ストライク・ザ・ブラッド 〜同族殺しの不死の王〜   作:國靜 繋

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観測者たちの宴3

波朧院フェスタのせいで、いつも以上に人がごった返していることも相嵌り、脱獄囚たちを見失ってしまった。

しかし奴らの目的が、那月である以上映像の場所へ向かえば必然的に奴らも来ることになる。

そこを取り押さえてしまえばいいのだが、この人ごみの中から那月を見つけるのは一苦労なのだが、映像に映し出されている通り、派手な容姿の女子高生とドレスアップした幼女の組み合わせは、この人ごみの中でも一段と目立つものだ。

そこへ、ビルとビルの間を跳びながら、ダアトたちは向かっていた。

だが、映像ではピンポイントに映し出されていたということも相嵌り、分かったが、改めて下にいる人ごみを見ると目眩がしそうになるほどだ。

この中から特定の人物を探し出すのは、なかなか骨の折れる作業だ。

辺りを見下ろしても、人、人、人――

凄く嫌になる光景だが、抱きかかえている那月は、上空からパレードが観れてとても楽しそうだ。

 

「楽しいか?」

 

「うん」

 

純粋な笑顔を那月は、ダアトに向けて元気よく返ことをした。

あまりにも純粋な笑顔だったため、後ろ暗いことを考えていたダアトは、シュトラとの戦いでは受けなかったダメージを精神的なダメージで受けてしまった。

 

「しかし、どこにいるんだ?」

 

「ダアトだれをさがしてるの?」

 

「那月ちゃんをね?」

 

「わたしは、ここにいるよ?」

 

ダアトがあまりに不思議なことを言うから、那月は首を傾げた。

 

「あぁ……何ていうべきかなぁ」

 

まさか、今那月が二人に為っているなんてどう説明したらいいか、中々いい言葉がダアトは思い浮かばなかった。

何と説明するべきかと、考えていた時だった。

裏通りの方にある、地下街に降りて行く階段を降りて行こうとする、大柄で、布切れの様な粗末な衣服を巻きつけた、老人の脱獄囚の姿が見えた。

 

「そこか!」

 

ビルに着地すると同時に、地下街へ行く階段のもとへと再度、跳んだ。

自由落下に伴う浮遊感に那月は怖がり、可愛らしい悲鳴を上げながらダアトに確りと抱きついて来た。

やはり小さい頃の那月の方が、素直で可愛かったなと、今の那月が聞いたら間違いなくキレることをダアトは思っていたりする。

 

「も、もうだいじょうぶだから、おろして」

 

舌足らずながらも、ダアトに下ろすように那月は言って来た。

ビルとビルとの合い間を縫うように跳び、さらにビルから飛び降りたのだ。

流石に怖かったようで、一目見ただけでもいっぱいいっぱいだということが、分かるほどだった。

それもその筈、絃神島は”魔族特区”であり、人工島という立地条件も重なり、土地が限られている。

それを有効活用するならば、必然的に一つ一つの建物を高くする必要がある。

場所は比較的低い所で話あったが、下から見た高さと上から見た高さでは、同じ高さでも感じ方が違う。

それを飛び降りたのだから猶更と言うものだろう。

 

「すまなかったね。一言言っておけば……」

 

ダアトは、幼くなった那月に人一倍甘く接している。

もしかしたら、これが原因で、天上天下唯我独尊な性格になったのでは?と、大人(?)の那月を知っている人は思うだろう。

主に古城とか――

 

「つぎからは、きをつけてよね」

 

頬を膨らませ、私怒っています!といかにも言いたげな那月だが、見た目が見た目なため、むしろ可愛く見えてしまう。

 

「ごめん、ごめん」

 

那月の頭を撫でながら、あまり誠意の籠っていない謝り方をしたが、幼い那月には言葉よりも頭を撫でてもらっていることの方が重要だったようで、満足げに頭を撫でられていた。

 

「じゃあ、行こうか」

 

「うん!」

 

那月は、元気よく返ことするとダアトの手を握って来た。

那月と手をつなぐなど、何年振りだろうかと感慨深く思っていた。

見た目は然程変わらないが、性格があれになって以降の那月は、手を握ることさえ、させてくれなくなっていた。

一時期は、反抗期かと思っていたが、まさかああなるとはダアト自身思ってもいなかった。

本当、今の那月のまま大人になって欲しかったなとダアトは思っていた。

 

「この下か……」

 

階段を下りたダアトは、脱獄囚に破壊されている所を見つけた。

熱によって溶かされたかのように、破壊されていた場所の淵は真っ赤になり、破片も未だ熱を帯びており赤くあっていた。

これだけ見ても、相手は炎や熱を扱うことが窺える。

奥に進むと、関係者以外立入禁止と書かれた扉が開け放たれたままだった。

那月と手をつないだまま、進むにつれ奥から熱風を感じた。

近くで戦闘でも起きているのかと思ったが、それらしい音は一切聞こえてこない。

直径二メートル余りの狭くて長いトンネルだ。

戦闘となると、大なり小なり音が発生するものだ。

 

「ねえねえ、ダアト、どこにいくの?」

 

上はお祭りなのに、この様な人気もなくつまらない所に連れてこられ、那月は暇を持て余していた。

普通の幼女ならば不安に為ったりするだろうが、一切不安の色を見せない辺り、那月はダアトを信頼しているのだろう。

 

「ちょっとね……如何やらあっちにいるみたいだからね」

 

「だれをさがしてるの?」

 

「知り合いだよ」

 

そんな会話をしていた時、進路方向から何かが迫り来る音が聞こえてきた。

音を響かせながら、物凄いスピードで此方へとやって来るものの正体が分かるのにさほど時間は掛からなかった。

水が迫って来ているのだ。

それもトンネル全体に一部の隙もなく、水飛沫を立てながら。

あんなものに巻き込まれたら、ダアトは兎も角、那月が無ことで済むはずがない。

例え巻き込まれることに対して無事だったとして、溺れてしまうことが目に見えている。

那月のことを第一に考えているダアトの行動は迅速だった。

 

嫉妬の陰府怪火(リヴァイアサン)

 

迫り来る水に対して、絶対零度の冷気を纏った氷の龍が突っ込んでいった。

瞬間、氷の龍がぶつかった面から凍りつき、勢いのあった水はみるみると勢いを失くしていき、遂には完全に凍りつき完全に停止し目の前には氷の壁が出来上がった。

つまり進めなくなったのだ。

 

「あぁ……どうしよ」

 

そもそもダアト一人だったのなら、壁抜けなどをして文字通り最短距離で行けるのだが、今は那月がいる。

いつもの那月ならば置いて行っても問題ないのだが、今の那月は魔術が使えない上に相手の狙いが那月である以上ダアトが、離れる訳にはいかない。

そうなると必然的に那月を連れて行かなければならなくなる。

 

「しかたないか強欲の冥府双灯火(マモン)

 

二体の藍青色と黄色の炎を纏った骸骨の鳥が羽ばたき現れた瞬間、燃え上がり二体は藍青色と黄色の球体となりダアトの目の前で停まった。

二つの球体に手を差し込み、剣を引き抜く様に引くと、藍青色の炎と黄色との炎で作られた三日月のように橇の入った湾刀が二振握られていた。

 

「この姿の此奴らを使うのも久しぶりだな」

 

今まさに『強欲の冥府双灯火』は、『強欲の冥府双刀火』として真価を発揮した。

那月に拘束術式を施されてからは、『強欲の冥府双灯火』も召喚する事までは出来ても、この姿を取らせるまでの力は発揮できていなかった。

その力が、十全に発揮できるのだ。

ダアトは、『強欲の冥府双刀火』を全力で二振の刀を斜め十字になる形で、何もない空間を切り裂いた。

それ自体は、ただ空を斬るだけで終わったのだが、藍青色の高温炎と黄色の低温炎の温度差による気圧変化により鋼鉄さえも融かし尽くす灼熱の竜巻が、氷の壁を溶かし進めて行った。

一瞬にして融かされた氷は、密閉空間に等しい洞窟内で水蒸気となり出口を求める様にダアト達の方へと襲い掛かって来た。

此方の方が、先ほどの鉄砲水の何倍も危ない。

『嫉妬の陰府怪火』が間に合わないと悟ったダアトは、とっさにそれから那月を守る様に抱きかかえ、背中からどす黒い腕を出せるだけ出し、急いで那月を何重にも抱き、水蒸気が那月を襲わない様にした。

 

「ぐっ!!」

 

背中や顔、腕などの皮膚が一瞬にして焼け爛れてしまった。

津波のように襲い掛かって来た水蒸気も収まり、那月を解放した。

 

「ダアトだいじょうぶ!!」

 

「大丈夫だよ直ぐに治るから」

 

那月が心配してくれたことにダアトは嬉しくおもながら、無意識下で焼け爛れた部分は直ぐに治りだした。

 

「先を急ぐよ」

 

「うん!!」

 

那月の手を引きながら、先を急ぎ少し進んだ先に、天井部から光が差し込んでいた。

上を見上げると、虹色に輝くものが見えた。

上に登ろうにも、ダアトの一撃で点検用のハシゴが蒸発している。

そこにハシゴがあった痕跡だけが残っており、完全に使い物にならなくなっていた。

ダアトは那月を抱きかかえると、足に力を入れ垂直に飛び上がり、一番最初に目に入ったのは、老人の脱獄囚が銀色の鎖に全身を絡め取られ、虚空へと沈んでいくさまだった。

 

 

 

 

脱獄囚に対して間に合わなかったが、もう一人の那月が無事な事を確認できて、ダアトはホッとしていたが、あまり着たくない場所が出口だったようだ。

ダアトが出て来たのは、キーストーンゲートのEエントランス――特区警備隊(アイランド・ガード)主力部隊が常に待機している非常事態用の出撃ルートだ。

ダアトと特区警備隊(アイランド・ガード)の中の悪さは一部では有名だ。

どちらかというと、特区警備隊(アイランド・ガード)の方が一方的に嫌っていると言うべきだろう。

魔族が攻魔師であり特区警備隊(アイランド・ガード)の指導教官を務めている人物と一つ屋根の下で暮らしている事が、心情的に許せないらしい。

むろん特区警備隊(アイランド・ガード)の全員が全員ダアトのことを嫌って言うる訳では無いのだが、大多数がそうらしい。

結局何が言いたいかというと、ダアトに対して嫌悪感丸出しの視線が集まって来ているのだ。

今さらなことなので、ダアトは一切気にしてはいないが、子供は良くも悪くも敏感だ。

幼い那月は、その視線に気づき何も反論しないダアトに不服そうな目線を向けたが、浅葱の後ろに隠れる様に居る少女に気が付いたようだ。

 

「ねえねえ、ダアト。わたしににてるこがいる」

 

流石にあの子も那月だよと言った所で、理解できないだろうし下手にこんがらがるようなことを言ってしまっても仕方ない。

抱きかかえていた那月をおろしどうしたものかと思っていたダアトに、待機所を訪れていたアスタルテが話しかけてきた。

 

「マスターがお連れした彼女ですが、ミス藍羽の連れている彼女と教官の生体的特徴が極めて高確率で一致します。マスターに説明を求めても構いませんか?」

 

「ああ、構わないよ。えっと、藍羽だっけ?君もその子を連れているんだ、説明しておこう」

 

もう一人の幼い那月の頭を撫でていた、浅葱をダアトは呼んだ。

 

「あたしも気になっていたから説明してもらえるなら助かるけど――」

 

浅葱がこちらへともう一人の幼い那月を連れて来ていた後ろで、とん、と小さな靴音が聴こえてきた。

浅葱の連れていた那月は、びくり、と怯えたように振り返り、ダアトの連れて来ている那月はダアトの後ろへと隠れた。

 

「南宮那月が二人ともいるとは、探す手間が省けてワタシも運がいいわね」

 

脱獄したばかりのあの場では、ダアトに異常なまでに警戒していた若い女は、今では余裕そうな表情をしていた。

 

「どういうこと?」

 

嘲るように笑っている彼女に浅葱は問いかけた。

特区警備隊(アイランド・ガード)は、ビルの屋上から舞い降りるようにやって来た女が、左腕に先ほどの老人と同じ鉛色の手枷を嵌められているのに気付いた時には既に、女に照準を合わせていた。

 

「似てるも何も、その娘たちは南宮那月本人よ。ただ呪いで小さな時の二人になっているだけ」

 

あまりに荒唐無稽なことをいう女は、艶やかな笑みを崩さない。

状況を冷静に把握できているならば、如何に自分が不利な状況に置かれているか理解できるはずなのに、未だ笑みを崩さない女に、警備隊員たちは戸惑わされ、攻撃のタイミングをつかめずにいた。

 

「あなた、誰?」

 

そんな中でも、浅葱は警戒しつつも女に訊いた。

それを女は余裕そうな雰囲気を崩さすに楽しげに唇の端を吊り上げた。

 

「ジリオラ・ギラルティ――という名に心当たりは?」

 

「ない!!」

 

「……クァルタス劇団の……歌姫」

 

ダアトは全く興味がなかったから知らなかった様だが、その名前に心当たりの有った浅葱は、背筋に悪寒を覚えた。

ジリオラ・ギラルティは吸血鬼、それも第三真祖”混沌の皇女(ケイオスプライド)”の血脈に連なる”旧き世代”の吸血鬼だ。

そして吸血鬼でありながら、欧州各国の王侯貴族と数々の浮名を流した高級娼婦でもあり、あの戦争を生き残った吸血鬼だ。

ダアトの引き起こした、”あの戦争”を生き残った魔族にとって、あの戦争を生き残った、それだけで一種のステータスとして扱われる、それ程までの戦争を生き残った吸血鬼だ。

実際の所はそれほど危険ではない彼女は場所におり、交戦する前にダアトが封印されてしまったから、彼女自身は一度もダアトと相対したことはない。

彼女が知っているのは、最も激戦とされた三人の真祖とダアトの直接戦闘があった場で、援護も間々為らずにその場にいることしかできなかったと嘆いていた、他の同族から訊いた程度だ。

 

「まあ、たった独りで世界と戦争をしていたアナタにとって、ワタシは取るに足りない存在でしょうね」

 

「どういうこと……それに戦争って?」

 

浅葱にとって、”クァルタス劇場の惨劇”の方が、世界的な大事件だと認識している。

しかしその事件の首謀者が、サナに似た女の子、いやジリオラが言った通りならば幼くなっている那月を連れている男が、それ以上の事件をそれも戦争を過去に引き起こしたことになる。

だが、浅葱は”クァルタス劇場の惨劇”以上に事件を知らない。

ジリオラが”旧き世代”の吸血鬼である以上自分が生まれる前のことであろうことは推測がつくが、ジリオラは戦争といった。

それもたった独りで世界と戦争をしたと言っている。

そのようなことがあったなど、一度たりとも聞いたことが無い。

”魔族特区”の学校に通っている自分が、魔族がそれもたった独りで引き起こした戦争を習わないということがおかしい。

 

「あぁ……教えられていないのね。まぁそうでしょうね。あんな戦争教えられるわけないわよね」

 

「だろうね。まあ、どちらかというとこの事をばらされて困るのは、俺ではなく世界の方だろうね」

 

たった独りの魔族に世界が屈服しかけたのだ、こんなことを教えられるはずがない。

それも世界を救ったのが三人の真祖だ。

人間側にも面子と言うものがある以上、公に出来ないのは仕方ないことだろう。

 

「そんなことよりも、その子たちを渡してもらえないかしら?素直に渡してくれたなら、あなたたちは見逃してあげる」

 

ジリオラが優しげな口調で告げるが、立ちすくむサナの小さな体をしっかりと抱きしめ、浅葱は彼女を真直ぐに睨み返した。

 

「そんなの……はいそうです、って渡せるわけないでしょ……!」

 

「同意。後退してください、ミス藍羽」

 

再び眷獣を召喚したアスタルテが、浅葱を庇うようにジリオラの前に立ちはだかる。

虹色の眷獣の巨体を眺めて、ジリオラが物憂げに息を吐いた。

 

「眷獣と共生している人工生命体(ホムンクルス)の吸血鬼。それもダアトの眷属となると中々厄介ね……だけどこういうのはどうかしら?」

 

ジリオラの手の中に深紅の薔薇の蔓のような棘に覆われた、長大な鞭が出現する。

しかし彼女はその鞭を、アスタルテの眷獣ではなく、なぜか自らの足元へと叩きつけた。

その直後、轟雷のような轟音と共に、アスタルテの眷獣がぐらりとよろめき、ダアトは全身を撃ち貫かれた。

 

「――アスタルテさん!?」

 

「ダアト!?」

 

大口径のアンチマテリアルライフル。

携行用のロケット弾。

銃機関砲。

そして弩砲。

その全てが対魔族用の特殊加工を施された呪力弾の攻撃である。

その攻撃を受けたダアトは、腕は吹き飛び、足は貫かれ、左脇から腰のあたりまでくり貫かれたかのように吹き飛び、背骨やボロボロの肋骨が見えている。

この様な攻撃を受けたら、いくら”旧き世代”だったとしても無事では済まない。

それこそ、真祖の呪いといっても差し支えないレベルの治癒力が無ければまず助からない。

しかしダアトは、普通ではない。

ボロボロになって、根元より折れていた肋骨は新たに生え、飛び散った血はダアトの元へと戻りだした。

 

「玩具で俺を殺し尽くせるとでも?」

 

闇色の炎をマントのように纏ったダアトが、警備隊員に向って闇色の炎を放った。

おおよそ、ジリオラの眷獣によって洗脳でもされたのだろう。

情けないといいたいが、眷獣の力なら仕方ないと割り切るべきだろう。

闇色の炎に燃やされた警備隊員たちは、バタバタとその場に倒れだした。

しかしダアトが、警備隊に意識を向けているその僅かな間に生じた隙で、ジリオラは浅葱の方の那月に新たに召喚した、眷獣で止めを刺そうとした瞬間――

歓喜に満ちた笑い声が響き渡りながら、ジリオラの眷獣と思われる真紅の蜂の群れが、膨大な魔力の奔流によってズタズタに引き裂かれて消滅した。

 

「惨劇の歌姫と、勇敢なる乙女、さらに不死の王――はははは、全く豪華な宴だ。観客がいないのが勿体無いくらいのキャストじゃないか。ぜひ、ボクも仲間に入れてほしいものだ」

 

光り輝く蛇の眷獣を引き連れた、美しい青年が殺戮と期待と興奮に満ちた、あまりにも獰猛な笑みを浮かべていた。

 

「……ディミトリエ・ヴァトラー……」

 

美しい吸血鬼の女が、戦闘狂の青年貴族の名を口にする。

恐るべき”旧き世代”の吸血鬼が二体、さらに世界最悪と名をはせる吸血鬼が一体。

もし那月が幼く為らず記憶を失っていなかったらこう言っていただろう。

絃神島を消滅させる気か!!と




一度これを消して、リメイクしようかなと思っていたりして……
どうしようか、意見がある人は教えてください。
あらすじ的には変わらないつもりです。

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