仮面ライダー電王LYRICAL   作:(MINA)

12 / 43
みなさん、おはようございます。

皆大好です。

それでは第十二話へと行きたいと思います。


第十二話 「ファーストコンタクトと決断」

月村邸は現在、ユーノ・スクライアが発動させた結界で天候に関係なく灰色の空に包まれている。

結界の中では一匹の巨大猫、正確にはジュエルシードの力を使って巨大化した子猫が愛らしい顔を変えることなく、能天気に鳴いていた。

「えーと、ユーノ君」

「な、何、なのは」

頭を掻きながらどこか脱力した顔で高町なのはは隣で石の上に器用に乗っているフェレット―――ユーノに訊いてきた。

「コレってどゆことかな?」

「……多分、あの子猫()の「大きくなりたい」という願いを叶えた結果だと思う」

ユーノもどこか脱力した顔をしていた。

巨大猫は我が物顔でどこかの怪獣のようにのっそりのっそりと林の中を歩き出した。

巨大化しても子猫なのか仕種が愛らしく見える。

「カワイイよね」

「うん」

少女とフェレットは毒気を完全に抜かれていた。

「って。いつまでも見てていいわけじゃないよね!ユーノ君!」

「そ、そうだね!早くジュエルシードを封印しないとね!ごめん、なのは。完全に目的を忘れてたよ」

「それはわたしも一緒だよ。ユーノ君が謝る事はないってば」

二人は標的を見上げる。

こちらの気も知らずにのほほんとして、のっそりのっそりと歩いている。

二人は同時に思った。

恐ろしい子猫()と。

「レイジングハート!!お願い!」

と、スカートのポケットから赤い珠を取り出し、頭上に放り投げた。

珠が輝き、なのはは光に包まれる。

私服からバリアジャケットへと切り替った。

珠だったレイジングハートも杖状の姿となり、なのはの右手に握られている。

レイジングハートを巨大猫に向ける。

こちらには気づいていない今が狙いだ。

後は、いつもどおりの手順で封印するだけだ。

「行くよ!ユーノ君!」

「うん、なのは」

二人が互いの名を呼び合うことで、それぞれの役割を確認してから果たそうとした時だ。

二人の頭上高くから金色の光弾が巨大猫に向かっていった。

「ぎにゃあああああああ」

直撃し、巨大猫は悲鳴を上げた。

「えっ!?」

「な、何!?」

なのはは構えを解いて灰色の空を見上げる。

結界でそんな色になっているとはいえ、あまり気分のいいものではなかった。

ユーノと同じように周辺を見回す。

だが、どこにも人らしい姿はなかった。

「近くにいないって事は、相当離れた距離から魔法を使ったってことかな?」

「うん、そうなるね。なのは気をつけて。遠距離魔法を使うって事は相当な魔導師って事だからね」

「うん!」

なのははレイジングハートを握る力を強めていた。

 

電柱の上に立っている金髪少女は手にしている相棒を月村家の林に照準を向けるようにして構えた。

「……バルディッシュ、フォトンランサー」

金髪少女---フェイト・テスタロッサは相棒であるバルディッシュに命令を下す。

「イエス・サー」

と機械音声で短く応える。

先端から金色の光が収束し、球の姿になっていく。

そしてそれは無数の光弾となって放たれていく。

それは全て獲物に直撃していく。

「うにゃあああああ」

と獲物が悲鳴を上げる。

(……やりにくい。でも……)

フェイトは獲物の悲鳴が耳に入るたびに心が揺れることを実感していた。

しかし、ここでやめるわけにはいかない。

自分には大切な目的があるのだから。

何発目かのフォトンランサーを発射したときだ。

獲物の悲鳴が聞こえなくなった。

「?」

フェイトとしては悲鳴が耳に入らないのは内心ありがたいことなのだが、急になくなったというのが不自然に感じた。

「フェイト、どうしたんだい?」

今まで黙ってフェイトの行動を見守っていた獣姿のアルフは口を開いた。

「……誰かがいる。誰なのかはわからないけど」

フェイトが「わからない」という曖昧な言い方をしたのは、野上良太郎の仲間かもしれないということを考慮してのことだ。

「魔導師じゃないのかい?フェイト」

「うん、わたしもそう思ったけど、良太郎の世界の住人って事も考えられるし、ね」

「うーん、ありえるね」

「アルフはここにいて。わたしは直に確かめてくる」

そう言うとフェイトの足は電柱から離れて宙に浮いて、そのまま月村邸の林に向かって進んだ。

「気をつけてねー。フェイトー」

アルフの声色はフェイトが無事に帰ってくるということを確信しているのか暢気なものだった。

 

突如飛んできた金色の光弾を防御魔法で防いでいたなのはの表情には余裕がなかった。

(今までとは相手が違う。気を引き締めないと!)

なのはは自分の周辺に醸し出されている空気が今までのものとは異なっていることに気づいていた。

それはユーノも同じ事だった。

今回の最も警戒すべき相手は巨大猫を狙撃して存在だということもだ。

耳に何か音が聞こえてくる。

人間の足音らしきものだ。

それはやがてはっきりと聴こえてくる。自分達に近づいてきているということだ。

なのはとユーノが見たのは。

木の枝に立っている金髪で黒い衣装に黒い杖を持った少女だった。

「バルディッシュと同系のインテリジェントデバイス。身形(みなり)からして良太郎の仲間じゃない」

金髪少女はなのはを一瞥すると、そう呟いた。

「……よかった」

一瞬だが、安堵の表情を浮かべた。

「どうして?どうして良太郎さんを知っているの?」

金髪少女にしてみれば殆ど独り言のようなものだったが聞かれていたらしい。

なのはは良太郎と初めて会った日の事を思い出した。

あの時、良太郎は自分を襲った人物にジュエルシードを渡し、一緒に生活していると言っていた。

もしかしたら、この子が。

「もしかして良太郎さんと一緒に生活していたりするのかな?」

なのはは金髪少女と目と目が合う。

二人とも逸らす気はない。

「……」

金髪少女はなのはの質問に答える気はないようだ。

だが、別の形で返答を示してきた。

「申し訳ないけど、いただいていきます」

金髪少女は静かに告げた。

「サイズモード。セットアップ」

バルディッシュが機械音声で発すると同時に形状が変化していく。

今まで下に向いていた黒い先端が九十度に曲がり、そこから金色の鎌のような刃を出現させる。

金髪少女は正眼に構え、枝から飛び上がってなのはに向かっていった。

レイジングハートは相手がどこを狙ってきているのかを瞬時に判断する。

「フライヤー・フィン」

そう告げると、なのはの両足首付近から桜色の両翼が出現し空に舞台を移した。

 

(良太郎さん?この子も良太郎を知ってるのかな?)

フェイトは空へと舞台を移した白色少女(名前を知らないから外見特徴でそう呼称している)が何故、良太郎を知っているのか気になった。

(良太郎とこの子が出会う可能性はあの時だけだ)

良太郎が自分に海鳴市の地図を貸してくれてと催促した日だ。

あの時、良太郎は仲間に会うために『翠屋』に向かった。

そこで、仲間と同時にこの白色少女と出会ったのだろう。

ということは、良太郎は『翠屋』に魔導師がいることを知っていたことになる。

それなら何故、自分に言ってくれなかったのだろうか。

(そっか。言えばきっとわたしがこの子に襲い掛かると思ったんだ)

事実、ジュエルシードを持っているだけで問答無用で良太郎に襲い掛かったのだからそう思われても仕方ないといえば仕方ない。

この件に関しては後で良太郎に訊けばいいことだとフェイトは頭を切り替えた。

上空にいる白色少女を見据える。

「アークセイバー」

バルディッシュが発すると同時にフェイトはバルディッシュを鎌刃を地面に平行になるように構えてから、白色少女に向けて放った。

金色の鎌刃はくるくると回転しながら、向かっていく。

「プロテクション」

とバルディッシュと同系のデバイスが発した。

爆煙が立つが、すぐさま白色少女は桜色の防御魔法に包まれながら更に空を上昇した。

(逃がさない)

フェイトはその行動を予期したのか、すぐさま次の行動へと移る。

バルディッシュをもう一度、サイズモードにしてから自身も飛翔する。

今なら確実に相手も油断しているという確信があった。

相手の間合いに入り込むと同時にバルディッシュを上段から振り下ろす。

「はっ!?」

白色少女はいきなりの攻撃に驚きながらもきちんとデバイスで受けた。

両者共に至近距離で目と目が合う。

「何で?何で急にこんな……」

先に口を開いたのは白色少女だ。自分を睨むような瞳をしている。

「……答えても、多分意味がない」

フェイトはそう返した。

このままの状態を維持するつもりは両者にはないらしく、デバイスで同じタイミングで押し合ってから

後方へと下がった。

自分は木の枝に、白色少女は気を失った巨大猫の前に移動した。

「デバイスモード」

とバルディッシュはサイズモードからまた形状を変化する。

「シーリングモード」

それを素早く感じた白色少女のデバイスは先程とは違う形状に変化した。

白色少女はフェイトにデバイスの先端を向けてくる。

「ディバインバスター、セットアップ」

フェイトも何か来ると感じたのか、迎撃体勢としてバルディッシュの先端を白色少女に向ける。

「フォトンランサー、ゲットセット」

両者共に互いに何をするのかはわかる。

後は、どちらが素早くそれに移るかだ。

「にゃあああおおおお」

と、その場には似つかわしくない声が出た。

先程まで気を失っていた巨大猫だ。

白色少女の意識がそちらに移った。その証拠に顔をこちらに向けてはいない。

(……今だ)

フェイトは白色少女の油断を見逃さなかった。

バルディッシュの先端から金色の球体が構成されていく。

バチバチと雷のようなものまで含んでいる。

「……ごめんね」

そう呟くと同時に、放った。

 

「なのは!!」

ユーノは空から落下してくるなのはを追いかけた。

今のなのはは完全に意識を失っている。

このまま地面に激突すればよくて重傷。最悪で死亡になるだろう。

自分が巻き込んでおいて、その結果は絶対にさせないという思いがユーノを突き動かしていた。

駆ける四本足はいっそう速度に乗っていくことを実感した。

なのはとの距離が次第になくなり、頃合のよいところで魔法を展開した。

落下するなのはを優しく包み込むようなかたちで受け止める。

そのまま、ゆっくりとなのはを地面に下ろしていった。

「よかった。間に合った」

安堵の息を漏らすユーノ。

だがなのはがこの状態ではジュエルシードの封印は不可能だということも理解していた。

悔しいが、人命第一だ。

金髪少女は巨大猫の近くに着地してデバイスを巨大猫に向ける。

雷のようなものを発生させながらデバイスは告げる。

「シーリングモード。セットアップ」

デバイスの杖部分が伸び、先端が百八十度移動し、伸びた杖部分から金色の翼が展開した。

「捕獲!」

と金髪少女が言うと同時に先端から雷のようなものが帯びた球体が出現していた。

それを頭上に掲げてから地面に叩きつけるようにする。

雷を帯びた金色の球は地を抉るようにして巨大猫に向かっていく。

巨大猫に到達すると、巨大猫の全身に電撃が走っていた。

その中で巨大猫からジュエルシードが浮かんできた。

ユーノは金髪少女の動きを瞬きせずに見ていた。

(僕が彼女と戦って勝つことは、ゼロに近いくらいにない。でも、なのはなら可能性はある。だからなのはの為にも、見逃さないようにしないと!)

ユーノは今後のために金髪少女の動向を観察することにした。

無駄のない動きに先程の戦いからもわかるように隙のない身のこなし、戦闘経験はなのはよりも上だということは明らかだ。

そもそもなのはは対人戦闘は今までないのだから、一回でも対人戦闘している者はなのはよりも経験豊富ということになるだろう。

ユーノは引き続き金髪少女を観察する。

「ロストロギア、ジュエルシード。シリアル14。封印」

デバイスを天に掲げて金色の光を放つ。

大気を操っているのか、周囲に雨雲が発生して無数の金色の雨、もしくは矢が降り注ぐ。

全弾気を失っている巨大猫に直撃する。

極めつけてとして、空に描かれた金色の魔方陣から特大の光が巨大猫に降り注ぎ、巨大猫を包み込んだ。

「ま、眩しい!」

ユーノがあまりの眩しさに目を閉じてしまうと同時に、全てが終わっていた。

金髪少女は巨大猫から元の子猫に戻っているのを見て、一瞬だが表情を和らげると、宙を浮いているジュエルシードをデバイスの中に納めた。

金髪少女が気を失っているなのはを見ている。

(まさか、なのはに攻撃を!?)

ユーノはもしもに備えて戦う体勢をとる。

だが、金髪少女はそのまま立ち去っていった。

「助かった?それともその気がなかった?どっちにしてもなのはは無事、か」

ユーノとしてはそれだけで安堵感を持つことはできなかった。

何故なら、目を覚ましたなのはが落ち込むのは明々白々だからだ。

「またなのはは自分を責める、な」

目が覚めるまでの間にどう励ましたらいいのか体のいい言い訳を考えることにした。

 

 

空は澄み切った蒼から焼けるような夕陽に変わろうとしていた頃。

野上良太郎が『翠屋』で高町美由希に絡まれながら高町士郎とチェスをしていると、ドアが開いた。

フェイトとアルフだった。

「あ、来た。思ったより早かったね」

「う、うん。思ったよりも上手く行ったから、かな」

「良太郎、どこ行く?あたしはできれば肉が食べれる所がいい!」

フェイトの声色がいつもより低いというよりも暗かったことを良太郎は見逃さなかった。

アルフがそれを気取られないようにいつも以上に明るく振舞っていることも良太郎は薄々と感じていた。

だが、それはこの場で詰問すべきことではない。

「さてと、それじゃ行きます。どうもごちそうさまでした」

「また、いつでも来てくれていいからね。良太郎君」

「はい、ありがとうございます」

そう言うと、良太郎はチェス盤と駒を片付けてから時間つぶしに食べていたスイーツ代を払い、フェイトとアルフと共に『翠屋』から出た。

「アルフさんは肉を食べたいと言っていたけど、フェイトちゃんは何がいい?」

『翠屋』を出てから百メートルほど歩いたくらいの所で良太郎がフェイトに尋ねた。

「え?うーん、身体動かしたから、わたしもアルフと一緒でいいよ」

「わかった。じゃあ、焼肉にでも行く?」

「やきにくって何?良太郎」

フェイトは首を傾げて良太郎に尋ねる。

「まあ、単純に網の上で肉を焼いてタレを浸けて食べる料理、かな」

「あたし絶対に行く!食べたい食べたい!」

アルフの食欲を更に刺激したようだ。

そんなアルフを見てフェイトも小さく笑みを浮かべる。

「行こう。良太郎」

フェイトが良太郎を促した。

商店街の一角に良太郎達の目的地である焼肉屋を発見し、三人は入店した。

店内はそれなりに客がいて、それなりに繁盛していた。

店員に空いている座敷に案内され、良太郎が一人で座り、その対面にフェイトとアルフが座った。

「さあてと、何頼もっかなぁ」

アルフが舌なめずりしながらメニューを見始める。

「あ、二人とも。食べる前に訊きたい事あるんだけどいい?」

良太郎の切り出しにフェイトは一瞬だけ身を強張らせた。

アルフも持っているメニューがぶるぶると震えていた。

良太郎は悪いことをした子供に問い詰める親のような心境になりながらも続ける。

「今日の二人の用事って、ジュエルシード絡みでしょ?」

確信がこもった言い方で二人に訊ねる良太郎。

「……」

「……」

二人は口を開かない。

(やっぱり)

二人の沈黙を肯定だと良太郎は判断した。

良太郎は更に続ける。

「そこでフェイトちゃんと同じ歳くらいの女の子の魔導師と遭ったんじゃない?」

これも確信に近い物言いで。

良太郎は二人を見る。

フェイトは顔を俯いたままでこちらを見ようとはしない。

アルフもメニューをテーブルに置いてフェイトと同じようにこちらを見ようとはしない。心なしか頭部の耳のようなものも萎れているように見える。

「……」

「……」

先程の質問と同じでやはり返答がない。

これも肯定だと良太郎は判断した。

「……知ってたの?」

俯いているフェイトの口からそんな台詞が漏れた。

「良太郎はわたし以外にジュエルシードを集めている魔導師がいるって事を知ってたの?」

今度は良太郎をきちんと見つめて訊ねた。

「知ってたよ。その子がジュエルシードを所持していることも、ね」

良太郎は誤魔化さずに正直に告げた。

「だったら何で!?」

今まで黙っていたアルフが感情に身を任せるようにして立ち上がり、両手でテーブルをドンと叩きながら良太郎を睨みつけた。

「何であたし達に言わなかったのさ!?」

アルフにしてみれば良太郎は仲間なのだから、言ってくれてもいいのにという思いがあった。

「言えば僕にしたことと同じ事をするんじゃないかと思って、ね」

その一言にアルフは何も言い返せなかった。

良太郎がフェイトとアルフになのはの事を言わなかったのは、言えば襲撃するだろうと踏んでいたからだ。

対面にいる二人の様子からすると教えていたら確実に自分の予想通りになっていたということがわかる。

(今までは接触しなかったから何とかなったけど、これからはそうはいかなくなるね)

今後のことを予想しながら良太郎は表情を緩めた。

「それでジュエルシードを見つけたの?」

良太郎は反省をしていると思われる二人に訊ねた。

声色には責めたり詰問したりする面は含まれていない。

「う、うん。見つけたよ」

フェイトはもしかしたらまた怒られるのではないかと、思っているのか恐る恐る答えた。

「そう、よかったね」

先程とは違い、良太郎は笑顔だ。

フェイト達の目的に小さな一歩とはいえ、進んだことは素直に喜ばしいことだ。

フェイトもアルフもその表情を見て毒気を抜かれた。

「怒ってないの?」

「うん。怒るも何も最初から怒ってないよ」

「ええ!!そうなのかい!?良太郎」

「僕が怒ってるように見えたのは二人に後ろめたいことがあったからだと思うよ」

「「うっ」」

良太郎の指摘に少女二人の胸に何かがグサリと刺さったような気がした。

そんな二人を見て笑みを浮かべていた良太郎はもう一度真剣な表情になる。

「フェイトちゃん、アルフさん」

「良太郎?」

「何、どうしたんだい?」

 

「僕もジュエルシード探し、手伝うよ」

 

良太郎の決意を込めた一言に少女二人は心は激しく揺れたことを実感していた。

 

 

 

 




次回予告

第十三話 「探し場所は海鳴温泉」



あとがき

2013年もあと数えるくらいになってしまいました。
皆大好です。
この場所で第一部をどのくらい投稿できるまではわかりませんが、やっていこうと思います。

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。