン達を見る。
大まかなルールが理解できてきているらしく、自分達もやりたいという雰囲気を出していた。
特にリュウタロスが。
リュウタロスはベンチから立ち、マネージャーと思しき女の子にボールを催促している。
マネージャーはリュウタロスの厳つい顔に当初怯んだが、声色が自分達と同じくらいだと感じたのか警戒心を解いて、快くボールを一個貸してくれた。
「へへ、よーし!」
リュウタロスは嬉しそうに、ボールを右太腿でてんてんと鞠のように弾ませる。
ボールの軌道が左寄りになると、左太腿で先ほどと同じようにてんてんと弾ませる。
わざと強く弾ませ、後ろに弧を描くようにぽーんと飛んでいくが、左かかとでバランスよく、弾ませる。
そして、もう一度前に戻すが、右寄りの軌道になったので右太腿で受け止めてまた弾ませ、三回くらいすると両手でキャッチした。
「「「おおおおお!」」」
とイマジン三人は素直に拍手を送り、リュウタロスはそれに対してVサインで返す。
いつしかハーフタイムになっていたのか、選手達はベンチに戻っており、皆リュウタロスのプレーに見惚れていた。
「すごいすごい!やるじゃない!アンタ」
アリサはリュウタロスの背中を叩きたいのだが、身長差がありすぎるために腰を叩く。
「ほんとすごいよ。サッカーやってたの?」
すずかの質問に皆の視線がリュウタロスに向けられる。
常人ならそれだけで気圧されるのだが、彼はそんなことを気にせずに何事もないように答える。
「え?今日初めてだよ。僕このボールに触るのも見るのも初めてだし」
それを聞いて翠屋JFC陣営は硬直した。
初めてであんなにボールを操れるの?とか。
紛れもなく天才だ、とか。
あの格好はコスプレなのか、とか。
身体は硬直しているが、思考は働いているのだ。
なお、この思考はリュウタロスが「変な格好をした人間」ということを前提として起こるもので、ここにいる面々が彼がイマジンという人間ではない存在だと知っていれば考えずに済んだりする。
「ねえねえ、僕も参加したい!」
リュウタロスが士郎に向かって言った一言に真っ先に反応したのは、彼を除くイマジン達だ。
モモタロスは「あのバカ、でしゃばってんじゃねぇ」とでも言いたげな表情を浮かべ、ウラタロスは「やっぱりそう来ると思った」と予想していたらしく、どう適当に言って参加を辞退させようかと考えを張り巡らせ、キンタロスは「無茶やでぇ」と呆れていた。
三人の真っ先に思ったことは違えど、底にある思いは共通していた。
どうやってリュウタロスに試合参加を諦めさせるか、だ。
だが、リュウタロスには人の精神を一時的にコントロールするという裏技がある。
自分の望みが叶わない時には使うだろう。
そうなるとこちらではどうしようもないことだ。
イマジン達は監督を見る。
リュウタロスの意見を通そうか否かを考えているようだ。
「リュウタロス君」
士郎がリュウタロスを見る。
「なーにー?おじさん」
リュウタロスは無邪気に聞く。
「試合に出てみたいかい?」
「うん!僕出てみたい!」
「君はサッカーを知ったのが今日だ。そんな君をいきなり後半フルで出すわけにはいかない。わかるね?」
「うーん、何で?」
わかっていた返答なので、ウラタロスがリュウタロスのそばまで歩み寄る。
「カメちゃん、どうしたの?」
「リュウタ、よく聞いて。士郎さん達は今日の試合に勝つためにたくさん練習してるんだ」
「ふんふん」
「そして、前半で一点取ってるから今のところ、こちらが勝ってる。でも取れるなら更に点を取って、相手と差を開けておきたいってのもわかる?」
「うん!」
「そのためにはそういう作戦があらかじめ練られているってのもわかる?」
「うーん、なんとなく」
熱心に聞いていたリュウタロスだが首を傾げる。
「ここでもし、サッカーの素人であるリュウタが入るとどうなる?」
リュウタロスは以前、自分の勝手な行動がどのような結果を招いたかを思い出す。
皆に迷惑をかけた。
最後は何とかなったが、あくまで結果オーライなだけだった。
そして、自分が後半入ったとしたらどうなるかを想像する。
もしかしたら、逆転負けになるかもしれない。
負けるということは練習してきた翠屋JFCの選手が悲しむ。
それだけではない。士郎も悲しみ、それは娘であるなのはやその友達も悲しむということだ。
それは絶対に嫌だ。
「おじさん、僕それでも構わないよ」
「そうか。わかってくれたか。ありがとうリュウタロス君」
士郎は笑顔でリュウタロスの両肩をばんばんと叩いた。
「よし、皆集まってくれ。これからある作戦を立てるからしっかり聞いてほしい」
その作戦にはリュウタロスも含まれていた。
後半。相手側からのキックオフで試合が始まる。
士郎は選手達を仁王立ちで見守る。
補欠二人はリュウタロスにトラップの仕方を教えていた。
リュウタロスは熱心に練習している。
応援者は三人から六人になった。
モモ、ウラ、キンも応援するようになったからだ。
相手側からの猛烈な攻めも翠屋JFCはひたすら防ぐ。
パスをカットしたり、シュートチャンスを与えなかったりと様々な方法で。
しかし、それでもゴール附近まで接近を許してしまうが、キーパーがきちんとシュートの軌道を読み取ってキャッチする。
そのプレーに観客席はというと、
「キーパー、すごい!」
「うん、ほんとー!」
とアリサとすずかは興奮気味になっており、
(今のがないすぷれー、なんだね。なのは)
(うん、今のがナイスプレーなんだよ。ユーノ君)
ユーノとなのはは念話で先程のキーパープレーを褒め称えていた。
「アイツ、根性あるじゃねぇか」
「それだけじゃないよ。咄嗟で決断する勇気は大したもんさ」
「先行き楽しみやな。あのキーパーは」
イマジン達三人も彼らなりの言い方で褒めちぎっていた。
現在の所、一対〇と翠屋JFCがリードのままだ。
士郎は自身の腕時計を見る。
残り時間は十五分となっていた。
もし、相手側に点をとられると同点となり、延長戦まで持ち込まれる可能性は充分にある。
士郎はここで先程のハーフタイム時に計画していた作戦を実行する決断をした。
交代の指示を出す。
交代したのはフォワードの一人とリュウタロスだ。
「イェーイ!!」
グラウンドに立ったリュウタロスは無差別にVサインをしまくっていた。
「あ、あのリュウタロスさん」
翠屋JFCフォワードの一人が確認のためおそるおそるだが、リュウタロスに近寄る。
どんなに性格が子供でも外見が外見なので怖がるのも無理はない。
事実、相手チームもリュウタロスがグラウンドに立つと、皆どこか緊張している。
「監督の立てた作戦、覚えてますよね?」
「うん、僕は皆からボール貰ってひたすらシュートするっていう作戦でしょ」
「そうです。とにかくどんな距離からでもいいんでガンガン蹴ってください」
「うん!わかった!」
そして、試合は再開された。
翠屋JFCは相手側からボールを奪って、すぐにリュウタロスにパスする。
「それぇ!!」
受け取ったボールを受け止めてから、迷いなくシュートする。
ボールは一直線にゴールに向かっていく。
だが、軌道がどんどん上に向かっていき、ゴールバーに当たって落ちた。
相手側は誰も声が出なかった。
速いがコントロールは悪い。
だが、破壊力は充分にある。その証拠にまだゴールバーはぐわんぐわんと激しく揺れている。
アレを身体を張って止めようとは思わないだろう。
相手側キーパーはボールを蹴って、味方に攻めるように指示する。
翠屋JFC陣営もそれに対して徹底抗戦の体勢を取る。
ボールを奪い、奪われの繰り返しを両チームは繰り返す。
その間、リュウタロスは自分のポジションでステップを踏んでいた。
ボールが来たらシュートをするというのが彼の仕事だ。ボールがこなければ彼は仕事をすることが出来ないということだ。
「皆、すごいなあ」
リュウタロスはしのぎを削っている面々を見て素直に称賛した。
「リュウタロスさん!!」
チームメイトの声と共にボールが飛んできた。
そのボールを胸で受け止め、シュート体勢に入る。
「よぉーし!!今度こそ!!」
シュートする。
今度は一直線に進む。
だが、何の捻りもないただの真っ直ぐなのでキーパーとしては何の恐れもない。
「入っちゃえ!」
リュウタロスの想いに応えるようにボールはキーパーの腕の中で回転し続ける。
相手側キーパーの足がずるずると下がっていく。
やがて、ゴールラインを越えた。
つまり一点入ったということだ。
「入った。やったー!!僕のシュートが入ったー!!」
ここで試合終了のホイッスルが鳴った。
翠屋JFC前半一点 後半一点の計二点の勝利で終わった。
「皆、今日は練習通りにいけたぞ!!さあ勝ちどきとしてメシでも食うか!?」
監督の提案に翠屋JFC面々は大喜びした。
もちろんイマジン達も大喜びした。
参加者、補欠、応援者は全員で翠屋に向かった。
その中、補欠の一人が荷物を準備するのに手間取っていた。
「凄いなあ。あんなシュート、僕も出来たらなあ」
そんなことを呟く。
「やっぱり、レギュラーになりたいなあ」
本音が出た時だ。
光の球体が何処から物音も立てることもなく現れた。
そして、彼の中に入り込んだ。
彼の身体から砂がこぼれだし、それはやがて何かひとつの形を作っていく。
その容姿はチーターだった。
完成した形は上半身が地面に、下半身が宙に浮いているという何とも異様なものだった。
そしてそれは彼にこう告げた。
「おまえの望みを言え。どんな望みも叶えてやろう。おまえが支払わなければならない代償はたったひとつ」
と。
次回予告
第八話 「トラブルは油断と共に」
あとがき
大体一週間ぶりになります。
皆大好です。
この七話は無印なのはの三話目にあたります。
ほんわかしたシーンだけで一話を作ってみようという試みで執筆したのがこの七話だったりします。
正直、今でもモモ、ウラ、キン、リュウはキャラクターとしての役割が出ているから、書くのが結構楽なんですよね。
デネブは結構難しかったりします。
次の掲載予定は2013/12/1としています。
それでは第八話でお会いしましょう。
皆大好でした。