こんなことなら、○話で統一しておけばよかったかな?
神野事件が終わればようやく折り返し地点(作者の中では)。
その頃にはこの小説を書いて二年目を迎える・・・あれ?
あまり進んでねぇ!
ってことは・・・単純計算で2022年秋完結?
オリジナルの話とかも書いてみたいし、週二が保てるかどうかわからないよな?
ということは、冬季オリンピック終了後くらい?
作者の心の中「ま、マジすっか?」
それから一週間。
私はテレビ番組に出演をすることになった。
それは日本だけではなく、中国やタイなどのアジア地域はもちろん、アメリカの番組にも参加した。
私はその国の言語を使い、プライベートなこと以外は答えるようにした。
個性名は統一して不明である事を貫いた。
敵に対策を取られる可能性を示唆したためである。
「体育祭の騎馬戦の際のVを見た感じですと他二人とは違い、なんといいますか・・・違いましたね?どうしてだと思いですか?」
「私自身も分かりませんが、私の個性の一つが彼の個性を阻止したのだと思います。私自身の個性ではありますが、まだまだ不明な所もあります。これからも精進していくつもりです。」
彼の個性は、霊媒師達が口を揃えて言う私の守護霊が弾き返したのだろう。
でも本当にそんなことが出来るのだろうか?
謎ではあるが、一番ありえる説とも言えよう。
全てのテレビ出演が終わり、最近目にしなかったヒーロービルボードチャートJPが載っている雑誌が目に入った。
なにげなく開いてみる。
【※注意※
この情報は老若男女1000人に三人選んで貰い、先に上がった人から3P、2P、1Pとしている。その為実際の結果とは違います。ご了承下さい。
一位オールマイト。二位シンリンカムイ。三位神の使者 Orient・・・】
私はその雑誌をそっと閉じた。
何かの見間違いだ、うん。
疲れておかしいものを見たんだろう。
○
後日。
ポーチも無事修理も終え、いつもの日常・・・ともいかなかった。
私は八木さんと一緒に移動中だ。
「「・・・」」
何も喋らないこと数分。
八木さんが痺れを切らし話を切り出した。
「まさかこうなるとは・・・全くもって予想外だよ。」
「すみません、八木さん。付いてきてもらって。」
「これも教師として当たり前だ。」
車が止まり、私達は降り立った。
そこは内閣府。
国民栄誉賞を授与されたからだ。
「まだ学生の身だ、辞退しても良かったのではないか?」
「みんなが平和の象徴と言う彼になりたいんです。そのために彼も取ったこの賞も、彼に近づく一歩だと思い取ることにしたんです。」
「・・・」
「私一人では無理かもしれませんが、私には頼れる友達がいます。悩み事を言い合える親友がいます。緑谷さんがいます。それぞれができる事をしていけば、オールマイトと同じようになれると私は思っています。」
「そうか、よく考えているな。」
(フラン視点)
「今回の作戦は失敗に終わったね。どこもかしこも神の使者、神の使者って・・・その次がステイン?私達は?」
「ステインの影に完全に消えてしまいました。」
「最悪。」
あれから何人か入りたい人が現れた。
しかしそこから出るのはステインの名だけ。
「黒霧。」
「やめておきましょう、絢香・フランドール。」
「そうだよ、フランちゃん。今度の襲撃に備えようよ。」
「そうだね、トガちゃん。今度こそオールマイトを亡き者に。」
「「ねぇ〜。」」
トガちゃん、彼女とはいい友達になれそうだ。
欠点としてはトガちゃんもステイン思考な所だろうか。
○
期末テスト一週間前、私は勉強会を開くことにした。
「そこはisではなく、wasですね。」
「なんだそれは?」
「・・・それでよく遊英に受かったわね。」
「英語はからっきしダメなんだ、数学とか理科なら得意なんだが・・・」
「それでも平均点(69点)より下なんでしょ。」
梅雨ちゃんに痛い所を突かれる。
「歴史って覚えるのが多すぎて苦手だよ〜。」
「年号は語呂合わせで覚えて、人はなんとなくで覚えれば試験の時に出てきやすいわ。」
「公式多すぎて覚えられない、どうにかして〜。」
「それぞれを分けて覚えているから、分からなくなっているかも。似たような公式を集めるとすんなり覚えられる可能性もあるよ。」
勉強会に参加しているのは、青山さん・飯田さん・切島さん・口田さん・轟さん・爆豪さん・峰田さん以外全員。
それだけの人数が集まれる場所として、百ちゃんの家の一室を借りている。
最初のうちは慣れなかったが、次第に中間テスト優秀者(梅雨ちゃん・私・緑谷さん・百ちゃん)に分からない所を聞く流れが出来始めている。
ちなみに私は、全てで満点で学年でも一番となっている。
百ちゃんも学年二位となっている。
学問はこれまでの復習のため、阿求さんでいいだろう。
問題は実技。
例年だとロボットとの対決になるらしいが、本当にそうだろうか?
○
期末テスト。
筆記を終え、一安心。
周りを見てみると、それなりに自信あるようだ。
小槌さんだけ真っ白になっていたけれど・・・
着替え終わり実技会場に着くと、九人の先生がいた。
この九人で採点していくのかな?
「お前らよく集まったな。それじゃさっそくだが演習試験を始めて行く。この試験でも筆記試験同様にしっかりと赤点もあるんだ。だからよ・・・林間合宿に全員揃って行きたかったら死に物狂いで合格を目指してくるんだな。」
もうすでに相澤先生は眼を鋭くさせて、私達を威嚇している。
そして続けざまに話す。
「お前らも情報を事前に仕入れてきてんだから、どんな内容かは把握できていると思う。」
「聞いてますよ!ロボ無双!これに尽きるってね!だから成長した俺らで倒してやりますよ!」
「そうだそうだー!そしてみんなで楽しい林間合宿ー♪」
一学期で成長した力を見せようと、二人はすでに楽観的思考に入っていた。
だが、そこで相澤の布の中から校長が顔を出してきた。
「ふっふっふー。残念だったね。諸事情あって今回から試験内容を変更しちゃうのさ!」
それで言葉を失う上鳴さんと芦戸ちゃん。
「その、校長先生・・・変更って?」
校長がそれで説明を開始する。
内容としてはやはりヴィラン連合の雄英侵入から始まるヴィランの活性化に伴い、試験内容も単調なロボ相手をするより、より実戦的な対人戦を考慮した試験内容に変更するという事。
「そういうわけさ。だから諸君にはこれから二人一組又は三人一組を組んで、今ここに集まっている教師の皆さんとそれぞれ戦ってほしい。」
「先生方と・・・ッ!?」
「対ペアの組み合わせと対戦する教師は、すでにこちらから独断で決めさせてもらっている。似た個性、傾向、成績、親密度・・・それらを吟味してすでにこちらで決めてあるから今からその組み合わせを説明していく。どんな組み合わせになっても文句は言うなよ?ヒーローになるって事は、知らない誰かと組む事も想定しないといけない。よってそういう意味でも事前に話すより直前で話した方が効果的ではある。合理的だろう?」
確かに事前に組み合わせなどできない事など、ヒーロー社会に出れば嫌と言うほど痛感する。
どんな敵に対して、どんな人と組めば対応できるのか即座の判断が要求されていく。
相性最悪な敵と遭遇してしまう可能性も、ゼロとは言えないのだ。
ペアの組み合わせが公開されていく。
まず一回戦目。
セメントス先生VS切島さん・小槌さんペア。
二回戦目。
エクトプラズム先生VS常闇さん・私・梅雨ちゃんペア。
三回戦目。
パワーローダー先生VS飯田さん・尾白さんペア。
四回戦目。
相澤先生VS轟さん・百ちゃんペア。
五回戦目。
13号先生VSお茶子ちゃん・青山さんペア。
六回戦目。
校長先生VS瀬呂ちゃん・芦戸ちゃんペア。
七回戦目。
プレゼントマイク先生VS耳郎ちゃん・口田さんペア。
八回戦目。
スナイプ先生VS葉隠ちゃん・障子さんペア。
九回戦目。
ミッドナイト先生VS上鳴さん・峰田さんペア。
そして十回戦目。
オールマイトVS緑谷さん・爆豪さんペア。
備考
・守護霊が一杯の主人公
この守護霊が個性元です。
分かりやすく例えると主人公がYouTubeの視聴者で、個性がそこにある動画といった感じ。
見たい動画(使いたい個性)を選び見る(使う)。
・ヒーロービルボードチャートJP(オリジナル)
調査時期とかいつ発表しているのか不明だったので、オリジナル要素として出してみた。
あくまで街頭による聞き取りのため、正確な順位とは違う。
・国民栄誉賞(オリジナル)
オールマイトがあんなに活躍しているのに、国から何もされていないのはあり得ないと思い追加。
・エクトプラズムと対決
なぜそこに入れたかは次回発表。
だいぶ先だけどアンケ。映画の話書いた方がいい?
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見てみたい(書いて)
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キングクリムゾンしたら?(書くな)
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映画の入る前とその後くらいで
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次回作も書かんでしょ?(鬼畜)