東方軌跡録   作:1103

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今回、あるキャラが喫煙していますが、それは本作のみの二次設定ですので、真に受けないでください。
それと、自分は煙草を吸わないので、何かおかしな点があるかもしれません。


煙草と三妖精

ここは博麗神社の回りにある森。そこに、光の三妖精ことサニー、ルナ、スターの三人が、宝探しをしていた。

 

「みてみて♪ ガラス玉よ♪」

 

「こっちは水晶を見つけたわ。サニーは?」

 

「ふっふっふ・・・じゃーん! 万華鏡!」

 

「「おお!」」

 

三人は拾った物を、互いに見せあっていた。ここは幻想郷と外の境にあり、こうして外の物が流れて来たりするので、宝探しにうってつけでの場所である。

 

「よーし、今日はこんな物ね。帰ってお昼にしましょ」

 

三人は、拾った物を持って、ミズナラの木へ帰っていく。その途中、ルナはあるものを見つける。

 

「ん? なんだろうこれ・・・・・・」

 

「どうしたのルナ?」

 

「こんなのを拾ったんだけど・・・・・・」

 

そう言って、拾った物を、サニーとスターに見せる。

それは手のひらサイズの箱で、外には英語が書かれていた。

 

「なにこれ?」

 

「変な文字、中に何が入っているのかしら?」

 

「ちょっと待ってて、開けて見る」

 

ルナは箱を開けると、中から数本の紙巻きが入っていた。

 

「なんなのかしら・・・・・・?」

 

「ジンに聞いてみない? 何か知っているかも知れないし」

 

「そうね。それじゃ、早速神社に行くわよー!」

 

こうして三人は、この紙巻きの正体を知るため、神社へと向かった。

 

―――――――――――

 

神社に到着した三人は、境内で掃除をしているジンに、早速聞いて見ることにした。

 

「ジーン!」

 

「ん? どうしたんだ三人とも? 何か変な物でも拾ったか?」

 

「そうなのよ。よくわからない物だから、ジンに聞けば、何かわかるかもって」

 

「どれどれ・・・・・・っ!?」

 

ジンはルナが持っている箱を見た瞬間、無言でそれを取り上げた。

ジンの行動に、三人は驚きを隠せなかった。

 

「え? え?」

 

「ジ、ジン?」

 

「ちょっと! いきなり何をするのよ!」

 

「いきなり取り上げて悪いと思っている。だけど、これはお前達が持って良い物では無いんだ」

 

「ちょっと! それは私達が拾ったお宝よ! 返してよ!」

 

「駄目なものは駄目だ。サニー達に悪いが、これは処分させて貰う」

 

そう言って、ジンは炎獸を召喚し、それを灰も残さず燃やし尽くした。

 

「ああ! 私達の宝が・・・・・・何て事をするのよ! ジンなんて大っ嫌い! 行くわよ二人とも!」

 

そう怒りながら、サニーはその場を去って行ってしまった。ルナとスターは、戸惑いながらも、サニーの後について行くのであった。

―――――――――――

 

ミズナラの木に帰った三人だが、サニーは未だに不機嫌であった。

 

「まったく! いきなり何なのよもう!」

 

「お、落ち着いてサニー・・・・・・」

 

「これが落ち着いていられる!? 私達の宝が燃やされたのよ!」

 

「宝かどうかはともかく、ジンが理由無しに、あんな事をするとは思えないのよ」

 

「確かに・・・どんな時でも、私達が拾った物がどんな物か教えてくれたよね」

 

「わかった! きっとあれは、私達が手にしたら都合が悪い物なのよ! だからああやって、有無言わさず燃やしたのよ!」

 

「そうなのかな・・・?」

 

「きっとそうよ! 行くわよ二人とも!」

 

「行くって?」

 

「もちろん、あの箱を拾った場所よ。きっとまだ落ちている筈よ」

 

「ちょ、ちょっと待ってよサニー!」

 

こうして三人は、箱を拾った場所へと向かった。

 

―――――――――――

 

三人は再び神社近くの森に戻って来た。

 

「確かここ辺りだった筈・・・・・・」

 

「待って! 誰かいるわ!」

 

スターがそう言った矢先、少し先にジンと妖狐の姿があった。

 

「ジンと妖狐? 一体何をしているのかしら?」

 

三人は、ジンに見つからないようにして、木の影から様子をうかがうことにした。

 

「よーし、こんなものか。妖狐、そっちはどうだ?」

 

「はい、こっちもあらかた回収終わりました」

 

そう言って、妖狐はビニール袋を持ってジンの元にやって来た。その中には、サニーが拾った物と同じ箱がギッシリと入っていた。

 

「あっ、取られたのと同じ奴だ!」

 

「何で集めているのかな?」

 

三人は、ジンと妖狐の会話を聞き耳を立てた。

 

「こんな物が幻想入りしているなんてな・・・・・・まったく、迷惑な事だ」

 

「そんなに危険な物なんですか?」

 

「危険っていえば、危険だな。特に、サニー達みたいな妖精が使えば、取り返しのつかない事になるかも知れない」

 

「そんな物には見えないですけど・・・・・・」

 

「これは煙草の一種なんだ。最近の奴だと、こういう紙巻のタイプが多いんだ」

 

「なるほど・・・確かに危険ですね」

 

「そうだろう。だから、あいつらが手にする前に処分しないとな」

 

「わかりました。僭越ながら、お手伝いたします」

 

「ありがとう妖狐」

 

「えへへ・・・・・・♪」

 

ジンは妖狐の頭を撫でて礼を言うと、彼女は嬉しそうに笑う。

その後二人は、そのまま神社へと帰って行った。

二人が去った後、サニー達が木の影から出て来た。

 

「やっぱり、あれは私達が手にすると、ジンにとって都合が悪いのよね」

 

「どうするの?」

 

「もちろん! あの紙巻きを手に入れて、ジンに仕返しをするのよ!」

 

「仕返しって、どうするの?」

 

「これまでのジンの会話を聞くと、あの紙巻きは私達妖精が手にすると、都合が悪いらしいわ」

 

「ふむふむ・・・・・・」

 

「つまり! あの紙巻きは私達妖精の力を増幅させる効果があるのよ! だからジンは、私達から紙巻きを取り上げたのよ!」

 

「おお! サニーにしてはまともな推理だ!」

 

「でも、本当にそれだけかしら・・・・・・」

 

「とにかく、あの紙巻きを手に入れるわよ!」

 

こうして三人は、他にも落ちていないか、辺りを探し回るのであった。

 

―――――――――――

 

あの後、三人は辺りを探し続けたが、結局見つからず、ミズナラの木に帰っていた。

 

「あーも、全部取られていた」

 

「ここまでやるなんて、よっぽど私達に渡したく無いのね」

 

「もう諦めたら?」

 

「何言っているのよルナは! 諦めたら、そこで試合終了よ!」

 

「でも、もう彼処に落ちていないし・・・・・・」

 

「あっ、香霖堂なら置いてあるかも」

 

「それよ! あの店主なら拾っているかも知れないわ!」

 

こうして三人は、紙巻きを求め、香霖堂へと向かった。

 

―――――――――――

 

香霖堂に訪れた三人は、目当ての物を見つける事が出来た。しかし、いざ買おうとしたら、店主の霖之助に止められてしまう。

 

「悪いけど、これは君達には売れないよ」

 

「ええー!? どうしてよー!」

 

「それは君達が妖精だからさ」

 

「どういうこと?」

 

「これは煙草と言って、嗜好品の一つなんだよ。

だけど、これには人体に有毒な物がたくさんあるから、自然の具現である妖精が使ってはいけないんだ」

 

「そんなの嘘よ! 有毒なら、どうして人間はそれを使うのよ!」

 

「確かに・・・体に悪いのなら、使ったりしないわよね」

 

「それは、煙草には中毒性があるからだよ。一度やり始めると、なかなか止められないんだ」

 

「なら、最初からやらなければ良いじゃない?」

 

「そ、それは・・・・・・」

 

「そんな適当な事言っても、私達は騙されないわよ!」

 

「騙してなんかいない。ともかく、これは君達には売れない。良いね」

 

そう言って、霖之助は煙草を全て仕舞ってしまってしまうのであった。

 

―――――――――――

 

香霖堂の外。三人はこれからの事を話し合っていた。

 

「どうするの?」

 

「どうもこうも無いわ! こうなったら、意地でも煙草を手に入れてやるんだから!」

 

「サニー・・・なんか自棄になってない?」

 

「なっていない!」

 

「自棄かどうかはさて置いて、どうやって手にいれるの?」

 

「ふっふっふ、こうなったら盗むしか無いわ」

 

「ええ!? 泥棒わ駄目だって、ジンが――――」

 

「あんな奴の言うことなんて聞く必要は無い! 行くわよ二人とも!」

 

そう言って、サニーは二人を連れて、香霖堂に盗み入る事にした。

 

 

三人は最初に、香霖堂の裏口に向かった。ドアノブを捻ると、案の定鍵が掛かっていた。

 

「鍵が掛かっているわね・・・・・・どうするの?」

 

「ふっふっふ、ここで私の新必殺技が出番ね!」

 

「新必殺?」

 

「見てなさい! 必殺サニーレーザー!」

 

サニーは光の焦点を操り、ドアを焼き切った。

 

「すごーい!」

 

「流石サニーね!」

 

「ふふん♪ さーて二人とも、煙草を手にいれるわよ!」

 

「「おー!」」

 

三人は意気揚々と、裏口から入る。そこは、様々な物が置かれた物置になっていた。

 

「うわー、すごーい」

 

「こんなに集めていたなんて・・・・・・」

 

「ほら二人とも、呆けて無いで探すわよ」

 

そう言って、探し始めるサニー。ルナとスターも、一緒に探し始めた。

 

「うーん・・・ここには無いみたいね・・・・・・スター、そっちはどう?」

 

「こっちには無いみたい。ルナの方は?」

 

「ちょっと待っ―――きゃあ!?」

 

ルナは探している最中に、足をつまずき転んでしまう。

 

「もう、何をしているのよ」

 

「いたたた・・・・・・ん?」

 

ルナが起き上がろうとした時、目の前に一箱の煙草が転がって来た。

 

「あっ! あったわよ!」

 

「本当! でかしたわよルナ!」

 

「それじゃ、早く行きましょう。店主に見つかると、厄介だわ」

 

三人は煙草手にし、香霖堂を抜け出すのであった。

 

―――――――――――

煙草を手に入れた三人は、さっそく煙草を使うことにしたのだが――――。

 

「これって、どう使うのかしら?」

 

「そう言えば、使い方を知らなかったわね・・・・・・」

 

「それじゃ、宝の持ち腐れじゃない!」

 

「こんな時、ジンだったら分かるかも知らないけど・・・・・・」

 

「「「はあ~・・・・・・」」」

 

三人は大きく溜め息をつく。そんな時、一人の女性がやって来た。

 

「ん? お前ら確か、神社にいる妖精じゃないか」

 

「あ、貴女は焼き鳥屋さんの――――」

 

「私は藤原妹紅だ。ところで、こんなところで何をしているんだ?」

 

「それは・・・って、ああー!」

 

サニーは、妹紅がくわえている物を見て声を上げた。それはまさに、サニー達が使い方が分からずにいた煙草であった。

 

「なんだよ? いきなり声を上げて・・・・・・」

 

「お願いします妹紅さん! 私達に煙草の使い方を教えて下さい!」

 

サニーは土下座をしながら、妹紅に頼み込む。

突然の事に、妹紅は戸惑っていた。

 

「待て待て待て! いきなりなんだ? どうしてこんな物の使い方を知りたいんだ?」

 

「実は――――」

 

サニーはこれまでの経緯を妹紅に話した。

 

「なるほどね・・・・・・それで、煙草の使い方を知りたいのか」

 

「はい! それを吸って、ジンにギャフンと言わせたいんです!」

 

「あははは。残念だけど、これはお前らが思っているような物じゃない。だけど、そんなに使い方を知りたいのなら、教えてやるよ」

 

「本当ですか!」

 

「ただし、私の条件をクリアしたらだけど」

 

「条件?」

 

「なに、簡単な事さ。私が吐く煙を蒸せずに吸えるかだ」

 

「そんなの簡単よ!」

 

「そうかい、それじゃ行くよ」

 

そう言って妹紅は、煙草を吸い、煙を出した。その煙をサニーは吸うが、その瞬間、言い様の無い悪臭がサニーを襲う。

 

「うっ、げほっ、げほっ、な、何よこれ!」

 

「それが、煙草の正体さ。ぶっちゃけ、毒そのものなんだよ」

 

「な、何でこんなのを吸っているんですか?」

 

「さあね、何が切っ掛けだったのかは忘れた。だけど、一度癖になると止められないんだよ」

 

そう言うと、妹紅はサニーが持っていた煙草を、ヒョイッと取り上げた。

 

「あっ・・・・・・」

 

「そんな訳で、これはお前たちには無用な物だ。私が預かっておこう」

 

そう言って、その場を去ろうとする妹紅。その時、彼女は何か思い出したか、数歩あるいて立ち止まる。

 

「あ、そう言えば言うのを忘れていたが。煙草の毒は非常に強力で、子供が飲み込むと死に至るらしい。だから、お前達も気をつけろよ」

 

それだけ言うと、妹紅は今度こそ帰って行ってしまった。

 

―――――――――――

 

ミズナラの木に帰った三人は、意気消沈になっていた。せっかく手に入れた煙草が、まさかあんな代物だとは思わなかったからである。

 

「あーあ、何だか疲れちゃったわね」

 

「そうね、あっちこっち行って、手に入れた煙草が、あんな物だったなんて」

 

「・・・・・・」

 

スターとルナが話している一方、先程から会話に入っていないサニー。そんなサニーに、ルナが声を掛ける。

 

「それで、どうするのサニー?」

 

「・・・・・・どうするって、何を?」

 

「ジンに、どう謝るかってこと」

 

「な、なんで私が謝らなくちゃ、いけないのよ!」

 

「だって・・・結局のところ、ジンは私達の事を思って、煙草を取り上げたわけなんだし」

 

「そうね。それに引き替えサニーは、ジンの事を“大っ嫌い!”って、言っちゃったし」

 

「それは・・・ジンが説明無しに燃やすからよ! 私は悪くない!」

 

「でも、このまま仲直りしないと、これからジンが庇ってくれないかも知れないわよ?」

 

「うっ」

 

「それに、いつも持って来てくれる。三時のおやつも、持って来てくれないかも知れない。正直、デメリットしか無いと思うわ」

 

「ううっ・・・・・・」

 

二人の言い分も、ジンに謝らなくちゃいけない事も、理解しているサニーだったが、どうも素直になれない部分があった。

そんな時に、外から呼び掛ける声が聞こえた。

 

「おーい、サニーいるかー?」

 

三人は窓から外を見ると、そこにはジンが立っていた。

 

「あ、ジンだ」

 

「えっ!?」

 

「サニーに用があるみたいね。ちょうど良いじゃない。謝っちゃえば」

 

「え、ちょっと!?」

 

サニーは二人に押されるように、外に放り出されてしまった。サニーは、心の準備が出来ないまま、ジンの前に立ってしまう。

 

「あっ、うっ、な、何しに来たのよ!」

 

戸惑うあまり、つい出してしまった言葉に、サニーは大きく後悔し、それを木の中で聞いていたルナとスターは、大きく溜め息をつく。しかし、ジンが出した言葉は、三人の思いも寄らない物であった。

 

「いや、サニーに謝りに来たんだ」

 

「えっ?」

 

「何の説明も無しに、あんな事をしたら、怒るのは当然だ。悪かったサニー」

 

謝り出すジンに、サニーおろか木の中で様子を見ていたルナとスターも驚きを隠せなかった。

 

「それで御詫びとして、これを持って来たんだ」

 

そう言って、ジンが取り出したのは、煙草の箱であった。

 

「煙草?」

 

「いや、これはココアシュガレットと言ってな。煙草を模したお菓子なんだ」

 

そう言ってジンは、箱を明け、中身を見せる。中には、煙草の形をした棒状のお菓子が入っていた。

 

「食べてみな。美味しいと思うから」

 

「う、うん・・・・・・」

 

サニーは恐る恐る、ココアシュガレットを口にする。すると、サニーの顔が輝いた。

 

「美味しい~! これ凄く美味しいわ!」

 

「喜んでくれて、何よりだ」

 

サニーが喜んでいるのを見て、ジンは微笑み、手を出す。

 

「仲直り、してくれるか?」

 

「・・・しょ、しょ~がないわね! まあ、私は心広いから、特別に仲直りしてあげるわよ!」

 

「そうか。ありがとうサニー」

 

そうして、二人は握手を交わす。

口にはしなかったが、サニーはジンと仲直り出来た事を、心から嬉しかったのであった。

 

―――――――――――

 

それから数日後。ジンは縁側で、新聞を読んでいた。

見出しには――――。

 

“藤原妹紅、香霖堂の窃盗容疑! 決め手は、商品に印された、香霖マーク!”

 

――――と、書かれていた。

 

「ふーむ・・・妹紅は窃盗するような奴じゃないからな。誰かに嵌められたか?」

 

そんな事を考えながら、新聞を畳むジン。そんな時、サニー達がやって来た。

 

「ジーン! スッゴいのを拾ったよー!」

 

そう言って、彼女達が持って来たのは、光輝く透明な石であった。ジンはそれを見て、何となくダイヤモンドを連想した。

 

(まさか・・・ダイヤモンド? いや、そんなわけ無いか。大方、よく似せたガラス玉だろう)

 

「どうしたの?」

 

サニーが心配そうに聞くと、ジンは微笑みながら答えた。

 

「いや、とても綺麗だなって思っただけだ」

 

「そうでしょ! こんなに綺麗な石は、早々に無いわ!」

 

サニーは楽しそうに笑った。そんな彼女を見て、ジンも釣られて笑う。

 

「それでね。これ、ジンにも分けてあげる」

 

「え? 良いのか?」

 

「うん。一杯あるから、少しぐらいどうってこと無いわ」

 

「そうか、ありがとうサニー」

 

「ふふん♪」

 

ジンがガラス玉を受けとると、サニーは満足そうに笑うのであった。

因みに、サニー達が拾ったのは本物ダイヤモンドで、ジンがそれを知るのは、もっと後の事である。




今回、妹紅さんに喫煙してもらいました。自分的ですが、何となく喫煙しているイメージあったので。
最初はマミゾウさんにしようかと思ったのですが、彼女はキセルを使うので、やめときました。

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