超次元ゲイムネプテューヌ 夢のヒーローを目指して   作:ホタチ丸

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はい、皆さんこんばんわ!
今回は前回よりも甘さは控えめ。
皆さんが気になっているであろう、夢人君の行動が明らかに。
それでは、 パーティー はじまります


パーティー

「こんなものかしらね?」

 

 ギョウカイ墓場では、赤い光から1人の少女が現れていた。

 

 暗めの青い配色の強い紫色の髪を腰まで伸ばしている少女は自分の体を確かめるように右手を握ったり開いたりしている。

 

「服は……そうね、これにしましょうかしら」

 

 少女が指を鳴らすと、体の周りに光が集まり、裸であった少女の体に黒いロココスタイルの様な幻想的な服装が現れた。

 

 服は黒を基調とし、所々に赤い色が入っているレース、フリル、リボンがふんだんに使われ、頭に黒い十字キーをモチーフにした髪飾り、髪の毛も右側だけ縦ロールとなっている、所謂、黒ロリファッションであった。

 

「さて、じゃあ行きますか」

 

 少女は自分の服装に満足そうに笑うと、ゆっくりと歩き出した。

 

 

*     *     *

 

 

 走る。

 

 アタシは今、プラネテューヌの空港から急いで教会に向かって走っている。

 

 それはアタシだけじゃない。

 

「お姉ちゃん達!! 早く!!」

 

「そんなに急がなくても彼は逃げないわよ!」

 

「ま、待ってくださいよ、ユニお姉さん!」

 

「気持ちはわかるけど、落ち着いて!」

 

 アタシは後ろを振り向いて、お姉ちゃんとフェル、ファルコムに向かって叫んだ。

 

 これが落ち着いていられるわけないじゃない!!

 

 夢人が帰ってきた!!

 

 それは昨日の夜にプラネテューヌの教会から通信で伝えられた。

 

 アタシは1秒でも早く夢人に会いたい!!

 

 もう2度と会えないと思っていた思い人が帰って来たのだ。

 

 アタシはもういてもたっても居られなかった。

 

 本当なら通信をもらってすぐにでも会いに行きたかった。

 

 でも、さすがに通信が来た時間が遅い時間だったので無理だった。

 

 代わりに、朝一番の便に乗って最速でプラネテューヌにやってきた。

 

 ……会ったら文句を言ってやるんだから。

 

 勝手に消えて何やってのよ!!

 

 アンタがいなくなってどれだけ泣いたと思ってのよ!!

 

 そして、最後におかえりって言ってやるんだから!!

 

 アタシは後ろから追いついてくるお姉ちゃん達を待つ間も足を止めずに足踏みしていた。

 

 ……早く、早く会いたいよ。

 

「落ち着きなさいって言ってるでしょ、まったく」

 

「でも……」

 

「でも、じゃないわよ。そんなに慌てなくても彼はちゃんと教会で待っているわ」

 

 お姉ちゃんはそう言うけど、アタシは早く夢人に会いたいんだ。

 

 早く彼の姿を見て、声を聞いて、ちゃんとそこにいるかを確かめたいんだ。

 

「ハア、ハア、ノワールさんも、落ち着いてください」

 

「そうだよ。ユニだってそれはわかってるんだから。それでも、早く夢人君に会いたがってる気持ちを汲んであげなよ」

 

 お姉ちゃんに叱られてちょっと落ち込んでいると、息を切らしたフェルと苦笑しているファルコムがアタシを擁護してくれた。

 

「べ、べ、別に、そんなことないわよ!?」

 

「無理しないでいいんだよ。あたしやフェルだって同じ気持ちなんだから」

 

「ボクやファルコムもお兄さんに早く会いたい気持ちは一緒ですから」

 

 う、うぅぅ、そう言われても、恥ずかしいじゃない。

 

 そ、その……好きな相手に会いたいから急いでますなんて、素直に言えるわけないじゃない!

 

 恥ずかしくなったアタシの頬はきっと真っ赤になっているだろう。

 

 走って上がった体温以外の理由で頬が熱くなっている。

 

 ……で、でも、そろそろ素直にならないと、ナナハに全部持っていかれちゃうかもしれないのよね。

 

 告白か……

 

 そう考えて、指をもじもじさせていると、フェルとファルコムが余計にほほえましい視線をアタシに向けてくる。

 

「な、なによ? 何か言いたいことでもあるって言うの?」

 

「いいや、ただそろそろ素直になってもいいんじゃないのかなって思っていただけだよ」

 

「あ、あ、あ、あ、アタシはいつだって素直よ!? 変なこと言わないでよ、ファルコム!?」

 

「ユニお姉さんも本当にわかりやすいですよね」

 

「フェルまで!?」

 

 も、もう! そんなこと言われなくてもわかってるのよ!

 

 ただ、その、タイミングって言うか……

 

 やっぱり、告白って男の人からしてもらいたいって言うか……

 

 思い出に残ることだろうし、夢見たっていいじゃない!!

 

「ユニ、あなたね。ちゃんと年上の人には、さんをつけなさい」

 

「で、でも、今までずっと呼び捨てだったし……」

 

「今までは今まで、これからはちゃんとそう言うけじめをつけなさいって言ってるのよ」

 

 ……やっぱり、そう言うけじめって必要なのかな。

 

 今まではそんなこと考えている余裕はなかったけど、今はお姉ちゃんも無事に帰ってきてくれたし、そう言うけじめをつけるべきなのかな。

 

 ハッ、もしかしてアタシってガサツなイメージがあるのかしら!?

 

 ネプギアのように年上にさんを付けた方が繊細な女の子に見えるかもしれない。

 

 きっと夢人だってガサツな女の子よりも繊細な女の子の方が言いに決まってる。

 

 ど、ど、ど、どうしよう!?

 

 で、でも、今更おかしく思われないかな?

 

 いきなりさんを付け始めたら……

 

 ……うん、何かバカにされそうな気がするわ。

 

 熱でもあるのかって額に手を当てられて、かわいそうな子を見るような目で見られそうな気がする。

 

 そんなことされたら、きっと足を踏み抜いてしまう自信がある。

 

 そうしたら、夢人からアタシへの印象は乱暴者って……

 

 って、ダメじゃない!?

 

 そもそもアタシ、夢人のこと奴隷って呼んでたじゃない!?

 

 その時点でアウトな気がしてきた。

 

 ……嫌われたりしてないわよね?

 

 もしかして、嫌々アタシと話していたのかしら。

 

 どうしよう、会うのが怖くなってきた。

 

 さっきまで熱かった体も冷たくなってきたような気がする。

 

「まあまあ、あたしは気にしてないしさ、今更さんを付けられても距離を取られたみたいでさみしく思っちゃうよ」

 

「で、でも、そう言うけじめは必要よ」

 

「本人がいいって言ってるんだからいいの」

 

「うぅぅ」

 

 アタシが夢人のことで悩んでいると、いつの間にかお姉ちゃんがファルコムに言い負かされて唸っていた。

 

 お姉ちゃんが唸っているなんて珍しい。

 

 そんなにアタシにけじめをつけさせたかったのかな?

 

「……もしかして、寂しがってます?」

 

「な、な、な、な、何を言ってるのよ!? わ、わ、わ、私は別にユニが成長しちゃって寂しいなんて思ってないわよ!? こ、こ、こ、これはね、女神としての品格の問題なのよ!? そう、品格の!?」

 

「……何ていうか、姉妹そろって」

 

「……わかりやすいですよね」

 

 ……お姉ちゃん、ごめん。

 

 フォローできそうにないかも。

 

 アタシだって今のお姉ちゃんが寂しがってるように見えるもん。

 

 お姉ちゃんを見ていると、アタシももうちょっと素直になってもいいかもしれないと思ってしまう。

 

 ……そのね、人の振り見て我が振り直せって。

 

 

*     *     *

 

 

 ちょこっとだけトラブルがあったが、無事にプラネテューヌの教会に辿り着いたアタシ達。

 

 ……ここにいるんだ。

 

 アタシはそう考えるだけで、胸の鼓動が速くなってくる。

 

 落ち着け、落ちつくのよ、アタシ。

 

 扉の前で深呼吸して落ちつこうとするが、一向に胸の鼓動は収まらない。

 

 余計に速くなっているような気がする。

 

「あら、もう来てましたの?」

 

「随分と早いわね」

 

「……そう言うあなた達も似たようなものじゃない」

 

 お姉ちゃんが扉を開けようとした時、後ろからブランさんとベールさんの声が聞こえてきた。

 

「ブランなんてルウィーからここまで大分距離があるじゃない。それなのに、こんなに早く来るなんてどうしたのよ?」

 

「妹たちが世話になった人だから。ちゃんとお礼も言わないといけないわ。それに……」

 

「お姉ちゃん、早く早く!!」

 

「早く、夢人お兄ちゃんに会いたかった」

 

「……2人とも早く会いたがっていたから。朝早くの列車で来たわ」

 

 ロムとラムはブランさんの手を引っ張りながら急かしている。

 

 2人ともアタシと同じ気持ちなんだろう。

 

「2人だけじゃないよ。アタシだって早く夢人に会いたかったんだ。会ってガツンと言ってやらないとね」

 

「がすともそうですの。あんなもの残して勝手に消えた夢人に言ってやりたいことがあるですの」

 

 ブランさん達と一緒にルウィーに行っていた日本一とがすとは口ではそう言っているが、2人とも顔は明るい。

 

 夢人が帰ってきてくれたことが嬉しいんだと思う。

 

「わたくしの方も同じですわ。ナナハがお世話になった殿方が帰って来たと聞いて、すぐにでもプラネテューヌに来たかったくらいですもの」

 

「……正直、あなたのことだから徹夜でゲームでもして昼頃か夕方頃に来るんじゃないかと思っていたわ」

 

「失礼ですわね。わたくしだって、そういつも徹夜でゲームばかりしているわけじゃありませんわ」

 

「……ごめんね、ベール姉さん。私がわがまま言ったから昨日のオンラインゲームに参加できなかったんだよね」

 

「ナナハが気にすることじゃありませんわ!! 妹の頼みを聞くのも姉の役目!! あなたはもっとわがままになってもいいんですわ!! さあ、お姉ちゃんにもっとわがままを言ってくださいまし!!」

 

 ……な、何かベールさんの印象が変わったような気がするわ。

 

 前に会った時は大人のお姉さんって雰囲気だったのに、今の様子を見ると、ちょっと残念な人に見える。

 

 ナナハもその勢いに押され気味で頬が引きつってるし……

 

「落ち着いてくださいよ、ベール様。今はそれよりも、早く夢人くんに会いましょう」

 

「そうですよ。いつまでもここで話している方が失礼になってしまいます」

 

「……そうですわね。少々取り乱してしまいましたわ」

 

「……少々どころじゃないけどね」

 

 5pb.とケイブがベールさんを何とかなだめてくれたけど、こんな人だったんだ、ベールさんって。

 

「それじゃ、開けるわね」

 

 お姉ちゃんがため息をついて扉を開けようとする。

 

 ようやく夢人に会え……

 

「……っ!?」

 

 お姉ちゃんは扉を開けようとしたが、再び閉めてしまった。

 

 しかも、一瞬凄い驚いた顔をして勢いよく扉を閉めた。

 

「ど、どうしたの?」

 

「……どうやら部屋を間違えたみたいよ」

 

「え、で、でも……」

 

「部屋を間違えたのよ。ま・ち・が・え・た・の!!」

 

 な、何でそんなに必死なの!?

 

「何やってるのよ、この部屋で間違いな……っ!?」

 

 ブランさんが呆れながらお姉ちゃんが閉めた扉を開けようとしたが、お姉ちゃんと同じように中を見てすぐに閉めてしまった。

 

「お姉ちゃん?」

 

「何してるの? 早く入ろうよ!」

 

「……ここじゃなかったみたい。ノワールの言う通り、部屋を間違えたのよ」

 

 ぶ、ブランさんまで同じことを……

 

 いったい何があったんだろう?

 

「まったく、何をふざけているんですの。ちゃんと昨日この部屋だって……っ!?」

 

 べ、ベールさんまでお姉ちゃん達と同じことを!?

 

 本当に何を見たんですか!?

 

「……わたくし、少し疲れが残っているのかもしれませんわ。聞き間違いをしてしまうだなんて」

 

「……ベール姉さん?」

 

「心配しなくても大丈夫ですわ。きっとゲームのしすぎですから」

 

「い、いや、その、何でそんなに頬が引きつっているの?」

 

 あ、本当だ。

 

 よく見てみると、扉を開けようとしたお姉ちゃん達全員が頬を引きつらせている。

 

「もー、なんで皆して閉めちゃうのよ! こうなったら、わたしが開けるわ!」

 

「ら、ラム!? ま、待って!?」

 

「待たない!」

 

 ラムがいつまで経っても部屋に入らないことで我慢の限界が来たようで、ブランさんの制止も振り切って扉を思いっきり開けてしまった。

 

 でも、これでようやく中に入れる!

 

「夢……人……?」

 

 扉を開けて部屋の中を見たラムの頬が引きつってしまった。

 

 ラムだけじゃない。

 

 扉が完全に開いてしまい、中を見た全員が頬を引きつらせている。

 

 アタシもその1人だ。

 

 だって、中には……

 

「あ、あのー、解いてくれませんか?」

 

「好きなんでしょ? 縛られるのが。ずっとそのままでいれば?」

 

「あいちゃん、そろそろ許してあげれば?」

 

「そうですよ、それにそろそろ皆さんが……あっ」

 

 ……中には布団でぐるぐる巻きに縛られたアタシの思い人、夢人の姿があった。

 

 何やってのよ、アンタは!?

 

 

*     *     * 

 

 

「……何とか助かった」

 

「大体なんで縛られてたのよ?」

 

 俺は今、ようやくぐるぐる巻きから解放された。

 

「話せば長くなるんだが……」

 

「コイツにそういう趣味があっただけよ」

 

「違うから!? 変なこと言わないでくれよ!?」

 

 そうだ、断じてそんな変な趣味はない。

 

 これには海よりも深く、山よりも高い理由が存在しているんだ。

 

 話は昨日の夜に遡る……

 

 

*     *     *

 

 

 昨日の夜、アカリのわがままを聞いてネプギアと一緒のベットに寝ることになった俺。

 

 そんな俺が平静を保てるわけがなかった。

 

 どうすんだよ、この状況!?

 

 なんでネプギアも反対しないだよ!?

 

 そ、そんな上目遣いでお願いされたら逃げられないじゃないか!?

 

 本当は土壇場で逃げようとしていたのだが、そんなこともできなくなってしまった俺はある決意をした。

 

「ネプギア、お願いがあるんだ」

 

 これは最終手段だ。

 

「ひゃ、ひゃい!? にゃ、にゃにゃんでしゅか!?」

 

「頼む、ネプギア」

 

 ネプギアは赤い顔のまま潤んだ瞳で俺を見てくる。

 

 い、今すぐ抱きしめてしまいたい!

 

 で、でも、踏ん張れ俺!!

 

「ネプギアにしか頼めないだ」

 

 そうだ、これはネプギアのためなんだ。

 

 ネプギアにしか頼めないことなんだ!

 

「俺を……俺を縛ってくれないか!!」

 

「……はい?」

 

 そう、ネプギアに手を出さないために俺は自分の動きを封じなければいけない。

 

 そのために、ネプギアには俺を縛ってもらわないといけないんだ!!

 

「え、え、そ、その、え? な、な、なんでですか?」

 

 赤い顔はそのままだが、意味がわからないと言った顔でネプギアは俺に理由を尋ねてくる。

 

 くっ、やはり、何も言わずに縛ってはくれなかったか。

 

 だが、ここで引くわけにはいかない!!

 

「じ、実は、俺……縛られてないと眠れないんだ」

 

「そ、そうだったんですか!?」

 

 こ、心が痛い。

 

 なんで自分でそんな変態的な趣味があるんですってウソついてるんだよ!?

 

 で、でも、例え俺が変態と思われようと、俺の理性がなくなってネプギアを襲ってしまう可能性がある限り、俺は退くことはできないんだ!!

 

「だ、だから、頼む!! 俺を縛ってくれ!! こう、ぐるぐるときつく!! 身動きが取れないくらいに縛りあげてくれ!!」

 

 

*     *     *

 

 

 ……と言う理由があるんだが、ここでは絶対に言えない。

 

 何故なら……

 

「違うんですか?」

 

 ウソをついた相手であるネプギア本人がいるからだ。

 

 今ここで正直にウソでしたと言えば、彼女はきっと俺のことを彼女を襲おうとした狼さんだと思われてしまう。

 

 しかも、最悪な発情期の狼さんだ。

 

 そんなことになったら、絶対に嫌われてしまう。

 

 それなら、まだ縛られる趣味がある変態として思われた方がマシだ!

 

 今までだって変態的な行動をとってきたんだ。

 

 その黒歴史が増えるだけなら、まだ何とか挽回は可能なはずだ!!

 

「そ、そ、そんなことないさ!? 俺、縛られるの大好き!!」

 

「……そ、そうですか」

 

 もう開き直ってやるよ!?

 

 どうせ俺は変態だよ!?

 

 縛られるのが大好きな変態さんなんですよ!?

 

 無理やり女の子襲うような狼さんのレッテル貼られるより何十倍、いや何百倍もマシだ!!

 

「……お兄さん、その……頑張ってください」

 

 慰めんじゃねえよ、フェル。

 

 泣けてくるじゃないか。

 

 ……本当にどうしてこうなった。

 

「……ま、まあ、ゆっくんの変態趣味は置いといて、こうして皆集まったんだし、せっかくだからパーティーしようよ!」

 

「そ、そうです。女神さん達の救出を成功したお祝いをしていなかったです!」

 

「……まあ、どこかの変態な誰かさんのせいでお祝いって雰囲気じゃなかったし」

 

 ……もう許してくれませんか。

 

 俺のハートはもうボロボロなんです。

 

 これ以上、追い打ちをかけないでください。

 

 ここに集まった皆もネプテューヌの提案に賛成なのか、誰も異論を言わない。

 

「それじゃ、パーティーの開催決定!! じゃあ、題して、わたし達&ゆっくん復活おめでとうパーティー、はっじまりー!!」

 

 名前にはツッコミどころしかないが、パーティー自体には賛成だ。

 

 俺もまた皆と話したい。

 

 俺の大好きな皆と……




という訳で、今回は以上!
まあ、いわゆるつなぎですね。
次回からようやくネプテューヌ以外の女神と絡ませられるのでお楽しみに!
それでは、 次回 「あなたといる幸せ」 をお楽しみに!

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