超次元ゲイムネプテューヌ 夢のヒーローを目指して   作:ホタチ丸

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はい、皆さんこんばんわ!
急に寒くなってガクガク震えていますが、今日も投稿しますね!
今回はリーンボックスの女神候補生をオリジナルで登場させました!
彼女の設定を考えるのが本当辛かった…
それでは、 グータラな天才 はじまります


グータラな天才

 リーンボックス裏路地に1人の少女がいた。

 

 少女は壁を背にして空を見上げていた。

 

 少女の瞳は何も映しておらず、髪はぼさぼさ、顔には泥とぶたれたような痕があった。

 

 少女の身にまとっている服は破れていたり、泥で汚れていた。

 

 そんな様子にも関わらず、少女はただ無表情に空を見上げていた。

 

「……もし」

 

 少女に声が掛けられた。

 

 少女は顔だけ声をかけた人物がいる方へと向けた。

 

「あなたは……!?」

 

 声をかけた人物は驚いた。

 

 少女と知り合いであったわけではない。

 

 ただ、それ以上に自分の知っているモノを見つけたからだ。

 

 少女は驚いている人物をただ無表情に見つめ続ける。

 

 ……その瞳は紫色に輝いていた。

 

 

*     *     *

 

 

「そう、わかったわ、これからよろしくお願いするわね」

 

 ケイブはユメ子達にほほ笑みながら言った。

 

「はい、任せてください!」

 

 黒い髪のかつらをかぶり髪を2つに縛っているユメ子、もとい、夢人は笑顔で言った。

 

 服装は青を基調にしたワンピースを着ており、膝下を覆う長いソックスを履いていた。

 

 赤い口紅で唇を強調し、頬は明るいカラーの肌色で軽く化粧をしていた。

 

「アタイ達の方こそよろしくお願いします!」

 

 緑色の髪の毛を頭の上部で一纏めにしたリン子、もとい、リンダも右手を胸に当てて言う。

 

 服装は赤いリボンを胸元で結んでいるセーラー服であるが、配色はやや暗めで、スカートは黒いものを着ている。

 

 明るい紫のアイシャドーを施しており、まつ毛も長めのつけまつ毛をしていた。

 

「おいら達もリーンボックスのために頑張るっちゅ!」

 

 顔を異様に白く染めて耳が黒いパンチュー、もとい、ワレチューも左手を振り上げて言う。

 

 ……彼は顔を白く染めただけであった。

 

「特命課で動ける人員が現在、私しかいなくて困っていたのよ」

 

 ケイブは苦笑しながら言う。

 

「そうなんですか?」

 

「そうよ、特命課は私を含めて3人しかいないのよ」

 

 ケイブはそう言って、奥のデスクに目を向ける。

 

 そこには誰も座っておらず、課長の机の上には「営業中」という札だけが残されていた。

 

「課長は主に営業に力を入れていてね、現場での働きは実質私1人の仕事だったのよ」

 

 ケイブの言葉に夢人達は冷や汗を流す。

 

「……もう1人はどうしたんですか?」

 

 リンダが恐る恐る尋ねた。

 

 ケイブはどこか諦めた表情でため息をつきながら言う。

 

「……あれは人間かどうかも怪しいわ」

 

「……どれだけひどい状況なんちゅか」

 

 特命課の状況を見て、ワレチューが冷や汗を流しながら言った。

 

「だから、特命課の主な仕事は街の警備隊と教会との橋渡し的なことだったのよ」

 

 ケイブは不安そうな表情を浮かべる3人を見て苦笑しながら言う。

 

「……でも、リーンボックスのシェアが低下している現在では犯罪行為の防止や街近くのダンジョンにいるモンスターの討伐などの仕事も多くなってきたわ」

 

 ケイブは真剣な表情で言う。

 

「そんな時だからこそ、あなた達のような志願してくれた人がいることが嬉しいわ…本当にありがとう」

 

 ケイブは3人にほほ笑みながら言う。

 

 3人はその笑顔を見て冷や汗を流しながら、苦笑いをするしかない。

 

(すっごい良心に響くんですけど!? 本当、ごめんなさい!)

 

 夢人は心の中でケイブに謝り続ける。

 

「……っと、長々と話していてもしょうがないわね」

 

 ケイブはそう言って机の上に積まれていた書類の1枚を取り出して言う。

 

「……ガペイン草原でモンスターが異常発生しているらしいわ。今日はここのモンスターの討伐をしましょう」

 

 ケイブはそう言って、自分の武器である羽根剣《鋏》を取り出して手入れをする。

 

「じゃあ、早速行きましょう」

 

 夢人達も立ち上がろうとした時に、事務所のドアが開かれた。

 

 そこには、肩までの長さにそろえた金髪の青い瞳をした少女がいた。

 

 身長はネプギアと同じぐらいであるが、胸が大きく、手足も細く長い。

 

 服装は緑色を基調としたトップスとパンツであり、へそが丸出しであった。

 

「ケイブ~、何か面白いことない?」

 

 少女は片手を口に近づけてあくびをしながらケイブに尋ねる。

 

 ケイブはそんな少女の姿に苦笑しながら言う。

 

「残念だけど、私達は今からダンジョンに行ってモンスター退治よ」

 

 ケイブは鋏を机に置き、少女に近づいて言う。

 

「だから、あなたの期待には応えられないわ、ナナハ」

 

 少女、ナナハはケイブの言葉を聞くと、事務所に設置されていたソファーに横になり始める。

 

「……だったら、ここで寝てるね」

 

 ナナハはそう言うと、目をつぶって眠ろうとする。

 

「……またチカと喧嘩したの?」

 

「……うん……チカって……いつも……うるさ……」

 

 ナナハは言葉を最後まで続けず寝てしまった。

 

「……すう……すう……」

 

 ナナハが寝てしまったのを見て、ケイブはため息をついた。

 

「まったく……」

 

「……あ、あのその子は?」

 

 ケイブは困ったようにほほ笑みながら言う。

 

「この子はナナハ……これでもリーンボックスの女神候補生なのよ」

 

 

*     *     *

 

 

 ガペイン草原

 

 リーンボックスのシェアの低下前はプラネテューヌのバーチャフォレストと同じように弱いモンスターしか出ないダンジョンであった。

 

 そのため、冒険者達からは初心者のための練習用のダンジョンのように扱われていた。

 

 しかし、リーンボックスのシェアの低下によって、強力なモンスターが徘徊するようになったため、現在は中堅からベテランの冒険者くらいしか立ち寄らないダンジョンになってしまった。

 

「……だからこそ、ここの強力なモンスターを倒すことができれば、新しく冒険者を育成できる場ができるのよ」

 

 ケイブはダンジョンに向かいながら夢人達に説明した。

 

「今のリーンボックスのシェアの状況は切迫しているわ、それこそ犯罪神への信仰を許可しなければ人々の生活にも大きな影響を与えてしまうほどにね」

 

 ケイブは眉をひそめながら言う。

 

「そんな状況を打開するためにも、今日はモンスターの討伐を優先するわ……質問はあるかしら?」

 

 ケイブは夢人達を見ながら尋ねた。

 

「はい」

 

 夢人は右腕を上げて言った。

 

「何かしら? ユメ子」

 

「……どうして私はこの子を背負って運んでいるのでしょうか?」

 

「……すう……すう……」

 

 夢人はナナハを背負って歩いていた。

 

 ナナハは背負われているにも関わらず、起きる気配がなく眠り続ける。

 

「ナナハにも手伝ってもらうためよ」

 

 ケイブは苦笑しながら、ナナハの頬を優しくなでる。

 

 ナナハはなでられて嬉しそうに頬を緩める。

 

「この子の実力は本物よ……けれども」

 

 ケイブは言葉を続ける。

 

「この子には自覚がないのよ……女神としてのね」

 

 ケイブは悲しそうな表情を浮かべて言った。

 

 

*     *     *

 

 

「はああああ!」

 

 ケイブは鋏でモンスターを斬り倒していく。

 

「うおりゃ!」

 

 リンダもケイブに続くように刀でモンスターを斬り倒していく。

 

「喰らうっちゅ!」

 

 ワレチューは短い手足でありながらも、魔力を込めた攻撃でモンスター達の動きを封じるように立ち回る。

 

「痛!? やめ!? やめてくれ!?」

 

 ……夢人はモンスターに群がられて袋叩きにあっていた。

 

「……すう……すう……」

 

 ナナハは近くの大木を背に眠り続けていた。

 

「はああああ!」

 

 ケイブは夢人に群がっていたモンスターを鋏で吹き飛ばしていく。

 

「大丈夫?」

 

 ケイブは周りを警戒しながら夢人に尋ねる。

 

「な、何とか」

 

 夢人はボロボロになりながらも木刀を支えに立ちあがる。

 

「ったく、何であんなモンスターも倒せねぇンだよ?」

 

「そうっちゅよ、おいらでも勝てる相手なのに」

 

「お、いや、私だってがんばってるんだけど……」

 

 夢人はリンダとワレチューから目線を外しながら応える。

 

「……おしゃべりはここまでのようね」

 

「ギャオオオオオオオン!!」

 

 ケイブがそう言った瞬間、ダンジョンの奥でモンスターの叫び声が響いてきた。

 

「あ、あれって!?」

 

 夢人は目の前にやって来たモンスターに見覚えがあった。

 

 エンシェントドラゴン

 

 かつて、ラステイションにいた時に対峙したことがあったモンスターである。

 

「……あれはちょっと厄介だなぁ」

 

「……さすがに危険種には準備が必要っちゅよ? ここは一旦退くべきじゃないっちゅか?」

 

 リンダとワレチューもエンシェントドラゴンを見て冷や汗を流しながらケイブの指示を待つ。

 

「……問題ないわ」

 

 ケイブは鋏をしまうと、寝ているナナハに声をかける。

 

「ナナハ、起きているんでしょ?」

 

「……お仕事?」

 

 ケイブに声を掛けられた途端に、ナナハは立ち上がりながらエンシェントドラゴンを見た。

 

「頼めるかしら? あなたなら楽勝な相手でしょうけど……」

 

「問題ないよ」

 

 ケイブが眉をひそめながら言葉を続けようとしたが、ナナハは言葉の途中でエンシェントドラゴンへと歩いて近づく。

 

「お、おい!?」

 

 夢人はナナハが無防備にエンシェントドラゴンへ近づいていることに驚いて止めようとするが、ケイブに止められる。

 

「け、ケイブさん?」

 

「大丈夫よ」

 

 夢人は困惑した顔でケイブを見るが、ケイブは苦笑しながら言った。

 

「言ったでしょ? 彼女の実力は本物だって」

 

 ケイブがそう言った時、ナナハを中心に光の柱が発生した。

 

 やがて、光が収まると『変身』を完了させたナナハの姿があった。

 

 金色であった髪の色は緑色に変わり、頭の右側で1つに纏められていた。

 

 ネプギアやロム、ラムと同じ白いプロセッサユニットであるが、露出が多く、胸を強調するようなものであった。

 

 瞳は青色から紫色になり、女神特有の特別な光彩をしていた。

 

 所々に緑色のラインが引かれているプロセッサ《スプライト型》を身に纏ったナナハは手に持っている薙刀《撫子》を構えてエンシェントドラゴンへと飛翔する。

 

「はい」

 

 ナナハは無表情のままエンシェントドラゴンへと飛翔し、撫子を上段から振り下ろして鼻先を斬り裂いた。

 

「ギャオオオオン!?」

 

 ナナハは簡単にエンシェントドラゴンの皮膚を切り裂いていく。

 

 エンシェントドラゴンはナナハに攻撃しようと、腕や尻尾を振り回すが、ナナハはそれを余裕で避けながらも表情を変えずに言う。

 

「さっさと終わりにするよ」

 

 ナナハはそう言うと、撫子の先端に魔力を集中させる。

 

「スピニングブラスト」

 

 撫子の先端に風の魔法で作り上げたドリルが出来上がる。

 

 ナナハの風のドリルがエンシェントドラゴンの胸にえぐるように突き刺さった。

 

「ギャオオオオン!?」

 

 エンシェントドラゴンは胸に突き立てられた風のドリルを外そうとするが、手が弾かれてしまう。

 

「ブレイク」

 

 ナナハがそう言うと、風のドリルは爆発する。

 

「ギャオオオ……」

 

 エンシェントドラゴンは短い悲鳴をあげながら後ろへと倒れた。

 

「はい、終わり」

 

 ナナハはそれを確認すると、『変身』を解除して夢人達に向かって歩いていく。

 

「……す、すごい」

 

 夢人はナナハの実力に驚いてしまった。

 

 正直、ナナハが強いというのは信じられなかったからである。

 

 しかし、実際に目の前でエンシェントドラゴンを相手に無傷で勝利を収めたナナハを見てケイブの言葉が真実であったとわかった。

 

「ほ、ホントにアイツがやったのかよ……」

 

「信じられないっちゅ……」

 

 リンダとワレチューも『変身』前のナナハを見ていたために目の前の光景が信じられずにいた。

 

 そんな3人を見て、ケイブは苦笑しながら言う。

 

「普段はああだけど、彼女はやるときはやるのよ」

 

 ケイブはナナハを見つめて言う。

 

「彼女は天才よ……けど」

 

 ケイブは顔を俯かせて言う。

 

「……だからこそ、彼女はやる気がないのよ」

 

 ケイブは悲しそうにナナハを見続ける。

 

「それって……!?」

 

 夢人はケイブにその言葉の意味を尋ねようとするが、途中でナナハに向かって走り出した。

 

 ナナハが倒したはずのエンシェントドラゴンが動き出したからだ。

 

 エンシェントドラゴンは尻尾の先端をナナハに向けて突き出そうとしていた。

 

 ナナハはエンシェントドラゴンが動き出したことに気づかず、ゆっくりと歩いている。

 

「間に合え!」

 

 夢人はナナハを押し倒すように、ナナハに飛びつく。

 

「……ふぇ?」

 

 ナナハはそれをきょとんとした表情のまま受けて、仰向けに倒れる。

 

「くっ?!」

 

 夢人はナナハが尻尾の先端に貫かれることは回避できたが、自分の左肩が尻尾にかすってしまった。

 

 

「まだ生きてたの!?」

 

 ケイブは慌ててエンシェントドラゴンの頭を貫くように鋏を突き刺す。

 

「ギャオオオオオオオン!?」

 

 エンシェントドラゴンは頭を貫かれたため、光となって消滅した。

 

「おい!? 大丈夫か!?」

 

 夢人は自分の下にいるナナハに尋ねた。

 

 ナナハは夢人を見ながらも無表情であったが、左肩の傷を見ると腕を傷へと近づける。

 

「……痛くないの?」

 

「これくらい平気さ」

 

 夢人はナナハが無事であったことがわかると、ナナハにほほ笑んでから上から退いた。

 

 ナナハはきょとんとした表情で夢人を見ながら上半身だけ起き上がる。

 

「どうかしたか?」

 

 夢人はナナハが不思議そうに自分を見ているのが気になって尋ねる。

 

「どうして頑張るの?」

 

 ナナハは首をかしげながら尋ねた。

 

「……え?」

 

 夢人はその言葉の意味がわからず、首をかしげる。

 

「どうして怪我をしてまで頑張るの?」

 

 ナナハは夢人に尋ねた。

 

 夢人はどうしてそんなことを尋ねるのかがわからなかった。

 

「どうしてって……君を助けるためだったんだけど?」

 

 ナナハはそれを聞いても無表情のまま言う。

 

「私の不注意でどうしてあなたが怪我をする必要があるの?」

 

 ナナハは夢人の言葉の意味がわからずに言葉を続ける。

 

「どうして?」

 

「どうしてって……」

 

 夢人はどう返答するべきかと考えていると、ケイブが近づいてきた。

 

「まずは治療が先よ……ユメ子、大丈夫かしら?」

 

 ケイブは携帯用の医療キットを取り出しながら言う。

 

「……傷は深くはないようね、これなら簡単な治療で治るわ」

 

「あ、ありがとうございます」

 

 ケイブに左肩を治療されながら、夢人はお礼を言う。

 

 ナナハはやがて興味をなくしたように歩いていってしまう。

 

「……おい、待てよ」

 

 リンダはナナハの腕を掴んで止める。

 

「なに?」

 

 ナナハは首をかしげながらリンダに尋ねた。

 

「何じゃねぇよ、テメェの不注意のせいでアイツが怪我したんだぞ? 言うことがあるんじゃねぇのか?」

 

 リンダはナナハを睨みながら言う。

 

 ナナハはリンダに睨まれているにも関わらず、首をかしげて言う。

 

「……言うこと? 別にないでしょ?」

 

 リンダはナナハの言葉を聞いてナナハをより強く睨む。

 

「あん! なんだって!」

 

 リンダがナナハに怒鳴る。

 

 しかし、ナナハはリンダの腕を振り払って言う。

 

「だって、そこの人が怪我したのはそこの人が勝手に私を助けようとしたからでしょ? だったら、なにも言う必要ないでしょ」

 

 ナナハはそれだけ言うと、リンダに背を向けて歩いていく。

 

「テメェ! 待ちやがれ!」

 

 リンダはナナハに怒鳴るが、ナナハはそれを無視して歩き続ける。

 

「あのアマ! 待ちやが……」

 

「待って、リン子」

 

 リンダがナナハに向かって走り出そうとするのをケイブが止めた。

 

「……あの子に代わって謝るわ、ごめんなさい」

 

 ケイブは申し訳なさそうにリンダを見て謝る。

 

「……けっ!」

 

 リンダはそれを見て不服そうな顔をしていたが、地面を一度強く蹴るとそっぽを向いた。

 

「……ユメ子もごめんなさい」

 

「ど、どうしてケイブさんが謝るんですか?」

 

 夢人はケイブが自分に対して申し訳なさそうに謝る姿を見て困惑してしまう。

 

「……あの子が謝らないからよ」

 

 ケイブは悲しそうに言う。

 

「さっきの続きだけど、あの子は天才よ……だから、理解できないのよ」

 

 ケイブはナナハが歩いて行った方へ視線を向けて言った。

 

「……人の心を」

 

 ケイブが視線を向けた先には、すでにナナハの姿はなかった。




ということで、今回はおしまいです!
彼女、ナナハですが、本当に設定を作るのに苦労しました
今の段階ではなく、ある程度心許した段階の設定から考えて作ったので今の段階を書くのが辛い!
ちなみに、彼女を出そうとしたきっかけは、女神候補生の巨乳キャラを作りたかったからです!
やっぱり、胸が大きいキャラって欲しいもんね!
…失礼、欲望が漏れてしまいました
彼女がこの章を通してどう変わっていくのかもお楽しみください!
それでは、 次回 「壁」 をお楽しみに!

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