仮面ライダー電王LYRICAL   作:(MINA)

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皆さま、こんばんは。

皆大好です。

それでは第十一話へと行きましょう。


第十一話 「一寸先はジュエルシード?」

「あーったく、まだ着かねぇのかよ」

モモタロスは今、バスの最後部座席で地団太を踏んでいた。

右前座席にいるウラタロスやリュウタロスに「やめてよセンパイ」とか「モモタロスうるさい」などと注意されるがやめる気配はない。

気が短い彼は何かしていないとその場に留まる事ができないのだろう。

キンタロスと相席していたコハナが指をパキポキ鳴らしながら席を立ち上がる。

それを一人の青年が遮った。

青年はそのままモモタロスの横に座る。

「モモタロス」

「何だよ?」

左前座席に座っていた高町恭也だ。

「少しは落ち着いたらどうだ?子供のいる手前だ。大人気ないとは思わないか?」

「何気取ってんだよ。テメェだって窓何回もチラチラと見てたじゃねぇか」

モモタロスが恭也に指摘する。

「なっ!?オマエ、見ていたのか?」

「後ろにいたからな」

モモタロスは興味なさそうに言う。

「……」

恭也は屈辱に感じたのか、悔しがる。

「日頃、クール気取っているオマエがソワソワしてんだ。待ち人でもいんのかよ?今から行く所によ」

モモタロスは退屈しのぎに尋ねた。

「……まあ、そんなところだ」

「ふーん」

モモタロスはそれ以上は深く追及しなかった。

モモタロスはもう一度横をちらりと見る。

恭也は元いた席に座り、相席している妹の高町なのはと談笑していた。

(まあ、俺は退屈しなけりゃそれでいいんだけどよ)

モモタロスは窓から空を眺めていた。

空を泳いでいる雲を様々な食べ物に思い浮かべながら。

 

 

野上良太郎は翠屋までの道のりをいつもよりゆっくりのペースで歩いていた。

急ぐ理由がないので景色を堪能しながら向かうという腹だ。

「いい天気だな。フェイトちゃん達との約束までは全然余裕だからどうしようかな?」

良太郎は趣味らしい趣味がない。

そのため、退屈を潰す方法が浮かばないのだ。

キョロキョロして何かないか捜してみると本屋があった。

「偶には本でも読もうかな」

本屋の前に立ち、自動ドアが開いてそのまま入っていった。

中に入ると、様々な本が置かれていた。

ファッション誌に経済誌にノウハウ本にハウトゥ本に漫画に小説に教本などジャンルは色々だった。

「結構あるなぁ」

良太郎は本棚を見回す。

半日以上潰すためには退屈しない上に興味深い本を探さなければならない。

一通りのコーナーを見回す。

そして脳内で選別する。

漫画、この世界に永住するつもりはないので没。

ファッション誌、経済誌も過去の出来事なので没となる。

ノウハウ本とハウトゥ本、そして教本も特に興味がないので没としていく。

そうなると、最終的に残ったのは小説だけだ。

できれば一冊で完結する作品を選ぶことにした。

「何にしようかなあ」

散々悩んだのだが特に読みたい作品はなかった。

「はあ、どうしよう」

頭を掻きながら、もう一度くるりと見回す。

目に入ったのは『チェス入門』の本だった。

手にとって読んでみる。

退屈を潰すにはもってこいだった。

良太郎は本を閉じ、レジに持っていった。

「これ下さい」

料金は千五百円だった。

その後、良太郎は玩具店に行き、マグネット式の安い持ち運び可能なチェス盤(駒も同封されている)を購入した。

半日潰すにはもってこいの道具はそろったので、翠屋に向かうことにした。

 

翠屋に到着した良太郎はドアを開けると、ウエイトレスにカウンター席へと案内された。

「いらっしゃい。良太郎君」

カウンター席には高町士郎がコーヒーを淹れていた。

「こんにちは、今日は知人とここで落ち合うことになってるんで使わせてもらっていいですか?」

「ああ、構わないよ」

そう言いながら士郎は水の入ったコップを良太郎に差し出した。

「あら良太郎君、いらっしゃい。生憎だけどモモタロス君達ならなのはと一緒に出かけてるわよ」

厨房にいた高町桃子が笑顔で良太郎を迎え、モモタロス達のことを話してくれた。

「そうですか。いや、今日はモモタロス達に用があって来たわけではないんで……」

「あら、そうなの?」

「ええ、そうなんです」

良太郎は袋からチェスの本とチェス盤を取り出した。

「良太郎君、チェスできるのかい?」

士郎が興味深く見ている。

「いえ、やったことないんです。ただ、待ち人が来るまでの間の退屈しのぎにと思って」

「なるほど、店がすいたら少し参加させてもらっていいかな?」

「構いませんよ。僕もその間に何とか憶えるようにしますんで」

そう言って本を開き、読み始める良太郎。

次にチェス盤を広げ、駒を所定の位置に設置していく。

「良太郎君、ご注文は?」

桃子が読みながら駒を置いている良太郎にオーダーを聞く。

本を広げたまま裏返しにしてテーブルに置き、メニューに目を通す。

「そうですね。ではプリンとショートケーキとザッハトルテをお願いします」

「かしこまりました」

それから数十分後にオーダーした三品が届き、良太郎は食べながらもページを捲っていった。

「ただいまぁ」

と店なのに、我が家のように声を発しながら一人の少女が入ってきた。

(誰だろう?)

始めて見る顔だ。

「ただいま」などと気楽に発せられるところからすると、翠屋関係者の身内つまり高町家の人間だということだろう。

黒髪におさげで眼鏡をかけているが、美少女の部類に入る。

「おかえり美由希」

「ただいま、お父さん」

そう言いながらカウンター席に座る。自分の隣だ。

美由希と呼ばれた少女は良太郎がオーダーした三品を一瞥する。

「ねえ、お母さん。私、プリンとモンブランとコーヒーね」

「はいはい。わかったわ」

桃子は娘のオーダーを聞くと、厨房に戻っていった。

美由希と良太郎と目が合う。

「あ、こんにちは」

「あ、どうも」

美由希が挨拶してきたので良太郎も返す。

「そういえば良太郎君と会うのは初めてだったな。美由希、彼がモモタロス君達の仲間の野上良太郎君だ。良太郎君、こちらは娘の美由希だ」

士郎の紹介に美由希から頭を下げる。

「この人がモモ君達の仲間の人なんだぁ。初めまして、なのはの姉の高町美由希です」

「どうも、モモタロス達がお世話になってます。野上良太郎です」

良太郎も頭を下げた。

そして、良太郎はまた本を読むことに専念することにした。

(ん?)

横から視線を感じる。

視線の主は美由希だった。その瞳には好奇が宿っている。

本を開いたまま、美由希に顔を向ける。

「あの、何か?」

自分は少なくとも彼女に好奇心をもたれるような存在ではない……はずないか。

モモタロス達の仲間という時点でもたれて当然だ。

「モモ君達の仲間っていうことは君もバンドマンなの?」

(ハナさんの嘘、信じてるんだ)

良太郎はどう言えばいいか悩んだ。

ウラタロスではないので、嘘を信じ込ませる自信はないがやるだけやってみるこにした。

「ええとね、僕は仲間だけど歌とか演奏はそんなに上手じゃないんだ。どちらかといえば裏方、かな」

「ハナちゃんと一緒?」

「……そうだね」

と、相槌を打った。

「ふぅん」

美由希は納得したようだ。

(何とか上手くごまかせた、かな)

良太郎は内心いっぱいいっぱいだった。

嘘を吐くことが下手な上に吐いたとしても、すぐに顔に出てしまう性質なので余計に緊張していた。

その証拠に腹部を押さえている。キリキリと痛みが襲っていたのだ。

「ふぅ」

下手な質問がないことがわかるとそっと腹部を押さえていた手を離し、設置していたチェスの駒を本の指示通りに動かしていく。

そうやって駒の役割を身体で憶えさせているのだ。

「ねえねえ、もうひとつ訊いていいかな?」

美由希が質問を切り出そうとすると、良太郎はチェスの駒を動かす手を止めて本を置き、美由希に視点を合わせた。

「僕が答えられることならね」

「ウラ君とよくナンパしてるの?」

その質問は予想を斜め上にいっていた。

訊かれてすぐに出てきた感想は、

(何を言ってるの?)

であり、声に出さなかった自分を少しだけ褒めてあげたくなった。

「してないしてない!それ、ウラタロスが言ったの!?」

手を両手で振って精一杯に否定のジェスチャーをする。

「うん、私や母さんを口説くのに失敗した時にね。こう言ったんだ。「良太郎と一緒なら絶対に上手くいっていたのに」てね」

ウラタロスの言葉を美由希は『良太郎と一緒に口説けば絶対に成功する』と解釈しているのだろう。

だが、良太郎は先程の美由希の台詞を聞いてこう解釈していた。

『良太郎に憑依して口説けば絶対に成功する』と。

ウラタロスのナンパ成功率はかなり高い方だ。

十人口説けば八人は確実に落とせるほどだ。

ちなみに残りの二人はというと、一人は男嫌いでもう一人は百合系の人だったりする。

だが、この成功はウラタロス一人ではなく、良太郎がいて初めて可能となるものだ。

役割分担でいえばウラタロスの話術と良太郎の容姿に分担される。

「……ウラタロス一人じゃ成功率は低いもんね」

どんなに口が達者でも、外見がアレなら成功率は一気に下がる。

ウラタロス単体で十人口説けば運がよくて一人だろう。

男は外見だけではない、と言われるがある程度は外見も必要なのだと考えさせられる事例だ。

「で、結局はどうなの?」

「結局はって言われても、してないものはしてないとしか言えないよ」

「ふーん、そうなんだぁ」

そう言いながら美由希はじーっと良太郎を見ている。

「なに?どうしたの?」

「いや、君だったら口説かれたかもしれないなあと思って……」

「どうして、そう思うの?」

「だって君、恭ちゃん程じゃないにしても十分カッコいいし……」

聞き慣れない言葉を聞いた。

「カッコいい?僕が?」

美由希は頷く。

「そうだよ。もしかして自覚なかったの?」

美由希の指摘に良太郎は深刻な顔をして考える。

鏡で何度も自分の顔を見たことはある。

別段、人に評価されるような容姿をしているとは思っていない。

「……うん」

良太郎は頬を人差し指で掻きながら頷いた。

その後、良太郎は美由希に飽きられるまで質問漬けに遭った。

 

 

バスに揺られて数十分。

月村家付近のバス停留所で降りた高町兄妹とフェレット一匹と少女一人とイマジン四体は徒歩で月村すずかが住んでいる月村家に向かった。

「なのはのダチはホテルに住んでるのか?」

モモタロスは月村邸を見上げながらそんなことを漏らした。

「センパイ、コレはれっきとした家だって」

「モモの字が言うようにコレはホテルやで」

「じゃあ、大家族なんだね!」

ウラタロスがモモタロスに家だと指摘している間に、キンタロスとリュウタロスは好き勝手な事を言っている。

「リュウタ、それじゃお金持ちや豪邸に住んでいる人はみんな大家族になっちゃうわよ」

ウラタロスの代わりにコハナが苦笑しながらリュウタロスに指摘した。

月村邸は西洋風の造りとなっており、窓の数=部屋の数があると思わせる外観だ。

デンライナーで生活しているモモタロス達にとって月村邸は未知の場所といってもいいほど衝撃的なものだ。

恭也が呼び鈴を鳴らすと扉が開き、そこにはショートヘアのメイドがいた。

「ようこそいらっしゃいました。恭也様、なのはお嬢様、ハナ様、モモタロス様、ウラタロス様、キンタロス様、リュウタロス様」

メイドは招待客の名をスラスラと流暢に口を動かした。

それだけでこのメイドがとんでもなく優秀な部類だということがコハナやモモ達にもわかった。

恭也となのはは当たり前のようにメイド---ノエルに挨拶する。

「ねぇセンパイ」

ウラタロスが隣で呆けているモモタロスの肩をつつく。

「何だよ?カメ」

「いるんだね!あんな完璧なメイドさんって!」

「オメェ、本当にカメか?」

感激して興奮した台詞を放つウラタロスをモモタロスは自分が知っている皮肉屋で詐欺師気質のウラタロスなのか疑ってしまった。

「な、泣けるでぇ!」

「クマ!オメェもか!!」

キンタロスはノエルの立ち振る舞いに感涙していた。

彼の決まり文句である「泣ける」とは、いわば良きにしろ悪しきにしろ最上級を表すものだ。

例を挙げるなら、「俺の強さは泣けるで」という場合は、「俺は最上級に強いで」と解釈が可能になり、「良太郎のセンスは泣けるからなぁ」という場合は「良太郎のセンスは最上級に悪いからなぁ」という解釈となるのだ。

なお、この場合の「泣ける」は「完璧のプロやでぇ」といったところだろう。

「あの、よろしいでしょうか?」

先程まで黙って成り行きを見ていたノエルが口を開いた。

「なーに?メイドのお姉ちゃん」

現在イマジン達の中で唯一まともなリュウタロスが返事する。

「皆さん、先に行ってしまわれましたが……」

「「「「え?」」」」

玄関にはなのはも恭也もコハナの姿もなかった。

 

ノエルの案内でイマジン達四人が連れられた場所は花に彩られたテラスだった。

そこにはなのはと友人であるアリサ・バニングスと月村邸の住人である月村すずかが紅茶を飲んで談話しており、コハナは放し飼いになっている猫と遊んでいた。

「あー、モモタロスだ!」

アリサが指差してきた。

「げっ、金髪チビ!」

モモタロスはアリサの顔を見た瞬間、露骨に嫌な顔をした。

ウラタロスは上を見上げると、上の階に先程のメイドと恭也と後一人、初見の女性がいるのを見つけた。

「ねぇ、すずかちゃん。上の階にいるすずかちゃんとそっくりな人は誰?」

「姉の忍です。恭也さんとは恋人関係なんですよ」

親切にウラタロスに教えるすずか。

「本物のメイドはいるし、可愛いコがいっぱい。ここは凄いね。僕、思わず釣られたかもしれないね」

「ウラ、大丈夫?」

コハナもモモタロス程ではないが、ウラタロスの普段とは違う言動に心配になってきた。

「みなさぁん。苺ミルクティ-とクリームチーズクッキーをお持ちしましたぁ」

とノエルとは違うメイドがやってきた。

外見からしてノエルよりは若いと思われる。

ひとつひとつの仕種からして、落ち着きがない。

名をファリンという。

「キュッキュー」

と猫に追いかけられているユーノがファリンの元に避難して来た。

「え?え?えええええ」

猫とフェレットを避けようとするため、足取りが裏目となり、地に足つかない不安定な状態になっていく。

やがてその場で回る形となり、目が回りだしていた。

両手で持っていたトレーが離れだそうとしている瞬間。

「あかん!リュウタ行くで!」

「わかった!クマちゃん!」

とキンタロスが目を回して倒れようとするファリンを受け止め、リュウタロスが宙に浮いたトレーをキャッチした。

人間ならば落とすか落とさないかの瀬戸際のような状態だがイマジンの身体能力ならば大した芸ではない。

「危ないで」

とファリンを立たせるキンタロス。

「はい、コレ」

リュウタロスは持ったトレーをファリンに渡した。クリームチーズクッキーを一切れつまみ食いすることも忘れない。

「あ、ありがとうございますぅ」

と二人に深々とファリンは頭を下げた。

 

その後場所は中庭へと移り、なのは、アリサ、すずかは紅茶を飲みながらお菓子を食べながら、談話していた。

「食べ物も美味いし、広い庭やなぁ。昼寝には持ってこいやで」

とキンタロスはクリームチーズクッキーを一切れ口に放り込んだ後、庭に寝転がりそのまま寝た。

「今寝たらどうするのかしら?キンタロス」

コハナは隣で紅茶とお菓子を遠慮なく頼んでいるモモタロスに尋ねる。

「気にすることねぇよ。アイツが昼寝たからって夜寝れないなんてことは今まで一度もねぇだろ?」

「それはそうだけど……」

コハナは気になりながらも紅茶に口をつける。

「ま、それにしてもココは猫ばっかだな。犬がいなくてよかったぜ」

モモタロスは周囲を見回しながら、犬がいないことを確認する。

「アンタ、犬ダメだもんね」

コハナはからかうようにして言う。

モモタロスはその風貌からは想像つかないだろうが、犬が大の苦手なのだ。

モモタロスは他の三体が何をしているのかを見回す。

ウラタロスはファリンを口説いていた。ファリンは困った表情しながらも顔を赤くしていた。

キンタロスはまだ寝ている。猫が何匹かその巨体に乗っかって寝ているが起きる気配はない。

リュウタロスは数匹の猫と戯れていた。

(良太郎どうしてっかな)

ここにはいない相棒のことを思い出す。

不運だが、それに負けない強さを持っているので大丈夫だろうと確信に近い思いを抱いていた。

猫の一匹が林の中に入っていくのが見えた。

「ねぇ、モモ」

「ん?何だよ」

寝転がっているモモタロスにコハナが話しかけてきた。

「どうしてイマジンが現れたのかしら?もしかして、私達の世界から流れてきた、とか?」

「さあな。俺達の世界からかも知れねぇし、この世界のイマジンかもしれねぇ。でもよ、相手がイマジンなら俺達のやることは決まってるじゃねぇか。違うか?」

「うん!そうよね」

モモタロスはコハナを見る。

コハナはなのは達を見ていた。身体中から「仲間に入りたい」というオーラが少しだけ噴き出ていた。

「何だよ?オメェ、あの中に入りてぇのかよ?コハナクソお……ぶっ」

それを感じたモモタロスがコハナを煽るが、言い終わる前にコハナが顔面に一撃食らわせた。

 

なのはがそれを感じ取ったのは、談笑をしている最中のことだった。

今度はもう、気のせいとか何かの間違いと思うことはなかった。

ジュエルシードが確実にこの林にある。

「なのは?」

「なのはちゃん、どうしたの?」

アリサとすずかがなのはの異変を感じ取ったのか、不安げな表情を浮かべる。

そんな二人に対してなのははというと、

「大丈夫大丈夫」

と笑顔で応え、ユーノと共に林の中に入り込んだ。

ユーノは早速、魔法効果のある空間と時間信号をずらした結界を作る。

月村邸が灰色の空間に覆われた。

発動中は魔導師と発動者は自由に行動できるものだ。

林の中から巨大な光が現れる。

それはやがて形を作っていく。

光が形となり、その光は消えていった。

そこに現れたのはというと、

「え?」

「あー」

それを見た時、なのはもユーノもそんな間抜けな台詞を吐くしかなかった。

二人の前に現れたのは巨大な猫だった。

 

 

 

 




次回予告

第十二話 「ファーストコンタクトと決断」


あとがき

ジュエルシードの願い事の執行方法ってイマジンと似てるなあ思わせてくれる回でした。
イマジンの知能ってジュエルシード並みなのか、ジェルシードがイマジン並みの解釈しかできないのかと考えてしまったりします。
どっちに解釈を取ればいいんでしょうね。
そんなわけで3日間連続で投稿してきました。
次の掲載予定日は2013/12/14です。

第十二話でお会いしましょう。

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