響が可愛いと思ったから勢いだけで思わず書いちゃったような艦これ二次   作:水代

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あーうん、なんでか知らないけどむしょうに書きたくなって2時間半ほどで6000字ほど。まあ悪くない速度だったんじゃないだろうか。


победа(パビエーダ)

 

「ヴェールヌイには南周り…………こんなルートを通ってもらう」

 そう言って司令官がもう一つの緑の三角形の置物に指を当て、地図上を南へと動かす。

「この辺りには小さな島が密集していてな、島の影を縫うように進めば敵に狙いをつけさせることなく進むことができる」

 戦艦の射程は全艦種の中でも飛びっきり長い。だがその長さを逆手に取って、島を遮蔽物にしてそれをやり過ごす、確かにこれなら戦艦は問題なさそうだ。同時に潜水艦の魚雷も直進しかしないので、島が防いでくれる。

「そしてここが重要なポイントだ、そこから必ずここを通れ」

 密集した島々を迂回しながら進んでいた緑の置物を、今度は北北東へと進める。そこには、赤いペンで大きな丸が囲ってある地点があった。

「ここは……………………なるほど、そういうことか」

 自身の守る海域のことだ、そこに何があるのか、よく分かっている、なるほど、それを使うのか、と思わず納得したが、隣の島風は何のことなのか分からず疑問顔だったので、説明する。

「…………珊瑚礁、だよ」

 珊瑚たちの大規模な岩礁がそこにある。成長し、海面ギリギリまで届くそれらは、水上艦にとってそれほど問題は無くとも、海中を進む潜水艦にとってはさぞ進みにくいだろうことは簡単に予想が付く。

「あわよくば岩礁に激突してくれると楽なんだがな…………夜だし、ヴェールヌイの明かりだけを見て進んでくれたら可能性は十分あると思うんだが」

 まあ楽観的な考えだな、と呟き、緑の三角をさらに進める。

「ここからはもうひたすら突っ切れ、敵の攻撃を避けながら島風と合流するまで被弾することなく突っ込めれば、俺たちの勝ちだ」

 そして、薄く笑みを浮かべ、そう告げた。

 

 

 * * *

 

 

「そら…………浮かべ浮かべ」

 ソレに一つずつ丁寧に火をつけて空を浮かべていく。

 ふわり、ふわりと浮いていくソレは、高く高く、夜空へと上っていき、風に吹かれてゆっくりと進んでいく。

「…………風向きはしばらく変わりそうにないな、ヴェルの移動速度と現在地を考えればジャストのはずだ」

 空を漂っていくソレらを見上げながら、目を閉じる。

 カチン、カチンと頭の中でパズルのピースがはまっていくような感覚。

 だが、足りない、まだ完成には足りない。

 だから、次のピースを埋めよう。

 

 鍵となるのは…………彼女だ。

 

 そう、自身の背後でこちらの様子を伺っている、彼女。

 

「この戦いに勝つために、一つ頼まれてくれないか?」

 

 振り返り、そう尋ねる。

 あちこちに傷がある。服もあちこちと切れ、破れていて、どこか痛々しい。

 けれど、目だけは光っていた。まだ戦意は失っていなかった。まだやれると、そう告げていた。

 

「なあ…………暁?」

 

 痛みをこらえるようにぐっと歯を食いしばり、けれど、少女はこくりと頷いた。

 

 

 * * *

 

 

「とうちゃーく! さすが私ね、はっやーい!」

 後ろの敵駆逐艦、軽巡洋艦、重巡洋艦が追随していることを確認し、探照灯を消して島風は不敵に笑う。

 ここに来るまでに数百の砲撃、数十の魚雷が自身へ向けて放たれてきたが、けれどただの一度すら掠ることすら無く全て回避していた。

 過去、()()()()()は至近弾や機銃による機体へのダメージにより、浸水、航行不能へと至り、最終的に機関部の過加熱により、爆発轟沈、と言う最後を辿っている。

 だが、島風は駆逐艦島風とは違う。その記憶は持っている、だが今の島風は()()()()では沈んだりしない。

 否、そもそも至近弾など当たりはしない。何故なら近寄らせることがそもそも無い。

 提督がくれた新型高温高圧缶は、妖精たちの技術により整備も万全であり、かつてのように整備不足のまま出撃するようなことも無い。

 

 そしてその最速と呼ばれる速さ故に、常に単独での運用しかされなかった彼女にとって。

 この広い海を縦横無尽に駆け巡ることができる以上、負けは無い。

 公式戦績九二勝三八敗、敵撃沈数四五。

 非公式戦績二六八勝零敗、敵撃沈数五七六。

 火野江の最終兵器と呼ばれる島風(カノジョ)にとって。

 夜戦だと言うことを考慮しても、この程度の敵では問題にすらならない。

 公式錬度九十九。艦娘の限界へと迫ったとされる、その力。

 非公式錬度百五十。その限界をも超え、前人未到の領域へと到達したその力。

 その力が今、この瞬間より、牙を向く。

 

「連装砲ちゃん、一緒に行くよ」

 

 12.7cm三連装砲が火を噴く。それが当たっているのかどうか、なんて知らない。

 とっくに探照灯は消してあるので、敵も自身も互いの姿は見えない。

 だったらどこを狙って撃っているのかと言われれば、勘だ。

 けれど、それは外れない、明らかに三連装砲の射程距離外のはずのその距離で、敵を視認することすらせず、けれどその弾丸は敵駆逐艦を確実に射抜き、沈めて行く。当たり前だが、島風がその様子を見ることは無い、けれど当たっていると確信している。否、外れるはずが無いと確信している。

 距離はまだ遠い、昼戦ですら三連装砲で敵を狙うのが困難な距離。けれど、島風は魚雷発射管を前面に押し出し。

 

「五連装酸素魚雷! いっちゃってぇー!」

 

 九三式酸素魚雷と言う大威力長射程の魚雷を五連装にしたかつて駆逐艦島風だけが持っていた秘密兵器。

 そこから発射される魚雷が夜の海を切り裂き、直進していく。

 入れ替わるように闇の奥から幾多もの魚雷がやってくるが、けれど狙いが雑過ぎて、動くことを止めた島風から遥かに反れて魚雷が通り過ぎていく。

 

「どこ狙ってるの?」

 

 当たらない雷撃、届かない砲撃、ほぼ一方的な虐殺。だがそれでも数の利とは大きい。

 敵三十八隻の内の二十六隻がここにいるのだ、いくら島風が強かろうと、けれど限度はある。

 特に、重巡と軽巡の射程は駆逐艦よりもさらに長い。駆逐艦である島風にとってこの距離を当てることは奇跡的だとしても、重巡と軽巡からすればこの距離は通常の砲撃の距離でしかないのだ。

 だから、じわじわとだが押され始める。砲撃による弾丸の雨が降り注ぐ。当たりはしない、がじわじわと後退を余儀なくされる。

 すでに目的の地点は目の前だ、だがまだそこにはたどり着けない。

 そもそも島風がここまで敵を連れてきたのは三つの意味がある。

 一つは追われている味方を助けるため敵と味方を分断する意味。

 二つはこちらに注意をひきつけ、敵に鎮守府を発見させない意味。

 そして、三つは集結した味方艦隊の元まで敵をおびき出す意味。

 

 一つ目と二つ目はすでに解決している、追われていた味方から敵は引き剥がしたし、残った敵も響が上手くやっているだろう。鎮守府はすでに通り過ぎているので、敵に襲われる心配も無い。

 問題は三つ目だ。これは味方の集合にあわせて移動をしなければ、少数の味方の元へ二十を超える敵を連れて行っても各個撃破されるだけだった。

 だからこそ、ここで敵を留めておく必要があった。

 夜闇の海上を自慢の足で素早く移動しながら、敵の的を散らさせる。

 時折、探照灯を点灯させ、こちらがまだいることを知らせると同時に、敵の位置を確認する。

 そうして、避わした弾丸が千へと至ろうと言う、その時。

 海上移動のために必須であるはずの燃料がそろそろ底が見え始め、島風がやや焦りを覚えたその時。

 

『まだ生きてるな? 味方艦隊集結完了、もう一度言う、味方艦隊集結完了だ! すぐに集合地点へ急げ』

 

 聞こえた通信に笑う。ようやくか、と。

 

「おっそーい! いつまでかかってるのよ」

 

 自身だったらこんなにかかることは無かったのにな、と思いつつ、それを他人へ強制するのは不可能だと分かっているから、それを言うことは無い。

 だがとにかく、これで目標は完遂した。後は集合地点へと急ぐだけだ。

 幸い、と言うべきか、目と鼻の先の距離である、少なくとも自分にとっては。

 燃料も尽きる前で助かった、そんな風に安堵の息を漏らす。

 

 だから、一瞬気づくのが遅れた。

 

 自身へ向けて伸びる、一直線のソレに。

 

 目を見開く。

 

 けれど。

 

 ()()

 

「あの娘の台詞じゃないけどさ」

 

 連装砲を伸びるソレへ向け。

 

「島風は沈まないよ」

 

 撃つ。

 

 海中を進む魚雷へ、けれど連装砲から撃たれた弾丸が直撃し。

 

 爆発する。

 

 その光景に背を向けながら、島風が再び海上を滑り出す。

 

「もう…………提督を独りにさせないから、だから」

 

 呟き、そして海上を駆けた。

 

 

 * * *

 

 

 暗い暗い海上を独り進んでいく。

 怖い、と素直に思う。少女、暁にとって、戦いとは仲間と艦隊を組んで戦うことが当たり前であり、たった一人での戦闘などしたこともなかった。

 大丈夫なのだろうか、そんな不安に押し潰されそうになる心はけれど、決して潰されはしない。

「……………………みんなのために、やらなくちゃいけないのよね」

 自身へと語りかけるように独り呟き、そうしてきゅっと拳を握る。

 怖い、怖い、怖い、怖い、怖い。当たり前だ、先ほどまでこの一寸先すら見えないような闇の中を仲間と共に生死を賭けて…………文字通り、命がけで逃げていたのだ。

 だと言うのに、その海域へと、今度は自らの足で赴かなければならなかったその心境など、言うに及ばずである。

 否、赴かなければならなかった、などと言う言い方は間違いだ。

 確かに暁は自ら選んだ。否と言えばあの鎮守府で傷を癒すことだってできた、仲間と共に休むことはできた。

 だがそれを蹴って自らこの海へと足を踏み出したのは暁自身だ。

 

 理由は二つある。

 

 一つは仲間の安全を確保するためだ。

 長門と瑞鳳は現在、逃げ込んだ先の鎮守府で入渠している。最低でも十時間は戦線に復帰することは不可能だろう。特に瑞鳳の傷が酷い、死んでしまう一歩手前だと言われても納得できるほどに激しく大破している。

 少なくとも、丸一日か、それ以上の入渠に、最低一ヶ月以上に療養は必須となるだろう。

 だが自身たちを追ってきた、そして彼女たちが引き付けてくれた深海棲艦たちがいつあの鎮守府へとやってくるか分からない。しかも鎮守府に所属する唯一の艦娘が出払っている以上、あの鎮守府にはもう防衛能力が無いことは明白だ。戦艦一隻でもやってくればあっさりと落ちるだろう。

 だからこそこちらから打って出て、敵を鎮守府に近づけさせないようにしなければならない。

 

 と言うのが建前である。

 一つ目の理由だけなら、鎮守府周辺を哨戒していればいいだけの話だ。敵を早期に発見し、交戦すればいい。こちらから打って出るにしても、こんな海域の奥地まで行く必要は無い。

 

 理由は二つ、と言ったが、暁にとって本当に重要なのは二つ目だった。

 

 二つ目の理由、それは…………自身の姉妹艦である響のことだった。

 助けなければいけない。それは最早本能とも言って良かった。

 ただただ心配だった。ただただ無事を願った。

 そして自身のやることが響のためになると知ってしまったら。

 

 最早選択に否は無かった。

 

「あの子…………ずっとこんな気持ちで戦ってたの?」

 海上にたった独りと言う不安。頼れる仲間がいないと言う孤独。自身の敗北が鎮守府の陥落にすら直結しかねない重圧。

 たった一度の戦闘ですら自身はこんなにも苦しいのに、こんなにも寂しいのに、こんなにも怖いのに。

 これまで何度も、何度も、そうやって戦ってきたのだ。

 守るために、今度こそ、守るために。

 

 ()()()()は、特Ⅲ型駆逐艦の中で最も最初に沈んだ艦だ。

 

 だから、自身がいなくなった後の姉妹艦たちのことは、話の中でしか知り得ない。

 最初にいなくなってしまった自分には分からない。最も大切だったものたちが次々といなくなっていくその気持ちが。自分には分からない、目の前で大切なものが消えていくその気持ちが。自分には分からない、自分だけが最後まで生き残ってしまったその気持ちが。

 けれど、想像することはできた。何せ姉妹のことなのだ、自身にとっても最も大切な姉妹たちのことなのだ。

 

 実感できなくとも(わからなくとも)理解できない(わからない)はずがない。

 

 ヴェールヌイと、名を変えてまで戦うその意味を、自身は理解できてしまった。

 それだけのものを負わせてしまったのだと、理解できてしまった。

 沈み、もうどうにもならなかった過去(かつて)ではない。

 今自身の手には戦うための武器がある、海の上を疾るための足がある。

 だったら、行くしかないではないか。

 

 守るために…………共に戦い、大切な妹のその心を守るために、戦い抜くしかないではないか。

 

 与えられた役割はたった一つ。

 絶対にやらなければいけないこともただ一つ。

 

 戦い、勝利し、生き残ること。

 

「今度は一緒よ…………響」

 

 呟き、そして眼前の敵へ向けて、冷徹な視線と共に砲を向けた。

 

 

 * * *

 

 

 決着は早々に訪れた。

 

「片手落ち…………と言うのかな、こういうのは」

 

 居並ぶ深海棲艦の戦艦たちを前に、一人静かに笑う。

 予定通り、島々の密集地帯を抜け、珊瑚の岩礁地帯へとたどり着き、そして最後のラストスパート、味方艦隊へとの集合地点まであと一息、そんな時だった。

 戦艦の砲撃が真横を通過していく、そんな精神を削るような攻撃に、たった一度だけ生まれた隙。

 気づけば敵の砲撃が直撃、機関部が大破し瞬く間に海上を移動するその速度が落ちた。

 あと少しだった。あと数分で集合地点へと到達していたはずだった。

 だがよりによって機関部がやられた、これでもう自身は歩くほどの速度でしか進むことしかできない。航海不能になるよりはマシと言った程度だが、この状況に置いてはほぼ誤差である。

 当たり前だが、そんな状態の自身が戦艦たちから逃げられるはずも無い。

 敵が近づいてくる。確実に当てるために、かは知らないが。

 

「最後に一隻でも道連れにはできそう、かな?」

 

 最早この期に及んで生還できるなどとは思っていない。

 いくらなんでも詰んでいる。独力でどうこうできる状況ではない。

 所詮は艦、いつかは沈むのも分かっている。

 

Извините.(イズヴィニーチェ)…………ごめんなさい、司令官」

 

 通話越しに呟く声に力は無い。満ちていたのは諦観の声。

 同時に、戦艦たちの主砲がこちらを向く。もう外すことのないその距離。

 最後の抵抗とばかりに魚雷発射管を敵へと向け。

 

『諦めるなこのバカ!』

 

 唐突に聞こえた声。

 

 そして。

 

 空から光が降ってきた。

 

 

 

 艦載機? 空と言うものから想像したのはソレ。

 けれどそれはやけにゆっくりと落ちてくる。気づけば深海棲艦たちもソレに目を奪われ、こちらを見ていなかった。

 と、その時、とんとん、と肩を叩かれ、はっと我に返る。

 そして、振り向いたそこに。

 

「響、大丈夫?」

 

 島風がいた。どうしてここに? 思ったのはそんなこと。

 けれど、島風は自身の状態を把握したのか、そのまま自身の手を引いて走りだす。海上に浮くことで精一杯な自身はバランスを保つのが精一杯で、後ろの敵を気にかけている暇すら無い。

 ふと自身の真横に降ってきたその光を間近で見て、ようやくその正体を知る。

 

 小さな小さな気球だった。まるで子供の玩具のような。それが空に何十、何百と浮いていた。

 

「これって何?」

 島風が空を見ながら呟く。その頃、ようやく深海棲艦たちがこちらに気づき、砲撃を撃って来たが、すでに距離が開けてしまったこの状況ではそう簡単には当たらなくなっていた。

「島風…………敵が」

 そんな自身の言葉に、島風が笑う、もう大丈夫、と言わんばかりのその笑みに、思わず呆気に取られ。

 

 ズドォォォォン、と()()()()砲撃音が響く。

 

「もう、みんな遅いから困っちゃうよねー」

 

 島風が味方の艦隊を連れてきたのだと、そう気づいた瞬間。

 

 ドドドドドドドドドドドドドドドドドドド、と言う続きに続き、最早一つの音の羅列となってしまった砲撃音が響く。

 

 ふと後ろを見れば、次々と着弾し、敵が沈んでいく。

 

 呆然とした様子のまま、それを眺める自身の下に、ピロン、と先ほど切ったばかりの通信の音が入る。

 

 ほぼ反射的にスイッチを入れ、通話状態へと移行し。

 

『なんとか間に合ったか…………大丈夫だな? 生きてるよな?』

 

「あ…………ああ、うん。大丈夫だよ」

 

 自身の言葉に、通話越しに司令官が息を吐いた。

 

「これで…………終わり?」

 

 どこかそれを信じられない自身の言葉に、けれど司令官が、ああ、と前置きして、言った。

 

победа(パビエーダ)(俺たちの勝ちだ)』

 

 

 




誰だよ、エピローグも書くとか言ったの(お前だよ)。
あと一話、次が第一章エピローグです。今回はタイトル決まってるから楽。


>>あの気球何の意味があったの?
敵の的になればいいなあと思って提督さんがやったけど、落下速度遅すぎてすぐに脅威として見られなくなった。ただ注意を反らせて結果的にヴェールヌイ助かったので結果おk。要するに提督さんの保険。

>>なんであの気球はあのタイミングで落ちてきたの?
ちゃんと天候データ欲しいって準備段階で言ってたでしょ?
まさか気象予報士の資格がこんなところで役立つとは、とは提督さんの言(適当)

>>ぜかまし強すぎない?
え? だって艦これで島風って最初からチートじゃね?

>>あの娘の台詞じゃないけどさ、ってどの子?
僕は死にませーん、じゃないけど、そんなこと言ってるげっ歯類がいたはず。

>>暁ちゃん可愛い!
暁ちゃんを撫で撫でしたい!
「頭をなでなでしないでよ!もう子供じゃないって言ってるでしょ!」

>>こんな終わり方でいいの?
水代にはもうこれが限界だった。そもそもどうやって解決するかも考えずに、ノリと勢いで深海棲艦の大軍なんて出したから、どうやって勝つのかまったく思いつかずにこんなにも時間かかった。
もうご都合主義で許して(

>>ヴェールヌイprpr
ヴェールヌイ可愛い、でも水代の嫁は弥生だけなんだ(



因みに某ドラマCDだと、暁型って姉妹っていうより友人ぽかったけど、この小説内では姉妹設定でヨロです。

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