咲-Saki- 至高を目指す魔神   作:神田瑞樹

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第九話

南三局 親:宮永咲

宮永咲 36300

青山茂喜 296900

原村和 45300

竹井久 21500

 

 長かった半荘もいよいよ大詰めの、南場第三局。

 山から四つずつ手牌をツモりながら、宮永咲は安堵していた。

 

……もうすぐ、もうすぐおわる。

 

 現在の順位はラス親である青山が圧倒的大差をつけてのトップ。

 この半荘は大会用のルールに沿って行われているため、ラス親による和了り止めが認められている。勿論和了り止めをせずにそのまま続行することも出来るが、賭けてもいなければ後に引き継ぐわけでもない対局で連荘する意味は皆無。

 つまりこの南三局で親である咲が和了らない限り、いかなる結果になろうとも(それこそ青山が二連続で役満を振り込もうとも)後二局でこの半荘は終了する。

 

……長かったなぁ。

 

 現実の時間ではおよそ一時間足らずの出来事だというのに、その何倍にも長く感じられた。特に青山が暴れ回った東四局など、時間が止まっていたのではないかとさえ錯覚したほどだった。この時、咲には連荘して青山を捲ってやろうなどという気概は一切なかった。

 ただただ速くこの対局が終わることを、嵐が過ぎ去ることだけを祈っていた。

 

……終わったらすぐに家に帰って―――もう麻雀には関わらないようにしよう。

 

 もともと咲は麻雀に対して良い思い出など殆どなかった。

 勝てば怒られ、負ければお年玉を巻き上げられる嫌な儀式。

 それでも咲が部に入って再び麻雀を打とうと思ったのは、全国に行けば姉に会えると――――麻雀を通してちゃんと話が出来ると思ったから。

 けれどこんな天災に遭って惨めな思いをするぐらいならもう諦めてしまおうと咲は思った。

 

……部も辞めて、また静かな生活に戻ろう。

 

 きっとそれが一番の幸せなのだ。わざわざ傷つく必要などない。

 部長や誘ってくれた京太郎達には申し訳なく思うが、所詮は元の鞘に戻るだけ。

 

……ごめんね原村さん。

 

 下げていた顔を少しだけ上げる。

 そこには一緒に全国に行こうと約束を交わした少女が座っていた。

 座って、前を向いていた。

 

……やっぱり原村さんと部長はすごいなぁ。 

 

 何度打ちのめされても笑顔を崩さず、後輩に道を示した竹井久。

 一度は咲と同じ絶望を味わいながらも、己の麻雀を見つけ前を向いた原村和。

 諦めてしまった自分とは違う、どこまでも前を向く二人が今の咲には眩しかった。

 

……私には無理だよ。二人みたいに強くはなれないよ。

 

 なまじ才能があることが災いした。同じ“持っている”側であるがゆえに、咲には自分と青山の差がハッキリとわかってしまう。

 

……あれはもう人間じゃない。

 

 人の姿をした何か。

 それこそおとぎ話に出てくる怪物や、神話の神の類。

 そういったものと同列なのだと、本気で咲はそう思っていた。

 

……この局が始まってからまた空気が重くなった。

 

 昨夜雀荘で打った時の終盤や、先の東4局の時と同じ重圧。場に漂う大事な何かが根こそぎ奪われてしまった様な、遥か天空より見下ろされているような感覚。

 まるで人が何をしようとも無駄なのだと言外に告げられているような虚無感。

 おまけに。

 

……青山君はまだ全力じゃない。

 

 一応本気ではあるのだろう。まだまだ余裕こそ感じられるが、勝負に対する熱は紛れもなく本物。しかし本気ではあっても、決して全力ではなかった。

 これまで青山が見せてきた力はあくまでも上澄みであり、その奥底にはもっと危険な“ナニか”が潜んでいるのだと局を重ねる中で咲はおぼろげながらに感じ取っていた。

 事実、彼女には見えていた。時折、青山の背後に現れては消える影を。

 青山と同じ、人の姿をした怪物。眼光鋭き白髪の老人の姿が薄らとではあるが咲には見えていた。そんな人外相手に勝負を挑もうなど、勝とうとするなど正気の沙汰ではない。

 どれだけ科学技術が発達しようと大自然が一瞬にして全てを無に帰すように、大いなる存在の前では人間など取るに足らない矮小な存在でしかないのだ。

 

……私はなにもしなくていい。

 

 親である咲以外の誰かが和了れば、それだけで場はオーラスへと移る。

 後七巡か八巡、それだけあればまた青山は手牌を倒す。

 それは最早確定事項。

 だからそれまで咲はただただ縮こまっていればいい。

 そのはずなのに―――

 

「ポ、ポンです」

 

 気が付けば声を発していた。

 えっと思う間もなく、その手は勝手に動いていた。

 手牌から泣く牌を晒し、余分な牌を河へと捨てる。

 そしてのどかの河からとってきた牌と晒した牌を合わせて卓の右側へ。

 

……な、なにしているんだろう私。

 

 自分の行動に困惑する。周りから不自然に思われない程度には手作りする必要があるとは言え、わざわざ鳴く必要などない。その後も本人の意志とは反対に手が動いていく。

 ツモ牌にも恵まれたことで気が付けば南3局が始まってから七巡目、咲は聴牌へと辿りついていた。

 

……なんでこうなるんだろ?

 

 わけがわからなかったが、だからと言って手牌が変わることはない。

 この時もまた本人の意識とは関係なく、手が一番右端の牌を掴んでいた。

 

 {333④④④⑤⑤⑤⑥} {横⑦}{⑦⑦}

 

 安目なら1500、高目なら12000。

 断幺九確定の{④⑤⑥⑦}待ち四面張。

 とは言え、ここまで手が出来上がっても尚咲は和了る気などなかった。

 和了る気はなかったが、また先の様に手が勝手に手牌を倒してしまう可能性は拭いきれなかった。

 

……早く。早く誰か和了って。

 

 そんな少女の祈りに応えたのは、皮肉にも畏れていた怪物だった。

 

「リーチ」

 

 短い発声と共に千点棒が卓中央に置かれる。

 本日何度目になるかわからない青山によるリーチ。

 怪物の宣言に少女は安堵した。これで終わりだと。

 あと一巡後には決着がつくのだと、咲はその曲げられた牌に目を向けた。

 

「あっ」

 

 思わず声が漏れた。

 青山が捨てたのは{三索}。

 直接の和了牌ではないがそれは―――

 

……槓…できる牌。

 

 

 

            Ⅱ

……さぁ。どうする?

 

 リーチ宣言の後、青山は内心で呟いた。

 鋭い目が向かう先は上家に座る少女。

 目を見開き、声にならない声を上げている宮永咲。

 

……大分牌が見えなくなっているみたいだが、それでもまだわかる筈だ。

 

 自分に与えられた選択肢が。

 

……ここで見逃すようなら問題外。

 

 投げかけたのは試金石。

 わざわざ自分の手を遅らせてまで、青山は咲が聴牌するこの時を待っていた。

 昨夜わざわざわ見せつける様に嶺上開花で和了したのも、遠回りをしてまで槍槓を決めその心を完膚なきまでに叩き折ったのも、圧倒的な得点差をつけて絶望の淵に叩き落としたのも全てはこの一瞬のための布石。

 

……また会うことになるのは最初からわかっていた。

 

 昨日、雀荘で出会った時から青山茂喜は宮永咲ともう一度打つことになるだろうと確信していた(まさか翌日だとは青山も予想していなかったが)。

 それは近いからこそ感じる勘のようなもの。

 青山と咲が同類―――だとは言わない。

 というより、青山茂喜と真の意味で同類、同族だった人間はもうとっくにこの世から消えている。けれど少なくとも同じ側の―――それも比較的近い位置にいることは確かだった。そうでなければこの支配された場でこんなに早く手を作れるわけがない。

 ゆえに青山は試す。

 宮永咲が本当の意味で自分と同じ土俵に立てる存在であるか否かを。

 

……感覚を研ぎ澄ませばわかる。本流へと続く道が。

 

 少なくとも青山には見えていた。

 咲の手が持つ可能性、王の道が。

 

……山に眠る嶺上牌は{④}、{⑦}、{⑥}。

 

 つまり安目ならば1500、高目でも満貫であった手は断幺九、嶺上開花、対々和、三槓子がついて跳満にまで化ける可能性を秘めている。

 それに辿りつけないようなら、宮永咲は魔神の敵になりえない。

 けれどもしも辿りつけたその時は―――

 

……お前は、俺の敵だ。

  

            ◇

 

……ど、どうしよう。

 

 青山の河に置かれた{三索}を前に、咲は動けずにいた。

 

……槓すれば和了れる……のかな?

 

 自信はない。普段ならばハッキリと見えている筈の山は、もう殆ど見えなくなってしまっている。唯一ぼんやりながらもわかるのは、王牌に眠る嶺上牌とそこから伸びる細い糸だけ。いやそもそも和了れるかどうか以前に、

 

……何で私、槓しようと―――和了ろうとしてるんだろ?

 

 半荘を早く終わらせたいならここは何もしなくていい。

 何もせずにただただ黙っていればいいはずなのに。

 

……何でだろう? 胸が熱いよ。

 

 ぎゅっと胸元の赤いスカーフを握りしめる。

 さっきから嫌というほどに心臓が熱を帯び、その鼓動を大きくしている。

 まるで、ここで動かなければ永遠に後悔するのだと咲に訴えるかのように。

 

……槓…した方がいいのかな?

 

 和了れる保証などどこにもないというのに。

 いや仮に和了れたとしても、その先に待っているのはより大きな絶望だけだというのに。

 余り悠長に考えている時間はなかった。

 もう間もなく、番が回ってきたのどかが山の牌に触れる。

 そうなれば必然的にタイムアップ。

 答えを出せず、咲はぎゅっと目をつぶった。

 

……お姉ちゃん!?

 

 

―――咲。

―――お前も山の峰に咲くような花のように強く―――

 

 

 何かが、吹っ切れた気がした。

 目を開け、咲は手牌から暗刻を晒した。

 

「カン!」

 

 {三索}大明槓。青山の捨てた{三索}と自分のそれを合わせた計四枚の牌を右へと滑らし、咲は王牌へと手を伸ばす。引いた嶺上牌は{四筒}。

 和了牌であり、

 

「もいっこカン!」

 

 槓できる牌でもある。

 少なくなった手牌から更に牌を晒し、二枚目の嶺上牌を引く。

 {七筒}。これもまた和了牌であり、そして槓牌でもあった。

 

「もいっこカン!」

 

 元より右側に積んでいた三枚の{七筒}にもう一枚加える。

 昨夜の槍槓の恐怖が全くないわけではなかった。

 ただ今はどこまでも高く―――山の頂まで登っていきたかった。

 二連続で嶺上開花を見逃しての加槓。その余りにも常識から外れた打ち回しは見ている者をどこまでも惹きつけた。咲が三枚目となる嶺上牌に手を伸ばす。

 戻ってきた感覚では次に引くのは{六筒}。

 つまり、手を決定づける和了牌。

 これまでその感覚が外れたことはなかった。

 けれど―――

 

……まだ…足りない。

 

 感覚を拒絶する。

 まだ登り切ってはいないのだと、まだ先があるのだと。

 森林限界を超えた先、山の峰、その頂。

 植物が生える筈のない場所で力強く咲き誇る花のように―――

 

……私も咲き誇るんだっ!

 

 引いた嶺上牌の腹に指を滑らす。

 王牌から引いてきた嶺上牌は―――{六筒}ではなかった。

 {五筒}。4枚目の{五筒}。

 満面の笑みを浮かべて咲は声を発した。

 

「もいっこカン!!」

 

 最後のカン。

 四つ目の槓。

 咲は最後の嶺上牌を引くと、当たり前の様にそれをマットの上へと置いた。

 そして倒される手牌。

 誰もが、息を呑んだ。

 それは大三元や四暗刻などと部類を同じくする麻雀の最高手。

 たった一人のプレイヤーが四つの槓を重ねた偉業に対して与えられる勲章。

 その名は―――

 

「ツモ。嶺上開花―――四槓子。48000です!」

 

 四槓子という役満。

 この対局で採用されている大会ルールでは責任払いが認められている。つまりこの役満は16000オールではなく、大明槓させた青山の一人払いということになる。

 

宮永咲 84300

青山茂喜 248900

原村和 45300

竹井久 21500

 

 点数だけ見れば未だ大差。

 けれど咲の顔にはもう暗い影はなかった。

 前だけを、見つめていた。

 

……もう諦めない。全国に言って絶対にお姉ちゃんに会うんだからっ!

 

 

 

          Ⅲ

 南三局に飛び出した大物手、四槓子。

 それも完全無欠と思われていた青山への直撃は、部室内のムードを一変させた。

 まだまだいけると、やれるのだといわんばかりの空気。

 点棒の支払いを終えた青山茂喜は、半ば呆然としながら倒された上家の手牌を見つめた。 

 深い黒の瞳に映るのは動揺。

 そう、この時間違いなく青山は動揺していた。

 48000という莫大な点棒を失ったことに対してではない。

 そもそも点棒などというのはあくまでも有利不利を具象化する秤でしかないのだから、それが多少目減りしたところで何ら意味などない。

 故に驚いたのは点数などではなく、

 

……読み違えた?

 

 自分の読みが間違っていたこと。

 流れを支配し、完全に読み切っていたと思っていた展開が外れたこと。

 

……三枚目の嶺上は確かに{六筒}だった。

 

 少なくとも咲が嶺上牌に手をかけるまでは間違いなくそうだったはず。

 しかし蓋を開けて見れば、三枚目の嶺上牌は{六筒}ではなく{五筒}。

 そうして生み出された四槓子。

 青山に見えていた王の道を超える、新たな道。

 

……見誤っていたということか。

 

 人を。

 宮永咲という少女を。 

 自分を基準にし、可能性は、限界はここまでだと勝手に決めつけてしまっていた。

 彼女にはその一歩先の道が見えていたというのに。

 それは青山茂喜の完全なる落ち度。

 驕りが生み出した、反論の仕様がない失敗。

 

……あの人ならきっとこんな初歩的なミスはしなかった。

 

 青山が静かに膝元で拳を握りしめたその時だった。

 世界が、モノクロへと変貌したのは。

 色が消え、音が消え、時間が止まる。

 あれだけ騒がしかった観客達の興奮の声は一瞬にして消え失せ、色彩を失った人間を含むあらゆる物体は微動だにさえしない。

 全てが静止した、まるでモノクロ写真の様な白と黒だけの世界。

 そんな世界の中で唯一変わらずに色を保っていた青山は、背後に降り立った大きな漆黒の影に顔を歪めた。

 

『カッカッカ。猿真似にも限界が来たようだな』

 

 耳を通してではなく、脳内に直接届く声。

 深い威厳と重圧に満ちた老人の声。

 

『お前とて初めからわかっていたのだろう? 人を測るなど、あの悪鬼の真似事など誰にもできぬと』

 

 老人は笑う。

 愚かだと。

 無駄な努力だと。

 老人はどこまでも哂う。

 

『愉快愉快愉快。素直に受け入れてしまえば楽だというのにどうしてこうも愚かか』

……黙っていろ、亡霊風情が。

『図星を突かれて怒ったか、うゥン? だがこれは親切から教えてやっておるのだぞ。ほれ、肉親には便宜を図るのが当然であろう?』

 

 嘘をつけと、青山は内心で吐き捨てる。

 この狂った亡霊が肉親だからと言う常識的な理由でアドバイスをするなど有り得ない。

 単に、楽しんでいるだけなのだ。

 自分と同じ天に愛された人形がどこまでも無様に、愚かに踊り続けるのを観覧し悦に浸っているにすぎないのだ。

 

……とっとと消えろ。

『カッカッカッ! 嫌われたものよのぉ。なら望み通りワシは消えるとしよう。しかし覚えておくといい。どれだけ取り繕い、誤魔化そうとも所詮それは張りぼて。本物とは程遠い紛い物。お前は永遠にヤツにはなれぬ。なぜならお前の体にはこの鷲巣巌の血が流れているのだからなぁ!』

 

 そう言い残し、影は現れた時と同じように姿を消した。

 動き出す時間。

 全てが元に戻った世界の中で青山は苛立ち気に舌を鳴らした。

 

……確かに最初からわかっていた。

 

 真似ることが出来ないというのは。

 あの人の―――赤木シゲルと同じことなど誰にもできはしない。

 そんなことは青山茂喜自身が誰よりも深く理解していた。

 理解してもなお諦めきれなかった。

 追いかけたかったのだ、その背中を。

 感じたかったのだ、同じ熱を。

 深呼吸一つ、青山は顔を新たな“敵”へと向けた。

 原村和のように見た者を振り向かせる華やかさはないものの、まだ幼さを残す可愛らしい顔立ち。姉妹だけあって、やはりよく似ていた。

 

……宮永咲。照の、妹。

 

 青山の支配と予想を超えてきた、同じステージに立つ存在。

 宮永照と同じく、いずれ自分と並び立つ可能性を持ちし者。

 

……今の和了で流れを全部持っていかれたか。

 

 持ち前の豪運と場の調整によって無理やり呼び込んでいた流れの渦は、そっくりそのまま宮永咲へと流れ込んだ。決壊したダムの水はもう誰にも止められない様に、一度完全に流れが反転してしまえばそれを覆すのは難しい。

 最早この状況においては多少の点棒の多寡などに意味はない。

 判断を間違えば一瞬にして濁流に飲み込まれてしまうのみ。

 

……仕方ない。

 

 不本意ではある。

 しかしどれだけ不本意であっても、負けることだけは許されない。

 それは誓い。二年前、青山茂喜が己に課した絶対の制約。

 瞼を閉じて開いた時、青山が見る世界は再び色を失っていた。

 

……相変わらずつまらない世界だ。

 

 赤木しげるという運命に出会うまでの、全てが色褪せて見える懐かしき世界。

 河に映った人の心は愚か、それまで見えていた場の流れや山の牌さえ見えなくなるが何も問題はなかった。最早そんな些細な情報などに意味はないのだ。

 これから行うのは憧れとは真逆。

 羨望し、手を伸ばし続けていた場所とは正反対に位置するもの。

 

……インターミドルの決勝以来か。

 

 それまで青山茂喜という檻の中で眠っていた怪物、魔神が目を覚ますのが手に取るようにわかった。流れる血液は熱く煮えたぎり、心はどこまでも冷めていく。

 親である咲によって振られる二つのダイス。

 それをどこまでもつまらなげに、青山は見つめていた。

 




牌が見えてるだとか、途中で牌が変わるとか「saki」ならよくあることだよねっ!(錯乱)

色々詰め込みまくってますが、一応全部一話の頃から考えていた設定です。鷲巣様の血縁でありながら宿敵であるアカギに入れ込む主人公を書いたら面白いんじゃないかな~という発想でこの話はスタートしました。



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