星々の名をたずね   作:さんかく日記

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【IF】新たなる旅路【マルチエンド】

ハイネセンの軍港に降り立ったミッターマイヤーは、郊外へと続く道を運転手付きの地上車でひた走っていた。

銀河帝国の国務尚書である彼に対し、護衛車をつけるようにと部下が進言したが、ミッターマイヤーはそれを断った。

特殊な加工を施した公用車ではあるが、ローエングラム王朝の国旗も掲げていない。

非公式の訪問であることを一応の理由としたが、その本当の理由は──旧い友人に会いに行くにあたり、大袈裟に体裁を整えるようなことはしたくなかったからだ。

 

ローエングラム王朝が成立し、5年目の夏をすぐそこに控えている。

しかし、この年の6月に行われた建国記念の式典は、決して明るいだけのものとは言えなかった。

ゴールデンバウム王朝の打倒を成し遂げた新皇帝が、あまりにも短いその生涯を閉じて早二年、幼帝の母であり摂政であるヒルダと国務尚書のミッターマイヤー、歴戦の将たる元帥たちによって新体制が築かれつつある。

しかし、先帝に集中していた権限の委譲だけでも莫大な時間と労力を要し、また、政治家や官僚たちの干渉もあり、内情は決して安定したものとは言い難いのが現状であった。

 

16歳で士官学校に入って以来、人生の半分を軍属として過してきたミッターマイヤー自身、正直なところ執政に関する知識は十分とは言えない。

とはいえ、自信のない素振りでも見せようものなら、長年宮廷を住処としてきた魑魅魍魎のような政治家たちの餌食になるのは目に見えている。

軍人らしい毅然とした態度で振る舞いながら、しかし「艦隊の運用であれば誰にも負けないのに」という他人に言えぬ愚痴を心の内に封じ込めることに必死だった。

 

摂政のヒルダは、聡明とはいえあまりに若い。

加えて幼帝の教育にも当たらなければならない身である。

提督時代を共にしてきた僚友たちであればミッターマイヤーの悩みを理解してくれるのかもしれないが、「首席元帥」の称号を持つ彼自身が安易な甘えを許さなかった。

 

「彼がいてくれれば」、とこの二年間に何度も思った。

無二の親友である彼に対してなら、酒を飲みながら何事も気安く打ち明けることができただろうし、それ以上に、

 

(俺などより、余程この任に相応しい。)

彼ならば、優れた政治手腕で難局を乗り切ることができたはずだと思ってしまう。

一番自信のある艦隊の運用でさえ、もしかしたら彼には敵わないかもしれないのに、と。

 

そう思いながら決して口に出さなかったのは、誰にも弱気を見せたくなかったからだけではない。

ミッターマイヤーが心より求める親友は遠くハイネセンに在り、要職はおろかどんな公職にさえ就いていない。

ローエングラム王朝の黎明期に生じた先帝と忠臣とのすれ違いは、臣下がその職を辞すことで決着した。

予備役からの復帰という筋書きを先帝は描いていたようであったが、歴戦の宿将であったはずの彼は完全に軍務から離れたいと申し出た。

権力から遠ざかることで自身の無欲を示そうと考えたのかもしれないし、あるいは、一度向けられた疑いはいつ再び不穏の種となるかわからないと新王朝の未来を慮ったのかもしれない。

彼は親友であるミッターマイヤーにさえ本心を語らず、以来二年半の間、その後の様子さえ知らされていない。

冤罪であったとはいえ謀反人の汚名を受けて表舞台を退いた男と新帝国の国務尚書とでは、かつてのように友誼を温め続けることは難しかった。

 

会いたいと願いながらそれを口に出来ずにいたミッターマイヤーに、「あなたの親友にご相談されては」と言ったのは、新帝国七元帥の一人であるエルネスト・メックリンガーだった。

勇敢であるだけでなくバランス感覚に長けた参謀役でもあった彼もまた、ローエングラム王朝の現状を案じている一人であった。

ミッターマイヤーが二つ返事でフェザーンを飛び出してきたのは、何もメックリンガーの進言を待っていたからではない。

 

ローエングラム王朝によって統一された新銀河帝国の中にあって、未だ自治権を主張し武装を解除しようとしない唯一の政治的組織、「イゼルローン共和政府」との膠着状態がいよいよ打開し難いものとなりつつあったからだ。

新銀河帝国は、国家としてのイゼルローンを勿論認めていない。

しかし、彼らは指導者のフレデリカ・グリーンヒル・ヤン、司令官のユリアン・ミンツを筆頭に「共和制国家」を名乗り、一歩も引かずにいる。

物資の輸送経路の遮断や政治的な孤立をはかるための情報工作等、様々に試みてはきたものの、旧同盟領からの密かな支援もあり、彼らはそれをすり抜けてしまう。

緊張の糸は張り詰め、ついに軍事的衝突は目前という状況が迫っていた。

 

不安定な内政下の遠征が新帝国の混乱を招くことは自明であり、ようやく落ち着き始めた旧同盟領土が再びクーデターやテロといった暴力の渦中に逆戻りする可能性も極めて高い。

軍人出身のミッターマイヤーだが、再びの戦火を望まない気持ちは多くの人民と同じであった。

 

ハイネセン等の「新領土」には、帝国併合以来「総督府」が置かれており、新帝国皇帝の親政には至っていない。

総督府の長は、創設時に民政長官を務めていたユリウス・エルスハイマーで、軍事部門はベルゲングリューン査閲監が引き続き担っている。

メックリンガーの進言を受けたミッターマイヤーは、すぐさま彼らに連絡を取ると、旧友との再会を果たすため自らハイネセンへとやってきたのだった。

 

 

美しく整えられた沿道の農地にミッターマイヤーが目を向けた時、目的地に近づいていることを彼の部下が知らせて寄越した。

巨大なビルの建ち並ぶハイネセンから数時間とは思えぬほどに、のどかな田舎の景色が広がっている。

青々と茂る草は牧草だろうか、その隣には農作物が植えられた畑が広がっており、その上空を中型のドローンが巡回しているアンバランスさがなんとも不思議な印象を与えていた。

ふと気がつけば、先ほどまであった車の揺れが収まっており、行く先を見ると、いつの間にか広くなった道幅と綺麗に舗装された車道とが目に入った。

その先に、石造りの壁が張り巡らされた街が見える。

 

街の入り口を車が通り抜けたところで、ミッターマイヤーは運転手に声をかけた。

急ぎの用件で来たつもりだったが、目の前にある景色の美しさについ車を降りて歩きたくなってしまったのだ。

 

「ここからは歩いて行く。」

自らサイドドアをあける国務尚書を部下が引き留めるが、彼は構わずに街の通りへと歩を進めた。

 

石造りの家の並ぶ古い町並み、石塀の外側まで敷かれていたアスファルトの道路ではなく整えられた石畳が、歩くミッターマイヤーを中心部へと誘う。

途中、小川を渡る。

さらに歩みを進めると、それが小川ではなく街に張り巡らされた小さな運河であることがわかった。

運河沿いに茂る夏の木々、その木漏れ日を受ける木組みのベンチに住人と思しき人々が腰掛けて談笑している。

水辺に浮かぶボートや蔦の葉の緑が眩しい石塀の家屋、夏の花々が彩るフラワーポッドが飾られた窓辺、絵本の中から抜け出てきたような美しい世界に、ミッターマイヤーは目を奪われた。

 

中心部の広場を抜け、丘陵へと続く道を歩く。

街道沿いには小ぶりの店舗が続き、華やかなディスプレイが施された店頭や行き交う人々の服装を見れば、暮らし向きの豊かさがはっきりと見て取れる。

立ち並ぶ店の途切れた先、緩やかな坂の上に一層見事な邸宅が建っていた。

 

ミッターマイヤーは、確かな足取りで丘の上に立つ屋敷を目指して進んだ。

脇に目をやれば、運河の水源となっているらしい湖が、夏の日差しを受けて硝子のように輝いている。

その湖を見下ろす場所に、目的の邸宅があった。

 

使用人に案内されて、屋敷の奥へ向かえば──求め続けた人がそこにいた。

 

「早かったと言うべきか、遅かったと言うべきか。難しいところだな、ミッターマイヤー。」

書斎の奥に設えられた重厚な執務机から立ち上がり、彼は言った。

ミッターマイヤーの知る頃のままの怜悧さと優雅さを兼ね備えた仕草で彼は歩み寄り、

 

「だが、よく来てくれた。」

真っ直ぐに伸ばした右手で、親友の手を握った。

変わらぬ力強さに、こみ上げるものがある。

権力を持つほどに深まった孤独を和らげてくれるのは、やはりこの男だけだと思った。

 

「ロイエンタール……!」

見慣れた軍服姿でこそないものの、ミッターマイヤーが求めていた彼が確かにそこに在り、共に宇宙を駆けた頃と同じ友情を持って親友を待っていた。

 

「一杯飲むか」とロイエンタールは変わらない調子で言ったが、頷きそうになるのを堪えてミッターマイヤーは慌てて首を振った。

安堵と懐かしさで大事な任務さえ忘れてしまいそうだったと、つい苦笑した。

彼の隣にいると、つい本心に返ってしまう。

軍務の中で出会った友ではあるが、夢も野望も、愚痴さえも共有し、胸襟を開いて語り合える唯一人の相手だった。

 

「是非そうしたいところだが、まずは卿に伝えなければならんことがある。」

頼みがあって来たのだと告げるが、相手もそれを承知していたらしい。

 

「卿たっての頼みならば、例え何であろうと引き受けぬわけにはいかんだろうな。」

「おおかた俺の予想通りだろうがな」と彼は皮肉屋の笑みを見せて、

 

「行ってくれるのか、イゼルローンに……!」

悩む様子さえ見せずに頷いたロイエンタールに、ミッターマイヤーは大きく安堵の息を吐いた。

 

「とはいえ、許可を得ねばならん相手が一人だけいる。」

事もなげに告げられた言葉だったが、ミッターマイヤーは思わず「あっ」と声を上げた。

急に落ち着きをなくした友人に向かい、ロイエンタールが喉を鳴らして笑う。

 

「そう浮ついていては、国務尚書の威厳が台無しだぞ。」

 

「しかし……!」

遠くフェザーンよりわざわざハイネセンまでやってきた理由。

それは、ロイエンタールにイゼルローンのことを相談するためであったが、それが正しい道であるかは、もう一人に尋ねないことには判断できない。

 

「街に図書館を作るのだと言って、放っておけば夜まで帰ってこない。迎えに行くか?」

 

「あ、ああ!」

俄に緊張した表情になるミッターマイヤーを見て、呆れたようにロイエンタールが笑う。

 

「まあ、気の強い女ではあるが、そう身構えることもあるまい。」

一層可笑しそうに笑う彼に連れられて屋敷を出ると、ミッターマイヤーは元来た道を引き返すことになった。

 

「美しい街だ。」

思ったことを素直に告げると、ロイエンタールが満足そうに目を細める。

 

「卿が管理しているのか?」

 

「いや。だが、何もせずにはいられん性格のようでな。」

一切の公職に就かないことを彼は先帝に対して誓っており、主君亡き後もその誓いを忠実に守っている。

しかし、街の発展を見れば、有能な執政官の手が入っているのは確かで、ロイエンタールが何らかの助言を行っているであろうことは容易に推察された。

 

 

湖を眼下に伺いながら勾配を下ると、再び店舗が軒を連ねる通りに戻ってくる。

店先の人々が気軽にロイエンタールに挨拶をし、彼が応える様を興味深く眺めながら、ミッターマイヤーもそれに倣った。

この宇宙の最高権力者が目の前にいるとは夢にも思っていない様子の人々を見ると、あるいはロイエンタールが何者であるかも彼らは知らないのかもしれないとふと思う。

そう思えるくらいに、今のロイエンタールは街の景色によく馴染んでいた。

 

「この通りの奥の屋敷を買い取って改装している。」

街の中心にある広場を右手に降りると、何台かの地上車が門前に止まる建物があった。

業者らしき人間が本の束を抱えて出入りする様子を見れば、そこが目的の場所のようである。

 

「どんな……女性なのだ。」

ミッターマイヤーは、ついに思っていたことを聞いた。

吐き出してしまえば何ということのない台詞だが、彼がこの質問を最初に尋ね損なったのは、反逆の疑いをかけられたロイエンタールを連れてフェザーンに戻る旗艦の中でのことなのだから、実に気の長い話である。

それを告げたミッターマイヤーに「そんなに気になるなら聞けば良かったものを」ロイエンタールは呆れたが、彼は屋敷の入口の前で足を止めた。

 

「そうだな。」

その横顔に浮かぶ穏やかな笑みを見つめながら、ミッターマイヤーは答えを待った。

 

「この俺を許せるほどに忍耐強く、この俺を飽きさせぬ程度には美しい。そして、俺を説き伏せただけの気の強さがある。そんな女だ。」

漁色家のくせに女嫌いで、ともすれば女性を憎んでいるようにさえ見えたこの男の心を捕らえた女性とは、一体どんな人なのだろう。

何度想像しても納得のいく答えを得られなかったミッターマイヤーだったが、ついにその人と対面する時がやってきたことに、感慨深さやら正体不明の気恥ずかしさやらのごちゃごちゃとした気分を感じていた。

 

「ジーン、邪魔をするぞ。」

業者たちが忙しなく出入りする屋敷は、居宅としての壁がすっかり取り払われて木目の書棚が天井までを埋めている。

その奥に、彼女はいた。

 

振り返る彼女の髪が揺れ、知的な光を宿した瞳が、彼女の夫と来訪者を交互に見る。

「気が強い」と言ったロイエンタールの言葉を感じさせる要素は伺い知れなかったが、確かに彼の言う通りの美しい女性であった。

しかし、ミッターマイヤーが目を見張った理由はそれだけではない。

 

「お父さま!」

ロイエンタールの足下に駆け寄った小さな姿。

彼と同じダークブラウンの髪をした少年は、ミッターマイヤーを見上げて「だあれ」と透き通るような青い目で問いかけた。

 

「お父さまの古い友達だよ、フェリックス。」

少年を抱き上げるロイエンタールの手の優しげな動きに驚かされ、「こんにちは」とミッターマイヤーはかろうじて言葉を発した。

甘えるように父親に抱きついて、「こんにちは」とはにかむ少年は、およそ五歳といったところだろうか。

ロイエンタールに子どもがいることは知っていたが、それが望まぬ形で生まれた子だということもミッターマイヤーは聞かされていた。

年の頃を見れば、この少年がその子どものはずだ。

 

「僕もね、たくさんお母さまの手伝いをしたよ。」

誇らしげに告げる様子が愛らしい。

父親らしいロイエンタールの振る舞いに驚かされるが、少年の子供らしい素直さが幸せの原風景のように見えて、ミッターマイヤーも顔を綻ばせた。

 

郊外の田舎町で暮らすロイエンタールなど、どれほどの想像力をもってしても思い描けないと考えていたミッターマイヤーだったが、彼の親友はあっさりとその想像を裏切ってみせた。

美しい街で睦まじく暮らす彼らを見ると、今更戻ってくれなどと言い出す自分が厄介者に思えてくる。

 

しかし、それは杞憂であった。

 

「初めまして、ミッターマイヤー元帥閣下。」

落ちついた声音でジーンはミッターマイヤーの名を呼び、

 

「いつかいらしてくださる日を夫と楽しみにしておりましたが、思い出話をするにはまだ早すぎるようですね。」

思慮深く言葉を選んで言ってから、そっと瞳を伏せた。

 

「フレデリカたちのこと、どうかよろしくお願いいたします。」

はっきりとした口調で彼女は言い、再び顔を上げてミッターマイヤーを見た。

美しい女性だとも、穏やかなひとだとも思ったが、その瞳に映る意志の強さを見れば、それだけの女性ではないことは十分に理解できた。

 

ハイネセンで学び、政治の道を志し、一時は戦火さえ潜った彼女が、ロイエンタールを愛した理由。

ロイエンタールがこの美しいひとを求めた理由、それをミッターマイヤーは理解した。

そして、政治や権力から遠く距離を置きながらも、彼らは変わらない志を持ち続けていることを知った。

 

「ええ、必ず。あなたのもとに彼らを無事にお連れすると約束します。」

姿勢を整えて告げた国務尚書に、ジーンが黙礼する。

 

「では、行くとするか。我が妻の友人たちのもとへ。」

悠然と笑顔を湛えてロイエンタールが言い、歴史が──また動き出す。

 

 

「ところで、ロイエンタール。この後のことだが……。」

ハイネセンへと向かう地上車で、ミッターマイヤーは意を決して切り出した。

国務尚書を代わってくれとはさすがに言えないものの、せめて新領土の総督には復帰して欲しい。

それが、彼の本音だった。

ロイエンタールは笑ってそれを取り合わず、

 

「気が早いな、ミッターマイヤー。まずはイゼルローンの友人たちのことではないか。」

気持ちを逸らせる国務尚書をゆったりと窘めた。

 

「いいじゃないか、俺と卿のことだ。何事も儀礼的でなければいけないような間柄ではない。」

しかし、立場で物を言うなとミッターマイヤーが言い返せば、「仕方がないな」と言いながらただの友の顔に戻る。

 

「引き受けるのは構わんが、条件がある。」

ワインを奢れと言うくらいの軽い調子で彼は言い、しかし挑発的な視線で灰色の瞳の親友を見た。

 

「なんだ、難しいことか?」

眉を寄せて聞き返しながら、ミッターマイヤーは自分の心が軽くなるのを感じていた。

責任と孤独をやり過ごすのに苦労した昨日までとは、今はまるで違う。

 

「そうだな、実に難題だ。どうする、ミッターマイヤー。」

無理難題と言われても、むしろ難解と言われるほどにやり甲斐があると思える。

それが、彼が隣にいる心強さだった。

 

「いいだろう、やってみよう。」

 

「内容を聞かずに決めていいのか。」

さすがに笑う無二の友だが、ミッターマイヤーの心は決まっている。

 

「俺の言葉を忘れたか、ロイエンタール。」

 

「“俺と卿とで、成し得なかった何事かが今まであったか“。」

かつての言葉を告げた親友に、ロイエンタールも頷いて、

 

「そうだったな、ミッターマイヤー。」

力強い眼差しでミッターマイヤーに答えた。

 

 

イゼルローンが無血開城され、やがて宇宙は新しい政治体制の構築へと進むことになる。

銀河帝国の一国支配ではなく、専制主義と共和主義とが争う世界でもない、新しい世界へと──。

 

戦場から外交の場へと舞台を変え、英雄たちの物語は続いていく。

 

戦乱の時代から安定と発展の時代へ。

未来という無限の宇宙を駆ける彼らが、自身の人生を振り返ることができる日は──まだ少し先のことである。

 




【あとがき】
改めまして、私の拙いお話に最後までお付き合いいただいた皆さまに感謝申し上げます。
皆さまのご感想や励ましのおかげで無事に物語を完結させることができました。
読んでいただき本当にありがとうございました。

※「活動報告」に執筆者コメントとアンケートを載せていますので、よろしければご覧くださいませ。

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