【完結】深紅の協奏曲 ~ディアボロが幻想入り~【IF投稿中】   作:みりん@はーめるん

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―深紅の協奏曲 1―

 ……それは、単なる行為。生きるため、種の存続の為に遺伝子レベルで刻み込まれた、食べるような、眠るような、なんでもない行為。

 しかし、長い年月の中にその行為は他の生物と違い、種の存続の為とは違う、別の意味を有するようになった。そのような例は、人間以外では見られない。誰も彼も、この地に生を受け、そして次代に続くために生きているのだから。

 人間は違う。その本来の意味を持ちながらも、自分の欲を、他人の欲を満たすために。そのとき、種の存続、繁栄を全く介さない行為と化す。

 

 

 彼が見たのもそうだった。神の膝元と教えられた、教会の真ん中で。聖像に見守られながら。自分を育ててくれた、厳格な神父と見知らぬ女。

 彼とて、その行為を知らないわけではなかった。むしろ、その自然の摂理とは違う見方、年齢を考えればごく一般的な見方しか知らなかった。島の友人たちとその話で盛り上がったことがある。伝え聞きながらも、一人で行ったこともある。

 ……だからこそ、知りたくなかった。見たくなかった。全てを裏切られたような。自分の世界が崩れていくような。静かな、しかしいつも心に強いものを秘めているようにも感じられた。誰からも好かれる、ということはなくともその好漢には嫌う者はいないだろう養父が、そう若くも魅力的なわけでもない、昨日まで村に居なかった知らぬ女を自分に跨らせているなど。

 彼の住む村は小さな村だった。地中海に浮かぶこの島はイタリアの観光地として名を馳せているが、その名所とは離れた、言うなれば自然しか見どころの無い地域だった。主要の地を見飽きた者がふらりやってきて、一宿借りたらそのまま去っていくような、その程度の出入り。だから、知らぬ者が居ればたちどころに村中に伝わった。

 女は彼が寝付くその直前にやってきて、神父と何かを交わしたのだろう。そして今、身体を交わらせている。

 酷く不快だった。こみ上げてくる感情がなんと呼べばいいのか、彼は説明できなかった。神父をかどわかし、汚したあの女への怒りか? 常に人前に立つあの人格者が、過ちを犯したことへの失望か? どちらかが悪なのか、それとも両方が悪なのか。それすらもわからない。

 一つ確かなのは、彼自身も興奮していたということ。

 

 

 

 

 

 女を攫うことは容易だった。事後、何かの密約を交わした後に荷物をまとめ、何を警戒するわけでもなくそのままこの場を立ち去ろうとしたからだ。もっとも、島民全員が互いに顔を覚えられる程度に小さい村に、警戒するものもないからそれは当然ともいえるが。

 教会から出て、何処に向かうつもりだったのだろうか? 夜闇の中を車で行くつもりだったか、それとも一応存在しているペンションにでも宿泊するつもりだったのだろうか? それはわからなかったし、どうでもよかった。

 養父に聞こえない程度の距離まで離れたことを確認した後に、堂々と近づき殴打する。気付き声を上げる前に、容赦なく。それだけで、彼女は昏倒する。

 

 彼には幼いころから不思議な力があった。感情が昂ると、常に何かが寄り添うように彼の傍に現れた。『それ』はいつも自分と共に怒りを表し、涙を流した。周りからは『それ』は見えなかったが、幼い彼にはそのことが一般だと感じていた。養父に聞いた時も子どもの戯れと思ったか、「自分と共にいてくれる存在を大事にしろ」と、半ばまともに取り合わなかった。

 彼は賢かった。元々同じ年ごろの子供に聞いても同意を得られないし、唯一である養父もまともに取り合わなかったこと。全てが自分に見えるこの者が異常ということを示すことに気付いていた。

 彼は避けられていた。実際には知らなくとも、その特異な素性に村の大人が感じるものがあったのだろう。言葉にしなくてもそれらは子供に伝わり、彼に伝播していく。同郷の者が罪を犯し、服役中の刑務所でどこのものかわからぬ種を得て受胎したこと。囚人も看守もすべて女性の刑務所で、それでも隠れてどこかの男と通じていた売女。噂は水のように、人々の心に沁み込んでいく。真意がわからぬとも、その真意すら確かめられない謎の出生。そんな彼を、村人はつけられた名前のごとく嫌悪していた。決して彼と、養父である神父の前では出さずとも、そのどこかには異端の者とみていた。

 自覚、無自覚、両方の奇異の目に晒され続けていた彼は、それでもしょうがないと、自分は悪くないと。悪いのは、こんな目に合わせる母親だと思っていた。表には出さず、少し感の悪い、臆病な性格を装い標的となることを避け続けた。

 その鬱屈した思いの源泉を。こみ上げる全ての感情を、しかし抑えながらそのまま自宅のガレージまで運んでいった。星の見えぬ深夜、照らす月の明かりもなく、誰もそれを見ていなかった。見ているのは、昂りに答える浮かぶ何か。

 

 

 

 

 

「何故、僕を生んだ」

 

 村と共にあり、代々見守ってきた教会、それに伴う小さなガレージ。歴史と同じように年季の入ったその床に女は転がされ、彼女に跨り物心と共にあった疑問をぶつける。

 何の証拠もないが、あの時顔を見て、今ここに連れてきて、近づいてみて初めて分かる。直感で、血の繋がりがわかる。村の誰とも、一番身近にいた養父とも違う、繋がっている感覚。この女こそ、自分の母親なのだと。

 表には出さなくとも、自分の出生と存在を彼は呪っていた。生まれながらにして負わされた枷を、不自由な自分を、その根源と共に。

 

「何故、僕を生んだ」

 

 感情と共に拳をぶつける。それに伴い自分の感情を表す人型も女を殴る。自分より大柄なそれは、今の自分には震えないほどの力を持って女の身体と心を削り取る。

 答えは求めていても、どこかに知りたくはないという感情もあった。多数の色を溶いた絵の具のようにぐちゃぐちゃな心は、訪ねながらもこたえられる環境に女を置かない。少し待てば口から洩れる答えを、それを聞きたくないと言わんばかりに殴りつけ押さえつける。

 

「二人か、三人か?」

 

 幼稚な自分でもわかる、あれは子作りではない。相手とのギブアンドテイク。運ぶ時に落ちた封筒からはどこに溜めこんでいたかは知らない金額が見えた。金銭を受け取って、代償として肉体を提供する。そのような在り方があるということは知っていた。

 だからこそ、許せなかった。自分という存在を作っておきながら。自分を育てた、聖職者を。

 何が正しいかわからない。ただただ、感情を発露させていくだけ。それは、子供の駄々だった。

 口づけのできるほどの近い距離で、呟いた彼の首に冷たい何かが触れる。

 ぞっとした。彼の熱を奪うかのように這うそれは、拘束もせず力無く垂れていたはずの女の腕だった。

 そのまま引き寄せられる。奇しくもそれは、我が子を抱く母親のようでもあった。

 

「おお……私の可愛いディアボロよ……やめておくれ……助けておくれ……」

 

 頭の先からつま先まで、雷が走ったような。それがそのまま、自分の脳や心臓や何から何まで、全てをミキサーにかけてしまったような激しい痺れが、耳から、首から、全身へ駆け巡る。

 単純に助けを乞うただけかもしれない。話し合えば分ってくれるとと思っていたのかもしれない。ほんのわずかに残った意識が、ただ無自覚に手を伸ばしただけかもしれない。

 だが、光の無い瞳は虚空を虚ろに見つめながらも、ただぽつりとつぶやいたことが事実。

 

「…………ッッッ!!!! や、めろ」

 

 十分だった。その一言で、彼は顔を歪めながら一瞬の解放を認める。ずっと心に在った、全ての元凶。彼を苦しめていた楔の一つを大きく揺るがされる。

 どこかで求めていた、母親への愛情。それを受けるにはあまりに歪んでしまった受け皿。神の御許で育った彼は、反する自身に常に苦しんでいた。

 

「僕を、呼ぶなッ 悪魔に、助けを乞うなあ!!!」

 

 それでも離さない手は、死者が自分の世界に引き込むような、そんなおどろおどろしさもあるが、それに元々属しているのが自分なのだ。だから、親から子の名前を賜った。自分の生まれを、自分のこれからを定めるために。養父は賜った名を大事にしろと言い続けてきた。それは、存在の罪を認めさせるために。忌まわしき自分を示すために。

 彼の思いは噴出し、その夜はそれでも終わらなかった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「何をしたッ!? 妹に何をした、答えろッ!!」

 

 馬鹿なことをしている、とレミリアは頭の中でつぶやく。当然だ。手の中にあるまだぬくもりを残した死体に何ができる? 場の状況をかき乱すことも、それを抑えることも……出来はしない。

 だけど、先ほどにフランにやられ、その妹に置き土産を残していったのは間違いなくコイツなのだ。コイツのはず、なのだ。

 

「ぁぅ、ぁぅううぁぁあぁぁ……」

 

 苦悶の呻きが止まらない。頭を押さえつけ、ガチガチと歯を鳴らし、丸い大きな瞳からは耐えず涙が流れ出る。身体の振るえは治まらず、いつその場に倒れ伏してもおかしくない。

 何が彼女を犯しているのか、彼女に何が引き起こされたのか。レミリアは逡巡する。突然の慟哭、来訪者の変化、それから落ちた、鏃。

 

「これか、これのせいなのか!?」

 

 少年の肉体から手を放し、転がる鏃を拾い上げる。鉄のような石のような、冷たく硬いその感触。鋭利に研ぎ澄まされているがそれは傷つける武器として使うにはあまりにも小さすぎる。

 友ほどに魔導精機に詳しくはないレミリアだが、それでも何か特別な力を持っているとは実際に手にしてみても感じない。本当にこれが原因なのだろうか? 自問は尽きない。

 

「ッ、くぁっ!!」

 

 それでも、妹を救うのは姉の義務だ。勢いよく握り込んだそれは、吸血鬼の握力にはあまりにも脆弱だった。音も立てず、砂のように崩れていく。

 崩れたそれを投げ捨て、妹に駆け寄る。

 

「ひっ……っ、ごめんなさい……ごめん……ゆるして、ください……」

 

 すすり泣く姿は変わらない。床に落ちた視線はあらぬ何かを見ているかのように一点に集中している。漏れ出た言葉の通り、縋り許しを乞うようにさめざめと、さめざめと。

 

「フラン、フランッ! しっかりして、何が」

 

 レミリアの言葉が言い澱む。それは涙が溢れ続けるフランドールの眼が彼女を向いたから、500年以上ついぞ見たことの無い、本当の助けを求める顔だったから、……ゆっくりと、細く小さなその腕が、フランドールが自分自身の首を絞め始めていたから。

 

「……ぎゅぇ……ぇぅ、……ぁ……!!」

「やめろッ!!」

 

 なぜ彼女が凶行に至ったのかはわからない。けれど、こちらに助けを求めるその顔と、嫌々と少しでも逃れようと首を振る抵抗。明らかに何かに操られているか誘導されているか、不本意な自傷なのは見て取れる。

 急ぎその両の腕を掴みあげようし、その考えは確かなものとなる。

 何かに強引に押さえつけられているような力の入り具合、フランドールが自身で拒否しているにもかかわらず、目に見えない何かが腕を首に、首にかかった手をさらに押し付け……へし折るかのごとく締め付けている。締め付けられた箇所は圧で薄い肌色をさらに醜く歪めている。

 

「ふっ、ぬっ、ああああああああああああああ!!!!!!」

 

 妹の両手首を握りしめ、ありったけの力を込めて彼女を締め付ける恐怖から解放しようと試みる。それに気付いたように首にかけられる力も強くなり、同時に自身の持つ箇所からもヒビが入る音が手に響く。

 

「ぎぃっ、ぃ、……ぁぁっ……!!」

「フランッ、耐えろ、究極には、斬りおとすよ、覚悟してて」

「……ぁぅ」

 

 片や空気と血の欠乏で青い顔、片や激しいいきみで紅潮した赤い顔。紅い姉妹は協同は続き、それを阻害する何かは変わらずに。

 

 

「……探していた道は、もう既に、通り過ぎていた……」

「ぁあ!?」

 

 既に二人しかいないはずの世界に、聞き慣れぬ人の声。咲夜に人払いはさせていたはずなのに、当の本人を下がらせたからか。いや、いくら美鈴も下がらせているとはいえこの館に侵入者が。

 ……いる、一人。先ほどはあそこまでの負傷、死んだものと思っていた。思っていたから、フランドールの異常も相まって正確に調べていなかった。本当に、奴が死んでいるのかどうか。

 背筋が震える。凡そあの負傷で生きていられる人間はいない。腕が吹っ飛ばされ出血は絶えない、壁面に叩きつけられ骨は砕けている、何より、吸血鬼の一撃をまともに喰らって、正常でいられるはずが――――

 

「本当の近道は、遠回りだった……冷静に考えれば、おかしいことだらけだったんだ……」

 

 その発想は愚かしいとすぐに捨て去る。あの男の戦いは、最初から幻想郷との戦いとも、通常の戦いとも何にも違っていた。運命を垣間見、操る。虚仮とは違う真なる能力。

 あの男を取り巻く見えぬ人型。死んだはずのあの男の元に居た子供。

 あり得ない話ではない。自分たちと似たような人非ず。妖怪の中にも身体は取り巻き、その精神こそが本体というものもいる。

 人間だから。その先入観、可能性の一つを捨て去っていた。もしそれが合っているのだとすれば、私は!!

 

「……ぇて、にげ、……ぇうっ」

「ッ、だからどうした! このレミリアが、家族を捨てて背を晒すとでも思ったかああぁ!!」

 

 裂帛、共に発せられるは紅い炎。フランドールと共に包まれるその紅気は十字架を様し立ち上る。自らの二つ名を名づけたスペルは彼女の確固たる意志による解放され、見えぬ、けど傍らで妹を害する者を焼き尽くすために。

 見えぬ者よ、知れ。我の力を、あまねく災禍の炎を!

 

 ……それもつかの間、襲い来る脱力感が、噴出した力の終わりを告げる。それはあまりにもあっけなく、あまりにも短い。気付いたら、電源を切り忘れていて電池の切れたおもちゃのように。

 手元にある妹を抱きしめる。尽くされた手の中に残る、それでも守れるものを包むように。

 

「ボス……ずっと、そばにいてくれていたんですね。……そして、今は『そいつ』のそばに」

 

 結果は、レミリアの、フランドールの。スカーレット姉妹の勝利であっただろう。だが、その足掻きは克明に刻まれる。

 少女の顔が血に濡れる。近くにある、いつも近くにいた、近くて遠かった姉の血で。

 少女の顔が血に濡れる。丸い小さな顔は、いたずらに針を刺されて割られる風船のように、右の眼から空気が出てしぼんでいくように、噴出していく。

 

「ぐあああああぁぁぁっっ!!!」

「あ、あぁ、…………ぁぁああああ!!」

 

 叫び声をあげても、フランドールは動けなかった。目の前で苦しむ姉を前に、頭を何かで小突かれそのまま押されているかのよう。少しの力で振り払えるだろうそれを、今一歩手を出す勇気を彼女は持ち合わせていなかった。

 だくだくと溢れる血の勢いは、二度三度と床を、彼女を、自分を汚す。

 

「……あ、あぁ、……やめて、やめてよぅ……もう、こんな……わたし、みたくない……」

 

 目の前で倒れ伏す姉。守ろうとしてくれたのに、それをできなかった惨めな姿。それを引き起こしたのは自分。

 頭の中がざわめく。震えが止まらない。何かが動くたびに、自身の心がズタズタに引き千切られ引き摺り回され荒らされていく。

 自分が出しゃばらなければ。羨ましがって、かまわれたくって、姉のやることに足を踏み入れなければ。頭を冷やして、素直に地下に篭もっていれば。

 ぐるぐると頭の中をかきまわし、自らを崩していく。溶けて形の保てなくなったそれは、再び首に手をかけていく。

 500年前から続いている狂気、自分は何も変わらない。自分が関わればすべてが壊れていく。全てが……自分さえ、いなければ。

 

「フラン、変なこと、考えるなよ」

 

 暗澹とする心に、それでも腐らぬ血の呼び声。酷く傷を負った、再生の追いつかない顔。『スカーレットデビル』の全力、不死の体力が追いつかないほどの消耗。

 明らかに追い詰められていても、姉は心折れていなかった。

 

「手酷くやったのは、間違いなくフランだ。にも関わらずフランは傷つけられていない……寄生先が傷つくことは、お前も傷つけられるから、じゃないのか? ええ、来訪者よ!」

「おねぇ、さま…………ひっ」

「私たち妖怪は精神に重きを置く。一つの身体に不躾にもう一つ精神が押し入ればたまらなく不快だろう、それを私のかわいい妹にやりやがって……気分はどうだ、さぞかしいい気分だろうなぁ!」

 

 フランドールに対して、その向こうにいるであろう来訪者に対して言葉をかける。どこまでも、自分との戦いとして、周りの者を排除してきた彼がここまで来てフランドールを撤退させようと考えないはずがない。にも拘らず彼女を傷つけず自分に挑もうとする。もし宿主をそのまま殺すことができるのであれば、レミリア自身に乗っ取り、そのまま斃せばいいはずなのだ。

 推理を押し付ける様に言葉を叩きつけると、フランドールの、姉の庇護に入った安堵が崩れる。

 

「ひゃ……ぁぁ、うごかないで……頭が、ず、ずぅ……!!」

 

 再び頭を押さえ、脳を、心を蠢く激しい嫌悪感に耐える。恐怖におびえた顔は、喉の奥に溜まった異物を吐き出すかのごとくに舌を出し、声帯を無理やり震わせる。

 同じく、死に体の少年の口も、訪れる安堵を受け入れる様に。

 

「せい、か、ぃ、嫌、もう、私はもうしませんからああああああああああ!!!!」

「ボス、あぁ、敬愛せし我が帝王。僕はもう二度と、あなたの傍を離れません!!」

 

 二人の声が木霊する。反響する。

 少女は力尽き、受け止められた深い愛情の中で眠るように倒れる。

 少年は傷つき果てた体を、それでも愛する者を、畏れ多くも、しかし知らぬ地で探求を続けていた主君の帰還を称えて。

 

 

 

 

 

 

 

「……異形か……。……いや、人間か」

 

 死んだと思った身体に精気が宿る。細い小さな身体に筋肉が滾り、背格好も増していく。少し大きめの衣服もその体格に合っていく。負傷した箇所はそのまま、肉体の変化と共に音を立て生命が消えていく。

 生と死が共存した逡巡、死んだはずの男が。ディアボロは、帰ってきた。


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