電子書籍を目当てに買っているので、ほとんど本棚代わりですね。
買いたい本は東京レイブンズとストライク・ザ・ブラッドですね。
次の給料で、カバーとシールドを購入しようと考えているみなひろでした。
それでは第五話を始めます。
静かなリビングの中で突如、ケータロスが鳴り始めた。
ボリュームはさほど大きくなく、だが、眠っている人間が目を覚ますにはちょうどよいくらいだ。
野上良太郎が別世界に来て初めての朝が来たのだ。
「う・・・・・・うん」
良太郎は眠気と格闘しながら起き上がり、寝ぼけ眼を凝らしながらもケータロスを手にして、アラームを停めた。
時刻は午前六時。
この部屋の主は起床していない。
良太郎は安堵の息を吐いてから掛け布団を身体から払う。
(あれ?)
先程払った掛け布団を掴む。
昨日この部屋で自分が何をしたのかを思い出す。
ソファのそばにあるテーブルに財布とパスとケータロスを置いて、そのままソファで寝転がって熟睡した。
その時には掛け布団はなかった。
寝ぼけ状態の頭脳でフルに働かせる。
この部屋にいるのは三人。
自分が熟睡した時には掛け布団はかかっていなかった。
自分が寝ぼけながらも掛け布団を入手したという説はありえなさ過ぎるのでボツとなる。
モモタロス達が憑依して持ってきた説もあるが、自分が睡眠中にイマジンが憑依して行動を起こし、その後に生じるけだるさのようなものがなかったので、ボツになる。
しかし、現に掛け布団はかかっていた。
そこから導き出される答えはひとつ。
フェイトかアルフがかけてくれた、ということになる。
(ありがとう。フェイトちゃん、アルフさん)
どちらがかけてくれたのかわからないので二人に心の中で礼を言うことにした。
「さてと、泊めてくれたお礼として朝ご飯くらいは作らないとね」
そう言って、良太郎はキッチンに向かう。
冷蔵庫を開けると、卵と牛乳と食パンとその他諸々と何故かドッグフードの缶詰が数個入っているだけだった。
冷凍室を開けてみると、冷凍食品がギッシリと入っていた。
(朝はパンで済ませて、昼か夕方は冷凍食品で済ませるつもりなんだ・・・・・・)
良太郎は二人の食生活に少々嘆きたくなった。
といっても、自分も料理は人並みにできるだけで、『達人』とか『鉄人』などと呼ばれるほどの腕はない。
あまりに限られた食材を有効に活用できるほど達者ではないのだ。
食パンはトースターで焼けばいい。マーガリンとイチゴジャムがあったのでそれを好みに合わせて塗ればいい。
パンだけではたりないので、卵を目玉焼きにする。
米があれば卵焼きも可だが、炊飯ジャーの中には白米は入っていなかったので、目玉焼きにすることにした。
スクランブルエッグという手もあったのだが、どうも上手く出来た試しがないのでやめた。
(起きてたら焼き加減とか焼き方とか聞けたんだけどね)
良太郎は卵をフライパンの上に落とし、自分の好みで焼くことにした。
(何だろう?何かいい匂いがする)
先程まで熟睡していたフェイト・テスタロッサは鼻腔をくすぐられる。
寝起きがよいので、眠気と格闘するようなことはいまだかつてない。
眼をこすり、ベッドのそばで眠っている犬か狼かわからない生物を揺する。
「アルフ、アルフ。朝だよ」
「うーん」
狼(仮)は起き上がってから伸びをする。
狼(仮)は起き上がると、少女の姿---アルフになった。
「おはよフェイト。あれ?何かいい匂いがするけどなに?」
「多分、良太郎だと思う」
「良太郎が?」
フェイトはパジャマから私服に着替えてリビングに向かった。
二人がリビングについていた頃には良太郎がテーブルに三人分の朝食を置いていた。
「おはよう。フェイトちゃん、アルフさん」
「良太郎、これは?」
「一晩泊めてもらったからね。そのお礼、かな」
「そんな・・・・・・気にしなくていいのに」
フェイトは申し訳なさそうな顔になる。
「僕が好きでやったことだから気にしなくていいよ。さあ早く食べよう。冷めちゃうよ?」
「う、うん」
フェイトはテーブルに近寄り、椅子に座る。
「さあて、食べるぞぉ」
アルフはその場を盛り上げるようにわざと陽気な声を挙げ、椅子に座った。
「パンはマーガリンかジャムか好きなの使って。それと、目玉焼きは僕の好みで焼いたから勘弁してね」
良太郎の軽い解説を聞きながらもフェイトはパンと目玉焼きを見る。
フェイトはパンにはマーガリンを塗り、目玉焼きには塩をかけた。
アルフはパンにはジャムを、目玉焼きはケチャップをかけた。
良太郎はパンにはマーガリンを、目玉焼きは醤油をかけていた。
全員が合掌する。そして、
「「「いただきます」」」
食物に対しての感謝を述べてから朝食を食べ始めた。
フェイトは目玉焼きを一口食べる。
特別美味しいというわけではないが、とんでもなく不味いわけでもない。でも、自分が作ったものでは出せない味がした。
とても、温かく安らぐ味だった。
隣で食べている良太郎を見る。
自分が作ったものなのかどこか品評しているかのような表情をしながら食べている。
恐らく、まだ改善したほうがいいのではとか考えているのだろう。
対面のアルフは黄身を潰して、啜っていた。パンは既に食べ終えたらしく影も形もない。
次にマーガリンを塗ったパンを一齧りする。
こんがり焼けたいい匂いが鼻腔を刺激する。
目玉焼き同様、自分が作った際にはない味がする。
(何だろ。すごく安心する)
そんなことを思いながら、フェイトは朝食を食べた。
ちなみに、食べ終えた順番としてはアルフ、フェイト、良太郎だったりする。
「「「ごちそうさまでした」」」
と食物に対しての礼を述べてからフェイトは皿を片付けようとするが、良太郎に遮られた。
「いいよ。僕がやるからフェイトちゃん達は寛いでて」
フェイトは良太郎は退かない時には退かない性格の持ち主だと理解したので、何も言わず冷蔵庫の中に入っている牛乳を取り出してコップに注いでから飲み始めた。
アルフはソファで思いっきりふんぞり返っていた。
皿を片付け終えた良太郎は、ソファに座る。
「フェイトちゃん」
「ん、なに?良太郎」
フェイトは良太郎が何か頼み事をしてくると予感がした。
不当な頼みをするような人物ではないということは昨日と今日だけでもわかる。
「実はね、この街の地図を貸してほしいんだけど、持ってる?」
「地図?」
「うん、翠屋って所に行きたいんだ。そこに僕の仲間がいるんだ」
「・・・・・・へぇ、そうなんだ」
フェイト自身、何故良太郎が仲間の元に行くと聞いた瞬間に嫌な気持ちになり、低い声が出たのかわからなかった。
「地図持ってくるね」
フェイトはそう言って地図が入っている引き出しを探し始めた。
「アンタ、フェイトを怒らせるようなことでもしたのかい?」
「え?」
「さっきフェイトの声がいつもより低かったんだ。あんな声出すのは怒った時だけだからね」
アルフがフェイトに聞こえないようにそっと良太郎に耳打ちする。
「怒らせることはしてないよ。アルフさんだって聞いてたでしょ?」
「まあね。アンタは仲間がいる場所に行くために地図を貸してほしいって言っただけだもんねぇ」
「うーん。何でだろ?」
良太郎には本当に心当たりがないことだ。
「良太郎、はい地図」
フェイトは地図を良太郎に渡した。
「ありがとう」
そう言いながら地図を広げる。
地図には大まかに住所と番地と地図記号がいくつか記載されおり、翠屋と記載されていた。
「よかった。これで何とか迷わずに行けるよ。ありがとう」
地図を畳んでソファから立ち上がり、ズボンのポケットに入れてフェイトに礼を言う。
「う、うん」
フェイトは良太郎と目を合わせずに頷いた。
それから三十分後。
良太郎は玄関で靴を履いていた。
フェイトとアルフは見送ってくれるのか玄関までいてくれた。
「じゃあ行ってくるね。泊めてくれてありがとう」
靴を履き終えた良太郎は右手でドアノブを掴みながらもフェイト達を見る。
「う、うん。こっちこそ、ご飯作ってくれてありがとう」
「ご飯美味しかったよ。良太郎」
フェイトとアルフも朝食を作ってくれた礼を言う。
「あ、あの・・・・・・良太郎」
フェイトが良太郎を呼び止める。
「どうしたの?」
「ううん、何でもないよ。いってらっしゃい」
「うん、行ってきます」
良太郎はドアノブを回して、ドアを開いて外に出た。
バタンとドアが閉じて、ガチャリとオートロックが働く音がした。
良太郎はドアを見つめる。
一瞬フェイトの表情が気になったが、翠屋に向かうことにした。
*
蒼天と呼ぶに相応しい空、太陽が己が宿命の如く燦燦と照りつけていた。
途中ドブ川に落ちそうになったり、居眠り運転をしているトラック&タクシーに撥ねられそうになったり、ガラの悪そうな悪ガキに因縁を吹っかけられそうになりながらも、翠屋を視界にとらえることができる距離まで辿り着くことが出来た。
朝に出たのに既に昼前になっていた。
「ふう、ちょっと時間かかったけどやっと着いた」
広げていた地図を畳んでポケットの中に突っ込んで、翠屋の入口前に着き、入った。
そこには店内で対峙するように睨み合っている赤色と紫色のイマジンがいた。
モモタロスとリュウタロスである。
「・・・・・・小僧テメェ、よくも俺のプリンを食いやがったな」
「モモタロスの名前なんてどこにも書いてなかったよー」
リュウタロスが食べたプリンの空容器をくまなく見回している。
「・・・・・・ほぉ、俺はオマエがプリンを一個食ってから更に俺の手元にあったプリンを食ったように見えたんだけどよぉ」
「あれー、僕目が悪くなったのかなー。そうだったんだー」
リュウタロスの目は泳いでいた。モモタロスがそこまで見ていたとは思わなかったのだ。
モモタロスがリュウタロスに手を出そうとした時だ。
良太郎がそろそろ止めに入ろうとした時だ。
ひとつの小柄な影が二人の間合いに入り込み、素早く一発ずつ攻撃を加えた。
「オ、オマ・・・・・・エよぉ」
「ハ、ハナちゃ・・・・・・ん」
赤と紫のイマジンはその場で崩れ落ちた。
「センパイ。大人気ないって・・・・・・」
「リュウタ、大丈夫か?しっかりせい」
青色と金色のイマジンがその場で崩れ落ちている二人をズルズルとその場から引きずっていった。
「あ、良太郎。やっと来たんだ」
見知った小柄の少女---コハナが嬉しそうな表情で浮かべながら良太郎に歩み寄ってきた。
「相変わらず、だね」
良太郎は苦笑しながら仲間達に出会えたことを素直に喜んだ。
「あらハナちゃん。その人がお友達?」
厨房らしきところから一人の女性が笑顔で出てきた。
「は、はい」
「初めまして、仲間がお世話になっています。野上良太郎です」
良太郎は女性に仲間の面倒をみてくれた礼と自己紹介を込めて頭を下げた。
「いえいえ、こちらこそ。高町桃子です」
「いえ、そんなこちらこそ・・・・・・・」
良太郎は再び頭を下げ始める。
桃子もまた下げる。
このままではキリがないのでコハナが停めに入る。
「良太郎も桃子さんも、その、キリがないから」
「「あっ」」
コハナが停めに入らなければずっとやっていただろう。
二人揃って笑ってしまう。
「桃子、モモタロス君達の友達が来たんだ。立ちっぱなしにするのは失礼だ。席に案内したらどうだ?」
カウンターからいきなり人のよさそうな、だが一部の隙も感じさせない長身の男が現れ、桃子にそう促した。
「あっ、そうね。ごめんなさいね。気付かなくて。ええと、良太郎君でいいかしら?」
桃子は良太郎を近くの席に座らせると、彼の呼び方に確認を取るようなかたちで訊いた。
「は、はい。それで構いません」
良太郎も特にその呼び方で問題ないので了承した。
それから数分して長身の男がコーヒーを持ってきてくれた。
「私は翠屋の店長で高町士郎だ。よろしく、良太郎君」
「は、はい。こちらこそ、そのモモタロス達、皆さんに迷惑かけてません?」
名前は覚えられていると判断したので良太郎は軽く頭を下げるだけにした。
そして、一泊とはいえイマジン達がこの店、あるいは士郎達に迷惑をかけていないか訊ねる。
苦情を受ける覚悟は既に出来ていたりする。
「良太郎君、君はモモタロス君達がここで一泊過ごしたと思っているのかい?」
「違うんですか?」
「ははははははは、違うよ。ここはあくまで店であって、家じゃないんだ。昨日は我が家の道場で一泊してるから安心していいよ」
「そう、だったんですか」
「それと、彼らには助かってるよ。昨日は桃子の新作ケーキの試食会で私達では食べきれなくてね。彼らは凄い勢いで食べてたよ。しかも奪い合いまでしてね。。これには私も桃子も子供達も驚くしかなかったな。試食会であんな後景を見たのは初めてだ」
「はは、そうですか」
良太郎には士郎の概要だけでイマジン達がどんなことをしたのかはっきりとわかった。
もう笑うしかないと選択した。
「それと、モモタロス君に君をここに来るように言ったのは私なんだ。ここなら君達の集合場所にはもってこいかも、と思ってね」
「そうですか。どうもありがとうございます」
良太郎は士郎の気遣いに感謝して頭を下げた。
モモタロスとリュウタロスが意識をハッキリさせたのはそれから五分くらい経過してからのことだ。
「おう!やっと来やがったか。良太郎!」
モモタロスは嬉しそうに良太郎の背中をバンバン叩きながら隣に座る。
手には先程食べ損ねたプリンがある。
「センパイ、叩き過ぎ」
モモタロスを宥める青色のイマジン---ウラタロスも良太郎に会えたことが嬉しいのか声色がいつもと違う。
「良太郎、待っとったでぇ」
金色のイマジン---キンタロスは良太郎と対面に座り、お決まりの腕を組んでの堂々とした姿勢で座る。
その声色は他の二人同様、喜びが入っている。
「はははは、良太郎いらっしゃい!」
リュウタロスもキンタロス同様、良太郎の対面に座って両腕を掴んで上下に振って喜んでいる。
「リュウタロス、痛いって」
抗議するものの仲間と出会えた嬉しさからか表情は笑みを浮かべていた。
皆の再会を喜んでばかりもいられない。
今までの報告とこれからの対策を練らなければならないのだ。
「これからのことを話すならよ、良太郎。もうちょっと待ってくんねぇか」
「?、どうしたの?モモタロス」
「センパイ、もしかして・・・・・・」
「もうそろそろ学校から帰ってくるしなぁ」
「なのはちゃんとフェレット君だね」
良太郎にはモモタロス達の意図がわからなかった。
だが、『なのは』と『フェレット』という単語を聞くのは二回目であり、これからの事を話すには必要な存在だということはわかった。
「ただいまぁ」
とドアが開き、元気一杯と形容してもいいハツラツな声がした。
良太郎は声がする方向に顔を向ける。
そこには右肩にフェレットを乗せ、桃子と同じ髪の色をした少女がいた。
服装は白をメインとした清楚な印象を持たせる服で、私服ではなく学校の制服だ。
「おかえり、なのは」
と桃子は笑顔で娘を迎え、
「おかえり。お腹空いてるだろ?」
と士郎も温かい眼差しを娘に向けて迎え入れた。
「うん!あと、ユーノ君のもね」
と頷き、少女は士郎に自分の肩に乗っているフェレットの分も忘れないようにと催促した。
「わかったわかった」
と士郎は笑顔で応じる。
少女は良太郎達のいる席に向かう。
「モモタロスさん、ウラタロスさん、キンタロスさん、リュウタロス君、ハナさん、ただいまぁ」
と皆に笑顔を向ける。
「よっ!」
とモモタロスは軽く手を挙げ、
「おかえり」
とウラタロスも軽く手を挙げるが、モモよりはちとキザに、
「おかえり、道中何もなくて何よりや」
とキンタロスは少女が無事に帰ってきていることに素直に喜び、
「おかえりー。なのはちゃん、フェレット君」
とリュウタロスはなのはの肩に乗っているフェレットの鼻を指でつつく。
「キュキュウー」
とフェレットが鳴いた。
少女とフェレットは良太郎を見る。
良太郎も少女とフェレットを見る。
先に少女が口を開いた。
「は、初めまして。わ、わたし高町なのはです!」
と自己紹介してきた。
「仲間を助けてくれてありがとう。僕は野上良太郎」
良太郎も席から立ち、なのはに感謝と自己紹介を踏まえた挨拶をした。
「なのは、昼ご飯だぞぉ」
と士郎が昼食を持ってきてくれた。
なのはが昼食を食べている間に良太郎はコハナにどのようにしてなのはと出会ったのか訊くことにした。
「私達がこっちの世界に来た時はもう夜で、ジュエルシードの事を知ってる人間は翌日からってことで野宿を決め込んでた時のことよ」
モモ、ウラ、キン、リュウ、コハナの五人ならば野宿した所でチンピラや悪ガキが襲い掛かってくることもないだろう。仮に襲ってきたとしても返り討ちにすることができるから、良太郎は心配はしていない。
コハナは続ける。
「その時にね。人の悲鳴が聞こえたから私達、寝る前にそこに向かったのよ。そこでバケモノと戦ってるなのはちゃんと知り合ったってわけ」
「そうだったんだ。そのバケモノはどうしたの?」
「なのはちゃんがレイジングハートっていう武器を使って倒したわよ。でも、驚いたのはその後、なのはちゃん。それがデビュー戦だったんだからビックリよねぇ」
「へぇ。凄いなあ」
良太郎は素直に感心する。
「それでなのはちゃんがジュエルシードを回収していたのを見ちゃったからその事を聞いたらユーノっていうあのフェレットが教えてくれたのよ」
「なるほどね。でも、どうやって高町家に泊まる事が出来たの?あの人達、どうみても常識人だし、その、モモタロス達の姿を見たら普通反対すると思うけど・・・・・・」
良太郎がそう考えるのも当然だろう。
得体の知れない生物を受け入れるのはその人間がどんなものにも物怖じしない豪傑か非常識人か神様くらいだろう。
「それなら大丈夫。上手く誤魔化したから」
「どうやって?」
「バンドマンの衣装って言ったらあっさり受け入れてくれたから」
「どう見てもデスメタル、だよね?」
「・・・・・・・まあね」
良太郎は苦笑するしかなかった。
コハナはこれから咄嗟についてしまった嘘を誠にしなければならないので頭を抱えていた。
次回予告
第六話 「電王・メンバーズ・クラブでD・M・C」
あとがき
前書きにも書いたようにタブレットを買ってなんだかんだと操作しているみなひろです。
第五話で初めてのなのは達の登場です。
この話を書くときはとにかくイメージしていましたね。
口調でその人物を表現するのは今でも難しく感じますね。
第五話の投稿予定は2013/11/24としております。
それでは第六話でお会いしましょう。