私が殺した彼女の話   作:猫毛布

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なんとなく、回想的な何かをぶち込んで見ました。
【朗報】策士シャルル・デュノア発見される

2015/04/28
誤字訂正


24.戦闘参加

 シャルルにより弾かれたワイヤーブレードを潜り、一夏はラウラに迫っていた。

 ラウラはソレを確認し、そして敢えて射出していなかったワイヤーブレードを手に持ち防ぐ。

 一夏の猛攻を丁寧に防ぎながらラウラは思考する。

 

―私が、この程度のヤツに負けるだと?

 

 それは開始前のルアナの言葉だ。いくら目の前の男に対して油断しているといっても、その程度では覆しようがない熟練度がラウラには備わっている。

 そして相手の動きを静止させる《慣性停止能力(AIC)》もシュヴァルツェア・レーゲンには備わっている。ソレを保有している事を知っていた筈のルアナはやはり笑いながら言ったのだ。

 

 とんだ笑い話である。

 

「……つまらんな」

 

 ついつい、そう呟いてしまった。それは慢心していたからの言葉ではない。相手の力量をしっかりと見極めて出てきた言葉だった。

 その言葉を耳にした織斑一夏は鍔迫り合いに持ち込み、相手に向かって言ってのける。

 

「そうかい……じゃあ、少し面白くしてやるよ!」

 

 ワイヤーブレードの刀身を絡めて上へと弾く。そのまま自身の持つ《雪片弐型》を腰に差す。

 ISの武装というのは操縦者の意識に依存するものだ。それは武器の召喚でもあり、そして唯一能力もまた例外ではない。

 一夏が《雪片弐型》を引き抜く、居合いと同じ動作で、その剣を引き抜いた。引き抜いた端から極光に包まれる刃。それこそが一夏の保有する、織斑にしか許されない力。相手の守護を消し飛ばす唯一の力。

 

「ッ!」

 

 極光に目が眩んだラウラは素早く回避行動に入った。けれど一夏の剣はソレすらも許さない程の速度を有していた。

 咄嗟に右腕をあげる。極光の剣を防ぐことは出来ない。アレは唯一絶対の力であり、防ぐ事すらも許されないモノなのだ。

 故にラウラはその腕を一夏本人へと向ける。必要な意識を一夏へと向け、その動きを結界に捉える。

 

 一夏の動きが何かに掴まれた様に停止した。

 その停止の合間にラウラは大きく後退をした。そして大きく呼吸をし、そして静かに瞳を一夏へと向けた。

 一夏は一夏で動く様になった体を確認して極光を剣へと収める。

 そして肩を竦めて言ってやるのだ。

 

「な? ちょっとは面白くなっただろ?」

 

 余裕という訳ではない。けれど、一夏はこうしてラウラという強敵を挑発しなくてはいけない。各個撃破という目標はない。そもそもソレを提案した一夏がシャルルにジト目で睨まれているのだ。

 一夏という一撃必殺の刃を手に入れたのだ。シャルルはこの勝負を勝つために最も可能性の高い方法を選ぶ。そしてソレに一夏も乗ったのだ。

 

 全ては勝つ為に。

 

「織斑……一夏ァァアアアアアアアア!!」

 

 それでも一夏は思う。これは無理ゲーではないだろうか。早く来てくださいシャルルさん。

 一つため息を吐きだし、一夏は防御と回避に専念するために頭を切り替える。心の中で攻撃したいだろう【白式】に謝りを一つ入れる。

 憧れを容易く未熟に使用し、そして挙句に自身を挑発した敵に怒りを表したラウラ。もちろん攻撃は苛烈だ。

 苛烈ではあるが、ある程度は雑である。ソレをなるべく当たる事もなく防がなくてはいけない。

 

「行くぞ、白式。シャルルが来るまで耐えてやろうぜ……」

 

 そう呟きながら一夏はソレを意味することを知っていた。この試合が始まる前からわかっていた事だ。

 シャルルが一夏と共闘する為には相手を倒さなくてはいけない。ルアナを倒すという事でもある。ISにより気絶することは知っていても、やはり心配なものは心配なのだ。

 その心配を心の奥底へと蓋して、一夏は飛んできたワイヤーブレードを回避し始めた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

――バーネットさんは、僕が倒すよ。

 

 この戦闘が始まる前にそう言ったシャルルは思わず舌打ちをしてしまう。どうせ戦闘が始まればルアナがコチラへ向かってくるという所は予想できた。

 ショットガンを持っていたならば、ある程度の距離をあけながら攻撃することができる。あの瞬時加速にも対応する自信がシャルルにはあった。

 近づいてくれば自身には《アレ》があるのだ。接近されれば外さない。

 

 けれど蓋を開ければどうしたものか。

 

「クッ……!」

「少しテンポが早い?」

「できればもっとスローテンポでお願いしたいね!」

「無理な相談」

 

 中距離でこちらを正確に狙ってくるルアナ。手に持っているのはアサルトライフルであり、シャルルの接近すらも許してくれない。

 シャルル自身もルアナが接近すれば距離を開けるのだが、それでも距離が一定に保たれ過ぎているのだ。

 奥歯を噛み締めながらシャルルは思考する。どうすれば勝てる。早く一夏の所へ行かないと……。

 可能性を弾き出せば、この距離を詰めるには相手が弾切れになればある程度の隙が生じる筈だ。そしてルアナの使用している【ラファール・リヴァイヴ】は幸いにしてシャルルのよく知った機体だ。

 その特性も、その性能も、その武装も。

 シャルルは心の中でカウントダウンを始める。

 ルアナが言った様にまるでテンポを刻む様に、カチ、カチ、カチとカウントが少なくなる。一定のリズムで。

 そして心の中のカウントがゼロに変わる瞬間にシャルルは攻勢に転じる。

 

「今だ!」

「この弾幕のな、弾切れ……!?」

「残弾数の管理はちゃんとしないとね!」

 

 バーニアを吹かし、速度を上げてルアナへと接近する。持っていた55口径アサルトライフル《ヴェント》を虚空へと返還して、六二口径連装ショットガン《レイン・オブ・サタディ》を召喚する。

 意趣返しという事ではないが、《アレ》の使用予定は決まっていて、他に瞬間火力を出す方法がシャルルにはなかった。

 両手に持った《レイン・オブ・サタディ》をルアナへと向け連射する。

 彼女とすれ違う直前に虚空へと返還し、新しくグレネードを四つほど召喚。そのままルアナの近くへ置きすれ違う。

 

 空中でグルリと反転し、天地が逆転したままシャルルは六二口径アサルトカノン《ガルム》を召喚。

 

「ごめんね、バーネットさん」

 

 そう言い残し、シャルルはルアナではなく、近くに置いたグレネードを射抜いた。

 一つ爆発し、ソレに誘われて射抜かれてないグレネードも誘爆した。爆炎に包まれたルアナ。

 その爆炎の下部から一つの機体が落ちて地面へと接触した。

 バリアは削りきる事は出来なかったが、それでも衝撃を与える事はできた筈だ。そして慣れていない衝撃にルアナが気絶して落ちた、そうシャルルは判断した。

 故に、待ち人の方を向き、出していた《ガルム》を構える。

 そしてじっくりと狙いを定め、引き金を引き絞った。

 

 

 

 

 

◆◇

 

「先ほどの威勢はどうした!」

「すぐに持ち直してやるよ!」

 

 そうは言い返してみたものの、織斑一夏に余裕はない。元々ありもしないのだけれど。

 怒りに身を任せながらも、ラウラという存在は強敵であった。いつの間にか外されていた眼帯。ソレに隠されていた金色の瞳。

 アレが見えてからラウラの攻撃が余計に鋭くなった、と一夏は感じていた。

 勿論、その判断は正しい。擬似ハイパーセンサーである左目、《越界の瞳(ヴォーダン・オージェ)》と呼ばれるその瞳により、ISとの適応性が向上されているのだから、動きもより鋭く変化しているのだ。

 

 瞬間、【白式】が爆音を捉えた。上空でかなりの爆発が起こっている。

 一夏はシャルルの攻撃であることを直感し、そしてニヤリと笑ってしまう。

 プラズマ手刀を剣で防ぎ、一夏は逃げの手をやめる。

 

「ようやく戦う気になったか! 織斑一夏!」

「俺はずっと戦うつもりだったさ!」

「ナメた口を!」

 

 【白式】にアラートが響く。それは現在の相方の合図。

 一夏は手刀を弾き大きくラウラから距離を取る。瞬間、ラウラの頭上へ弾丸が飛来した。不意をついた一撃。

 ラウラはソレを身を捻り回避する。まるで甘いと言わんばかりに。

 けれど、その目は容易く見開かれる結果になる。

 

「うぉぉぉおぉおおおおおおおおお!!」

 

 極光。先の居合いよりも眩い光を一夏は握った。ソレを構え、瞬時加速を行使する。

 最短の直線距離。回避行動によりラウラは行動出来ない。その一瞬だ。回避不能の攻撃。そして一撃必殺の剣。

 

―一夏、たぶん正攻法じゃボーデヴィッヒさんに勝てない

―じゃあどうするんだ? 持久戦は出来ないぞ?

―うん。だから、《零落白夜》を使う

―それはいいけど。避けられると思うぞ

―僕が避けれない様に援護するよ

 

 

「チッ!!」

 

 乱暴に舌を打ち付けラウラは一夏へと集中した。先の居合いと同じだ。《慣性停止能力》を行使する。そうしなくては防ぐ事は出来ない。

 防げば、織斑一夏に勝てる。

 そして容易くも一夏は停止結界に捕まる。瞬時加速も意味はなく、何かに掴まれた感覚が一夏を襲う。

 

 

 けれど、一夏はニヤリと笑って見せる。

 

―それでもアイツにはAICがあるだろ?

―うん。ソレを使ってもらうのが目的だからね

―……ん? つまり?

 

 

―つまり、必殺の囮さ

 

「悪いな。ボーデヴィッヒさん。これは」

「チーム戦なんだ」

 

 ラウラは背後からの声に気づいた。

 そこには盾の先を自身へと向ける橙を基準にした機体。対戦者であるシャルル・デュノア。

 盾の装甲が弾け、中からリボルバーと杭を融合させた武器、六九口径パイルバンカー《灰色の鱗殻(グレースケール)》が姿を現す。

 

「この距離なら外さない……!」

「先ほどの攻撃も、織斑一夏の攻撃も、全てブラフだったというのか!」

「《盾殺し(シールド・ピアース)》!」

 

 ラウラの体が浮かび、ISにより相殺しきれなかった衝撃が表情を苦悶に歪める。そしてその苦悶はさらに続く。

 即座に次弾が装填される《灰色の鱗殻》。リボルバーがガチャリと音を立てる。そして火薬に火が灯され、その杭が打ち出される。

 

 三度、ラウラの体が動き、機体にも紫電が走る。ISの強制解除の兆候も現れた。

 

 

 

―負かすと決めたのだ

 

 ラウラは朦朧とする思考のなか決意を確認した。

 それは彼を認めてはいけないという、それだけの決意であり、そしてそれは自身を唯一認めてくれた織斑千冬という存在がラウラを見る為に必要な事だった。

 そう、ラウラは確信していた。

 崇高している千冬がモンドグロッソの二連覇を収める事の出来なかった事が疎ましい。

 原因である織斑一夏が疎ましい。

 それであるのに、千冬に思われている織斑一夏が羨ましい。

 そしてその織斑一夏の話をする千冬は自分が崇める存在に程遠い人間味を帯びている。

 完璧で、完全である千冬。

 ソレを崩すのはダレだ。

 ソれは敵だ。

 そレは許しテはいけナイ。

 それはミトめテはいけナい。

 故に、完膚無きまで潰す。

 徹底して潰す。

 復元することも出来ないほど、潰す。

 けれどソレには力が足りない。

 今のままでは負けてしまう。

 認めなくてはいけない。

 認めてしまう。

 嫌だ。イヤだ。いやだイやだイヤダいヤだイヤダイヤダ!!

 空っぽだった自分を満たしてくれた存在。

 空っぽだった自分を満たした存在。

 

――力が欲しいか?

 

 それは虚空の呟きだ。

 それは空っぽだったラウラにとって甘美すぎる誘惑。

 空っぽだったラウラという器に、空っぽだった自分を満たす為に。

 それは唯一無二。

 それは唯一絶対。

 それは、それは。

 

《Valkyrie Trace System》……boot...

 

 ラウラ・ボーデヴィッヒという意識が飲み込まれる。

 ソレを許したのはラウラ・ボーデヴィッヒ本人だ。

 ソレを求めたのはラウラ・ボーデヴィッヒ本人だ。

 ソレを望んだのはラウラ・ボーデヴィッヒに他ならない。

 

 

 

 

「アアアアアアアAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAA!!」

 

 咆哮。産声にしては大きすぎる叫び声。

 シュヴァルツェア・レーゲンに電流が走り、近くにいたシャルルが飛ばされる。

 

「大丈夫かッ!?」

「うん……でも、いったい?」

 

 シャルルに駆け寄った一夏。二人して同じ方向を見つめる。

 そこには黒い塊がぐにゃぐにゃと蠢いていた。シュヴァルツェア・レーゲンの装甲を溶かし、ゆっくりとその形、望んだ形へと変化させる。

 

「なんだよ……あれ……」

 

 それは誰が呟いたモノだったのか。

 シュヴァルツェア・レーゲンだったものが全身装甲へと変化する。右手がゆったりと前に出される。現れたのは、一振りの刀だった。

 一夏のとってよく知る刀。一夏にとって知らなくてはいけなかった刀。

 

「雪……片?」

 

 いくら刀身が黒かろうと一夏にはわかってしまった。それが姉の武器であると。

 それが唯一無二の自身の憧れであると。

 それが自身にとって意味のある刀だと。

 

「ッ!?」

 

 気づいたのは黒いISが一夏自身に接近してからだった。

 咄嗟の判断で一夏はシャルルを押し飛ばし、片手で《雪片弐型》を構えた。

 その構えをあざ笑う様に居合いの構えから振られた《黒い雪片》が《雪片弐型》を軽々と弾く。

 そのまま上段へと構えられた《黒い雪片》。縦一閃。

 一夏は辛くも回避することができた。自身の記憶で何度も繰り返されていた姉が好んだ剣筋。

 残心もまるで姉、織斑千冬を複製したように。

 一夏は……織斑一夏は気づいた。気づいてしまった。ソレが織斑千冬の複製である事を。

 

「馬鹿野郎……」

 

 だからこそ、一夏は呟いた。

 軽々しく姉を蹂躙した事よりも、一夏は織斑千冬という理想に囚われてしまったラウラに向かってそう呟いた。

 それで彼女は満足したのだろうか。

 憧れの力をそんな方法で得て、自身を認めないと言った彼女は満足するのだろうか。

 

「…………ふぅ」

 

 一夏は一度呼吸を意識する。

 空気を吸い込み、肺にゆっくりと溜め込んで、ゆっくりと吐き出した。

 大丈夫、大丈夫、俺は冷静だ。そう自分に言い聞かせて改めて相手を見据えた。

 それはラウラ・ボーデヴィッヒという肉体を得た、織斑千冬の動きをする人形だ。

 自身のエネルギー残量は?

 大丈夫。

 アリーナにいた友人達の避難は?

 それも大丈夫。

 他の観客は?

 大丈夫。

 

「一夏!」

「シャルル。悪い。コイツは俺が止めないとダメなんだ」

「……援護はさせてもらうよ」

「ああ、頼りにしてるよ」

 

 隣には信頼すべきチームメイトも控えている。

 そして何より。今は力を有しているのだ。

 

「行こうぜ、白式」

 

 バーニアに光が灯る。その光が一度消え、そして爆発的に光を発する。

 鋒が地面に擦れながら一夏が加速する。極光へと変化した剣。

 千冬ならばソレを一太刀で叩き切っただろう。

 けれど、いくら織斑千冬の行動を複製しているからといっても動いているのは傷ついたラウラ・ボーデヴィッヒなのだ。

 

「うぉぉぉおぉおおおおおおおおお!!」

 

 必然、動きは鈍くなる。

 その剣に織斑千冬の鋭さなどありはしない。

 故に、結果は真逆。

 一夏の一太刀により、振り下ろされた《黒い雪片》は両断され、返す太刀で黒いISの装甲は割る。

 割れた装甲からラウラ・ボーデヴィッヒを確認した一夏。

 

「……」

 

 その瞳で何を語るのか。

 それはきっと二人にしかわからない事だ。二人がわかれば、それだけでいいことなのだ。

 

 装甲ごと一夏は気絶したラウラを抱えて怪我の有無を探す。どうやら無いようだ。

 ここで一夏はようやく安堵の息を漏らした。

 

「すごいね、一夏」

「おお。シャルルの射撃である程度の制限されてたからな」

 

 互いにニコリと笑顔を作り、そして戦闘開始と同じ様に一夏は拳をあげる。

 そして次は苦笑ではなく、笑顔を浮かべてシャルルはその拳に自身の拳を打ち付けた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「くひっ」




>>AIC
 説明は面倒で、考察をする程考えてません。アレって結界のように範囲的なモノなのか、線なのか……。また今度考えます(考えた結果を晒すとはいってない

>>策士シャルル
 知ってる知識で相手機体の弾切れを予測して攻撃。
 「ごめんね」とか言いながらグレネードを明らかに必要以上置いて誘爆。
 上空から気をそらす為の一撃。
 常套手段で勝てないなら、唯一の必殺で目隠し。
 背後に回ってパイルバンカー乱打。
 シャルロットさんは裏表のない素敵な人です!

>>謎空間、全裸ナイチチ
 ねーよ、そんなもん

>>居合いからの《零落白夜》
 魅せ用です。一応、ソレを見せてるからこそラウラが【一夏を止めなくては】という思考をリード。止める為にはAICを行使する事を意識させてるつもりです。戦闘は苦手だって言ってんだろ!言わせんな恥ずかしい

>>「馬鹿野郎」
 姉の冒涜よりも、ラウラが自分を消した事の方が一夏くん的には辛い事なのです。力の在り方も悲しいですし。それが姉の力だった、という事も悲しい事であり、ラウラという存在が消えた事が悲しいのです。

>>「くひっ」
 次回。原作を台無しにするつもりです。やったね猫毛! バッシングが増えるよ!

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